[写真あり] 予防で歯科通院してきたのに学校と他院で多数の虫歯発覚?

相談者: けろよんさん (35歳:女性)
投稿日時:2011-01-10 00:39:31
はじめまして。
8歳の娘の虫歯治療についておうかがいしたいと思います。
よろしくお願いします。

2歳頃から近所の歯科に通院してきました。
小児歯科ではなく一般の歯科ですが、子供にていねいに優しく接してくれ、大勢の子供さんが通院しています。
毎月、歯や歯茎の状態のチェック、歯の清掃、フッ素の塗布、歯磨き指導をしてもらい、たまに奥歯の溝のコーティングをしてもらっていました。
一度、初期虫歯ができ、そこを削って詰め物をしてもらったことがあります。

昨年の4月に学校検診で4カ所の虫歯を指摘されましたが、それを歯科医に伝えたところ、

「コーティングを見間違えたのでしょう。これは虫歯ではないので大丈夫です」

と言われました。
最後に10月に検診に行きましたが、その時も虫歯があるとは言われませんでした。

ところが、昨年の11月に娘の歯に穴があることに気がつき、他の小児歯科を受診したところ、虫歯が10本もあると言われました。
視診とレントゲンパノラマ撮影での診断でした。
6本は重症で、神経までいっているということで、大変ショックでした。

その後、実際に治療をはじめ、1本は根がすっかりなくなっているということを確認しました。
今度の歯科で食事やおやつなどの生活習慣に問題があったことを指摘され、子供に申し訳ない気持ちでいっぱいで、これからは出来る限りのことをしようと反省しています。

ただ、あまりの虫歯の数の多さに、今まで毎月歯科に通っていたのはなんだったのか、と、どうしても考えてしまいます。
小児歯科で質問させていただいたところ、

子供の虫歯は見つけにくく、治療も難しい。前の歯科はできることをしているだけで、それしかできないのでしかたないのです」

とおっしゃいました。
私も、前の歯科医が全て悪いと思っているわけではありません。
原因は子供の生活習慣をきちんとしてこなかった私にあると思っています。
ただ、ここまでの虫歯を全く発見できないのに、毎月検診をしていた意味はどこにあるのでしょうか。


おうかがいしたいのは、そこまで乳歯の虫歯は発見しにくいのか、だとしたら、子供の虫歯予防を歯科医に期待することが間違っているのか、ということです。

これまで、私は、毎月歯科に通院しているのだから、子供に虫歯ができたら初期に発見していただけると思いこんでいました。
その後、インターネット等でいろいろ調べるようになり、虫歯を見つけるのが難しいということも多少はわかってきましたが、それにしても娘の場合は数が多すぎないでしょうか。

娘の歯についてはこれから親子でがんばっていくしかないと思っていますし、前の歯科医に対しても理不尽な怒りを持ちたくないと考えております。

どうぞよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-01-10 07:01:45
けろよんさまおはようございます。

よかれと思って長い間検診に通っていたにもかかわらず、たくさんのむし歯が見つかって今までの検診は何だったのかと考えていらっしゃるのですね。

お気持ちお察しいたします、むし歯の原因は多々るといわれていますが、個人的にはお菓子の食べすぎだと考えています。

幾らフッ素を塗った所であまり顕著な効果はないと思っています。
おそらくお子さんは甘党でお菓子の食べ過ぎがあったのではないでしょうか。

お母さんにもフッ素を塗っているので少しくらいいいかと言う風な油断があったのかもしれません。

済んでしまったことは仕方がないので、今後お菓子の食べ過ぎに気をつけていただいてお子さんが自らお菓子を減らせるよう食生活の見直しが出来るようになるのならそれはそれでよかったと思います。

お菓子は一日一種類一個になさるのがいいと思います。
そして歯磨きの練習をして磨こうと思えば隅々まで磨ける技術を身につけていただいたら、今後新しいむし歯ができることは無いでしょう。

これを機会に生活習慣の見直しをなさってください。

むし歯の出来ない砂糖の量 http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
お砂糖3本分クイズ http://www.yamadashika.jp/prevent09.html


画像1 
0歳から食を中心とした生活習慣に留意して子育てした子ども達の口腔内細菌について
(お菓子としてのお砂糖を与えない育児をしたら口腔内のミュータンス菌の比率がが極めて少なくなり、むし歯のリスクが著しく減少したという研究結果)

