矯正治療、審美歯科専門の歯科か一般歯科か迷っています

相談者: にこにこにこさん (28歳:女性)
投稿日時:2010-11-29 00:45:32
はじめまして。

下の歯の、犬歯と犬歯の間の歯がガタガタで歯並びが悪く、矯正治療をしようと思っています。

相談に行った歯科が、審美歯科専門の歯科【A】と、一般治療も行っている歯科【B】の二か所あり、どちらで治療をお願いしようか悩んでおり、アドバイスを頂きたく投稿させて頂きました。

どちらも治療方針は一緒で、顎が狭く並ぶスペースが十分にないことが原因のため、4本のうちの一番出ている左1番を1本抜き、ワイヤー矯正にてキレイに配置するという方針でした。

ただ、治療期間や、装置が違うので、その比較●と、最初に相談で訪れた時の診断内容○も合わせて記入します。


審美歯科専門の歯科(指導医の資格も持っている)【A】

●ワイヤー矯正を付ける期間は大体6〜7ヶ月位
(長く矯正装置をつけることで神経がダメになってしまうケースを何人も見てきたので、月2回のペースで来てもらって調整を行い、出来るだけ早い期間で終わらせる方針。)

保定のための、透明マウスピースを付ける期間は1年半位
(下の歯のみ内側から設置。半年は20時間。その後は半分位で。)

レントゲンと、歯周病チェック、型をとりました。
レントゲンにて神経は問題なし。歯周病は深い所は4ミリのところもあったけど、特に歯周病ではない。との診断。



一般治療も行っている歯科【B】

●ワイヤー矯正を付ける期間は大体一年位
(動きは個人差があるのでもっと短or長かも。
月1回ペースで調整)

●保定のための、透明マウスピースを付ける期間は、ワイヤー矯正をしていた期間と同程度

(透明マウスピースは上下を固定するもの(会話をしようと思うと腹話術のようになるので、出先では装着が難しい)で、就寝中+4時間が目安。その後は+1時間まで徐々に減らしていく。
それ以外の時間は何も付けない状態。)
(↑タイプのマウスピースが不便であれば、下の歯のみに内側から金属を24時間装着するタイプの固定式保定もあると説明あり。)

○レントゲンと、歯周病チェックを行いました。
レントゲンにて神経は問題なし。
歯周病は手遅れではないけど、治療はした方がいい状況ではある。
歯周病ケアをまず行い、状態が良くなってきたら、定期的な歯周病ケアと矯正治療を並行して進めていくのがいいと説明あり。

ワイヤー矯正が長いと神経がダメになるリスクが高いと聞くととても心配なので、Aがいいのかな?と思うのですが、歯周病に気づいてもらえてなかった点と、矯正治療中は虫歯になりやすいといった点を考えると、ワイヤーをつける期間が長くてもBに通った方がいいのかな?とも思い、どちらで治療を始めるべきか悩んでいます。


●神経のことを考えるとAで、矯正治療を+歯周病ケアはBで?
●虫歯になりやすさで考えるとBで、矯正治療+歯周病ケアの両方を行う?か、この状況ではどちらがいいのでしょうか??


伝えたいことがいろいろあり、説明文が長くなりすみません。

ここまで読んで下さった先生方、ありがとうございます。
ご返答頂けますよう、よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-11-29 11:22:48
まず、審美歯科専門の先生、指導医も持っているという先生は、矯正専門医で指導医の資格も持っているということでしょうか。

審美歯科ということでやられている先生と、矯正専門でやられている先生は、治療方針が一致しないことが充分ありえます。
もし矯正専門でないなら、一般歯科をやられている先生と同じような診断になることも充分考えられます。

