[写真あり] 金歯の隣に銀歯がある方っていますか?
相談者:
ピンクフラワーさん (33歳:女性)
投稿日時:2011-02-08 16:46:03
こんにちは。
上左7番の歯に、15年前にかぶせた銀のクラウンがあります。
先日、その部位の下側の歯茎がさがってきているのに気づきました。
銀の境目と自分の歯に段差があることもあり、歯医者へ行ってきました。
1.作り変える
2.段差を埋める、、がすぐ取れたりすると思う。
3.そのままにする
の3択を提示されました。
歯とクラウンに段差がなければ、みえないのでそのままでかまわないんですが、爪がはいるような(ひっかかる?)感じですし、15年もつかっているので、中が虫歯になっていてもイヤなので、交換しようと思いました。
見積もりをゴールドでいただいて、私も奥歯なのでそれでいいかなと思ってましたが。。。
今、ネットでいろいろみたところ、ガルバニー電流を知ってしまって迷い始めました。
反対側に銀がある、ぐらいでしたら私はかまわないんですが、その問題のクラウンの隣に、ばっちりと5年前に入れた保険のクラウンが入っています。
今7番をゴールドクラウンにすると、この6番と常時くっついていることになりますが、これは問題になりますでしょうか?
金歯の隣に銀歯がある方って、普通にいるんでしょうか???
歯チャンネルにはたくさんの歯医者さんがいらっしゃって、たくさんの患者さんをみていらっしゃると思うので、ぜひ聞いてみたいのです!
そういう患者さんで、問題がないかた、いますか?
私の歯医者は何もいってこないので、問題はないと思う反面、実際はどうなのかよくわかりません。
あと、もうひとつお伺いしたいのが、ガルバニー電流を恐れて金にするのを諦めるとしたとき、、、6番の歯に問題がないのに、7番を治療するからといって同時に変えるくらいなら、それなら7番も様子見でいいかなあと思うのですが、危険でしょうか。。
根元の段差は、楔状欠損のような感じともいえるので、何もしなくていいような、でもいつまでつかっていてよいのかわからないので不安です。
なにかご意見がありましたらよろしくお願いいたします。
上左7番の歯に、15年前にかぶせた銀のクラウンがあります。
先日、その部位の下側の歯茎がさがってきているのに気づきました。
銀の境目と自分の歯に段差があることもあり、歯医者へ行ってきました。
1.作り変える
2.段差を埋める、、がすぐ取れたりすると思う。
3.そのままにする
の3択を提示されました。
歯とクラウンに段差がなければ、みえないのでそのままでかまわないんですが、爪がはいるような(ひっかかる?)感じですし、15年もつかっているので、中が虫歯になっていてもイヤなので、交換しようと思いました。
見積もりをゴールドでいただいて、私も奥歯なのでそれでいいかなと思ってましたが。。。
今、ネットでいろいろみたところ、ガルバニー電流を知ってしまって迷い始めました。
反対側に銀がある、ぐらいでしたら私はかまわないんですが、その問題のクラウンの隣に、ばっちりと5年前に入れた保険のクラウンが入っています。
今7番をゴールドクラウンにすると、この6番と常時くっついていることになりますが、これは問題になりますでしょうか?
金歯の隣に銀歯がある方って、普通にいるんでしょうか???
歯チャンネルにはたくさんの歯医者さんがいらっしゃって、たくさんの患者さんをみていらっしゃると思うので、ぜひ聞いてみたいのです!
そういう患者さんで、問題がないかた、いますか?
私の歯医者は何もいってこないので、問題はないと思う反面、実際はどうなのかよくわかりません。
あと、もうひとつお伺いしたいのが、ガルバニー電流を恐れて金にするのを諦めるとしたとき、、、6番の歯に問題がないのに、7番を治療するからといって同時に変えるくらいなら、それなら7番も様子見でいいかなあと思うのですが、危険でしょうか。。
根元の段差は、楔状欠損のような感じともいえるので、何もしなくていいような、でもいつまでつかっていてよいのかわからないので不安です。
なにかご意見がありましたらよろしくお願いいたします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-02-08 17:01:44
>1.作り変える
>2.段差を埋める、、がすぐ取れたりすると思う。
>3.そのままにする
>
>の3択を提示されました。
インフォームドコンセントがちゃんとしている歯医者さんですね。
ガルバニー電流は確かにあるとは思いますが実際臨床的には問題のないことがほとんどです。
>金歯の隣に銀歯がある方って、普通にいるんでしょうか???