画像1画像1

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-01-10 11:00:13
おはようございます。

もうご自分で答えをお出しになっておられますし、山田先生からのアドバイスもありますので、敢えて一つだけ。

今まで毎月検診に行っていたことが無意味だったように感じてしまわれているようですね。

確かに見つけて貰えない虫歯があったことは残念ですが、毎月嫌がらずに歯科に通うという習慣が娘さんについたという意味では無駄ではなかったように思います。

今後はご自宅での親子の頑張りに加え、定期的な歯科受診も続けて欲しいと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-01-10 11:41:27
私も一言。

先日、しばらくぶりに昔の患者さんがお越しになりました。
引越しして来院できなかったとのこと。
遠くまでわざわざ起こしになったのは、近所の歯科医院虫歯5本の治療が必要との診断を受けたから。

それまでは私が半年に1回のチェックをして、古い修復物のやり換え以外は、経過観察しておりました。

実際に拝見すると、虫歯ではありますが、進行の止まっているパターンで、その方の意識、生活習慣を考えると、再び進行することはあまり考えられないので、私は治療の必要なしと判断しました。

こういうパターンは患者さんがとても迷うと思います。
それは歯科医師によって治療すべき虫歯の基準が違うから。
学校検診はさらにあてに出来ません。

お子様のケースがこれに当てはまるかは実際に拝見していないのでわかりませんが、こういうパターンもありうることをちょっと念頭において、担当の先生の説明を聞いて、いろいろ訊いてみてください。
納得いくようでしたら治療をお受けになるべきです。

お大事にどうぞ。
 

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-01-10 14:50:44
2つの歯科医院で意見がまったく異なる場合、ネットでどちらの判断がより妥当かを判断するのは必ずしも簡単ではありませんが、気になる点をひとつ質問させてください。


>その後、実際に治療をはじめ、1本は根がすっかりなくなっているということを確認しました。

通常、レントゲンで根がなくなっていることは確認ができますし、乳歯のしかもむし歯であれば、そのまま何もせず生え変わるのを待つか、さもなければ抜歯するのが普通かと思います。

なぜ、そういった状況であるのが事前にわかっていて、保存を試みたのでしょうか?
それとも、治療を開始する時点で、1本は根がすっかりなくなっているということを指摘された(治療は無理だと告げられた)のでしょうか?

回答 回答5
  • 回答者
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-01-11 05:31:30
>昨年の4月に学校検診で4カ所の虫歯を指摘されましたが、それを歯科医に伝えたところ、
>「コーティングを見間違えたのでしょう。これは虫歯ではないので大丈夫です」
>と言われました。


台湾でも学校歯科検診というものがあり、学期初めには、親御さんが治療勧告書を持ってハンコを貰いにやってきます。
治療済みのハンコ入り紙切れを提出しないと宿題をいつまでも提出しない時のように学校先生に叱られるそうです・・・・・

なので、初期虫歯で(脱灰COというような)個人的に判断して、そのお子さんの食習慣を含めた罹りやすさの指摘と指導、フッ素塗布、定期管理の勧告だけして、注意深く観察すれば詰めなくても大丈夫ですよと親御さんに申し上げても、虫歯なのに治療してくれないんですか??
と文句を言われることがあります・・・・・

学校検診がいけないと言っているわけではないのですが、それをきっかけに、子供たちがサッサッと治療を受け、安易に削られて、詰められ、被せられてしまっている様な気がしてなりません。
若い永久歯が生えそろう段階で、歯の寿命を短くしているようで・・・・・


大野先生と森川先生がおっしゃっているように、どちらの先生の診断が妥当だったのかと云うことはここでは分かりません。

診断基準と治療コンセプトが違うと、こう云った食い違いが生じてしまいますね。



>ところが、昨年の11月に娘の歯に穴があることに気がつき、他の小児歯科を受診したところ、虫歯が10本もあると言われました。
>視診とレントゲンパノラマ撮影での診断でした。
>6本は重症で、神経までいっているということで、大変ショックでした。
>その後、実際に治療をはじめ、1本は根がすっかりなくなっているということを確認しました。


乳歯のコンタクト・カリニス(隣接歯との接触面にある虫歯)は小さいものである場合は肉眼では発見しにくいことがあります。
レントゲン画像でないと発見出来ないことがあります。

但し、この場合でもパノラマ・レントゲンではなく、別の撮影法のほうが正確性が高いように思います・・・・・
こういったことで双方に診断のくい違いがあったのかもしれませんね・・・・・?  
まぁ、実情は分かりませんが・・・・・



>その後、実際に治療をはじめ、1本は根がすっかりなくなっているということを確認しました。

私も「1本は根がすっかりなくなっているということを確認しました」の意味があまり理解出来ません。

一体どの歯のことを指しているのでしょうか?
乳歯で根がすっかりなくなるというのは生理的な吸収を指しているわけですから、当然そのまま永久歯が生え変わるのを待つか、抜歯を検討するのが一般的ですし・・・・・

はたまた、永久歯を指しているのでしょうか?
年齢からして、考えたくないのですが、第一大臼歯・・・・なのでしょうか?
根の中まで虫歯で、すっかりなくなっているという意味なのでしょうか・・・・・・・?

