6本連結ブリッジ。裏面に金属を露出させずに作成は可能ですか?
相談者:
アシモさん (24歳:男性)
投稿日時:2010-12-18 07:54:03
はじめまして。
現在、前歯の左1番 右1番 の永久歯先天性欠損部分に左右3番までの6本連結ブリッジを歯科医院にて作成しております。
作成する前の前提として、審美性と味覚への影響を考え、メタルフリーもしくは金属の露出が極力少ないものを希望していました。
先生に伝えたところ、保険外でハイブリッドセラミックの土台が金銀パラジウム合金でという提案を受けました。
その際、裏側は歯ぐきのキワのみどうしてもメタルが露出してしまうということは言われましたが、それ以外の選択肢がジルコニアの土台しかないということだったため費用的な面で前者でお願いしました。
先日、素焼きの状態のものが出来上がって試適する際にものを見せていただくと、お願いしたはずの「裏側は歯ぐきのキワのみどうしてもメタルが露出してしまう」程度のものではなく前面だけ白く、後ろは全体がメタルのものが仕上がってきておりました。
驚いて先生に聞くと、ちゃんと契約書には「前装」と書いてあると言われてしまいました。
「前装」と言われても専門用語ですし、会話と違うので戸惑ってしまいました。
結局、先生曰く
「土台の歯を今以上削らない限り、これでしかできない」
「裏側も白くしたいなら盛り足すしかない」
(その場合は、0.7mmの厚みが増す)
というお話でした。
突然のことで、さすがにすぐには判断がつかないため、一旦製作を中断し、今後の方針はまた後日相談ということにさせていただき帰ってきました。
そこで、質問させてください。
?金銀パラジウム合金から、金属の種類を変えることで土台部分の厚みを減らすことは可能でしょうか?
?ハイブリッドの6本連結ブリッジの場合、土台をファイバーで作成することは可能でしょうか?
?ハイブリッドセラミックではなく、セラミックにした場合も厚みは変わらないでしょうか?
ちなみに、先生にこれらは質問していません。
本来できる場合も、製作途中であるためできないと言われる可能性があったからです。
作り替えの費用に関しての問題もありますが、ここでは、ものとしてどこまでの選択肢があるかに焦点をおいてお話しをお伺いしたく投稿いたしました。
以上、宜しくお願い致します。
現在、前歯の左1番 右1番 の永久歯先天性欠損部分に左右3番までの6本連結ブリッジを歯科医院にて作成しております。
作成する前の前提として、審美性と味覚への影響を考え、メタルフリーもしくは金属の露出が極力少ないものを希望していました。
先生に伝えたところ、保険外でハイブリッドセラミックの土台が金銀パラジウム合金でという提案を受けました。
その際、裏側は歯ぐきのキワのみどうしてもメタルが露出してしまうということは言われましたが、それ以外の選択肢がジルコニアの土台しかないということだったため費用的な面で前者でお願いしました。
先日、素焼きの状態のものが出来上がって試適する際にものを見せていただくと、お願いしたはずの「裏側は歯ぐきのキワのみどうしてもメタルが露出してしまう」程度のものではなく前面だけ白く、後ろは全体がメタルのものが仕上がってきておりました。
驚いて先生に聞くと、ちゃんと契約書には「前装」と書いてあると言われてしまいました。
「前装」と言われても専門用語ですし、会話と違うので戸惑ってしまいました。
結局、先生曰く
「土台の歯を今以上削らない限り、これでしかできない」
「裏側も白くしたいなら盛り足すしかない」
(その場合は、0.7mmの厚みが増す)
というお話でした。
突然のことで、さすがにすぐには判断がつかないため、一旦製作を中断し、今後の方針はまた後日相談ということにさせていただき帰ってきました。
そこで、質問させてください。
?金銀パラジウム合金から、金属の種類を変えることで土台部分の厚みを減らすことは可能でしょうか?
?ハイブリッドの6本連結ブリッジの場合、土台をファイバーで作成することは可能でしょうか?
?ハイブリッドセラミックではなく、セラミックにした場合も厚みは変わらないでしょうか?
