[写真あり] 歯列矯正から15年も経った今、歯が動き歯茎も違和感(豪州)
相談者:
イヴさん (36歳:女性)
投稿日時:2011-02-03 23:47:48
歯並びと、歯茎の違和感(痛みはないが、むずむずする感じ)について、質問です。
ここ5年の間に、右下1番が曲がってきました。
最近更に、左下2番も傾いてきました。
それと並行するように、右下1,2番、左下1,2番の4本の歯茎が、とてもむずむずして、毎日とてもストレスを感じています。
私は10歳から、歯科矯正を大学病院で受けました。
左上1番の歯が、鼻の横辺りに埋まっていたためです。
それを手術で取り除き、ブラケットで矯正を行い、前歯3本はブリッジをつけました。
治療後の経過観察も含めて、歯科矯正を完全に終わったのは、17歳くらいだったと思います。
その後、15年くらいは、すばらしくきれいな歯並びを維持しました。
ところが、30歳を過ぎてから下の前歯が徐々に傾き初め、写真のような状況です。
質問内容ですが、
1.矯正してから15年も維持していた歯が動いてしまったのはなぜか。
2.これ以上更に動く可能性はあるか。
3.動きを止める方法、もしくは元に戻す方法と治療期間
4.また歯科矯正をしても、またこのように戻る可能性はあるか
5.歯茎のむずむず感は、歯の動きによるものか、歯周病などの病気か
(半年前に歯垢と歯周病の検査をしたら大丈夫でした)
私は、オーストラリア在住です。
歯科治療にかかる費用はとても高額なため、相談に行くのさえ躊躇している状態です。
費用と期間の関係でどちらの国で治療を行ったらいいのか考えなくてはならないと思いますので、どうぞアドバイスをお願いできたらと思います。
よろしくお願いします。
画像1 画像2
ここ5年の間に、右下1番が曲がってきました。
最近更に、左下2番も傾いてきました。
それと並行するように、右下1,2番、左下1,2番の4本の歯茎が、とてもむずむずして、毎日とてもストレスを感じています。
私は10歳から、歯科矯正を大学病院で受けました。
左上1番の歯が、鼻の横辺りに埋まっていたためです。
それを手術で取り除き、ブラケットで矯正を行い、前歯3本はブリッジをつけました。
治療後の経過観察も含めて、歯科矯正を完全に終わったのは、17歳くらいだったと思います。
その後、15年くらいは、すばらしくきれいな歯並びを維持しました。
ところが、30歳を過ぎてから下の前歯が徐々に傾き初め、写真のような状況です。
質問内容ですが、
1.矯正してから15年も維持していた歯が動いてしまったのはなぜか。
2.これ以上更に動く可能性はあるか。
3.動きを止める方法、もしくは元に戻す方法と治療期間
4.また歯科矯正をしても、またこのように戻る可能性はあるか
5.歯茎のむずむず感は、歯の動きによるものか、歯周病などの病気か
(半年前に歯垢と歯周病の検査をしたら大丈夫でした)
私は、オーストラリア在住です。
歯科治療にかかる費用はとても高額なため、相談に行くのさえ躊躇している状態です。
費用と期間の関係でどちらの国で治療を行ったらいいのか考えなくてはならないと思いますので、どうぞアドバイスをお願いできたらと思います。
よろしくお願いします。
画像1 画像2
回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-02-04 10:56:39
成長期以降も一生を通じて歯は移動し、当然歯列も変化するものだと思っています。
このような下前歯の動きは非常によく見かけます。
もし仮に、イヴさんが矯正治療されていなかったとしても、この変化はあったかもしれません。
一体、何故起こるのか?については、本当に色々な要因がありますが(歯は前に移動する運命?歯を支える骨が前から無くなっていく?舌の力で前方に押す?顎の位置自体の変化etc.)、まだ私自身も納得のいく回答が出来ません。
今後も、この変化は続いていく可能性はあります。いつ止まるのかの予測は、まだ今の私には出来ません。
治療法として、
1.(上との噛み合わせ次第ですが)再び強引に並べた後、裏から一生ガチッと固定する。
2.各歯の隣り合う部分を僅かずつ削ってスペースを作ってから並べて固定する。
3.長期間経過観察してスペースを検討していく、ゆくゆく1本抜歯して並べる。
ただ、この場合でも固定(特に抜いた歯の両側同士)は必要だと思います。
上前歯との噛み合わせが重要なポイントとなりますが、2案あたりが現実的ではないでしょうか?
このような下前歯の動きは非常によく見かけます。
もし仮に、イヴさんが矯正治療されていなかったとしても、この変化はあったかもしれません。
一体、何故起こるのか?については、本当に色々な要因がありますが(歯は前に移動する運命?歯を支える骨が前から無くなっていく?舌の力で前方に押す?顎の位置自体の変化etc.)、まだ私自身も納得のいく回答が出来ません。
今後も、この変化は続いていく可能性はあります。いつ止まるのかの予測は、まだ今の私には出来ません。
治療法として、
1.(上との噛み合わせ次第ですが)再び強引に並べた後、裏から一生ガチッと固定する。
2.各歯の隣り合う部分を僅かずつ削ってスペースを作ってから並べて固定する。
3.長期間経過観察してスペースを検討していく、ゆくゆく1本抜歯して並べる。
ただ、この場合でも固定(特に抜いた歯の両側同士)は必要だと思います。
上前歯との噛み合わせが重要なポイントとなりますが、2案あたりが現実的ではないでしょうか?
