[写真あり] 上下顎前突の矯正。親知らずの抜歯と舌の大きさについて

相談者: etoさん (19歳:女性)
投稿日時:2011-01-09 01:19:08
こんにちは。


私は小さい頃から「サル顔」と言われ非常にコンプレックスでした。
最近になって「上下顎前突」という症状を知り、2件の矯正歯科に相談に行ったところ、やはり

「典型的な上下顎前突ですね」

と診断されました。


矯正をしてコンプレックスが解消されるならと思っていますが矯正を真剣に考えるにあたって何点か疑問がでてきたので、お答えいただければ嬉しいです。




1.2件の矯正歯科ともに

「上下4番目の歯、4本抜歯が必要です」

と言われました。


相談後にもネットなどで調べていると、親知らずも同時に抜いている人が多い印象を受けました。

親知らずの抜歯の件は相談日には何も言われなかったのですが、場合によっては抜くことも考えられますよね?
その場合、計8本抜くことになると思いますが、8本も抜く場合、健康に差し支えないのでしょうか?



2.私は現在少し滑舌が悪く、先生にも

「手術をするほどではないけれど、普通の人より少し大きめだね」

と言われました。
(友達との舌の大きさの違いがはっきりしている画像を添付します。)


上下4番目の歯を抜歯すると舌が治まるスペースは小さくなりますよね?

矯正し終わったあと、黙っていれば見た目はいいけれど話すときは舌を噛みながら、なんてことになってしまうのではないかと、それがすごく心配です。。

歯がだんだん通常の位置に移動すると同時に、舌もきちんと治まるようになるのでしょうか?
(現在舌が歯よりはみ出ているわけではありません)



3.私は大学の部活でアイスホッケーをやっていて、試合では必ずマウスピースをはめなくてはなりません。

練習でも付けることになると思うのですが、マウスピースをすることによって歯が治る期間が長くなったりというリスクはあるのでしょうか?


マウスピースで型を取っても矯正しているのだから歯は動くだろうし....

(マウスピースをする意味がよくわからないほど、歯に大きな衝撃が加わることはないと思います。
「マウスピースをすること」事態がどうなのかお教えください。)


歯のためなら、部活をやめるという選択肢も考えた方がいいのでしょうか。


画像1画像1 画像2画像2


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-01-09 01:52:13
こんばんは。

まず矯正している期間はお口の中に様々形態のな装置が入る事になりますので、激しいコンタクトスポーツは怪我の原因となるでしょう。

またブラケットを歯に接着するため、マウスピースを使用する事も難しいと考えます。



そう考えると、

>歯のためなら、部活をやめるという選択肢も考えた方がいいのでしょうか。

という考え方もありますが「大学生活の間は我慢して、卒後に矯正を開始する」という考えもあるのではないでしょうか。

コンプレックスは早く解消したいというお気持ちは皆同じとは思いますが、学生時代にしか出来ない事もたくさんあるのだと思います。

それを天秤にかけてみて、ご自身にどちらの方が価値が見出せるかを判断した方がよいと思います。




親知らずを含めた抜歯ですが、感染に気をつけその時々の体調などをきちんと管理しながらであれば、このために健康を害するという事は少ないと思います。


舌の納まるスペースについてですが、これは実際に実物の歯列と舌を見なければ判りません。

ただ確かにお考えの通りそのスペースは狭くなるため、慣れるまでにそれ相応の月日が必要になる可能性はあると思います。



>3.私は大学の部活でアイスホッケーをやっていて、試合では必ずマウスピースをはめなくてはなりません。
>練習でも付けることになると思うのですが、マウスピースをすることによって歯が治る期間が長くなったりというリスクはあるのでしょうか?

例えば矯正をしながらでもしなくても、アイスホッケーはかなり前歯を折る確率が高いスポーツである事は認識して下さい。

どの程度本格的な試合をするかにもよるとは思います。


ただ試合となるとマウスピースをしてフェイスガードをしていても、あのスピードでフェンスに顔面から激突したり、飛んできたパックが顔面を直撃したら、相当の衝撃が加わる事になりますので、本格的にやっておられる方には前歯が既に外傷で何らかの治療を何度もされておられる方が多いのが現実です。


といいつつアイスホッケーを観るのが大好きな私なのですが・・・

回答 回答2
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2011-01-09 09:04:29
>1.親知らずの抜歯の件は相談日には何も言われなかったのですが、場合によっては抜くことも考えられますよね?
>その場合、計8本抜くことになると思いますが、8本も抜く場合、健康に差し支えないのでしょうか?

親知らずの抜歯をしていただく可能性も大きいと思われます。

健康に差し支えることは予測不可能なトラブルがない限り、まず考えられません。
入院して8本一括抜歯する方もいらっしゃいます。




>2.

舌が出るから歯が出てくるのか、歯が出ているから舌が出るのかはともかく、上下顎前突開咬の患者さんは舌が前方位にあります。

大きさに関しては典型的な巨舌症は別にして、通常は前方突出があると大きく見えます。
客観的に大きいということは証明しにくいものです。

写真からだけではお二方の口のあけ方も違うため大きいとはいえません。


滑舌が悪いのは舌を前方突出させて発音しているからかもしれません。
矯正治療によって前歯を後退させても通常は発語の問題はおきません。
むしろ改善されることもあります。
(舌位が改善することによって)


ただあまりにも歯列を狭窄させると発語の問題が起きる可能性はあります。




>3.

矯正ブラケットの上からつけるためのマウスピースもあります。

ただ、適合が不安定になるなため、はっきりしゃべることはできません。
口を開けるとすぐ外れてしまいますので。

これにより矯正期間が長くなることはほとんどないと思います。


お掛かりの矯正の先生にお尋ねください。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-01-09 13:36:34
関係ない話ですが画像1のお友達は舌小帯付着異常の可能性があり、手術が必要かどうかは歯科医院で相談されても良いかもしれません。




タイトル [写真あり] 上下顎前突の矯正。親知らずの抜歯と舌の大きさについて
質問者 etoさん
地域 北海道
年齢 19歳
性別 女性
職業 大学生・短大生・専門学生
カテゴリ 矯正で抜いた・抜く予定
抜歯:4番(第一小臼歯)
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず)
歯列矯正の治療法
その他(写真あり)
上顎前突(出っ歯)
下顎前突(受け口)
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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