八重歯と顎が左にズレているため矯正予定。正中を合わせることについて
相談者:
kkともさん (29歳:女性)
投稿日時:2010-12-14 13:46:40
参考:過去のご相談
・ホームブリーチでA1になったが、もっと歯を白くしたい
矯正を始めようと思っています。
八重歯が少し出ており(右だけ)、正中線が左に1ミリほどずれています。
顎も写真をよく見ると、左に若干ずれている感じです。
初診相談で先生に、八重歯のある方の親知らずを1本だけ抜いて、八重歯は綺麗に並べられるが、正中線は合わせられないかもしれない、と言われました。
歯をたくさん抜くとほうれい線が目立つし、正中線を合わせるだけの為に歯を何本も抜かないほうが良いとのことでした。
質問ですが、
?正中線を合わせるのは大して重要ではないのでしょうか。
(見た目だけの問題?)
?矯正をして噛み合わせが良くなる⇒あごのずれが改善される可能性はありますでしょうか。
以上、よろしくお願いいたします。
・ホームブリーチでA1になったが、もっと歯を白くしたい
矯正を始めようと思っています。
八重歯が少し出ており(右だけ)、正中線が左に1ミリほどずれています。
顎も写真をよく見ると、左に若干ずれている感じです。
初診相談で先生に、八重歯のある方の親知らずを1本だけ抜いて、八重歯は綺麗に並べられるが、正中線は合わせられないかもしれない、と言われました。
歯をたくさん抜くとほうれい線が目立つし、正中線を合わせるだけの為に歯を何本も抜かないほうが良いとのことでした。
質問ですが、
?正中線を合わせるのは大して重要ではないのでしょうか。
(見た目だけの問題?)
?矯正をして噛み合わせが良くなる⇒あごのずれが改善される可能性はありますでしょうか。
以上、よろしくお願いいたします。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-12-14 14:03:44
>?正中線を合わせるのは大して重要ではないのでしょうか。
>(見た目だけの問題?)
小児期からそのような状態できてしまった場合には、それなりに咬み合わせがバランスが取れている事もあり、そのような場合は個人正常咬合と言う概念で理解します。
反対にわずか1ミリでも全体的には全ての上下の歯がしっくり咬み合わない可能性もあるものです。
従って診ないとわからないと言うことになります。
>?矯正をして噛み合わせが良くなる⇒あごのずれが改善される可能性はありますでしょうか
本来咬み合わせと矯正は表裏一体のもののはずですが、顎の偏位(変位)を理解していない歯科医にかかると、治るどころか悪化する(抜歯矯正などは)可能性もあります。
>(見た目だけの問題?)
小児期からそのような状態できてしまった場合には、それなりに咬み合わせがバランスが取れている事もあり、そのような場合は個人正常咬合と言う概念で理解します。
反対にわずか1ミリでも全体的には全ての上下の歯がしっくり咬み合わない可能性もあるものです。
従って診ないとわからないと言うことになります。
>?矯正をして噛み合わせが良くなる⇒あごのずれが改善される可能性はありますでしょうか
本来咬み合わせと矯正は表裏一体のもののはずですが、顎の偏位(変位)を理解していない歯科医にかかると、治るどころか悪化する(抜歯矯正などは)可能性もあります。
回答2
回答日時:2010-12-14 18:44:52
正中線が左にずれているからといって、下顎が左へずれているとは限りません。
kkともさんの場合、右上だけ八重歯ということですので、ひょっとすると上の正中が右にずれているかもしれません。
その結果上の正中に対し、下の正中が左偏しているように見えるのかもしれません。
いずれにしても歯の大きさなどに問題がなければ、左右の奥歯の噛み合せをそろえれば正中は合うはずです。
ただ現実的には歯の大きさの左右差があったり、ほんのわずかな左右奥歯のずれがあって一致させられないこともあります。
もし顎のずれが認められたとしても、それが下顎の左右の大きさが違うのか、顎の位置がずれているのかを判別する必要があります。
(両者とも認められる場合も多い)
上の正中線が偏位している場合にはご指摘の方針(右の親知らずだけを抜く)では改善は困難だと考えます。
しかし下顎の位置のずれは治せる可能性はあると思いますが、あまり期待しないほうがいいと思いますが。
kkともさんの場合、右上だけ八重歯ということですので、ひょっとすると上の正中が右にずれているかもしれません。
その結果上の正中に対し、下の正中が左偏しているように見えるのかもしれません。
いずれにしても歯の大きさなどに問題がなければ、左右の奥歯の噛み合せをそろえれば正中は合うはずです。
ただ現実的には歯の大きさの左右差があったり、ほんのわずかな左右奥歯のずれがあって一致させられないこともあります。
もし顎のずれが認められたとしても、それが下顎の左右の大きさが違うのか、顎の位置がずれているのかを判別する必要があります。
(両者とも認められる場合も多い)
上の正中線が偏位している場合にはご指摘の方針(右の親知らずだけを抜く)では改善は困難だと考えます。
しかし下顎の位置のずれは治せる可能性はあると思いますが、あまり期待しないほうがいいと思いますが。
回答3
ゆうデンタルオフィス矯正歯科(横浜市保土ヶ谷区)の畠山です。
回答日時:2010-12-14 18:46:19
>?正中線を合わせるのは大して重要ではないのでしょうか。
>(見た目だけの問題?)