普通にいらっしゃいますよ。
>ガルバニー電流を恐れて金にするのを諦めるとしたとき
その必要はないと思いますが、オールセラミックなどの材料も有ります。
私見ですがゴールドは最高の歯科用金属です。
唯一の欠点は審美的な問題だけだと思っています。
>2.段差を埋める、、がすぐ取れたりすると思う。
>3.そのままにする
>
>の3択を提示されました。
インフォームドコンセントがちゃんとしている歯医者さんですね。
ガルバニー電流は確かにあるとは思いますが実際臨床的には問題のないことがほとんどです。
>金歯の隣に銀歯がある方って、普通にいるんでしょうか???
普通にいらっしゃいますよ。
>ガルバニー電流を恐れて金にするのを諦めるとしたとき
その必要はないと思いますが、オールセラミックなどの材料も有ります。
私見ですがゴールドは最高の歯科用金属です。
唯一の欠点は審美的な問題だけだと思っています。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-02-08 17:21:54
普通にいらっしゃいますよ。
参考写真
全く不具合はありません。
ガルバニー電流に関しては僕の歯科医師人生10数年でお一人だけ「味が変わってしまった…」とおっしゃられた方がいらっしゃいます。
有名お寿司屋さんの板前さんでした。
画像1
参考写真
全く不具合はありません。
ガルバニー電流に関しては僕の歯科医師人生10数年でお一人だけ「味が変わってしまった…」とおっしゃられた方がいらっしゃいます。
有名お寿司屋さんの板前さんでした。
画像1
回答3
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2011-02-08 18:13:21
細見先生・タイヨウ先生に同意です。
2本ともクラウンであれば神経は無いのではないかと思います。
であればガルバニー電流が発生していても感じることは無いはずです。
>ガルバニー電流に関しては僕の歯科医師人生10数年でお一人だけ「味が変わってしまった…」とおっしゃられた方がいらっしゃいます。
歯科医師人生20数年で、お口全体の影響に関しては経験したことはありません。
私は神経のある歯にアマルガム充填を多用するのですが、ごくまれに「スプーンやフォークが当たるとピリっと感じる」と訴えられます。これも数週間で消えます。
ご参考まで・・・
2本ともクラウンであれば神経は無いのではないかと思います。
であればガルバニー電流が発生していても感じることは無いはずです。
>ガルバニー電流に関しては僕の歯科医師人生10数年でお一人だけ「味が変わってしまった…」とおっしゃられた方がいらっしゃいます。
歯科医師人生20数年で、お口全体の影響に関しては経験したことはありません。
私は神経のある歯にアマルガム充填を多用するのですが、ごくまれに「スプーンやフォークが当たるとピリっと感じる」と訴えられます。これも数週間で消えます。
ご参考まで・・・
回答4
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-02-09 02:50:36
海外からのご相談のようですので、海外で従事している者から見た視点でコメント致しますね。
(基本的に細見先生、タイヨウ先生、杉原先生の意見と同じです)
>1.作り変える
> 2.段差を埋める、、がすぐ取れたりすると思う。
> 3.そのままにする
> の3択を提示されました。
どの国にいらっしゃるのかは分かりませんが、選択肢を多く提示して下さる先生は良いと思いますよ。
当たり前のようでなかなか出来ないことです、国内外に関わらず・・・・
でも、もう少し贅沢を言うのであれば、金属の種類も幾つか選択肢として提示して下さったら満点、言うことないですね。
>爪がはいるような(ひっかかる?)感じですし、15年もつかっているので、中が虫歯になっていてもイヤなので、交換しようと思いました。
中が虫歯になっているかどうかは、実際に外さないと分からないことがあります。
実際に見ていないのですが、左上7番はブラッシングによる楔状欠損のようですね・・・・
ブラッシングのときに強く横磨きをなさっていませんか?
横磨きが強すぎますと歯茎が退縮して歯の根元が露出し、次第にそこが磨り減り、楔のような欠損が出来てしまいます。
研磨剤入りの歯磨き粉を多く使われている方ほど進行が速いように感じます。
ブラッシングの欠点を多少改善されていきませんと、新しいクラウンを填められても、何年後、十何年後かにまた同じ問題で作り替えを迫られることになります。
力任せに歯ブラシをゴシゴシやらないようにご注意下さいね。
>見積もりをゴールドでいただいて、私も奥歯なのでそれでいいかなと思ってましたが。。。
>今、ネットでいろいろみたところ、ガルバニー電流を知ってしまって迷い始めました。
>これは問題になりますでしょうか?
