素材だけが違う自費治療でもインレーをゴールドにするメリットはあるか?

相談者: はちみつれもんさん (34歳:女性)
投稿日時:2010-11-21 13:35:49
こんにちは。

奥歯7番目、銀インレーの詰め替えで通院しております。
2次虫歯のリスクを最小限におさえたいので、素材を自費のゴールドにと検討中です。

今は仮詰めの状態で次回、来院の1週間前までに素材を決めてくださいとのことです。


型どり後に素材を決めても良いことから、通院中の医院は、素材だけ自費で診療内容は保険診療と同じようです。

このような場合、歯に馴染みの良いゴールドにするメリットは十分にあるのでしょうか?


また、詰めるまでに3週間あるのですが、その間、型どりしたものに誤差は出ないのでしょうか?



治療済みの歯が多いため、できるだけ残っている歯を大事にしたいです。
よろしく、ご回答お願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-11-21 15:54:51
こんにちは。

決め付けることは出来ませんし、実際は分かりません。
あくまで個人的な印象ですが、、、


>型どり後に素材を決めても良いことから、通院中の医院は、素材だけ自費で診療内容は保険診療と同じようです。

・・という医院は多いと思います。
普通だと思います。



>このような場合、歯に馴染みの良いゴールドにするメリットは十分にあるのでしょうか?

個人的には、十分とはあまり思いません。



>また、詰めるまでに3週間あるのですが、その間、型どりしたものに誤差は出ないのでしょうか?

型どりをした後、石膏を流して模型が出来上がってしまえば、経時的な変形は心配ありませんよ。


ですが、保険の型とりの場合はコストの安い材料で型とりしますから、極力速やかに石膏を流さないと変形する一方、よく自費の場合や外国の歯科で一般的に使用する型とり材の場合は、逆に24時間以上時間をあけてから石膏を流した方が正確なものが出来ると考えられています。

流す石膏も、安価なかわりに寸法変化が少しだけ大きかったり脆かったりする石膏と、高価ですけど変形が少なくて頑丈なものなどあります。


そもそも歯を削る段階でどこまで仕上げるか微妙に差をつける先生もおられます。

大した違いではないとは思うのですが、この辺り、こだわられる先生はこだわりますし、気になると言えば気になるところですね・・。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-11-21 16:24:24
はちみつれもんさまこんにちわ。

ゴールドインレーにするかどうか迷っていらっしゃるのですね。

個人的にはゴールドの特性と窩洞外形線と咬合状態を配慮した窩洞形成をしていなければ、いずれエナメルチッピングを起こしてニ次カリエスになってしまうと考えています。

したがって幾ら適合性が良くてもエナメルチッピングを起こしてしまえばニ次カリエスは避けられないでしょう。


そのような配慮がされた窩洞形成なら問題はないと思います、参考になれば幸いです。


エナメルチッピング 
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=63


回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-11-22 19:40:19
はちみつれもんさまこんにちわ。

ご質問の内容から察しますところ歯の型は取っておられないように思うので、そのことを前提に回答させていただきます。


まず保険自費型取りの違いは保険では部分的な型取り(虫歯の前後1〜2歯)となります。
自費では全顎の型を取ります。

こうすることにより顎を横に動かした際の犬歯糸切り歯)の誘導をある程度再現できできます。


材質的にはゴールドは延展性があるので、口腔内ですり合わすことにより歯と修復物の段差をなくすことができます。
こうすることにより二次カリエスの防止に繋がります。

これは我々歯科医師がゴールとを勧める理由です。




タイトル 素材だけが違う自費治療でもインレーをゴールドにするメリットはあるか?
質問者 はちみつれもんさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ゴールドインレー(金の詰め物)
その他(保険と保険外)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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