左下親しらず抜歯時に誤診で右下を切開。1年後も残る舌の痺れ
相談者:
Tom.さん (25歳:男性)
投稿日時:2011-01-02 11:25:30
こんにちは。
長期に亘って舌が痺れてしまい、相談をさせていただきます。
事情は少々複雑なのですが、昨年1月にその時の近所の歯科口腔外科で左下の親不知(水平埋没)の抜歯を行いました。
しかし、事前に取っていたレントゲンを「左右逆に」見ていたため、当初親不知は右下にあると思われており、右下の切開を行い、削っていきました。
そこで削っていたのは実際には歯ではなく炎症のようなもの(白かったと言っていました)でした。
詳細は不明です。
その後、事情を説明され謝っていただいた(しかし、右下の炎症を削ったことは悪いことではない、と仰いました)上で、後日、生活への支障をできる限り抑えるため左下の抜歯を後日行いたいと言われました。
しかしその後非常に忙しいことが分かっていたため、当日に左下の抜歯を行いました(正確には右上も当日抜いたため、3か所を削ったことになります)。
左下の抜歯は1時間近くに亘り、相当量の麻酔を行いました。
その後他の歯科の先生にも見てもらったところ、「親不知自体は非常にきれいに抜けている」とのことでしたが、やはり痛みは酷く、口がしばらく開きづらかったことを覚えています。
抜歯も終え1,2週間もすると痛みはほとんど無く、口も開くようになりましたが、舌に痺れを感じるようになりました。
その時はじきに治るだろうと考え、痛みがあるわけではないので放っておきました。
それ以前にも痺れがあったかどうか、と言われると他の痛みが大きかったので定かではありません。
しかし約1年が経ち、いまだに痺れが続いています。
生活に支障がある、というほどではありませんがずっと舌が痺れているというのはやはり気になり、自然治癒は少なくとも完全には難しいのかもしれないと判断し、なるべく早く治療による解決をしたいと思っております。
痺れが出ているのは舌の右奥側、舌全体の2割ほどと思います。
左下の埋没歯は神経にとても近く、舌または唇に痺れが出る可能性があると言われましたが、実際の痺れは右側なのが気になるところです。
なお、痺れの範囲は減ったようには思います。
そのように思ってしまったので、放置してしまったのですが、ここ半年はずっとこの範囲のように思います。
疑問点をまとめると以下のようになります。
・痺れの原因
- 左下の埋没歯の抜歯により、舌の右側奥(前方ではありません)のみに痺れが出ることはあるのか、もしあったとして、誤診により炎症(?)を削った副作用の可能性とどちらが高いのか
・治療を受けるとしたら元の病院が良いか、他の口腔外科でよいか
- 元の場所から1時間弱離れたところに引っ越し、働いているという理由と、一度誤診をされてしまったということでできれば元の病院は避けたいところですが、受診記録は向こうにあるので迷っています
・治療の方法と完治の可能性
- 感覚がないわけではないことから神経が切れているわけではないと思いますが、治療にはどのような方法が考えられるのでしょうか。
また、完治の可能性はどの程度と思われますか。1年続いているということを踏まえてアドバイスをいただければと思います。
長くなってしまいましたが、今後の受診の参考にさせていただきたく思います。
ご回答よろしくお願いいたします。
長期に亘って舌が痺れてしまい、相談をさせていただきます。
事情は少々複雑なのですが、昨年1月にその時の近所の歯科口腔外科で左下の親不知(水平埋没)の抜歯を行いました。
しかし、事前に取っていたレントゲンを「左右逆に」見ていたため、当初親不知は右下にあると思われており、右下の切開を行い、削っていきました。
そこで削っていたのは実際には歯ではなく炎症のようなもの(白かったと言っていました)でした。
詳細は不明です。
その後、事情を説明され謝っていただいた(しかし、右下の炎症を削ったことは悪いことではない、と仰いました)上で、後日、生活への支障をできる限り抑えるため左下の抜歯を後日行いたいと言われました。
しかしその後非常に忙しいことが分かっていたため、当日に左下の抜歯を行いました(正確には右上も当日抜いたため、3か所を削ったことになります)。
左下の抜歯は1時間近くに亘り、相当量の麻酔を行いました。
その後他の歯科の先生にも見てもらったところ、「親不知自体は非常にきれいに抜けている」とのことでしたが、やはり痛みは酷く、口がしばらく開きづらかったことを覚えています。
抜歯も終え1,2週間もすると痛みはほとんど無く、口も開くようになりましたが、舌に痺れを感じるようになりました。
その時はじきに治るだろうと考え、痛みがあるわけではないので放っておきました。