詰め物あるいは被せ物について、耐久性や機能を考えれば、奥歯にはやはり金属が良いと思います。
さらにその金属の中でベストを選ぶとすれば間違いなくゴールドですが、高カラット金合金、白金加金、中カラット金合金etcと色々な種類があります。
今回言われているゴールドはどの種類のものなのお聞きになりましたか?
ガルバニー電流に関してですが、歯科人生20年に於いて二人だけ経験したことがあります。
全て日本人の患者さんで、二本の銀歯の間にゴールド・クラウンが一本挟まっているような形で(←私が入れたのではありません)噛み合わせの対合歯も銀歯で触れるたびにピリッとすると言われていました。
お話を聞くと、前赴任先のアメリカで治療したということでした。
通常アメリカでは経済的な要因がなければ、奥歯はゴールドがファースト・チョイスになりますね。
結果的にこの方は銀歯を全てゴールドに合わせました。
(←虫歯と根の問題があったため)
もうお一人は銀歯の隣にアマルガム充填をしたのですが、一ヶ月ほどずっと金属の味がすると言われ、銀歯に換えるかどうか検討している間に違和感がなくなり、今はそのまま不具合なく使っているようです。
個人的には極端に電位差が違う卑金属と貴金属を直接接触させなければ、それほど臨床上で大きな症状として現われることはないと思っています。
体質的に明確に症状として出る方と、そうでない方というのが存在し、唾液の量や質といったものや、お口の酸度が高いかどうかも関与していますので、誰しも必ず不具合が起きるということではありません。
理想を言えば、「お口の中の金属は統一する」というのがベストでしょうが・・・・
>金歯の隣に銀歯がある方って、普通にいるんでしょうか???
いらっしゃいますよ。
ただ、日本と比べますと、居住エリアでも区別されているように、ライフ・スタイルが根本的に違う貧富差の激しい格差社会の国では、比較的にお口の中の金属は統一していると言えます。
経済的に貴金属を負担出来る層にある人たちは、そういった貴金属しか使用しない医院に行かれますし(→全て貴金属)、そうでない層にいる人たちは、安価な金属を使用している医院に自然に行きますので(→全て卑金属)、お口の中に多種類の金属が入っている状況というのは本当に少ないようです。
日本の保険治療で金銀パラジウム合金が多く使われていますので、この点だけで見ますと、日本人もお口の中にある金属が統一されている感じが致しますが、保険治療から自費治療などへ変更された場合や、より良い材質に換えた場合、担当医を換えられた場合に異種の金属が入ることはありますね。
海外赴任で海外で治療された場合も、日本の保険の金属とは違った貴金属を勧められる事が多くなります。
>それなら7番も様子見でいいかなあと思うのですが、危険でしょうか。。
>根元の段差は、楔状欠損のような感じともいえるので、何もしなくていいような、でもいつまでつかっていてよいのか
担当の先生ともう一度ご相談されたほうが良いと思いますよ。
今の時点でやり替えたほうがメリットがあるのでしたら、やられても無難かなと思いますが、軽度の楔状欠損であれば、正しいブラッシング指導を受けられてから、その箇所を修復して頂くだけでも可能ではないかと思います。
参考になさってください。
(基本的に細見先生、タイヨウ先生、杉原先生の意見と同じです)
>1.作り変える
> 2.段差を埋める、、がすぐ取れたりすると思う。
> 3.そのままにする
> の3択を提示されました。
どの国にいらっしゃるのかは分かりませんが、選択肢を多く提示して下さる先生は良いと思いますよ。
当たり前のようでなかなか出来ないことです、国内外に関わらず・・・・
でも、もう少し贅沢を言うのであれば、金属の種類も幾つか選択肢として提示して下さったら満点、言うことないですね。
>爪がはいるような(ひっかかる?)感じですし、15年もつかっているので、中が虫歯になっていてもイヤなので、交換しようと思いました。
中が虫歯になっているかどうかは、実際に外さないと分からないことがあります。
実際に見ていないのですが、左上7番はブラッシングによる楔状欠損のようですね・・・・
ブラッシングのときに強く横磨きをなさっていませんか?
