歯列矯正期間が長い(14年)ことによる医師への不信感

相談者: あやマロさん (24歳:女性)
投稿日時:2010-11-14 00:32:02
こんにちは。

私は現在矯正治療中なのですが、あまりに治療期間が長いことに不信感があったので相談させていただきました。


私は小学校3年生ぐらいの時から矯正治療を始め、今は24歳なのでかれこれ14年ぐらい治療に通い続けています。

あと1年ぐらいと言われてからも、3年ぐらい経っているように思います。

毎月きちんと予約した日に治療にも行っているのに、終わる気配がありません。
というか治療の要領が悪いのか、歯が動くペースがあまりにも遅いと感じます。

歯並び大分綺麗になり、現在は出っ歯なのを治す為の最終段階というところなのですが、そこから5年ぐらい経ちます。

治療内容としては奥歯から1本ずつ奥に動かしていき、少しずつ隙間を動かしていき、最後に前歯を中に入れるという内容だそうなのですが、1本動かすのに1年かかるようなペースです。

出っ歯を治すだけで、こんなにかかるものなのでしょうか?

ネットで調べると、矯正はだいたい5年あれば終わると書いてあったので、自分がこんなにも長く通い続けているのはおかしいんではないかと感じます。


ただ1つだけ、もしかしたら自分に問題があるかもしれないことがあるのですが、出っ歯が悪化しないように毎日食事する時以外は、上の前歯と下の歯をつないで引っ掛けるゴムをつけろと言われているのですが、食生活が不規則だったり仕事中に付けるのを忘れてしまったりする為現状あまりできていない状態です。

私が思うにこのゴムは悪魔で悪化させない為の措置だと思っていて、実際歯自体が全然動いていないので自分のせい以前に治療が進んでいないように思います。


社会人になっても矯正がとれないとは思っていなかったので、治療の途中でもいいので終わらせてほしいとすら思うのですが、このような場合他の歯医者さんで続きから見てもらうようなことはできないのでしょうか?
やっぱり高額な初期費用がまたかかるのでしょうか?

もっと言えば、この通い続けた時間に対して訴えるようなことはできないのでしょうか?
そういったことを相談するにはどこに行けばいいんですか?

質問ばかりで申し訳ないですが、ぜひご回答をお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-11-14 06:36:19
あやマロさま、おはようございます。

上顎前突矯正治療を小学生の頃から始めて、14年続けたにもかかわらず未だに完了しないわけですね。

私の症例で最長期間かかった上顎前突の症例では、小学校低学年からスタートして、高校3年生で矯正装置をはずしたのが1症例あります。

この方は下顎の劣成長の上顎前突だったので、下顎骨の成長を待っていたため長期間かかりましたが、思ったほど下顎骨の成長がなかったので、途中で上顎骨の成長抑制をして仕上げることに治療方針を変更したため、長期かかりました。

このように治療方針の変更をせざるを得なかった場合には仕方が無いとは思います、しかし14年治療したにもかかわらず一向に治らないのは何か原因があると思います。

個人的には、主治医の診断あるいは治療方法が間違っているのではないかと考えます、ここではこのまま続けるべきか主治医を変更すべきか判断いたしかねます。

診断能力に長けた矯正医に相談なさるのがいいように思います。


>もっと言えばこの通い続けた時間に対して訴えるようなことはできないのでしょうか?
そういったことを相談するにはどこに行けばいいんですか?

弁護士に相談なさるか、歯科医師会に相談なさるあるいは行政の相談窓口になるかと思います。

参考になさってください。

回答 回答2
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2010-11-14 08:07:25
小学校3年から矯正を始めているということですから、現在までずっと固定式の装置がついているわけではないと思います。

私どもでも矯正治療管理は10年超えることはざらで、20年越す人もいます。
もちろん保定や、予後管理期間も含んだ上での話ですが。

マルチブラケットの期間が3年越すと、かなり長いなという感覚です。

14年になるということですが、この間の治療、観察経過が不明ですので、なんともいえませんが、現在の24歳ということから考えると、かなり長いなという感じがします。

一度担当医に予約して時間をとってもらって、今までの経過、今後の見込みなどのお話を伺ってみたらいかがですか。

ゴムに関しては治療のために必要と判断して使用していただいていると思います。
お書きになっている様子ではあまり使っていないようなので、その点も担当医にお伝えください。