それ以前にも痺れがあったかどうか、と言われると他の痛みが大きかったので定かではありません。
しかし約1年が経ち、いまだに痺れが続いています。
生活に支障がある、というほどではありませんがずっと舌が痺れているというのはやはり気になり、自然治癒は少なくとも完全には難しいのかもしれないと判断し、なるべく早く治療による解決をしたいと思っております。
痺れが出ているのは舌の右奥側、舌全体の2割ほどと思います。
左下の埋没歯は神経にとても近く、舌または唇に痺れが出る可能性があると言われましたが、実際の痺れは右側なのが気になるところです。
なお、痺れの範囲は減ったようには思います。
そのように思ってしまったので、放置してしまったのですが、ここ半年はずっとこの範囲のように思います。
疑問点をまとめると以下のようになります。
・痺れの原因
- 左下の埋没歯の抜歯により、舌の右側奥(前方ではありません)のみに痺れが出ることはあるのか、もしあったとして、誤診により炎症(?)を削った副作用の可能性とどちらが高いのか
・治療を受けるとしたら元の病院が良いか、他の口腔外科でよいか
- 元の場所から1時間弱離れたところに引っ越し、働いているという理由と、一度誤診をされてしまったということでできれば元の病院は避けたいところですが、受診記録は向こうにあるので迷っています
・治療の方法と完治の可能性
- 感覚がないわけではないことから神経が切れているわけではないと思いますが、治療にはどのような方法が考えられるのでしょうか。
また、完治の可能性はどの程度と思われますか。1年続いているということを踏まえてアドバイスをいただければと思います。
長くなってしまいましたが、今後の受診の参考にさせていただきたく思います。
ご回答よろしくお願いいたします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-01-02 13:11:31
>左下の埋没歯の抜歯により、舌の右側奥(前方ではありません)のみに痺れが出ることはあるのか、もしあったとして、誤診により炎症(?)を削った副作用の可能性とどちらが高いのか
抜歯のときに下顎孔伝達麻酔をしたのなら可能性はあると思いますが、でなければ可能性は低いと思います。
誤診により炎症(?)を削った副作用(炎症の意味がよく判らないのですが)は削った側と麻痺側が逆なのでありえません。
>治療の方法と完治の可能性
抜歯が原因かどうか不明ですが、処置後1年以上経っていますので回復は難しいと思います。
抜歯が原因で無い場合も考えられますので一度口腔外科で診察を受けてください。
抜歯のときに下顎孔伝達麻酔をしたのなら可能性はあると思いますが、でなければ可能性は低いと思います。
誤診により炎症(?)を削った副作用(炎症の意味がよく判らないのですが)は削った側と麻痺側が逆なのでありえません。
>治療の方法と完治の可能性
抜歯が原因かどうか不明ですが、処置後1年以上経っていますので回復は難しいと思います。
抜歯が原因で無い場合も考えられますので一度口腔外科で診察を受けてください。
相談者からの返信
相談者:
Tom.さん
返信日時:2011-01-02 13:23:47
回答2
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-01-02 13:57:34
勘違いでしたね、右を間違って削って、左は抜歯して、右側に麻痺があるのですね。
右の処置も抜歯と同様に行われたのならそれで麻痺が起こる事は考えにくいです。
伝達麻酔の時に神経を傷つける可能性はありますが。
抜歯したのが左側なら右の麻痺は関係ありません。
右の処置も抜歯と同様に行われたのならそれで麻痺が起こる事は考えにくいです。
伝達麻酔の時に神経を傷つける可能性はありますが。
抜歯したのが左側なら右の麻痺は関係ありません。
タイトル | 左下親しらず抜歯時に誤診で右下を切開。1年後も残る舌の痺れ |
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質問者 | Tom.さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯後の痛み・異常・トラブル 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 歯科/医療ミス 親知らず抜歯後の麻痺・しびれ 舌の痺れ・麻痺(舌がしびれる) 水平埋伏知歯(横向きに骨に埋まった親知らず) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。