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2011-01-11 13:00:42
8歳の娘さんということですから、そろそろ生え変わりの時期にさしかかりますね。

そういう面も考慮して、前の先生は治療を勧めなかったのかも知れません。


>視診とレントゲンパノラマ撮影での診断でした。

標準型レントゲン(デンタル)の方が正確性は高いように思えます。
なので、この診断結果も妥当かどうかは分かりません。

小児でパノラマって、矯正の診査で歯の数のチェックのためくらいしか撮ったことがないですね (^^;)

小児でパノラマをレセプト審査で通そうと思ったら、「10歯以上の多数歯ムシ歯のため」といった適用がいるんじゃなかったかな、と。
(違っていたら、修正お願いします。保険に詳しい先生!!)


こう言われた旨を前の先生に伝えて、相談してみれば解決できそうな気がします。

単に考え方の違いなのかも知れませんからね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: けろよんさん
返信日時:2011-01-11 23:09:54
山田先生、池原先生、大野先生、森川先生、王先生、吉岡先生、皆様、丁寧な回答をいただき、どうもありがとうございます。

山田先生のおっしゃるように、私には油断がありました。
フッ素だけで虫歯予防ができるとは思っていなかったのですが、生活習慣に問題がある場合は虫歯ができてしまうはずだから、毎月検診して虫歯がないということはこのままの生活習慣で大丈夫なのだろう、そう考えていました。

そして、もし虫歯ができてしまった時には初期で発見していただけると思っていたので、今回のことは大変ショックだったのです。
こうなる前にもっと早く間違った食事やおやつの取り方を改めるべきでした。

どんなに後悔しても足りませんが、今は小児歯科の先生にいろいろ教えていただきましたので、それをきちんと守った上で歯の治療をすすめていくことにしています。


娘の歯の状態について、うまく説明できていなかったようなので補足いたします。

乳歯Aは上下とも抜け、永久歯に生え変わっています。
乳歯Bは上下とも抜け、永久歯が生えてきている途中です。
乳歯Cは抜けておらず、虫歯にもなっていません。
乳歯D、Eと6歳臼歯4本の計12本の中に、軽度の虫歯が2本、中度の虫歯が2本、重度の虫歯が6本あると診断されています。
どの歯がどの程度の虫歯かについては、治療にしたがって説明を受けることになっていますので、聞いていません。

現在、上左の乳歯D、Eについて、治療を開始いたしました。
前の歯科で、以前虫歯になった時に白い詰め物をしてありました。
その詰め物をとり、娘の歯を見ながら、

「中がすっかり虫歯になっており、膿みがでていて、根までだめになっている。乳歯Dはなんとか残せるかもしれないが、乳歯Eは無理かもしれない」

と説明を受けました。
そして、デンタルレントゲン写真をとり、

「乳歯Eの根がすっかりなくなっている。この歯は本来10歳くらいまでもたせたいので、まだ無くなるには2年も早い」

と説明を受けました。
抜歯するとは、まだ言われていません。
歯には、次の治療まで詰め物がしてある状態です。


先生方の回答をいただくまで、前の歯科は虫歯を1本も発見していなかったのだと思っていました(ちなみに、前の歯科では一度もレントゲンをとったことはありません)。

以上の虫歯の状態をふまえまして、この場合に虫歯があるとわかった上で親に何も言わずにおいておくという選択をすることはあるのでしょうか。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2011-01-12 00:46:49
>前の歯科では一度もレントゲンをとったことはありません

撮らないと分からないこともありますからね。

実際のところは、どんな状況なのか分からないので、「レントゲンなくても分かるでしょ」という状況なのかも知れませんし、そうじゃないかも知れませんしコメントしづらいですね。


>この場合に虫歯があるとわかった上で親に何も言わずにおいておくという選択をすることはあるのでしょうか。

どういう考えだったのかという真意は直接聞くしかないですね。

「毎月通ってもらっているのに、今さら言えない」というのが本音だったりするかも知れませんし、どうなんでしょうね。

気付いてなかったのであれば、仕方ないですね。
気付いたんであれば、説明しておいて欲しいですよね。


保険診療で毎月毎月通っていると、やれることが限られてきます。
(やっても点数がつかないという意味で、やってはいけないワケじゃないです)

