回転性目眩と歯痛の因果関係 （アメリカ）
相談者：
水を大切にさん (42歳：女性)
投稿日時：2011-02-04 23:41:21
初めまして。
宜しくお願いいたします。
在米２０年になる者です。
子供の頃から歯医者に通い続け、渡米してからは新しい虫歯は殆ど無いものの、昔受けた治療の再治療に何百万も掛けている現在です。
質問は、タイトルの通り、歯痛と回転性の目眩の因果関係です。
実は、一番奥の右下の奥歯の詰め物が取れてしまい、広範囲な詰め物な為、新しくクラウンにしました。
その治療の為に歯を削られて以来、目眩と歯痛を併発。
目眩は普通の医者に抗生物質を処方していただき、一時は良くなったものの、薬を飲み終わった次の日に目眩が再発しました。
（この目眩は内耳のウイルスによるもの、との診断でした。）
歯科医はレントゲンで見ると普通。特に問題は無さそうだが、痛みが続く場合にはエンドドンティストに見てもらいなさい、ということでした。
ところが、どういうわけか、歯痛のある時は目眩がなく、目眩の無い時には歯痛がある事に気がつきました。
（右上の歯は奥歯が一本残るばかりで、隣接する２本は抜歯済みです。
抜歯済みの歯は「根の治療」の際に残された神経が腐っての抜歯でした。
一度はインプラントを考え、奥から３本目を抜く時にはグラフティングをして貰いましたが、今は値段やアレルギーなどからインプラントは考えておりません。）
これは目眩、あるいは内耳のせいで歯が痛いのか？
それとも、歯のせいで内耳による目眩が起こるのか？
先生方のご意見をお聞きしたいと思っております。
宜しくお願いいたします。
宜しくお願いいたします。
在米２０年になる者です。
子供の頃から歯医者に通い続け、渡米してからは新しい虫歯は殆ど無いものの、昔受けた治療の再治療に何百万も掛けている現在です。
質問は、タイトルの通り、歯痛と回転性の目眩の因果関係です。
実は、一番奥の右下の奥歯の詰め物が取れてしまい、広範囲な詰め物な為、新しくクラウンにしました。
その治療の為に歯を削られて以来、目眩と歯痛を併発。
目眩は普通の医者に抗生物質を処方していただき、一時は良くなったものの、薬を飲み終わった次の日に目眩が再発しました。
（この目眩は内耳のウイルスによるもの、との診断でした。）
歯科医はレントゲンで見ると普通。特に問題は無さそうだが、痛みが続く場合にはエンドドンティストに見てもらいなさい、ということでした。
ところが、どういうわけか、歯痛のある時は目眩がなく、目眩の無い時には歯痛がある事に気がつきました。
（右上の歯は奥歯が一本残るばかりで、隣接する２本は抜歯済みです。
抜歯済みの歯は「根の治療」の際に残された神経が腐っての抜歯でした。
一度はインプラントを考え、奥から３本目を抜く時にはグラフティングをして貰いましたが、今は値段やアレルギーなどからインプラントは考えておりません。）
これは目眩、あるいは内耳のせいで歯が痛いのか？
それとも、歯のせいで内耳による目眩が起こるのか？
先生方のご意見をお聞きしたいと思っております。
宜しくお願いいたします。
回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時：2011-02-06 13:30:06
質問された事からは、実に多くのバリエーションが考えられます。
以下、それら可能性の内の一つとして参考になさってください。
まず、脊椎（特に頚椎）を得意とする整形外科医に診断してもらっては如何でしょうか？
おそらくは歯痛・目眩以外にも症状が出ていることを推測しています。
最初に、大きな疾患でないかの鑑別診断が必要かと思われます。
また、米国では「カイロプラクティック」が公的な資格として認められ（資格取得には相当の教育を受ける必要あり）、整形外科医と連携している場合もあると（日本国内での講義で）聴きました。
整形外科での診断の後は、主にそちらでの加療になると推測しています。
只、術者間のスキルは差が大きいと思いますので、可能な限り整形外科医から紹介してもらってください。
治療が進むとともに（３ヶ月くらい？）、上手くいくと目眩ほか色々な症状改善がされてくるはずですが、すると再び噛み合わせが気になってくる場合があるかもしれません。
経過報告といっしょにまた質問なさってください。
安易に（少しだけでも）噛み合わせ調整する事は止められたほうが良いと思います。
以下、それら可能性の内の一つとして参考になさってください。
まず、脊椎（特に頚椎）を得意とする整形外科医に診断してもらっては如何でしょうか？
おそらくは歯痛・目眩以外にも症状が出ていることを推測しています。
最初に、大きな疾患でないかの鑑別診断が必要かと思われます。
また、米国では「カイロプラクティック」が公的な資格として認められ（資格取得には相当の教育を受ける必要あり）、整形外科医と連携している場合もあると（日本国内での講義で）聴きました。
