歯科矯正とデンタルインプラントを両方共にまかせられる医院選択

相談者: Junnaさん (37歳:女性)
投稿日時:2010-12-10 15:56:51
こんにちは。

現在、歯科矯正とデンタルインプラントを検討中です。
理由は以下のとおりです。

数年前に右下の奥から2番目の歯の根管治療を行ったところ、1年ほど前にその歯の付近の歯茎が腫れて膿が出ました。

数か所の歯科医院で診てもらったところ、ほぼ確実に歯の根が縦に割れていて炎症をおこしているのが原因であり、治療としてはその歯を抜き、(ブリッジまたは)デンタルインプラントにするしかないとのこと。


数か所目の歯科医院で、私は歯のかみ合わせが深く(出っ歯)、強く噛んでおり歯ぎしりもひどいので、ただインプラントをしてもすぐにそのインプラントも他の歯もダメになるので、まず歯科矯正をしてかみ合わせを整える必要があると言われました。

上記の理由については納得したので、歯科矯正およびその後インプラントを行うことにしたのですが、以下の点について不安なため質問する次第です。



1.歯科医院の選択

その両方を任せる歯科医院をどうやって決めたらよいのかが分かりません。

矯正専門歯科と称している歯科医院は、デンタルインプラントは他を紹介すると言うのですが、その後のデンタルインプラントのことをよく分からずに矯正した場合、その矯正に意味はあるのでしょうか。
むしろ有害だったりしないでしょうか。


総合歯科・審美歯科の歯科医院(矯正を勧めたところ)は、デンタルインプラントも視野に入れての説明をしてくれたので、全体を任せられるかと思っているのですが、逆に矯正もインプラントも専門ではない(?)ため避けたほうがよかったりするのでしょうか。

私のように、インプラントだけ矯正だけとかではなく、両方の問題を解決したい者は何を重視して、どのような歯科医院を選択すればよいのでしょうか。



2.矯正の方法

矯正専門歯科に行くと、必ず舌側矯正を勧められます。
他方、上記総合歯科では表側矯正を勧められました。


もちろん目立たないにこしたことはないので、舌側矯正でもよいのですが、虫歯になりやすい、舌を傷つける、発音がおかしくなる、というのは本当なのでしょうか。

舌側矯正を勧めるところでは、必ず、慣れの問題だとか、そんなことないとか言うのですが、信用できません。
この点、どうなのでしょうか。


虫歯になるのはいやですし、話すのが重要な職業でもある(英語も良く話します)ので、表側矯正でしょうがないかなと思っているのですが、目立ってしまう以外に表側矯正のデメリットはありますでしょうか。
中立的な観点からのコメントを頂戴できれば幸いです。



3.その他、私の上記状況に鑑みて、もし留意すべき点があれば教えて頂けると助かります。



宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-12-10 16:24:41
>1.歯科医院の選択

そうですね、確かに矯正の専門の先生は虫歯治療などの他の治療はまったくやられない先生がおおいですね。

結論として歯科大学病院を受診して相談されたらどうでしょうか?



>2.矯正の方法

必ず舌側矯正を薦めることはないと思いますが、個人的には舌側矯正に拘る事はないと思います。



>3.その他、私の上記状況に鑑みて、もし留意すべき点があれば教えて頂けると助かります。

6番を抜歯予定と思うのですが(後ろから2番目と言う事なんで)使える親知らずが有れば移植ができる可能性もあります。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-12-10 16:42:57
Junnaさん、こんにちは

>1.歯科医院の選択

そうですね。

うちの場合は矯正治療は行っていないので、同じ大学の後輩の矯正医と連携をとってやっております。


場所が近いので時々うちに来ていただいて治療を一緒にすることもあります。

このように矯正医とインプラント担当医がしっかりと連携を取れるところが良いですね。


細見先生が回答されているように大学病院もあると思いますが、なかなか融通は利きにくい(診療時間や治療期間)かもしれません。

それぞれのしっかりとした専門医がいるところであれば良いと思います。


ただ、まったく別の歯科医院でとなると連携がとりづらいと思いますので、最初に矯正の先生に確認しておいたほうが良いでしょうね。




>2.矯正の方法

私は矯正はわからないのでコメントできませんが、舌側にこだわる必要はないと思います。



>3.その他、私の上記状況に鑑みて、もし留意すべき点

1.で回答したようにこまめに矯正医とインプラント担当医がきちんと連携がとれるところであることが重要だと思います。


参考になれば幸いです。

回答 回答3
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2010-12-10 18:00:53
私どものような矯正歯科専門の医院では、このような場合には通常インプラントの先生と連携をとって治療を進めます。

