軽度障害児（中学２年）、部分入れ歯が外れて何度も紛失します
相談者：
そうちゃんママさん (47歳：女性)
投稿日時：2011-01-17 17:46:58
軽度知的障害の中学2年の子供です。
３年前に、通学時に転んで上の中切歯1番の２本欠損。
1本は差し歯で残り1本が部分入れ歯です。
就寝前に外し忘れて飲み込んでしまったり、学校などの外出先で紛失することが多く、作っても数ヶ月の割合で紛失して保険適用外費用となります。
部分入れ歯の調整も２週間に一度の割合で通院しておりますが、学校で遊んでいる時に外れて飛んでなくなることなど頻繁です。
親が四六時中みていることもできず、就寝前などは毎日気をつけていますが本人が100%管理ができないため困っております。
かかりつけの歯科医に相談しましたが、新しく作りましょうと言われるだけです。
成長したらインプラントなど考えておりますが、他に何か方法はないのか悩んでおります。
３年前に、通学時に転んで上の中切歯1番の２本欠損。
1本は差し歯で残り1本が部分入れ歯です。
就寝前に外し忘れて飲み込んでしまったり、学校などの外出先で紛失することが多く、作っても数ヶ月の割合で紛失して保険適用外費用となります。
部分入れ歯の調整も２週間に一度の割合で通院しておりますが、学校で遊んでいる時に外れて飛んでなくなることなど頻繁です。
親が四六時中みていることもできず、就寝前などは毎日気をつけていますが本人が100%管理ができないため困っております。
かかりつけの歯科医に相談しましたが、新しく作りましょうと言われるだけです。
成長したらインプラントなど考えておりますが、他に何か方法はないのか悩んでおります。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時：2011-01-17 17:54:05
自己管理できない障害なら、取り外し式の入れ歯は難しいかもしれませんね。
後は２番を削ることにより、固定性のブリッジと言う選択も有りますが、２番が虫歯でもなければ削るのはもったいないようにも思います。
１番は通常道理の形成で、２番は接着性ブリッジのような形成にすれば、少しはましかもしれませんね。
後は２番を削ることにより、固定性のブリッジと言う選択も有りますが、２番が虫歯でもなければ削るのはもったいないようにも思います。
１番は通常道理の形成で、２番は接着性ブリッジのような形成にすれば、少しはましかもしれませんね。
回答2
みずさわ歯科医院(千葉県鎌ヶ谷市)の水澤です。
回答日時：2011-01-17 17:59:01
頻繁に誤飲、紛失されているようですね。
義歯の大きさは大きくなりますが、バネの数を増やして外れにくくしてみるというのはいかがでしょうか。
安定はよくなりますが、邪魔に感じるかもしれません。
すでにこのような対策をされているならスミマセン。
義歯の大きさは大きくなりますが、バネの数を増やして外れにくくしてみるというのはいかがでしょうか。
安定はよくなりますが、邪魔に感じるかもしれません。
すでにこのような対策をされているならスミマセン。
回答3
泉川歯科医院(茨城県笠間市)の泉川です
回答日時：2011-01-17 18:11:47
そうちゃんママさま、こんにちは
細見先生と私も同じ考えですね！
ただ１番を被る冠で、2番をあまり削らなくてすむ接着性ブリッジでした場合、維持力の関係で2番の金属等だけがはずれて、虫歯になりやすい事が時としてありますので、そこのところをご参考にしていただいて、担当の先生にご相談してみてはいかがでしょうか。
細見先生と私も同じ考えですね！
ただ１番を被る冠で、2番をあまり削らなくてすむ接着性ブリッジでした場合、維持力の関係で2番の金属等だけがはずれて、虫歯になりやすい事が時としてありますので、そこのところをご参考にしていただいて、担当の先生にご相談してみてはいかがでしょうか。
回答4
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時：2011-01-18 01:25:48
心労お察し致します。
＞軽度知的障害の中学2年の子供です。
＞就寝前に外し忘れて飲み込んでしまったり、学校などの外出先で紛失することが多く作っても数ヶ月の割合で紛失し、学校で遊んでいる時に外れて飛んでなくなることなど頻繁です。
＞本人が100%管理ができないため困っております。
障害児の患者さんの中で、ADHDやADDのような不注意欠陥障害があるお子さんの場合ですと、取り外し型の部分入れ歯は彼らにとっては保管が難しく、ある意味で余計負担を掛けてしまうかもしれませんね。