横磨きが強すぎますと歯茎が退縮して歯の根元が露出し、次第にそこが磨り減り、楔のような欠損が出来てしまいます。
研磨剤入りの歯磨き粉を多く使われている方ほど進行が速いように感じます。
ブラッシングの欠点を多少改善されていきませんと、新しいクラウンを填められても、何年後、十何年後かにまた同じ問題で作り替えを迫られることになります。
力任せに歯ブラシをゴシゴシやらないようにご注意下さいね。
>見積もりをゴールドでいただいて、私も奥歯なのでそれでいいかなと思ってましたが。。。
>今、ネットでいろいろみたところ、ガルバニー電流を知ってしまって迷い始めました。
>これは問題になりますでしょうか?
詰め物あるいは被せ物について、耐久性や機能を考えれば、奥歯にはやはり金属が良いと思います。
さらにその金属の中でベストを選ぶとすれば間違いなくゴールドですが、高カラット金合金、白金加金、中カラット金合金etcと色々な種類があります。
今回言われているゴールドはどの種類のものなのお聞きになりましたか?
ガルバニー電流に関してですが、歯科人生20年に於いて二人だけ経験したことがあります。
全て日本人の患者さんで、二本の銀歯の間にゴールド・クラウンが一本挟まっているような形で(←私が入れたのではありません)噛み合わせの対合歯も銀歯で触れるたびにピリッとすると言われていました。
お話を聞くと、前赴任先のアメリカで治療したということでした。
通常アメリカでは経済的な要因がなければ、奥歯はゴールドがファースト・チョイスになりますね。
結果的にこの方は銀歯を全てゴールドに合わせました。
(←虫歯と根の問題があったため)
もうお一人は銀歯の隣にアマルガム充填をしたのですが、一ヶ月ほどずっと金属の味がすると言われ、銀歯に換えるかどうか検討している間に違和感がなくなり、今はそのまま不具合なく使っているようです。
個人的には極端に電位差が違う卑金属と貴金属を直接接触させなければ、それほど臨床上で大きな症状として現われることはないと思っています。
体質的に明確に症状として出る方と、そうでない方というのが存在し、唾液の量や質といったものや、お口の酸度が高いかどうかも関与していますので、誰しも必ず不具合が起きるということではありません。
理想を言えば、「お口の中の金属は統一する」というのがベストでしょうが・・・・
>金歯の隣に銀歯がある方って、普通にいるんでしょうか???
いらっしゃいますよ。
ただ、日本と比べますと、居住エリアでも区別されているように、ライフ・スタイルが根本的に違う貧富差の激しい格差社会の国では、比較的にお口の中の金属は統一していると言えます。
経済的に貴金属を負担出来る層にある人たちは、そういった貴金属しか使用しない医院に行かれますし(→全て貴金属)、そうでない層にいる人たちは、安価な金属を使用している医院に自然に行きますので(→全て卑金属)、お口の中に多種類の金属が入っている状況というのは本当に少ないようです。
日本の保険治療で金銀パラジウム合金が多く使われていますので、この点だけで見ますと、日本人もお口の中にある金属が統一されている感じが致しますが、保険治療から自費治療などへ変更された場合や、より良い材質に換えた場合、担当医を換えられた場合に異種の金属が入ることはありますね。
海外赴任で海外で治療された場合も、日本の保険の金属とは違った貴金属を勧められる事が多くなります。
>それなら7番も様子見でいいかなあと思うのですが、危険でしょうか。。
>根元の段差は、楔状欠損のような感じともいえるので、何もしなくていいような、でもいつまでつかっていてよいのか
担当の先生ともう一度ご相談されたほうが良いと思いますよ。
今の時点でやり替えたほうがメリットがあるのでしたら、やられても無難かなと思いますが、軽度の楔状欠損であれば、正しいブラッシング指導を受けられてから、その箇所を修復して頂くだけでも可能ではないかと思います。
参考になさってください。
相談者からの返信
相談者:
ピンクフラワーさん
返信日時:2011-02-09 14:21:20
先生方、丁寧な回答ありがとうございました。
ばかみたく1日中歯のことばかり考えていましたが、金で治療することにします。
また王先生、興味深いお話をありがとうございます。
国によって歯のことだけでもいろいろな事情があるのですね。
ありがとうございました。
ばかみたく1日中歯のことばかり考えていましたが、金で治療することにします。
また王先生、興味深いお話をありがとうございます。
国によって歯のことだけでもいろいろな事情があるのですね。
ありがとうございました。
タイトル | [写真あり] 金歯の隣に銀歯がある方っていますか? |
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質問者 | ピンクフラワーさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
保険のクラウン(奥歯:銀歯) ゴールドクラウン(金の被せ物) クラウン(差し歯・被せ)その他 その他(写真あり) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。