2歳半。虫歯予防の家庭用フッ素剤の濃度について
相談者:
クラークキーさん (34歳:女性)
投稿日時:2010-11-15 00:44:40
先生の皆様はじめまして、こんばんは。
お忙しい所申しわけございませんが、お答えいただけましたら幸いです。
今2歳半の子供が居るのですが、家で予防処置としてフッ素入り歯磨き粉orフッ素ジェルを使用したいと考えております。
そこでフッ素濃度なのですが、ネットで調べてみた所6歳未満はフッ素濃度が500ppm以下の物が良いと書いてありました。
しかし、フッ素ジェル(ハモリン)を出しているメーカーさん、他メーカHPを見ますとフッ素濃度900ppm〜の物でも歯が生え始めたお子様から使ってもOKと書いてあったりで・・・
家庭で使用の際に、どれ位のフッ素濃度の物で何を使用するのが良いのかわからなくなってしまいました。
因みに、子供は歯磨き大好きでぶくぶくもきちんと出来ます。
今のところ、虫歯もございません。
アドバイス宜しくお願い致します。
お忙しい所申しわけございませんが、お答えいただけましたら幸いです。
今2歳半の子供が居るのですが、家で予防処置としてフッ素入り歯磨き粉orフッ素ジェルを使用したいと考えております。
そこでフッ素濃度なのですが、ネットで調べてみた所6歳未満はフッ素濃度が500ppm以下の物が良いと書いてありました。
しかし、フッ素ジェル(ハモリン)を出しているメーカーさん、他メーカHPを見ますとフッ素濃度900ppm〜の物でも歯が生え始めたお子様から使ってもOKと書いてあったりで・・・
家庭で使用の際に、どれ位のフッ素濃度の物で何を使用するのが良いのかわからなくなってしまいました。
因みに、子供は歯磨き大好きでぶくぶくもきちんと出来ます。
今のところ、虫歯もございません。
アドバイス宜しくお願い致します。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-11-15 05:34:45
クラークキーさまおはようございます。
現在むし歯が無いとの事ですね、何かフッ素以外に配慮なさっていたことはありませんか、この部分がポイントになると思います。
個人的には3歳以下のお子さんは、フッ素でむし歯予防をなさるより食べ物でなさったほうがいいと考えています。
味覚形成 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=54
むし歯ゼロファミリー http://yamadashika.jugem.jp/?eid=81
現在むし歯が無いとの事ですね、何かフッ素以外に配慮なさっていたことはありませんか、この部分がポイントになると思います。
個人的には3歳以下のお子さんは、フッ素でむし歯予防をなさるより食べ物でなさったほうがいいと考えています。
味覚形成 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=54
むし歯ゼロファミリー http://yamadashika.jugem.jp/?eid=81
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-11-15 09:57:02
そうですね…。
一般的には小児のフッ化物応用には、500ppm以下のフッ素が良いとされています。
これは、誤飲の防止と乳歯へのフッ素の取り込みが永久歯に比べ多く入ると言う事から、500ppmでも十分な効果が得られると言う事から設定されている数値だったと思います。
(スミマセン、文献が見つかりませんでした)
一般的には小児のフッ化物応用には、500ppm以下のフッ素が良いとされています。
これは、誤飲の防止と乳歯へのフッ素の取り込みが永久歯に比べ多く入ると言う事から、500ppmでも十分な効果が得られると言う事から設定されている数値だったと思います。
(スミマセン、文献が見つかりませんでした)
回答3
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2010-11-15 23:56:22
中毒の心配ですよね?
たとえば歯科医院でのフッ化物の塗布だと、年齢にかかわらず9000ppm(900じゃないですよ)程度のものを通常使います。
また、水道水に添加する場合は1ppm以下です。
大切なのは濃度ではなくて、摂取する量と頻度だと思うんですが・・・
たとえば歯科医院でのフッ化物の塗布だと、年齢にかかわらず9000ppm(900じゃないですよ)程度のものを通常使います。
また、水道水に添加する場合は1ppm以下です。
大切なのは濃度ではなくて、摂取する量と頻度だと思うんですが・・・
回答4
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2010-11-16 14:23:30
クラークキーさん、こんにちは。
歯磨剤に添加されているフッ化物の濃度と、むし歯の抑制には関連があります。
6歳以上でしたら日本で認められる範囲で最も高濃度の900ppmのものをたっぷりとお使いになられればいいのですが、6歳未満では副作用で歯牙フッ素症を起こす可能性がありますので注意が必要です。
予防の進んだスウェーデンの基準では、3歳未満は500ppmを子供の小指の爪程度の量、3歳から6歳未満は1000ppmを歯ブラシの横幅程度使用するとなっています。
イギリスでは、日本のように水道水にフッ化物が添加されていない地域の子供には、1000-1500ppmを豆粒大の量で使用するとなっています。
お子様の年齢からすると、500ppmが適当かと思いますが、もし、900ppmのものしか手に入らないようでしたら、そろそろ900ppmに移行してもいい年齢に近づいていますので、量に気をつけて使用すればよいと思います。
歯磨剤に添加されているフッ化物の濃度と、むし歯の抑制には関連があります。
6歳以上でしたら日本で認められる範囲で最も高濃度の900ppmのものをたっぷりとお使いになられればいいのですが、6歳未満では副作用で歯牙フッ素症を起こす可能性がありますので注意が必要です。
予防の進んだスウェーデンの基準では、3歳未満は500ppmを子供の小指の爪程度の量、3歳から6歳未満は1000ppmを歯ブラシの横幅程度使用するとなっています。
イギリスでは、日本のように水道水にフッ化物が添加されていない地域の子供には、1000-1500ppmを豆粒大の量で使用するとなっています。
お子様の年齢からすると、500ppmが適当かと思いますが、もし、900ppmのものしか手に入らないようでしたら、そろそろ900ppmに移行してもいい年齢に近づいていますので、量に気をつけて使用すればよいと思います。
タイトル | 2歳半。虫歯予防の家庭用フッ素剤の濃度について |
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質問者 | クラークキーさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 フッ素 歯磨きに関する疑問 子供の虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。