ちなみに、先生にこれらは質問していません。
本来できる場合も、製作途中であるためできないと言われる可能性があったからです。
作り替えの費用に関しての問題もありますが、ここでは、ものとしてどこまでの選択肢があるかに焦点をおいてお話しをお伺いしたく投稿いたしました。
以上、宜しくお願い致します。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-12-18 09:16:14
お話を伺っていると、土台(コア)の材料の事ではなく補綴物(ブリッジ)のざいりょうのことでしょうか?
或いはその両方が混同しているようにも思います。
>?金銀パラジウム合金から、金属の種類を変えることで土台部分の厚みを減らすことは可能でしょうか?
金属の種類を変えてもそれほどは変わらないと思います。
>?ハイブリッドの6本連結ブリッジの場合、土台をファイバーで作成することは可能でしょうか?
ファイバーと言う事は土台(コア)のことでしょうか?
補綴物がハイブリットの場合は強度的に金属に前装したタイプになると思います。
>?ハイブリッドセラミックではなく、セラミックにした場合も厚みは変わらないでしょうか?
微妙な差はあるかもしれませんが、どちらにせよ金属の方が薄くできると思います。
結局
>「土台の歯を今以上削らない限り、これでしかできない」
咬合のスペースがなければそうなります。
>「裏側も白くしたいなら盛り足すしかない」
咬合にスペースがあれば盛り上げることができるかもしれません。
アシモさんは金銀パラジウム合金を使っていると言う事は保険内治療でしょうか?
ならばメタルフリーはできません。
メタルフリーにするにはオールセラミックスのブリッジになるので保険内治療は無理です。
或いはその両方が混同しているようにも思います。
>?金銀パラジウム合金から、金属の種類を変えることで土台部分の厚みを減らすことは可能でしょうか?
金属の種類を変えてもそれほどは変わらないと思います。
>?ハイブリッドの6本連結ブリッジの場合、土台をファイバーで作成することは可能でしょうか?
ファイバーと言う事は土台(コア)のことでしょうか?
補綴物がハイブリットの場合は強度的に金属に前装したタイプになると思います。
>?ハイブリッドセラミックではなく、セラミックにした場合も厚みは変わらないでしょうか?
微妙な差はあるかもしれませんが、どちらにせよ金属の方が薄くできると思います。
結局
>「土台の歯を今以上削らない限り、これでしかできない」
咬合のスペースがなければそうなります。
>「裏側も白くしたいなら盛り足すしかない」
咬合にスペースがあれば盛り上げることができるかもしれません。
アシモさんは金銀パラジウム合金を使っていると言う事は保険内治療でしょうか?
ならばメタルフリーはできません。
メタルフリーにするにはオールセラミックスのブリッジになるので保険内治療は無理です。
回答2
当サイト登録医としてふさわしくないと判断したため、ご退会頂きました。(不正請求による保険医登録取り消し、H26.12.10)
回答日時:2010-12-18 09:25:17
>?金銀パラジウム合金から、金属の種類を変えることで土台部分の厚みを減らすことは可能でしょうか?
関係ないと思います。
>?ハイブリッドの6本連結ブリッジの場合、土台をファイバーで作成することは可能でしょうか?
保険治療の場合は無理だと思います。
>?ハイブリッドセラミックではなく、セラミックにした場合も厚みは変わらないでしょうか?
ここで言われているハイブリッドセラミックスは、レジン前装冠ではなのでしょうか?
基本的にはブリッジの強度を考えて金属の裏打ちがあると思います。
土台に金属を使うことでメタルフリーではないと思います。
関係ないと思います。
>?ハイブリッドの6本連結ブリッジの場合、土台をファイバーで作成することは可能でしょうか?
保険治療の場合は無理だと思います。
>?ハイブリッドセラミックではなく、セラミックにした場合も厚みは変わらないでしょうか?
ここで言われているハイブリッドセラミックスは、レジン前装冠ではなのでしょうか?