それぞれの得意とする分野の治療に責任をもって行い、患者さんにとってできるだけ最高のものを提供したいと考えるからです。


そのため矯正歯科単科の診療所では、常にほかの分野(歯周科、補綴科、口腔外科、形成外科、一般歯科)の先生方と連携を取っています。


Junnaさんの場合には、抜いた歯のスペースを確保してほかの歯をきちんと並べ、かみ合わせる事になりますので、それほど細かい打ち合わせはいらないかもしれません。

さらに抜いた部分の隙間を使って歯を移動させる場合には、インプラント自体しなくてもすむかもしれません。

矯正歯科にてのセカンドオピニオンをお勧めします。



矯正専門歯科に行くと、必ず舌側矯正を勧められます。
他方、上記総合歯科では表側矯正を勧められました。」

矯正歯科でも通常は表側からの矯正を薦めることのほうが多いはずです。
歯根の確実な異動や細かい部分の調整は、表からのほうが圧倒的に有利です。


見ていただいた先生はよほど裏側からの矯正に自信があるのでしょう。
それとも・・・

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-12-10 18:28:54
>1.歯科医院の選択

インプラント後、クラウンを被せて噛むことができるようになりますが、このかみ合わせによってはまた歯列が乱れてしまうことがあります。

ですから、このような場合には、インプラント担当医と緊密な連携をとっていることは大切だと思います。



>2.矯正の方法

表側から矯正装置のデメリットはやはり目立つことだと思います。
しかし、患者様に質問してみますと、最初はかなり気にしていた方でさえすぐに気にならなくなっていることは多いものです。

その他の点では、表側からの装置の方がメリットは多いと思います。


ところで、抜歯予定の歯の後方に親知らずはないのでしょうか。
後方の歯を移動して矯正のみで解決することができるかもしれません。

もちろん、親知らずがあったとしても、その位置や形の問題で動かすことができない場合はありますが。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-12-11 01:12:26
こんばんは。。

>両方の問題を解決したい者は何を重視して、どのような歯科医院を選択すればよいのでしょうか。

これは難しい質問ですね。
今日本の歯科でトピックになっているのが、interdiciplinary~ナントカと言う、要は専門医同士でハイレベルな連携をとって、ハイレベルな治療をしましょう、という考え方です。

都心部の一握りの先生方ならなんとかなるかも知れませんが、個人的にはまだまだ絵に描いた餅かな、と思っています。
実際には問題点が多いと思いますね。



私も含めてどの先生も、自分なりに良いと思う方法で実践されてる訳ですから、中立的な意見は難しいですね。

矯正もデンタルインプラントも中途半端な私としては、やっぱり一つの医院で進める方がメリットが大きく感じてしまいます。

その際、矯正に関しては舌側矯正の方が難しいですから、中途半端であればこそ無難な方法で行った方がより安心かも知れませんね。

逆に舌側矯正を希望されるなら専門医を選ぶメリットも大きいと考えてもいいかも知れません。

発音とか気にされているならやめておかれた方がいい様な気はしますけど。



あと一口にインプラントとか矯正と言っても、簡単なケースと難しいケースがそれぞれありますので、両方簡単なら一人の先生に見て貰える方が理想的かなと思いますよ。

どちらか一つでも難易度が高い場合なら、司令塔になってもらう先生を一人指名して、他方の先生と連携をとって貰って下さいね。


お大事にどうぞ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Junnaさん
返信日時:2010-12-13 10:16:50
ご回答くださった先生方、貴重なご意見をありがとうございました。

参考にさせて頂きます。

Junna



タイトル 歯科矯正とデンタルインプラントを両方共にまかせられる医院選択
質問者 Junnaさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ インプラント治療法
インプラントその他
歯列矯正の治療法
歯列矯正(矯正歯科)その他
その他(歯科治療関連)
舌側矯正(裏側の矯正)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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