前歯のクラウン治療途中で歯が欠け人工の土台を付けることに
相談者:
オキナさん (27歳:男性)
投稿日時:2011-02-09 23:00:22
こんばんは。
現在左上1番の1本をクラウン治療をしてるのですが、この間トラブルが起きました。
色や形が合わなくて何回も作り直してもらってたのですが、一か月ほど前仮歯をはずしたら自前の歯の土台が三分の二ほど欠けました。
歯科医さんは欠けた部分はプラスチックで補強して土台を再形成すれば大丈夫とおっしゃってたのですが、ついこの間その補強も取れてしまいました。
さすがに不安になり歯科医さんに治療方法を相談したとろ、歯茎の中にある自前の歯に穴を空け人工(プラスチックか金属)の土台を形成して差し歯をつける治療方法を提案されたのですが、正直めちゃくちゃ不安です。
この治療方法の強度はほんとに大丈夫でしょうか?
あと将来的なデメリットはなんでしょうか?
20代で歯ナシになるんではないかとものすごく心配です。
他の歯科医さんの意見が聞きたいのでよろしくお願いします。
差し歯はセラミックとプラスチックが混ぜたやつと言ってたのでハイブリットセラミックと思います。
現在左上1番の1本をクラウン治療をしてるのですが、この間トラブルが起きました。
色や形が合わなくて何回も作り直してもらってたのですが、一か月ほど前仮歯をはずしたら自前の歯の土台が三分の二ほど欠けました。
歯科医さんは欠けた部分はプラスチックで補強して土台を再形成すれば大丈夫とおっしゃってたのですが、ついこの間その補強も取れてしまいました。
さすがに不安になり歯科医さんに治療方法を相談したとろ、歯茎の中にある自前の歯に穴を空け人工(プラスチックか金属)の土台を形成して差し歯をつける治療方法を提案されたのですが、正直めちゃくちゃ不安です。
この治療方法の強度はほんとに大丈夫でしょうか?
あと将来的なデメリットはなんでしょうか?
20代で歯ナシになるんではないかとものすごく心配です。
他の歯科医さんの意見が聞きたいのでよろしくお願いします。
差し歯はセラミックとプラスチックが混ぜたやつと言ってたのでハイブリットセラミックと思います。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-02-09 23:39:35
話の内容からしてコア無しでクラウンを形成していたのが支台歯が欠けてしまったと言う事でしょうか。
まずこの歯が失活歯か生活歯かで変わってきますが。
失活歯なら先生の提案される方法は一般的な方法です、強度も問題無く作れると思います。
生活歯ならコアを立てる為には抜髄をしなければならないのでお勧め出来ません。
(2/3ほど欠けたそうなんで失活歯だとは思いますが)
御参考になったでしょうか。
まずこの歯が失活歯か生活歯かで変わってきますが。
失活歯なら先生の提案される方法は一般的な方法です、強度も問題無く作れると思います。
生活歯ならコアを立てる為には抜髄をしなければならないのでお勧め出来ません。
(2/3ほど欠けたそうなんで失活歯だとは思いますが)
御参考になったでしょうか。
回答2
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-02-10 00:07:42
こんばんは。
治療箇所が上1番一本だけなのですね?
>色や形が合わなくて何回も作り直してもらってたのですが、一か月ほど前仮歯をはずしたら自前の歯の土台が三分の二ほど欠けました。
治療中の歯以外は全て天然歯なのでしょうか?
1番の周りの歯のことです。
仮にそうだとしますと、審美性を高く要求される前歯部に於いて、天然歯のど真ん中に、それもたった一本だけ位置するような人工歯をお入れするのは、もともと技術的にとてもハードルの高い治療なのです。
納得されるまで作り直すということも珍しくないことですが、事前に仮歯の段階で理想に近い形まで調整し、色調などの情報を技工士さんに正しく伝えていけば誤差を最低限に失くすことが出来るはずです。
(あとは技工士さんの腕に懸かりますが・・・・)
自費治療の場合ですと、医院によっては技工士さんに現場に来てもらうようなスタイルをとられているところもありますね。
ただ、保険治療では難しいですね。
神経の治療を受けられた歯なのでしょうか?