基本的にはブリッジの強度を考えて金属の裏打ちがあると思います。
土台に金属を使うことでメタルフリーではないと思います。
回答3
みずさわ歯科医院(千葉県鎌ヶ谷市)の水澤です。
回答日時:2010-12-18 09:26:55
お話の流れから想像すると、もう土台は入っているようですね。
土台と残っている歯の量が分かりませんので、推測ですが、見た目の問題で、金属が出ないようにするには、裏側にも白い部分があればよいのなら、土台をもう少し削りクリアランスを稼いで見ればよいのではないでしょうか。
ファイバーコアでも対応できるでしょうが、わざわざ土台をはずすのは慎重さが求められますね。
1のご質問の意味がよく分かりません。
3については、ハイブリッドよりセラミックのほうがやや薄く作れることもあるでしょう。
単純に材料の選択であれば、土台が銀合金で上物が12%パラジウム金属の前装の樹脂なら保険対応ですね。
ご参考まで。
土台と残っている歯の量が分かりませんので、推測ですが、見た目の問題で、金属が出ないようにするには、裏側にも白い部分があればよいのなら、土台をもう少し削りクリアランスを稼いで見ればよいのではないでしょうか。
ファイバーコアでも対応できるでしょうが、わざわざ土台をはずすのは慎重さが求められますね。
1のご質問の意味がよく分かりません。
3については、ハイブリッドよりセラミックのほうがやや薄く作れることもあるでしょう。
単純に材料の選択であれば、土台が銀合金で上物が12%パラジウム金属の前装の樹脂なら保険対応ですね。
ご参考まで。
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-12-18 16:27:36
んんん…正確な情報が伝わっていないように思います。
僕は
??11??のブリッジを32、23共に神経を残したまま、保険外のハイブリッドセラミックスで作りたいと解釈したのですが…。
その結果、担当医から
「神経を残すためにはこれ以上は歯を削りたくない」
「これ以上削れないのだから金属を使うしかない」
「使用する金属は費用を考え保険と同じ金パラを使う」
と言われたのだと思います。
そして、上記が事実だとすると、担当医の先生のおっしゃられている事「土台を削る」「厚みを増す」と言う事は充分理解できます。
その上で
>?金銀パラジウム合金から、金属の種類を変えることで土台部分の厚みを減らすことは可能でしょうか?
諸先生方の書かれているようにあまり変わらないと思います。
従って、メタルフリーを希望されるのであれば、神経を殺し、もう少しご自身の歯を削り込む必要があると思います。
注)
アシモさんの言われている「土台」とは、我々は「ベース」とか「中身」「裏打ち」と言います。
参考 http://sa4ba.com/
我々歯科医が「土台」と言った場合には「ポストコア」を差します。
参考 支台構造
この用語が回答者を混乱させているのだと思いますが…。
>?ハイブリッドの6本連結ブリッジの場合、土台をファイバーで作成することは可能でしょうか?
従って、神経が生きていると想定した場合には土台は必要ありません。
神経を殺した場合にはファイバーの土台を作る事は可能です。
>?ハイブリッドセラミックではなく、セラミックにした場合も厚みは変わらないでしょうか?
ほとんど変わらないと思います。
メタルフリーをお考えであれば神経を殺してブリッジを作成される事をお勧めいたします。
おそらく、アシモさんのお悩みは一発で解決すると思います。
しかし、僕なら神経は殺さず、現状を理解していただき、治療を続行する方向で説明させていただくと思います。
(ただ、金パラは好きではないので金合金に変えさせてもらいますけどね)
僕は
??11??のブリッジを32、23共に神経を残したまま、保険外のハイブリッドセラミックスで作りたいと解釈したのですが…。
その結果、担当医から
「神経を残すためにはこれ以上は歯を削りたくない」
「これ以上削れないのだから金属を使うしかない」
「使用する金属は費用を考え保険と同じ金パラを使う」
と言われたのだと思います。
そして、上記が事実だとすると、担当医の先生のおっしゃられている事「土台を削る」「厚みを増す」と言う事は充分理解できます。
その上で
>?金銀パラジウム合金から、金属の種類を変えることで土台部分の厚みを減らすことは可能でしょうか?
諸先生方の書かれているようにあまり変わらないと思います。
従って、メタルフリーを希望されるのであれば、神経を殺し、もう少しご自身の歯を削り込む必要があると思います。
注)
アシモさんの言われている「土台」とは、我々は「ベース」とか「中身」「裏打ち」と言います。
参考 http://sa4ba.com/
我々歯科医が「土台」と言った場合には「ポストコア」を差します。
参考 支台構造
この用語が回答者を混乱させているのだと思いますが…。
>?ハイブリッドの6本連結ブリッジの場合、土台をファイバーで作成することは可能でしょうか?