ゴムを使っていることを前提に治療方法を考えているはずですから、使っていない場合には、方針を変更する必要があるかもしれません。

もし担当医の話を聞いたうえで納得できないようで、あればセカンドオピニオンを求めてもいいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あやマロさん
返信日時:2010-11-16 00:29:55
ご回答いただきありがとうございます。


確かに治療方針や観察経過が不明なので、適確な判断をするのは難しいですよね。
1度他の矯正医に相談してみることにします。

ただ14年間固定式の装置ではないのでないかと書かれてましたが、確かに小学生の頃は付けはずしタイプのものをしていた時もありましたが、ほぼずっと固定式のもの(多分ブラケット)を付けています。

長期間かかった症例もあるということですが、私の場合そんな特別な治療法が必要な症状ではないように思います。
実際に高校生の頃にもうすぐ終わると言われ、それから4年は経っています。

今日も治療に行ってきたところなのですが、2時間半も治療時間がかかりました。
毎回1時間はかかったりします。
明らかに要領が悪いな、と素人の私が見てても思います。

さらに言うとその病院では助手が治療の補助をしていて、針金を締め治す作業の前に、1本ずつ針金を取る作業があると思うのですが、それを完全な素人の助手にやらせています。

「これでいいのかな」みたいなことを他の助手と言い合いながらやっていて、まるで研修中の練習台のように扱われます。

実際に助手なのか聞いたわけではないですが、14年も通っていて個人でやってる歯医者なのでそこに新しく入ってきた新人さんだな、というのが明らかに分かります。

知識も全くなく手つきも素人同然なので、やり方も痛かったりしてそうゆう面でも被害に遭っています。

今日もその作業を助手にやられたのですが、ブラケットが外れてしまいそれを付け直すのに余計な時間がかかりました。
前回も同じ失敗をされ2回目です。

助手は本当は治療をしてはいけないんですよね?
やはり現状ではそれが当たり前なのでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-11-16 11:32:39
おはようございます。


治療期間が長いのは認めます。
長い治療でご苦労も多いと思います。

しかし今後大切なのは、どのように治療を終えるなりの帰結にもっていくかです。

現状で、1回の治療に2時間半もかけるというのは、ある意味誠意のある先生なのではないかと思います。

14年治療をやっているということは、少なくとも14年の矯正治療のキャリアがある先生ですから、必要があって現在時間をかけているのではないかとも私は思います。

矯正治療の場合、患者さんが思っている状態と歯科医師が判断している状態に大きなズレがあることは、珍しくなくありますので、もしかするとそういう状態なのかもしれません。

担当の先生との人間関係を崩さないような冷静な対応がまだまだ必要と思います。

歯科医師以外のスタッフで実際治療にたずさわる者は、歯科衛生士もしくは歯科助手となります。

歯科衛生士が、針金の取り外しをしたりするのは全く問題ありません。
またブラケットがはずれるのも、私は針金のはずし方に起因することは少ないと考えています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あやマロさん
返信日時:2010-11-17 02:25:17
ご回答ありがとうございます。

確かに14年という長い間治療し続けてくれているので、その点はありがたいことだと思います。

人間関係を崩さない為にもこのまま続けていきたいとは思うのですが、やはりこれ以上時間をさいて先の見えない治療を続けていくのも正直我慢の限界なので、セカンドオピニオンを求めるか治療を終わらせようかと考えています。

どちらにせよ1度話してみる必要があると思うので、相談してみます。

相談にお答えいただき、ありがとうございました。



タイトル 歯列矯正期間が長い(14年)ことによる医師への不信感
質問者 あやマロさん
地域 非公開
年齢 24歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
歯列矯正のトラブル
歯医者への不信感
上顎前突(出っ歯)
回答者




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