左上5〜7ブリッジの再治療。いっそ6番をインプラントにしたほうがいい?

相談者: あや13さん (29歳:女性)
投稿日時:2011-01-24 20:24:12
妊娠4ヶ月の妊婦です。

ブリッジインプラントについて教えてください。

5年前に左上6番を虫歯のために抜歯し、57番でブリッジしました。

先月から、そのブリッジ部分に沁みを感じたため、歯科を受診したところ(引越しにより、ブリッジしたところとは別の歯科)、

「虫歯になっているが、進行止めの薬で様子を見ましょう。
そうすれば、ブリッジを壊さなくてそのまま使えますから。」

と言われました。


しかし、このままにしておく事から57番の虫歯が少しずつ進行し、結局抜歯する事になってしまう事を恐れ、1週間後に再び受診したところ、ではブリッジをはずし、根の治療をし、また、ブリッジをつけましょう。という事になり、はずして、57番、共に虫歯を削ってもらいました。

しかし、今回自分で57番を見てみると、削った事によって他の歯に比べ半分程の高さしかなくなってしまい、そこに再びブリッジをつける事に対し、強度の問題や、また虫歯になってしまっても見つけづらくなってしまい、結局57番も失ってしまう事になるかもしれない恐怖感などから、6番にインプラントを入れ、57番を単独にした方が将来的にいいのではないかと思ってきました。


ただ、57番がすでに削られているため、健康な歯を削らなくて済む、というインプラントの大きなメリットはない事などから、再びブリッジをつけた方がいいのか、分からずに悩んでおります。



2日後に歯科の予約を入れてあるので、そこで話してみようとは思っていますが、その歯科ではインプラントを行っていないので、相談に乗ってもらえるか心配で質問させていただきました。

6番以外の歯は、すべて健康に残っています。
親知らずは4年前に親知らずからの下顎骨周囲炎に罹り発熱し、大学病院に1週間入院治療した際、再発予防のために左下を除き抜歯しました。
その際、炎症を起こしている顎の骨を、少し削ったそうです。)


どうか、よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-01-24 20:28:56
こんばんは。


ブリッジの支台になる予定の歯の負担を減少させる
歯根を増やすことができる

など、それでもインプラントにするメリットはありますので、過去の経緯にこだわらず、インプラントかブリッジを選択なさることを個人的にはお勧め致します。


なお、もしインプラントをなさるのでしたら、妊娠4ヶ月でいらっしゃることから、いつインプラントの手術を行うのかはよく検討する必要があると思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-01-25 05:51:35
あや13さまこんばんわ。

上顎6番欠損でインプラントにするかブリッジにするか悩んでいらっしゃるようですね。


すでに削っているのでインプラントにする意味はないと思います、他の歯も健康なようですから咬合力についても将来咬合の崩壊を起こす要素は歯周病ということになるでしょう。

インプラントで歯根を増やす意味はないでしょう、個人的にはしっかりした根管治療歯根破折に対する対策を講じておけば問題を起こす可能性は低いように思います。


インプラントは所詮異物です、出来るだけ避ける方向での治療計画のほうが将来的には色々な問題を抱え込むリスクが低いと思います。

参考になれば幸いです。


歯周病 
http://www.yamadashika.jp/perio.html

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-01-25 09:51:58
脇田先生と山田先生が真逆の事を書いていますね…。


僕は「どちらが正解」と言う事は無いと思いますよ。


僕はどちらかと言うと積極的にインプラントを考える方ですが、あや13さんの書かれているように


妊娠4ヶ月の妊婦です

>健康な歯を削らなくて済む、というインプラントの大きなメリットはない


と言う事から考えると今回はブリッジでもいいと思います。
(将来的に不具合があるのであれば、インプラントに変えても良いわけですから)


いずれにしても、あや13さんが信頼されている主治医の意見が最も重要だと思いますよ。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-01-25 11:44:00
確かにインプラントを行なうのに十分な骨があり、インプラントを行なうことで顎の骨にも適切な力の刺激が加わり、両隣在歯にかかる負担を少なくすることで他の歯を長持ちさせる効果はあると思います。

反面、手術が必要ですし、出産直後はお子さんの育児でなかなか自分に手が回らないという方も多く、その点でインプラントは治療にブリッジより時間を要するためでメリットになるかと思います。


タイヨウ先生はおっしゃる通り今回はブリッジでもし将来何かトラブルが生じて来るようならば、そのときにインプラントも検討するという選択肢を残しておくのが良いかもしれません。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-01-25 12:13:22
ブリッジインプラントを比較した際に、ブリッジの支台が両方生活歯(神経が生きている)のであれば、その歯の生存率は、インプラントの場合とほとんど差がありません。