従って、神経が生きていると想定した場合には土台は必要ありません。
神経を殺した場合にはファイバーの土台を作る事は可能です。
>?ハイブリッドセラミックではなく、セラミックにした場合も厚みは変わらないでしょうか?
ほとんど変わらないと思います。
メタルフリーをお考えであれば神経を殺してブリッジを作成される事をお勧めいたします。
おそらく、アシモさんのお悩みは一発で解決すると思います。
しかし、僕なら神経は殺さず、現状を理解していただき、治療を続行する方向で説明させていただくと思います。
(ただ、金パラは好きではないので金合金に変えさせてもらいますけどね)
回答5
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2010-12-18 18:00:19
>作成する前の前提として、審美性と味覚への影響を考え、メタルフリーもしくは金属の露出が極力少ないものを希望していました。
上手な技工士さんがついていれば 審美性は前から見た状態なら多分大丈夫だと思います。
ただカラオケのような状態で前歯の裏側を見えるようにすると金属部分が見えるかもしれません。
味覚への影響はそこまで大きくは無いと思います。
前歯の裏側の形態は発音には関係してきますけど。
上手な技工士さんがついていれば 審美性は前から見た状態なら多分大丈夫だと思います。
ただカラオケのような状態で前歯の裏側を見えるようにすると金属部分が見えるかもしれません。
味覚への影響はそこまで大きくは無いと思います。
前歯の裏側の形態は発音には関係してきますけど。
相談者からの返信
相談者:
アシモさん
返信日時:2010-12-19 09:06:02
細見先生
服部先生
水澤先生
タイヨウ先生
柴田先生
先生方、お忙しい中のご回答ありがとうございます。
まず、
私の質問した内容の「土台」とは「裏打ち」「中身」のことです。
勉強不足でした。申し訳ありません。
ですので、タイヨウ先生のおっしゃられている
>??11??のブリッジを32、23共に神経を残したまま、保険外のハイブリッドセラミックスで作りたいと解釈したのですが…。
ということで間違いありません。
左右??の歯は削られたが神経が残った状態です。
先生に、神経は残したいという希望はしております。
すいません、もう一度私の希望をまとめさせていただきますと、下記になります。
・ブリッジの支台歯の神経は残したい
・ブリッジの裏側(舌側)は、味覚および審美性の観点から金属の露出は避けたい
また、「中身」が金属で裏が露出した状態で出来上がってきたものを試適した感覚では、これ以上厚みが増したと想定すると、舌感が悪くなり滑舌にも影響しそうな感じでした。
ですので、裏側の露出を抑えるための対処が厚みが増すことにつながってしまうのであれば、そこは舌感優先で金属の露出はやむなしと考えております。
以上のことを踏まえ、
>?ハイブリッドの6本連結ブリッジの場合、土台をファイバーで作成することは可能でしょうか?
に関して、再度下記の質問にかえさせてください。
?ハイブリッドセラミックの6本連結ブリッジの「中身」にグラスファイバーを使用して作成することは可能でしょうか?
もし可能であっても強度的に金属より厚みが必要だったりするのでしょうか?
>?金銀パラジウム合金から、金属の種類を変えることで土台部分の厚みを減らすことは可能でしょうか?
の回答に関して、こちらは、どの先生方も「変わらない」ということで納得致しました。
>?ハイブリッドセラミックではなく、セラミックにした場合も厚みは変わらないでしょうか?
の回答に関して、こちらは、先生によって「薄くできる」「変わらない」という見解がさまざまなようですね。
いずれにせよ変わる可能性は低いということですね。納得致しました。
タイヨウ先生
>(ただ、金パラは好きではないので金合金に変えさせてもらいますけどね)
これは、どういった理由からでしょうか?
タイヨウ先生が考えるメリットをお聞かせいただけるとありがたいです。
多少審美面はよくなりますかね…?