整形外科での診断の後は、主にそちらでの加療になると推測しています。
只、術者間のスキルは差が大きいと思いますので、可能な限り整形外科医から紹介してもらってください。
治療が進むとともに（３ヶ月くらい？）、上手くいくと目眩ほか色々な症状改善がされてくるはずですが、すると再び噛み合わせが気になってくる場合があるかもしれません。
経過報告といっしょにまた質問なさってください。
安易に（少しだけでも）噛み合わせ調整する事は止められたほうが良いと思います。
相談者からの返信相談者：
水を大切にさん
返信日時：2011-02-06 23:58:22
回答2藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時：2011-02-07 10:32:20
＞私は、歯には人生の３/４以上を悩まされて来まして、やり直せるものならやり直したいと強く思っているので、何でも歯のせいにしていた所があります。
実際は、例えば歯の根などに問題を抱えておられる可能性なども勿論否定は出来ません。
ネット回答の限界かもしれませんが、質問文から受けた最初の印象に基づいて正直に回答しました。
個人的意見としてお伝えしたかったのは、「咬み合わせ」は、水を大切にさんの体全体の’結果’であって、通常’原因’では無いはずだという事です。
各歯の形・歯並びは一生を通じて、その方の全身が求める形に変化し続けると思っています。
これを意図的に変える（歯を削る）と体が求めるものとの間にギャップを生じるのかもしれません。
そして、その後、ずっと迷い続ける場合もありえるかもしれません。
体全体を整える事が先決だと感じます。
＞実は義兄がカイロプラクターなのですが、いつも漢方をやたらと勧めてくる、病院が遠い、等色々あり、敬遠していました。
過去、直接頚椎に外力（交通事故追突etc.）の既往がないのでしたら、骨盤の変位が頚椎に影響している場合もあろうかと思われます。
もし、ＡＳ（この用語が通じれば）系統の方でしたら、毎日４０分連続歩行が良い結果をもたらすように考えています。
その地域で女性が一人歩き出来る安全な場所の確保が問題かもしれませんが。
もし、ＰＩ（t）なら歩行指導してもらう必要があろうかと思います。
この部分はカイロの診断です。
以前、「徒手整復術で半年かかっても回復しない症例が、実は乳がんの骨転移だった」といった例を聞き及び、最初に整形外科（或いは、脳神経外科など）での鑑別診断は必須だと感じています。
この場合の漢方は何を勧められているのか私には分かりませんが、おそらく既に何かを感じられていたのでしょう。
実際は、例えば歯の根などに問題を抱えておられる可能性なども勿論否定は出来ません。
ネット回答の限界かもしれませんが、質問文から受けた最初の印象に基づいて正直に回答しました。
個人的意見としてお伝えしたかったのは、「咬み合わせ」は、水を大切にさんの体全体の’結果’であって、通常’原因’では無いはずだという事です。
各歯の形・歯並びは一生を通じて、その方の全身が求める形に変化し続けると思っています。
これを意図的に変える（歯を削る）と体が求めるものとの間にギャップを生じるのかもしれません。
そして、その後、ずっと迷い続ける場合もありえるかもしれません。
体全体を整える事が先決だと感じます。
＞実は義兄がカイロプラクターなのですが、いつも漢方をやたらと勧めてくる、病院が遠い、等色々あり、敬遠していました。
過去、直接頚椎に外力（交通事故追突etc.）の既往がないのでしたら、骨盤の変位が頚椎に影響している場合もあろうかと思われます。
もし、ＡＳ（この用語が通じれば）系統の方でしたら、毎日４０分連続歩行が良い結果をもたらすように考えています。
その地域で女性が一人歩き出来る安全な場所の確保が問題かもしれませんが。
もし、ＰＩ（t）なら歩行指導してもらう必要があろうかと思います。
この部分はカイロの診断です。
以前、「徒手整復術で半年かかっても回復しない症例が、実は乳がんの骨転移だった」といった例を聞き及び、最初に整形外科（或いは、脳神経外科など）での鑑別診断は必須だと感じています。
この場合の漢方は何を勧められているのか私には分かりませんが、おそらく既に何かを感じられていたのでしょう。
| タイトル | 回転性目眩と歯痛の因果関係 （アメリカ） |
|---|---|
| 質問者 | 水を大切にさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 42歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
歯科治療後の歯の痛み 歯の痛み その他 アメリカ(米国) 頭痛、めまい |
| 回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
