ゴールドインレーをセット後、冷たいものが強くしみる症状で2ヶ月経過

相談者: チャ・イナキさん (27歳:男性)
投稿日時:2010-12-15 15:33:17
今から2か月前に、右上の奥から2番目の歯に(歯科用語では右上6番というのでしょうか)ゴールドインレーを装着しました。

経緯は今までレジンを入れていたのですが、レジンが割れて虫歯になり、歯質的にレジンやハイブリッドなどよりも金属のほうがいいと言われ、自分としては一生つきあっていくものだから、よりよいものとしてゴールドを選択しました。

削って型とって、仮留めをつけました。
仮留めを装着するまでは何も痛みなどありませんでした。

しかし、装着後から冷たい水、食べ物に強烈にしみるようになりました。
熱いものは若干ですが、しみます(左と比較する場合、しかし普通に食事は噛めます)。

こちらの掲示板などで、金属装着後しみるのはしょうがない、また第二象牙質形成時期とのことで、1か月様子を見ました。

しかし、まったく症状が治まらなかったので、装着してくれた歯科医に行きました。
そしたら、おそらく知覚過敏ではないかと言われ、今回削った量も神経近くまで削っていないのとことでしたので、第二象牙質はあまり関係ないかなと思いました。
また、虫歯は完全に除去できているとのこと、かみ合わせも問題ないとおっしゃっていました。
少し様子を見てください、とのことで、フッ素を軽く塗られて終わりでした。

また抜髄に関しては、この程度で絶対したくないとおっしゃっていました。

知覚過敏にしては、くざび状欠損など無く、また歯全体が強烈にしみることもあり、やはり金属(ゴールド)だからなのかなと素人ながら判断はしております。


ここでご質問・ご相談なのですが、この症状から

1.もし第二象牙質形成のために冷たいものが強烈にしみて、熱いものが若干しみるのでしょうか?
もしそうであれば、今現在2か月ですが、もう少し様子を見たほうがいいでしょうか?

2.または強い知覚過敏からなのでしょうか?
今現在、シュミテクト、システマセンシティブなどで歯磨きしておりますが、まったく改善されません。


3.抜髄に関して

また、痛みから解放する最終手段として、抜髄がありますが、こちらはおすすめできないのでしょうか?

私の母は60歳過ぎておりますが、神経抜いた歯も30年くらい普通に問題なくクラウンで維持できてるから、神経抜くことも30%くらい考えております。

こちらの掲示板などで、神経抜くことが良くないと散々書かれておりますが、しみるのを耐えるよりはいいかなと思っております。

4.歯科医を変えることに関して

仮留めで痛みなどなかったのに、装着後このような痛みと不安に追われて、かつそれを認めないのであれば、歯科医を変えることも少し考えております。
しかし、今まで長く通っていたこともあり、歯質や歯茎などよくわかっていることもあるので、こちらも若干まだどうしていいかわかりません。


現在の自分の右上6番の症状ですが、

何もしないでいるときは、痛みなど全くなし
風など当てても、痛みなし。
歯磨きでもまったく痛みなし。
冷たい飲み物、食べ物を口にする際、強烈にしみます。
熱いものは、若干ですが しみる。

日常生活では、飲み物を飲む場合、冷たいものを食べる場合に右を使わなければ、今のところ問題ありません。

しかし、食事の際に右で噛まない(冷たいもの)また、冷たい飲み物を飲む場合は、右に触れないようにしているとバランスなどで何か新しい病気が発生するのではとやや不安です。

これから私の右奥から2番目の歯に関してどうすればいいかアドバイスをいただければと思います。

なにか相談文がまとまっていなく申し訳ないです。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
当サイト登録医としてふさわしくないと判断したため、ご退会頂きました。(不正請求による保険医登録取り消し、H26.12.10)
回答日時:2010-12-15 15:52:20
>1.もし第二象牙質形成のために冷たいものが強烈にしみて、熱いものが若干しみるのでしょうか?
>もしそうであれば、今現在2か月ですが、もう少し様子を見たほうがいいでしょうか?