ムシ歯治療した後にレントゲンを撮っても「病名がつけられないから請求できない」とか。

こういった兼ね合いもあるのかも知れません。
繰り返しますが、実際のところは分からないですからね (^^;)

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2011-01-12 07:45:36
おはようございます。

文面からは二次カリエスが出来ていたのではないかと推測します。
個人的にはむし歯の取り残しがあったような感じが致します。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: けろよんさん
返信日時:2011-01-12 23:33:52
吉岡先生、山田先生、再び回答をいただき、どうもありがとうございます。

前の歯科に連絡を取って、これまでの治療状況をおしえていただけるようにお願いしましたところ、

「10月に検診した時点で虫歯は1本もありませんでした。乳歯D、Eと6歳臼歯4本の計12本全てについてコーティングをしてあります。ただし、堅い物を噛むとコーティングは取れてしまうことがありますので、取れているかもしれません」

との回答でした。

やはり、前の歯科では虫歯は発見できていなかったのかなと思います。

でも、先生方の回答を読ませていただき、自分でじっくり考える時間を持ち、そういうこともありうるのかなと思えるようになってきました。
実際に、娘の歯にペンライトをあてて見てみましたが、治療中の虫歯以外は、私にはどれが虫歯なのかよくわかりませんでした。
レントゲンをとらないで視診だけで見つけるのは難しいのかもしれません。

ただ、ひとつだけ気になることがあります。

現在かかっている小児歯科

「娘さんの歯は1本もコーティングされていない」

と言われました。
また、虫歯だと診断された歯は、全て前の歯科でコーティングした歯です。

お聞きしたいのですが、コーティングした歯を虫歯だと見間違えている可能性はないでしょうか。
これは、以前、学校検診で虫歯が見つかった際に前の歯科でそう言われたことなのですが。

もし、見間違いであったなら、こんなにうれしいことはないです。
ただ、現在かかっている小児歯科に対する信頼は揺らぎそうで困るのですが。

なんだか不安な気持ちでいっぱいですので、回答をいただけるととてもありがたいです。
よろしくお願いいたします。
回答 回答9
  • 回答者
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-01-13 02:06:26
不安なお気持ちお察し致します。

>現在かかっている小児歯科で「娘さんの歯は1本もコーティングされていない」と言われました。また、虫歯だと診断された歯は、全て前の歯科でコーティングした歯です。


あくまでも憶測になるのですが、2パターンの事が想像されます。
(個人的な憶測なので、参考程度に聞き流して下さい)


1.一般歯科で行ったのは実はレジン充填で、それを「コーティング」とご説明していて、その部分の周りや下が二次カリエスになっていた。
小児歯科からすれば、レジン充填は予防処置である「シーラント」ではないので、「コーティングされていない」と言われた。
また、視診とレントゲン画像でう蝕が発見されたので虫歯だと診断された。


2.一般歯科で予防処置であるシーラント→「コーティング」は施したが、それがすぐ取れてしまい、(生活習慣の指導も全くされていなかったので)深い溝や隣接面から虫歯になった。

または、咬合面の深い溝にコーティングする前から隣接面などに虫歯があったが、一般歯科では発見出来ずにいてそのままコーティングだけ施し、隣接面の虫歯は、まず学校検診で指摘され、小児歯科で再指摘された。

学校検診から小児歯科にかかられた経過時間を見ますと、仮に学校検診時点で既に虫歯があったとすれは゛、軽度から中度、中度から重度に進行して行ったとしてもおかしくはありません。


・・まぁ、全くの憶測ですので、実際のところどうなのかは分かりません・・・・



記述内容で、
>昨年の4月に学校検診で4カ所の虫歯を指摘されましたが、それを歯科医に伝えたところ、
>「コーティングを見間違えたのでしょう。これは虫歯ではないので大丈夫です」

仮に、一般歯科が全ての視点を「溝のコーティング」だけに傾けていて、学校検診が二次カリエスや隣接面などの虫歯を指摘していたとします。
そうしますと、上記のような食い違った会話が成立しそうなのです・・・・・


>コーティングした歯を虫歯だと見間違えている可能性はないでしょうか。
>これは、以前、学校検診で虫歯が見つかった際に前の歯科でそう言われたことなのですが。


学校検診をされた先生と、別の小児歯科の先生がほぼ同じ診断をされているわけですから、見間違えるという事はかなり低いと個人的には思います。
コーティングした(記述内容の流れから、個人的にこれが一体何なのか分からないのですが・・・)歯のどこかが二次カリエス、またはコーテングした箇所とは違う箇所が虫歯になっていたという可能性のほうが高いように思います。


