インレーを装着した歯の内側に白い塊。レジンかセメントでしょうか?
相談者:
アルミ缶さん (26歳:男性)
投稿日時:2010-12-01 21:45:49
こんにちは。
1日前にC2程度の虫歯処置の為、左下5番・6番・7番にインレーを装着する治療を受けました。
インレーは5番・6番が連続、7番が単独です。
帰宅後、鏡で治療した歯をチェックしたところ、左下5番の内側に白いかたまりがありました。
最初ははみ出した接着剤?(セメント?)の除去忘れかと考え、自分で除去しようかと思いましたが、ひょっとしたらレジンを併用した可能性もあるかと思いそのままにしています。
ドクターからはインレーに関する説明しか受けておらず、レジン充填については、する・しないを含め説明はありませんでした。
上記を踏まえ、ご教示頂ければ幸いです。
?治療において、インレーとレジンを併用することはありますか?
?自分で除去(削り落とす)してしまっても大丈夫でしょうか?
よろしくお願い致します。
1日前にC2程度の虫歯処置の為、左下5番・6番・7番にインレーを装着する治療を受けました。
インレーは5番・6番が連続、7番が単独です。
帰宅後、鏡で治療した歯をチェックしたところ、左下5番の内側に白いかたまりがありました。
最初ははみ出した接着剤?(セメント?)の除去忘れかと考え、自分で除去しようかと思いましたが、ひょっとしたらレジンを併用した可能性もあるかと思いそのままにしています。
ドクターからはインレーに関する説明しか受けておらず、レジン充填については、する・しないを含め説明はありませんでした。
上記を踏まえ、ご教示頂ければ幸いです。
?治療において、インレーとレジンを併用することはありますか?
?自分で除去(削り落とす)してしまっても大丈夫でしょうか?
よろしくお願い致します。
回答1
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2010-12-01 21:50:59
こんばんは。
レジンとインレーを併用する事はありますが、インレーとレジンが接するような充填はいたしません。
金属とレジンはそれ程にはよく接着はしない事がその理由です。
例えば咬む面に金属のインレーを施し、頬側に出来たインレー部分とは完全に分離した部分の別の虫歯を詰めるのにレジンを使用する事はあるという事です。
なんとなくお話の流れだと確かにセメントの付着のようにも思えますが、実際にどのような部分にどんな物がついているのかが不明ですので、やはりここは歯科医院に赴きご相談なさって下さい。
レジンとインレーを併用する事はありますが、インレーとレジンが接するような充填はいたしません。
金属とレジンはそれ程にはよく接着はしない事がその理由です。
例えば咬む面に金属のインレーを施し、頬側に出来たインレー部分とは完全に分離した部分の別の虫歯を詰めるのにレジンを使用する事はあるという事です。
なんとなくお話の流れだと確かにセメントの付着のようにも思えますが、実際にどのような部分にどんな物がついているのかが不明ですので、やはりここは歯科医院に赴きご相談なさって下さい。
回答2
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-12-02 09:01:41
んんんん…。
一般的な保険治療においては田中先生の書かれている通りなのですが…
>?治療において、インレーとレジンを併用することはありますか?