虫歯の程度だけでなく、歯髄炎症が起きていると不可逆性のものもあります。
虫歯ができたことによる細菌感染だけでなく歯を削る刺激やセメントの刺激でも症状が出ることもあります。


>2.または強い知覚過敏からなのでしょうか?
>今現在、シュミテクト、システマセンシティブなどで歯磨きしておりますが、まったく改善されません。

シュミテクト、システマセンシティブ等は医薬品ではなく効果が保証される物でもないと思います。
  

>また、痛みから解放する最終手段として、抜髄がありますが、こちらはおすすめできないのでしょうか?

抜髄する診断となれば仕方のないことだと思います。
しっかりした治療とケアで歯を長持ちさせるとよいと思います。  


>4.歯科医を変えることに関して

一度ゆっくりご相談されて現在の状態をご相談されるとよいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: チャ・イナキさん
返信日時:2010-12-15 16:22:41
服部 智哉先生

早速のコメントありがとうございます。

今のところ2か月ですので、どちらにせよもう少し様子は見る予定です。

虫歯の程度だけでなく、歯髄炎症が起きていると不可逆性のものもあります。虫歯ができたことによる細菌感染だけでなく歯を削る刺激やセメントの刺激でも症状が出ることもあります。

こちらのコメントで思い出しましたが、仮留めはずして、うがいした際は強烈なしみ具合で、インレーを装着する際のセメントはかなり厳しいしみ具合でした。

また神経を抜く以外の選択として、ハイブリッドセラミックインレーに変えることも考えておりますが、ハイブリッドセラミックインレーに変えたら、しみるのは無くなりますかね?
セラミックは温度を通さないと聞いたので)

もちろん、ハイブリッドセラミックインレーに変えるのであれば、歯医者は変えようと思っておりますが。
(私も小心者ですので、今の歯医者にセラミックに変えろとは言えないので)
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-12-17 01:11:15
ご相談ありがとうございます。


>1.もし第二象牙質形成のために冷たいものが強烈にしみて、熱いものが若干しみるのでしょうか?
>もしそうであれば、今現在2か月ですが、もう少し様子を見たほうがいいでしょうか?
>3.抜髄に関して


第二象牙質形成の期間は虫歯や削った深さ・個人差などがあり、残念ながら期間は一定ではありません。半年くらい様子見をしてやっと症状が落ち着いてくることも稀ではない位です。

しみるだけであれば様子見をされたほうが賢明かとは思いますが、これも個人の価値観によりますので、普段どうしてもしみるのが気になって仕方がないという方は、抜髄することのデメリットをよく理解されたうえで神経を取られる方も稀にいらっしゃると思います。

抜髄のメリットはしみる症状がなくなることです。

デメリットは、歯が脆くなり将来歯が割れたり・欠けたりするリスクが高くなり、最悪抜歯になってしまうことがあるということ。

もう一つは、歯の中で細菌が増殖して、中で膿が溜まり再治療を余儀なくされたり、最悪抜歯になることもあります。
(因みに神経のある歯はこのようなことは起こり得ません。)

さらに、神経のない歯は痛みなどのサインが出ませんので、今後例えひどい虫歯になっても気づかずに進んでしまい、こちらも最悪抜歯になってしまうことがあります。


もちろん神経を抜いた歯にすべて上記のことが起きるわけではありません。しっかりと治療・管理をされればお母様のように、神経を抜いた歯でも何十年も維持できることができます。

木に例えると解りやすいと思います。
生木(神経のある歯)は水分・栄養分などを含んでいるため簡単には折れたりはしませんね。
枯れ木(神経のない歯)は水分などを含んでいないため、簡単に折れたり腐ったりしてしまいます。


>2.または強い知覚過敏からなのでしょうか?
>今現在、シュミテクト、システマセンシティブなどで歯磨きしておりますが、まったく改善されません。

今回の症状の原因は、治療時(切削時)に歯髄にダメージを与えてしまった結果ですので、歯の外側からお薬を塗ってもまず効果は期待できないかと思われます。


>4.歯科医を変えることに関して

今回の文面では、特に担当の先生がおかしなことをされているようには私は思いませんが・・、一般的にはよくある症状ですので。
最後はチャ・イナキさんの気持ち次第というところでしょうか。


>また神経を抜く以外の選択として、ハイブリッドセラミックインレーに変えることも考えておりますが、ハイブリッドセラミックインレーに変えたら、しみるのは無くなりますかね?
>(セラミックは温度を通さないと聞いたので)

これは比較の問題かと思います。
確かに金属のものよりもハイブリッドのほうが熱は通し難いですが、全く熱を通さないわけではありません。
こちらは、金属のコップとプラスチックのコップに冷水を入れて手で触った感覚を想像されると解り易いと思います。


以上参考になりましたら幸いです。

お大事にして下さい。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-12-17 01:52:46
こんばんは。

インレーはほとんど経験がないので単純に分からないのですが、素材の熱伝導率の違いで知覚過敏様の症状って本当に出るのでしょうか?