服部先生
水澤先生
タイヨウ先生
柴田先生
先生方、お忙しい中のご回答ありがとうございます。
まず、
私の質問した内容の「土台」とは「裏打ち」「中身」のことです。
勉強不足でした。申し訳ありません。
ですので、タイヨウ先生のおっしゃられている
>??11??のブリッジを32、23共に神経を残したまま、保険外のハイブリッドセラミックスで作りたいと解釈したのですが…。
ということで間違いありません。
左右??の歯は削られたが神経が残った状態です。
先生に、神経は残したいという希望はしております。
すいません、もう一度私の希望をまとめさせていただきますと、下記になります。
・ブリッジの支台歯の神経は残したい
・ブリッジの裏側(舌側)は、味覚および審美性の観点から金属の露出は避けたい
また、「中身」が金属で裏が露出した状態で出来上がってきたものを試適した感覚では、これ以上厚みが増したと想定すると、舌感が悪くなり滑舌にも影響しそうな感じでした。
ですので、裏側の露出を抑えるための対処が厚みが増すことにつながってしまうのであれば、そこは舌感優先で金属の露出はやむなしと考えております。
以上のことを踏まえ、
>?ハイブリッドの6本連結ブリッジの場合、土台をファイバーで作成することは可能でしょうか?
に関して、再度下記の質問にかえさせてください。
?ハイブリッドセラミックの6本連結ブリッジの「中身」にグラスファイバーを使用して作成することは可能でしょうか?
もし可能であっても強度的に金属より厚みが必要だったりするのでしょうか?
>?金銀パラジウム合金から、金属の種類を変えることで土台部分の厚みを減らすことは可能でしょうか?
の回答に関して、こちらは、どの先生方も「変わらない」ということで納得致しました。
>?ハイブリッドセラミックではなく、セラミックにした場合も厚みは変わらないでしょうか?
の回答に関して、こちらは、先生によって「薄くできる」「変わらない」という見解がさまざまなようですね。
いずれにせよ変わる可能性は低いということですね。納得致しました。
タイヨウ先生
>(ただ、金パラは好きではないので金合金に変えさせてもらいますけどね)
これは、どういった理由からでしょうか?
タイヨウ先生が考えるメリットをお聞かせいただけるとありがたいです。
多少審美面はよくなりますかね…?
相談者からの返信
相談者:
アシモさん
返信日時:2010-12-19 09:11:16
回答6
回答日時:2010-12-19 11:51:09
こんにちは。
起きがちな問題ですね。
アシモさんのお気持ちもよくわかります。
?について、私はやらないので分かりませんが、やはり金属を使用する場合よりは厚みが必要でしょうね。
この場合の問題は、裏側の現在金属が露出している部分の強度ですからね。
グラスファイバーは薄いところの強度を向上させる目的ではなく、連結部分の強度向上が主な目的になるかと思います。
メタルと同じ厚みで金属を使わずに前歯部のブリッジを作ろうと思うなら、現状ではジルコニアを裏打ちに使ったオールセラミックがやはり最有力な選択肢となるでしょうね。
e-maxの様な最近のプレスタイプのオールセラミックもそこそこブリッジに耐えられるという話ですが、前歯の2歯欠損となると厳しいでしょうね。
多分想像されている以上にこれは強度を必要とする設計ですから、メタル(パラでも金合金でも)かジルコニアか、2択でお考えになった方が良いかと思いますよ。
お大事にどうぞ。
起きがちな問題ですね。
アシモさんのお気持ちもよくわかります。
?について、私はやらないので分かりませんが、やはり金属を使用する場合よりは厚みが必要でしょうね。
この場合の問題は、裏側の現在金属が露出している部分の強度ですからね。
グラスファイバーは薄いところの強度を向上させる目的ではなく、連結部分の強度向上が主な目的になるかと思います。
メタルと同じ厚みで金属を使わずに前歯部のブリッジを作ろうと思うなら、現状ではジルコニアを裏打ちに使ったオールセラミックがやはり最有力な選択肢となるでしょうね。
e-maxの様な最近のプレスタイプのオールセラミックもそこそこブリッジに耐えられるという話ですが、前歯の2歯欠損となると厳しいでしょうね。
多分想像されている以上にこれは強度を必要とする設計ですから、メタル(パラでも金合金でも)かジルコニアか、2択でお考えになった方が良いかと思いますよ。
お大事にどうぞ。
回答7
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-12-20 10:40:21
ノア先生の書かれているように
「グラスファイバーは薄いところの強度を向上させる目的ではなく、連結部分の強度向上が主な目的」
です。
従って、ファイバーブリッジの適応は、「神経を取ってある歯」となる事が多いです。
ですので、アシモさんのケースでは「ハイブリッドの厚みを増す」必要があると思います。
そのためには歯をもっと削り込む必要があるのではないかと思います。
1 神経を殺してハイブリッドの厚みを増す
2 神経は殺さずに金属を使用する
アシモさんが考えるべき事はどちらを優先するかだと思いますよ。
>これは、どういった理由からでしょうか?
