9歳、虫歯を削って治療したほうがいいといわれたが他に治療法は?

相談者: 1124さん (51歳:女性)
投稿日時:2011-01-22 20:54:13
はじめて相談させていただきました。

今日、9歳の娘の左下6番が虫歯だと言われました。

見た目は黒くなっているわけではないのですが、レーザー(?)で測った数値が40を超えているので削って治療をしたほうがいいといわれました。

削る以外の治療法はないでしょうか?


よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-01-22 21:29:57
レーザーで数値が40、ディアグノデントでしょうか。

虫歯は削るか削らずに経過を見るかは主治医の判断です。
デイアグノデントはデータの一つに過ぎません、他に視診、レントゲンなどで総合的に判断するものです。

主治医に削らずすまないか相談してみてください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-01-22 21:39:35
>レーザー(?)で測った数値が40を超えているので削って治療をしたほうがいいといわれました。

ダイアグノデントと言う機械で測った数値ですね。


当院でもダイアグノデントは活用しておりますが、その数値の結果だけで治療方針を決める事はありません。



僕の考えとしては、あくまでもダイアグノデントの数値は「天気予報と一緒」としています。
(数値はある程度正確なのですが…)

例えば降水確率が90%だったとします。あなたは傘を持って行きますか?

おそらく、ほとんどの人が傘を持って出かけると思います。

では、10%だったら?

逆に傘を持って出る人は少ないでしょう。



では70%だったら?
50%だったら?
40%だったら?


答えはそれぞれ変わってくるのではないでしょうか。

「少しくらい降られてもいいや!」と思う人もいるでしょうし、「心配だから持って行く」と言う人もいるでしょう。
「折り畳みぐらいは持って行こう」と考えるかもしれませんね。

これを今回のケースにあてはめてみると…

 天気予報の数値 … ダイアグノデントの数値
 雨 … 虫歯
 傘 … 治療
 折り畳み傘 … 予防処置(経過観察も含む)


担当の先生は「降水確率40%だから傘が必要です」と思われたのでしょう。

それは間違った判断ではありませんし「絶対に濡れたくない!」と思っている人にとっては正しい判断だと思います。


果たして「それが1124 さん(の娘さん)に当てはまるかどうか?」だと思います。


「濡れてもいいや!」は困りますが、「折り畳み傘はしっかり持って行こう」と考えられても良いような気がします。


ただし、どうしても歯科医院歯科医師主導になりがちです。
担当の先生が「絶対に濡らせたくない」と考えられている以上、その指示に従う事になると思います。



>削る以外の治療法はないでしょうか?

虫歯の治療法は削って詰める以外に方法はありません。

しかし、それ以外の方法もあると言う事です。

参考にされてください。
* 虫歯の予防法

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-01-22 22:21:06
こんばんは。

>>削る以外の治療法はないでしょうか?
>虫歯の治療法は削って詰める以外に方法はありません。

あげ足取りみたいですみませんが、

・食習慣の改善指導
フッ素の利用方法についての指導
ブラッシング技術についての指導
・進行抑制のための、歯科医院での高濃度のフッ素塗布

などもむし歯の治療法のひとつです。
削る方法ももちろんありますが、専門的には色々ある治療法の中の、「外科的な方法」という分類になりますね。

あくまで教科書的な話で、日本の社会には馴染みにくいですけど。。



娘さんの治療法については何が適切か、ここでは分かりません。

同じ大きさのむし歯があったとしても、色々な条件によって治療方針は(本当は)変わりますからね。

ダイアグノーデントの数値だけでデジタルに治療方針を決める先生もおられるのかも知れませんが、それでは不適切です。



主治医の治療方針に納得がいかないのでしたらもっと詳しい説明を求めるなり、他院でセカンドオピニオンをお求めになった方がいいと思いますよ。

お大事にどうぞ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 1124さん
返信日時:2011-01-23 00:27:47
いろいろご意見を聞かせていただきありがとうございます。
主治医に再度相談をしてみるとともに、セカンドオピニオンも受けてみたいと思います。


娘は床矯正をしていて、毎月クリーニング(必要に応じてフッ素も)とチェックをしていただていたのに・・・。

歯にはとても気をつけていて箸などもすべて別々にしていたし、飴なのもなるべく食べないようになどいろいろとしていたのに虫歯にならないようにするのは難しいものでね。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-01-23 05:44:12
1124さまおはようございます。

>歯にはとても気をつけていて箸などもすべて別々にしていたし、飴なのもなるべく食べないようになどいろいろとしていたのに虫歯にならないようにするのは難しいものでね。

むし歯に気をつけていたのにむし歯になってしまって、むし歯予防は難しいと考えていらっしゃるようですね。

日常生活の中にむし歯を作ってしまった原因が必ず潜んでいると個人的には考えています、それに気付かれて取り除くことが出来れば永久歯むし歯ゼロは十分可能だと思います。

今一度食生活を含めて振り返って見られるのがいいように思います。

予防歯科
http://yamadashika.jp/prevent.html


画像1 0歳から食を中心とした生活習慣に留意して子育てした子ども達の口腔内細菌について
(お菓子としてのお砂糖を与えない育児をしたら口腔内のミュータンス菌の比率がが極めて少なくなりむし歯のリスクが著しく減少したという研究結果)

画像1画像1

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 1124さん
返信日時:2011-01-27 10:14:19
色々なご意見を聞かせていただきありがとうございました。
大変役に立ちました。



タイトル 9歳、虫歯を削って治療したほうがいいといわれたが他に治療法は?
質問者 1124さん
地域 非公開
年齢 51歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
乳歯の虫歯(むし歯)
子供(子ども)の虫歯
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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