気にかかったことがあったのですが・・・・
一般歯科でシーラント(ここでいうコーティングがそうだと仮定した上で)をなされた時は、防湿処置であるラバーダム(ゴムマスク)を着けてなさったのでしょうか?
小さいお子さんは唾液が多いので、防湿処置をちゃんとしないと、シーラントの接着性・耐久性が悪くなり、非常に取れやすくなってしまいます。
そうしますと、深い溝からまた虫歯に罹ってしまうリスクが上がります。



シーラントやフッ素塗布をすれば=虫歯にならないというわけではなく、歯磨きはもちろんですが、甘いものを上手に食べさせる工夫をする事や、食生活のリズムの見直しも虫歯予防の上ではとても大切な事であることを忘れないで下さい。


実際に診察したわけではないのですが、これからはフロスもお使いになられたほうが良いように感じます。
乳歯の虫歯でDEの隣接カリエスがとても多いのです。
治療を終えた後はより一層のケアが必要になってきますので、頑張ってください。

これからは、お子さんのかかりやすさの診断を含め、予防法を教えて下さるような先生にかかられることが良いのではないかと思いますよ。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2011-01-13 20:08:52
すっかり根がなくなっているというより、かなり根が吸収されているということのようですね。

>生活習慣に問題がある場合は虫歯ができてしまうはずだから、毎月検診して虫歯がないということはこのままの生活習慣で大丈夫なのだろう、そう考えていました。

本来はそう考えていただいてよいと思います。
虫歯が発見できなかったのだとしたら、それとは別問題ですから。

食生活指導でもフッ化物の応用でもそうなんですが、画一的な指導、処置は必ずしもすべての人に当てはまるわけではありません。


>そして、もし虫歯ができてしまった時には初期で発見していただけると思っていたので、今回のことは大変ショックだったのです。

最近はむし歯予防に熱心な方も増えてきましたので、むし歯ができてしまったことにショックを受ける保護者の方も多いですね。

ただ、乳歯は生え変わるまで痛まなければよいと考える保護者の方や歯科医師も少なからずいますし、そういった考え方の方には最初の歯科医院のほうがよかったのかもしれません。


>こうなる前にもっと早く間違った食事やおやつの取り方を改めるべきでした。

間違っていたのかどうかは、わかりませんよ。
ここの回答者は、けろよんさんのお子さんを実際診ているわけではありませんので、個人個人にあった的確な診断、指導は行えるはずはありませんので。


吉岡先生も書かれているように、

>繰り返しますが、実際のところは分からないですからね (^^;)

ですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: けろよんさん
返信日時:2011-01-17 23:04:32
王先生、森川先生、ご回答をいただき、どうもありがとうございます。

再度小児歯科の先生にたずねたところ、王先生のおっしゃるように、一般歯科で行った奥歯の溝への処置は「コーティング」と呼べるほどのレベルでは無かったため、先生は「コーティングされていない」と言ったとのことでした。

ちなみに、一般歯科ではラバーダムは着けたことがなく、溝に充填した物がよく取れていましたので、毎月の検診で取れているのがわかると再度充填していました。
とりあえず、充填物虫歯を見間違えたということは無いようです。


先生方にご意見をいただき、私なりに推測してみたのですが、前の歯科では初期の虫歯を発見していなかったか、発見したものの再石灰化の可能性があるということで虫歯とカウントしない方針だったのだと思います。
また、重度の虫歯については発見していなかったのだと思います。

それでいいという方もいるとは思いますが、私の場合は初期で虫歯を見つけておしえてほしいと思っていたため、前の歯科はニーズに合わなかったということなのでしょう。
残念ながら、娘にはたくさんの虫歯ができてしまいましたが、永久歯がひどい虫歯になる前にニーズに合った小児歯科に転院できたのは不幸中の幸いでした。
小児歯科では治療をしっかりしていただけそうなので、私は娘と一緒に予防の方をがんばりたいと思います。


こちらで相談させていただき、大変参考になりました。
最初は前の歯科に抗議したい気持ちでいっぱいでしたが、歯科によっていろいろな診療方針があることがわかり、冷静になることができました。

回答していただいた先生方には深く感謝しております。
どうもありがとうございました。



タイトル [写真あり] 予防で歯科通院してきたのに学校と他院で多数の虫歯発覚?
質問者 けろよんさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
虫歯予防
シーラント
小児歯科治療
その他(診断)
その他(写真あり)
子供(子ども)の虫歯
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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