僕は基本的に「全て」のインレー窩洞にレジンを併用します。
虫歯を削った後、ラバーダムをして窩洞内を次亜塩素酸で消毒、酸性水でりンスした後、一層フロアブルレジンを流し、窩洞内をコーティングします。
コーティングした上からインレーの型取りをします。
こうする事で
1 歯髄保護になる
2 次回来院時までに仮封が取れても窩洞内が汚染されない
3 アンダーカット、フリーエナメルがあっても保存できる
(必要以上に削らないで済む)
4 点角線角が無くなるので、印象面、石膏に気泡が入りにくい
5 セラミックス系の材料にとっては応力の分散になる
と言うメリットが生まれます。
そして、インレーセット時には「コンポジットプライマー」と言う前処理剤を用い、コーティング面の接着力を回復させます。
(田中先生のが書かれているように金属とレジンはそれ程にはよく接着はしないからです)
処理後にレジンセメントでインレーをセットしていきます。
この方法を「レジンコーティング」とか「レジンベース」と言いますが、非常に手間がかかる事、健康保険では採算が取れない事から、一般的には行われない事がほとんどです。
>左下5番の内側に白いかたまりがありました。
レジンコーティングまでしなくても、虫歯が深かった場合などは、神経保護のため「セメント」で窩洞内を埋めてから型取りをする事があります。
これは「裏装」と言って、教科書にも書いてある方法であり、健康保険の範囲でも行われる方法です。
また、単に「仮封材の一部が残っているだけ」と言う事もあります。
>?自分で除去(削り落とす)してしまっても大丈夫でしょうか?
上記のように「神経保護のために裏装した」とすると、神経保護の意味が無くなってしまう事と出来あがってきたインレーの内面との適合性が落ちてしまう可能性があります。
無理に削り落すようなことはせず、担当医に相談される事をお勧めします。
一般的な保険治療においては田中先生の書かれている通りなのですが…
>?治療において、インレーとレジンを併用することはありますか?
僕は基本的に「全て」のインレー窩洞にレジンを併用します。
虫歯を削った後、ラバーダムをして窩洞内を次亜塩素酸で消毒、酸性水でりンスした後、一層フロアブルレジンを流し、窩洞内をコーティングします。
コーティングした上からインレーの型取りをします。
こうする事で
1 歯髄保護になる
2 次回来院時までに仮封が取れても窩洞内が汚染されない
3 アンダーカット、フリーエナメルがあっても保存できる
(必要以上に削らないで済む)
4 点角線角が無くなるので、印象面、石膏に気泡が入りにくい
5 セラミックス系の材料にとっては応力の分散になる
と言うメリットが生まれます。
そして、インレーセット時には「コンポジットプライマー」と言う前処理剤を用い、コーティング面の接着力を回復させます。
(田中先生のが書かれているように金属とレジンはそれ程にはよく接着はしないからです)
処理後にレジンセメントでインレーをセットしていきます。
この方法を「レジンコーティング」とか「レジンベース」と言いますが、非常に手間がかかる事、健康保険では採算が取れない事から、一般的には行われない事がほとんどです。
>左下5番の内側に白いかたまりがありました。
レジンコーティングまでしなくても、虫歯が深かった場合などは、神経保護のため「セメント」で窩洞内を埋めてから型取りをする事があります。
これは「裏装」と言って、教科書にも書いてある方法であり、健康保険の範囲でも行われる方法です。
また、単に「仮封材の一部が残っているだけ」と言う事もあります。
>?自分で除去(削り落とす)してしまっても大丈夫でしょうか?
上記のように「神経保護のために裏装した」とすると、神経保護の意味が無くなってしまう事と出来あがってきたインレーの内面との適合性が落ちてしまう可能性があります。
無理に削り落すようなことはせず、担当医に相談される事をお勧めします。
回答4
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2010-12-02 10:54:56
インレーとは別の場所(例えば歯の生え際など)に虫歯があれば、その部分だけにレジン充填をすることはあります。
しかし、そのような場合「白いかたまりがありました」のように見えることは無いはずです。
インレーのセメントが残っているのかもしれません。
自分で取るよりも担当医に診てもらった方が良いと思います。
ご参考まで・・・
しかし、そのような場合「白いかたまりがありました」のように見えることは無いはずです。
インレーのセメントが残っているのかもしれません。
自分で取るよりも担当医に診てもらった方が良いと思います。
ご参考まで・・・
相談者からの返信
タイトル | インレーを装着した歯の内側に白い塊。レジンかセメントでしょうか? |
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質問者 | アルミ缶さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
詰め物、インレーのトラブル 詰め物、インレーその他 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。