正中線を合わせるのは、治療目標の一つになります。
それがずれているということは、他の部分にずれを生じている可能性があるからです。
しかし、歯の大きさのアンバランスやその他の要因で、正中がずれていても、機能に問題ないは並びはあると思います。
>?矯正をして噛み合わせが良くなる⇒あごのずれが改善される可能性はありますでしょうか。
私は矯正治療は見た目だけを改善するのではなく、かみあわせを整える治療だと思います。
その考えに基づいて治療を進める矯正医にとっては、顎の位置の改善は重要な問題です。
>(見た目だけの問題?)
正中線を合わせるのは、治療目標の一つになります。
それがずれているということは、他の部分にずれを生じている可能性があるからです。
しかし、歯の大きさのアンバランスやその他の要因で、正中がずれていても、機能に問題ないは並びはあると思います。
>?矯正をして噛み合わせが良くなる⇒あごのずれが改善される可能性はありますでしょうか。
私は矯正治療は見た目だけを改善するのではなく、かみあわせを整える治療だと思います。
その考えに基づいて治療を進める矯正医にとっては、顎の位置の改善は重要な問題です。
相談者からの返信
相談者:
kkともさん
返信日時:2010-12-14 20:54:33
先生方、ご回答ありがとうございます。
以前、簡単な検査(レントゲンと歯の模型)をしたところ上下両方とも正中線がずれていると言われました。
また、あごのずれに関しては、矯正してやってみないと分からない、
歯は骨に埋まっているので歯を動かしたところで顎の骨そのものが動くわけではないため、美容整形の分類になってくるとも言われました。
美容整形であごを削ったりしようとまでは全く思っておらず、写真をよく見ると気になる程度の顎のずれで、機能的には不満はなく、八重歯が少し出ているのと正中線がずれている以外は噛み合わせも結構合っていると思います。
自分でも調べてみたのですが、正中線を合わせるのは矯正の優先順位
は低いが、医者の腕の見せどころでもあると書いてありました。
選ぶ病院によって矯正後の歯が違うと思うので、病院選びは慎重にしたいと思います。
矯正をして、見た目は良くなっても顎の機能が悪くなるのは本当に怖いです....
以前、簡単な検査(レントゲンと歯の模型)をしたところ上下両方とも正中線がずれていると言われました。
また、あごのずれに関しては、矯正してやってみないと分からない、
歯は骨に埋まっているので歯を動かしたところで顎の骨そのものが動くわけではないため、美容整形の分類になってくるとも言われました。
美容整形であごを削ったりしようとまでは全く思っておらず、写真をよく見ると気になる程度の顎のずれで、機能的には不満はなく、八重歯が少し出ているのと正中線がずれている以外は噛み合わせも結構合っていると思います。
自分でも調べてみたのですが、正中線を合わせるのは矯正の優先順位
は低いが、医者の腕の見せどころでもあると書いてありました。
選ぶ病院によって矯正後の歯が違うと思うので、病院選びは慎重にしたいと思います。
矯正をして、見た目は良くなっても顎の機能が悪くなるのは本当に怖いです....
回答4
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-12-15 03:30:54
kkともさまこんばんわ。
八重歯を治そうとお考えなのですね、その際正中線が会わない可能性が有るとの説明があったわけですね。
不正咬合の状態がはっきりしないのでなんともいえませんが、おそらく第一大臼歯の位置そのものの不正??があって正中線が合わないのかもしれません、また左右の歯の大きさが微妙に違うのかもしれません。
いずれにしても八重歯を治すのが目的なら優先順位は高くないと思います。
矯正治療は歯を形態的にきれいに並べるのが目的です、咬合の改善とは全く違うものだと思います、また正中線があっていなくてもなんら見た目以外には問題はないでしょう。
もしそれが問題だというなら人間の体は左右全く対称でなくてはなりません、これはありえないことです。
咬合は咬合の問題として解決するのが真っ当な咬合治療だと考えています、参考になれば幸いです。
八重歯を治そうとお考えなのですね、その際正中線が会わない可能性が有るとの説明があったわけですね。
不正咬合の状態がはっきりしないのでなんともいえませんが、おそらく第一大臼歯の位置そのものの不正??があって正中線が合わないのかもしれません、また左右の歯の大きさが微妙に違うのかもしれません。
いずれにしても八重歯を治すのが目的なら優先順位は高くないと思います。
矯正治療は歯を形態的にきれいに並べるのが目的です、咬合の改善とは全く違うものだと思います、また正中線があっていなくてもなんら見た目以外には問題はないでしょう。
もしそれが問題だというなら人間の体は左右全く対称でなくてはなりません、これはありえないことです。
咬合は咬合の問題として解決するのが真っ当な咬合治療だと考えています、参考になれば幸いです。
タイトル | 八重歯と顎が左にズレているため矯正予定。正中を合わせることについて |
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質問者 | kkともさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 噛み合わせ(咬合)その他 歯並び(歯ならび)その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。