私の意見としては、矯正専門の先生の意見を聞いていないなら、3番目の選択肢として聞かれた方が良いのではないかと思います。

また、結果同じことですが、審美という書き方をされている先生が矯正医であれば、もう1件矯正専門医の意見を聞くのがよいと思います。

また、ワイヤー矯正が長いと神経がダメになるリスクが高いというのは私には理解できません(まれに不適切な力を加えたりすれば可能性はありますが。。)。

虫歯になるリスクが高いということであり、その延長線上として神経がだめになるというのなら解りますが、矯正治療をやる場合は、その間の虫歯予防管理をある程度自分でできるような口腔清掃指導が、治療開始前にあったりすることが多いのではないかと思います。

歯周病に詳しい先生は他にもいらっしゃるとは思うのですが、私自身は4mmのポケットがあれば即座に矯正治療には入りません。

回答 回答2
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2010-11-29 18:40:53
審美歯科専門の歯科(指導医の資格も持っている)【A】

>●ワイヤー矯正を付ける期間は大体6〜7ヶ月位
>(長く矯正装置をつけることで神経がダメになってしまうケースを何人も見てきたので、月2回のペースで来てもらって調整を行い、出来るだけ早い期間で終わらせる方針。)


審美歯科専門ということですが、何の指導医でしょうか。
審美歯科というのは正式な標榜科名ではありません。

いろいろな規模のいろいろな学会が認定医や、専門医、指導医制度を作っています。母体の学会を確認されてもいいかもしれません。

矯正を希望されたなら、矯正歯科を訪れるべきだと思うのですが。
( )内の記載事項には賛同しかねます。
むしろ短期間に調整することによって、歯に過大な力がかかってしまう可能性が増えます。

ロウフリクションブラケットを使うことによって、期間を短縮できる可能性がありますが、来院間隔を短くすることはあまりしません。


両方の先生が、下顎前歯1本抜歯を提案されたのですね。
おそらく問題ないと判断されたのでしょうが、横や奥のかみ合わせには問題ないのでしょうか。
さらに前歯の噛みあわせがうまくいくのでしょうか。
上下の歯がきちんと噛み合っていないと、後戻りの可能性が増えます。

回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-11-29 19:01:09
・因みに日本歯科審美学会には、まだ指導医は一人もおられないかと・・。

・下の前歯が凸凹の場合、症例によっては、物凄く後戻りし易いことがあります。
透明マウスピース保定時間が短くなったとたんに、後戻りすることのないようにお気をつけください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: にこにこにこさん
返信日時:2010-11-29 23:03:57
先生方、丁寧なご説明とご返答ありがとうございます。

Aの審美歯科の専門の指導医についてですが、HPを見る限りでは何の指導医なのか書かれていません。

HPの経歴紹介では、大手医療法人に勤務→インプラント専門病院へ。
長く歯科臨床の現場で活躍し、ある医院の院長歴任され、その後、現在の審美美容歯科クリニックを始められたようです。

また、診療科目としては、ホワイトニング歯肉のピーリング、PMTCセラミッククラウンワイヤー矯正装置、透明マウスピース矯正装置、セラミックインレー、インプラント、ラミネートべニア、審美正義歯と書かれているので、矯正の専門というわけではないのかもしれません。


また、矯正の提案においては、Aの審美歯科では、下顎前歯1本抜歯を提案されただけでした。
これを抜いたことで、特に問題はないと説明されました。

Bの一般歯科では、上下のかみ合わせを考えると、犬歯を二本とも抜いて、空いたスペースに、今ガタガタになっている左1、2、右1、2を並べる方法がBESTとは言われました。
ただ、健康な歯を2本も抜くことに抵抗があるようであれば、下顎前歯1本抜歯を考えるというお話でした。


保定の期間終了後の後戻りの話は、聞かされていなかったです。
そのようなこともあるのですね。

矯正歯科に相談に行くことも検討してみようと思います。



タイトル 矯正治療、審美歯科専門の歯科か一般歯科か迷っています
質問者 にこにこにこさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
歯並びが悪い
歯医者さんの探し方・見つけ方
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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