歯科の視点からすれば、今の処置（一本クラウン＋一本部分入れ歯）は適切だとも言えますが、広い範囲で医学的・発達障害学的視点から見ますと、より適切な補綴治療を考慮すべきだと思います。
就寝前に外し忘れ誤飲されてしまうと窒息などの危険性もありますし、頻繁に失くされると、たとえ親御さんが叱責されなくても、本人は又物を失くしたという「失敗感」を何度も何度も経験しなければならなくなります。
不注意や衝動性が目立つようなお子さんは唯でさえ学校などで非難を受けてしまうことが多く、「自分は何をやっても失敗する」経験があまりにも多すぎますと、自己評価が低くなり二次障害を引き起こしかねません。
歯科からそういった「失敗させてしまう」要因を増やすことは、極力避けたほうが良いのではないかと思います。
発達障害のお子さんに「成功する経験」をより多く持たせてあげることは、色々な面でとても重要な事だと思います。
そういった事も考慮して、個人的には細見先生が提案なさっている「１番は通常道理の形成で２番は接着性ブリッジのような形成 」の固定式補綴物が無難だと思います。
固定式であれば誤飲・紛失されることも無くなりますので、より適切な選択と言えるのではないでしょうか。
（＋定期管理は継続して受けられたほうが良いと思います。）
部分入れ歯の調整も２週間に一度の割合で通院していらっしゃるようですから、歯科診療自体は拒んでいないようですね？
＞かかりつけの歯科医に相談しましたが、新しく作りましょうと言われるだけです。
何か理由があってそうしているのかもしれません。
例えば、歯の生え方でそれしか出来ない、お子さんの治療協力度が低く、短時間で済む型取りしか出来ないため→部分入れ歯etcなどと云った理由があるのかもしれません。
もう一度担当の先生とご相談してみて下さいね。
お大事に。
＞軽度知的障害の中学2年の子供です。
＞就寝前に外し忘れて飲み込んでしまったり、学校などの外出先で紛失することが多く作っても数ヶ月の割合で紛失し、学校で遊んでいる時に外れて飛んでなくなることなど頻繁です。
＞本人が100%管理ができないため困っております。
障害児の患者さんの中で、ADHDやADDのような不注意欠陥障害があるお子さんの場合ですと、取り外し型の部分入れ歯は彼らにとっては保管が難しく、ある意味で余計負担を掛けてしまうかもしれませんね。
歯科の視点からすれば、今の処置（一本クラウン＋一本部分入れ歯）は適切だとも言えますが、広い範囲で医学的・発達障害学的視点から見ますと、より適切な補綴治療を考慮すべきだと思います。
就寝前に外し忘れ誤飲されてしまうと窒息などの危険性もありますし、頻繁に失くされると、たとえ親御さんが叱責されなくても、本人は又物を失くしたという「失敗感」を何度も何度も経験しなければならなくなります。
不注意や衝動性が目立つようなお子さんは唯でさえ学校などで非難を受けてしまうことが多く、「自分は何をやっても失敗する」経験があまりにも多すぎますと、自己評価が低くなり二次障害を引き起こしかねません。
歯科からそういった「失敗させてしまう」要因を増やすことは、極力避けたほうが良いのではないかと思います。
発達障害のお子さんに「成功する経験」をより多く持たせてあげることは、色々な面でとても重要な事だと思います。
そういった事も考慮して、個人的には細見先生が提案なさっている「１番は通常道理の形成で２番は接着性ブリッジのような形成 」の固定式補綴物が無難だと思います。
固定式であれば誤飲・紛失されることも無くなりますので、より適切な選択と言えるのではないでしょうか。
（＋定期管理は継続して受けられたほうが良いと思います。）
部分入れ歯の調整も２週間に一度の割合で通院していらっしゃるようですから、歯科診療自体は拒んでいないようですね？
＞かかりつけの歯科医に相談しましたが、新しく作りましょうと言われるだけです。
何か理由があってそうしているのかもしれません。
例えば、歯の生え方でそれしか出来ない、お子さんの治療協力度が低く、短時間で済む型取りしか出来ないため→部分入れ歯etcなどと云った理由があるのかもしれません。
もう一度担当の先生とご相談してみて下さいね。
お大事に。
| タイトル | 軽度障害児（中学２年）、部分入れ歯が外れて何度も紛失します |
|---|---|
| 質問者 | そうちゃんママさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 47歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
部分入れ歯のトラブル 専門的な質問その他 その他(その他) 歯科と全身疾患その他 |
| 回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