回答2
本郷壱岐坂矯正歯科(東京都文京区)の大原です。
回答日時:2011-02-04 12:37:06
回答させていただきます
>1
これはだれにでも起こりうるいわゆる経年的な現象と考えます。骨はどんどん弱くなるので、食事などに気を付けてそのカーブを緩やかにされるとよいかと思います。栄養は大事です。
>2
どこまでも悪くなるとは思えませんが、もっと動いてしまう可能性はあります。
>3
今の状態でならまだ気にならない。
というのであれば、マウスピースなどを作ってもらい、おやすみの際に使用する事で抑える事はできます。
気になるようでしたら前歯のみ再治療が必要でしょう。
上の前歯との関係を見て、そのまま並べられるか、藤森先生のおっしゃるとおり歯をほんの少し削ってスペースを確保することで治療可能ではと思います。
抜く必要はないと思います。
これくらいであれば3ヶ月〜半年で並ぶのではないかと思います。あくまでも予測です。
>4
矯正をしても再度後戻りはあると考えていいでしょう。
並んだらリテーナーを使うか、裏から固定してしまうのも選択肢としてはありです。
>5
お写真から見るレベルでは、健康ではないかと思います。
おそらく、動こうとしている状態がムズムズさせているのかもしれませんが明言はできません。
再治療という事、部分的な事も含めて、医院毎で料金設定は様々だと思います。
大変ナーバスな事ですので、充分にコミュニケーションが取れる所がいいのではと思います。
だらだらと失礼しました。
>1
これはだれにでも起こりうるいわゆる経年的な現象と考えます。骨はどんどん弱くなるので、食事などに気を付けてそのカーブを緩やかにされるとよいかと思います。栄養は大事です。
>2
どこまでも悪くなるとは思えませんが、もっと動いてしまう可能性はあります。
>3
今の状態でならまだ気にならない。
というのであれば、マウスピースなどを作ってもらい、おやすみの際に使用する事で抑える事はできます。
気になるようでしたら前歯のみ再治療が必要でしょう。
上の前歯との関係を見て、そのまま並べられるか、藤森先生のおっしゃるとおり歯をほんの少し削ってスペースを確保することで治療可能ではと思います。
抜く必要はないと思います。
これくらいであれば3ヶ月〜半年で並ぶのではないかと思います。あくまでも予測です。
>4
矯正をしても再度後戻りはあると考えていいでしょう。
並んだらリテーナーを使うか、裏から固定してしまうのも選択肢としてはありです。
>5
お写真から見るレベルでは、健康ではないかと思います。
おそらく、動こうとしている状態がムズムズさせているのかもしれませんが明言はできません。
再治療という事、部分的な事も含めて、医院毎で料金設定は様々だと思います。
大変ナーバスな事ですので、充分にコミュニケーションが取れる所がいいのではと思います。
だらだらと失礼しました。
回答3
回答日時:2011-02-04 19:50:18
人の歯は生きている限り動く可能性があります。
安定していたものが崩れてきたということはおそらく何らかの環境変化があったのだろうと思われます。
歯の安定のためには歯茎の状態の安定、舌圧と口唇圧、頬粘膜圧の安定が最低限必要です。
花粉症などで口を閉じることが困難だと口唇圧は弱くなり、それに伴って舌圧は強くなります。
さらに歯の植立方向から考えると、噛むこと自体が全部の歯を前に押す方向の力になります。
特に喰いしばり癖などがあると顕著です。
この場合噛みあわせが深くなると下の前歯に凸凹が生じやすくなります。
今の状態を自然な生態の適応と考えるか、再度矯正するかはご自身の判断になります。
もし再矯正の場合、かみ合わせに問題ないようでしたら、部分矯正(取り外し式の装置も含む)ですむかもしれません。
一度矯正歯科にて相談だけでもされたらどうでしょう。
相談したからといって必ず矯正を始めなくてはいけないということはないはずです。
安定していたものが崩れてきたということはおそらく何らかの環境変化があったのだろうと思われます。
歯の安定のためには歯茎の状態の安定、舌圧と口唇圧、頬粘膜圧の安定が最低限必要です。
花粉症などで口を閉じることが困難だと口唇圧は弱くなり、それに伴って舌圧は強くなります。
さらに歯の植立方向から考えると、噛むこと自体が全部の歯を前に押す方向の力になります。
特に喰いしばり癖などがあると顕著です。
この場合噛みあわせが深くなると下の前歯に凸凹が生じやすくなります。
今の状態を自然な生態の適応と考えるか、再度矯正するかはご自身の判断になります。
もし再矯正の場合、かみ合わせに問題ないようでしたら、部分矯正(取り外し式の装置も含む)ですむかもしれません。
一度矯正歯科にて相談だけでもされたらどうでしょう。
相談したからといって必ず矯正を始めなくてはいけないということはないはずです。
相談者からの返信
相談者:
イヴさん
返信日時:2011-02-04 21:10:23
タイトル | [写真あり] 歯列矯正から15年も経った今、歯が動き歯茎も違和感(豪州) |
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質問者 | イヴさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯の異常・トラブルその他 その他(写真あり) オーストラリア 矯正後の歯の後戻り 歯並び(歯ならび)その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。