神経が取られている場合は、インプラントにした方が、生存率は高くなります。

それだけを見れば、インプラントの方がよいように感じます。


ただし、インプラント自体がどのくらい持つのか??
ということ。
今後、残していた歯がだめになった場合の治療計画

などを考慮すると、ブリッジも、インプラントもどちらでもよいのかなぁ。

っと言う感じです。



いずれにせよ、20年30年というスパンで考えたときには、インプラントが必ず必要な場面も出てくるでしょうから、それを考慮して、
インプラント貯金はしておいてもいいかもしれません

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2011-01-25 14:30:02
残存歯の負担を少なくする、と言うメリットを重視されるならインプラント、その部位の歯が再治療に到って、その時にインプラントでも良いかな、と思えるならブリッジ、ではないでしょうか?


インプラントでも、妊娠5ヶ月以降に始めれば胎児への心配もなく、大きな外科手術でなく手術して下さる先生を探せば、産まれる前までに被せ物まで終了すると思われます。

ブリッジの利点は治療期間が短くて済むと言う事で、充分出産までに間に合う事でしょう。


以上の検討され、決定される事をお勧めします。

私でしたら、多分インプラントをお勧めします。


ブリッジの何回かのやり変えによる天然歯の喪失を恐れますので、始めから1本1本で治して置きたいです。

少なくとも1本1本にして置いた方が、隣の歯を長く守れるのではないか、と期待します。


ご参考にされて下さい。

お大事に。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あや13さん
返信日時:2011-01-25 18:43:14
脇田先生、山田先生、タイヨウ先生、尾崎先生、中山先生、松元先生、ご回答ありがとうございます。

大変参考になりました。

これが一番正しい、という答えはないのですね。

実際に見ていなく、文章だけの情報なのに、いろいろ考えてくださり、本当に感謝しています。

最後は担当の先生と相談して、自分で決める事とは分かっていますが、いろいろな考え方があり、また迷ってしまっています。


担当の先生には、

「今度この部分が虫歯になったら、表面だけにとどまっていれば別として、多分もう無理でしょう。」

と言われました。

素人考えかもしれませんが、ブリッジをつけていると、どうしてもその部分が虫歯になりやすくなってしまい、また今回神経を取ってしまったので、もし虫歯ができても更に気付きにくく、進行してからでないと、わからないのではないかと思い、ブリッジを再びつける事に非常に不安を抱いています。

(将来6番だけでなく5,7番も失い、インプラントにする時3本入れる事になるのではないかと・・・)


だったら、5,7番を単独にする事によって少しでもケアしやすくして、長持ちさせた方がいいのではないかと考えていました。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2011-01-25 23:24:18
口の中を見てもいないのに まさか、インプラントがいい! とかブリッジがいい! などと、無責任なことを書けるわけもありません。


重要なことは、それぞれの治療の利点と欠点を理解し、また、あなたの主治医がどのような治療を得意とするのか? です。


インプラントは多くの利点があり、それは、ネットを検索すれば沢山見つかりますが、その反面として、

●手術を伴う
●術後に違和感を生じる可能性がある
●体内に金属を埋め込む必要があり、また、簡単には除去できない
●内部で折れる可能性がある
●インプラント周囲に歯周病と似たインプラント周囲炎が起こる可能性があり、これは、現在の歯科医療では難症例になる。
●インプラントには歯根膜が無いため、”歯ごたえ”は非常に乏しい。
また、異常な咬合圧が加わった際にもそれを検知できないため、インプラント上部の補綴物やインプラント体そのものに高負荷が加わり、破壊につながるおそれがある
●成功率が100%の治療方法ではない。

といった欠点があります。


また、 ブリッジにも
●ブリッジの下の場所の清掃不良を起こす
●支えの歯に異常が生じても発見が遅れる
●ブリッジの支えの歯が全て保存不可能になった際には大きな欠損につながる

などの欠点があります。

しかし、インプラントには無い、歯根膜の感覚を残しますので高負荷が加わることを予防できる利点はあります。

歯医者的にはインプラントを推奨したいので、ネット上ではブリッジの欠点とインプラントの利点を掲げたものが多いのですが、やはり中立な立場でそれぞれの利点と欠点を把握する必要があります。


しかし一番重要なのは、”貴方にとって何が幸せなのか?”

です。

もしかしたら、欠損部に部分義歯を装着することが最も幸せに感じるかもしれません。
もし、部分義歯で幸せを感じるなら、歯を削ったり、手術する必要もないわけです。

当然、部分義歯にも利点と欠点があります、そういうものも把握することが重要です。




タイトル 左上5〜7ブリッジの再治療。いっそ6番をインプラントにしたほうがいい?
質問者 あや13さん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:6番(第一大臼歯)
インプラントその他
ブリッジその他
回答者




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