確かに巷ではそういう話もありますが、実際に熱が伝わるまでには結構時間も必要でしょうし、熱刺激がなくなるまでにも時間もかかります。
ですからジワーッとと時間をかけてしみてきて、またジワーッとそれが引いていく…はずではないでしょうか。

それにメタルインレー歯質の間には熱なんて通しそうにもない、セメントだって介在していますしね。。


あくまで個人的、感覚的? 想像では、素材の熱伝導率の違いよりも、接着(合着)の不良による、微小漏洩の問題の方が実際には多いのではないかと思います。

そういう意味では、一般的にはゴールドインレーよりはハイブリッドセラミックセラミックのインレーの方が、接着不良は起こしやすいですけどね。

ですので素材を変えれば良くなるのかどうか、個人的にはよくわかりません。

他にも接着剤で硬化するまでの間pHが大分下がって刺激になるものとか、むし歯の取り残しとか、マイクロクラックとか、原因として考えられそうな可能性は色々あるかと思いますよ。

なかなか確定するのは難しいかも知れませんが、まずは詳しい診査が必要かと思います。

お大事にされて下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: チャ・イナキさん
返信日時:2010-12-17 18:50:23
新井 まさかつ先生 

コメントありがとうございます。

おかげで来年いっぱいくらいは様子を見てもいいかなと思いました。今は食事の際に気をつければ、普段は痛みがないですからね。

>今回の症状の原因は、治療時(切削時)に歯髄にダメージを与えてしまった結果ですので、歯の外側からお薬を塗ってもまず効果は期待できないかと思われます。

もし今回のしみる原因が切開時の歯髄にダメージを与えてしまったというのであれば、放置しておいたら自然と治癒していくという解釈でよろしいでしょうか?


渡辺 徹也先生

コメントありがとうございます。

確かにジワーとくるしみ方ですが、かなり強烈ですね。
冷たくなった舌とかで舐めると、まさにそんなしみ方です。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-12-21 17:37:32
チャ・イナキさまこんにちは

インレーをした歯がしみる、一般的には他の先生が回答されている通りですが、少し追加させてください。

しみる場所はインレー(金属の部分)に触れた時か、それとも歯全体か?
またしみると感じた刺激が取り去られた後、痛みがどの程度持続しているかが、今後経過を見る上で大切になります。

もし酸味の強い食べ物や甘いものでしみる感じがあるのであれば、歯とインレーの間に微小漏洩が考えられますし、歯の部分では微小なクラックなども考えられます。
この様な場合はいたずらに時間をおいても良くなりません。

あるときしみるのが全く無くなったら。治ったのではなく歯随が壊死してしまっている場合もありますから、経過はしっかり主治医の基経過観察を行なうことをお勧めします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: チャ・イナキさん
返信日時:2010-12-21 20:45:16
尾崎先生

コメントありがとうございます。

しみる場所は金属に触れたときです。

冷たいものを飲んだ際に、じわじわじわときてそのあと沈静化します。
とても冷たいものが食べたり飲んだりできる状態ではありません。
甘いものや酸味の強いものなどでしみることはありません。
熱いものが若干ではありますが、しみます。
でも熱いものは普通に食事しております。

もうすこしで3か月ですが、いまのところ良くはなっておりません。
しかし、日常生活では食事の際に少し気をつければいいだけですので、まあ観察できる状態です(歯の痛みとしては)。

原因が特定できればいいのですが、今は様子を見てくださいというのが主治医の判断でしたので、様子を見ますが、正直心配です。



タイトル ゴールドインレーをセット後、冷たいものが強くしみる症状で2ヶ月経過
質問者 チャ・イナキさん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療後の痛み
歯科治療後の歯の痛み
むし歯 治療後の痛み
ゴールドインレー(金の詰め物)
詰め物、インレー治療後の痛み
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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