>多少審美面はよくなりますかね…?
審美性はそんなに変わりませんよ。
(ゴールドの方がやや明るい分、歯肉が暗く見えにくいかもしれませんが…)
ゴールドを選択する理由として
1 金パラに比べてマージンフィットが良い
2 金パラに比べて金属アレルギーのリスクが少ない
と言う事でしょうか。
参考にされてください。
「グラスファイバーは薄いところの強度を向上させる目的ではなく、連結部分の強度向上が主な目的」
です。
従って、ファイバーブリッジの適応は、「神経を取ってある歯」となる事が多いです。
ですので、アシモさんのケースでは「ハイブリッドの厚みを増す」必要があると思います。
そのためには歯をもっと削り込む必要があるのではないかと思います。
1 神経を殺してハイブリッドの厚みを増す
2 神経は殺さずに金属を使用する
アシモさんが考えるべき事はどちらを優先するかだと思いますよ。
>これは、どういった理由からでしょうか?
>多少審美面はよくなりますかね…?
審美性はそんなに変わりませんよ。
(ゴールドの方がやや明るい分、歯肉が暗く見えにくいかもしれませんが…)
ゴールドを選択する理由として
1 金パラに比べてマージンフィットが良い
2 金パラに比べて金属アレルギーのリスクが少ない
と言う事でしょうか。
参考にされてください。
回答8
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2010-12-20 13:30:46
だいぶ整理されてきましたね。
・ブリッジの支台歯の神経は残したい
・ブリッジの裏側(舌側)は、味覚および審美性の観点から金属の露出は避けたい
を2つとも満足させるためにはジルコニアブリッジしかないと思います。
どちらかを優先させるならば「支台歯の神経は残したい」を選択される方が良いのではないかと思います。
ハイブリッドセラミックと言っても、基本はレジンですから変色します。
従って審美的な要求の高い方は何年後かにやり直しを検討されることが多いです。
アシモさんの年齢から考えても、やり直す可能性は高いと推測されます。
その場合に支台歯の神経が残っていることは非常に有利です。
味覚に関しては裏側が金属でもハイブリッドでもあまり影響は無いと思います。
審美性に関してはアシモさんが満足するかどうかですが、日常生活で前歯の裏側を見られることは少ないと思います。支台歯の神経を残すために妥協も必要かと思います。
ご参考まで・・・
・ブリッジの支台歯の神経は残したい
・ブリッジの裏側(舌側)は、味覚および審美性の観点から金属の露出は避けたい
を2つとも満足させるためにはジルコニアブリッジしかないと思います。
どちらかを優先させるならば「支台歯の神経は残したい」を選択される方が良いのではないかと思います。
ハイブリッドセラミックと言っても、基本はレジンですから変色します。
従って審美的な要求の高い方は何年後かにやり直しを検討されることが多いです。
アシモさんの年齢から考えても、やり直す可能性は高いと推測されます。
その場合に支台歯の神経が残っていることは非常に有利です。
味覚に関しては裏側が金属でもハイブリッドでもあまり影響は無いと思います。
審美性に関してはアシモさんが満足するかどうかですが、日常生活で前歯の裏側を見られることは少ないと思います。支台歯の神経を残すために妥協も必要かと思います。
ご参考まで・・・
タイトル | 6本連結ブリッジ。裏面に金属を露出させずに作成は可能ですか? |
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質問者 | アシモさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 24歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | ブリッジその他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。