(根管治療済みの)
自歯の歯質が多く残っている様な症例では、自歯の欠けた部分を修復してそのまま土台として使用することがあります。
ただ、自歯自体の欠損面積、欠損箇所が多い場合や、歯冠が全くなくなっているような場合は、根の中まで固定するような土台をお入れしたほうが無難だと思います。
歯茎の上から見えている部分をコア、その下の根管内にコアを固定する部分をポストと呼ぶのですが、一般的に二つ合わせて「土台」と言われることが多いようです。
>歯科医さんは欠けた部分はプラスチックで補強して土台を再形
すれば大丈夫とおっしゃってたのですが、ついこの間その補強も取れてしまいました。
・・・・だとすれば、初めからコア+ポストが適用だったと思います。
>さすがに不安になり歯科医さんに治療方法を相談したとろ、歯茎の中にある自前の歯に穴を空け人工(プラスチックか金属)の土台を形成して差し歯をつける治療方法を提案されたのですが正直めちゃくちゃ不安です。
一般的に行われている方法ですよ。
金属ポストには色々な種類があります。
型取りして鋳造する方法と、プリフォームのものを直接接着する方法があります。
プラスチックというのはファイバー・ポストのことだと思いますが・・・・・・
審美的にも、歯根破折を起こしにくいという点からもファイバー・ポストの方に軍配が上がります。
短所、長所に関しては、担当の先生に詳しくお聞きになってください。
(ここで書きますとまた長くなるので・・・^^;)
一昔に多く見られた方法なのですが、クラウン+コア+ポスト(金属)三位一体化したようなポスト・クラウンというものがあります。
個人的にはあまりお勧め出来ません・・・・「差し歯」と言われたので、ちょっと頭を過りました・・・・・
参考になさって下さい。
治療箇所が上1番一本だけなのですね?
>色や形が合わなくて何回も作り直してもらってたのですが、一か月ほど前仮歯をはずしたら自前の歯の土台が三分の二ほど欠けました。
治療中の歯以外は全て天然歯なのでしょうか?
1番の周りの歯のことです。
仮にそうだとしますと、審美性を高く要求される前歯部に於いて、天然歯のど真ん中に、それもたった一本だけ位置するような人工歯をお入れするのは、もともと技術的にとてもハードルの高い治療なのです。
納得されるまで作り直すということも珍しくないことですが、事前に仮歯の段階で理想に近い形まで調整し、色調などの情報を技工士さんに正しく伝えていけば誤差を最低限に失くすことが出来るはずです。
(あとは技工士さんの腕に懸かりますが・・・・)
自費治療の場合ですと、医院によっては技工士さんに現場に来てもらうようなスタイルをとられているところもありますね。
ただ、保険治療では難しいですね。
神経の治療を受けられた歯なのでしょうか?
(根管治療済みの)
自歯の歯質が多く残っている様な症例では、自歯の欠けた部分を修復してそのまま土台として使用することがあります。
ただ、自歯自体の欠損面積、欠損箇所が多い場合や、歯冠が全くなくなっているような場合は、根の中まで固定するような土台をお入れしたほうが無難だと思います。
歯茎の上から見えている部分をコア、その下の根管内にコアを固定する部分をポストと呼ぶのですが、一般的に二つ合わせて「土台」と言われることが多いようです。
>歯科医さんは欠けた部分はプラスチックで補強して土台を再形
すれば大丈夫とおっしゃってたのですが、ついこの間その補強も取れてしまいました。
・・・・だとすれば、初めからコア+ポストが適用だったと思います。
>さすがに不安になり歯科医さんに治療方法を相談したとろ、歯茎の中にある自前の歯に穴を空け人工(プラスチックか金属)の土台を形成して差し歯をつける治療方法を提案されたのですが正直めちゃくちゃ不安です。
一般的に行われている方法ですよ。
金属ポストには色々な種類があります。
型取りして鋳造する方法と、プリフォームのものを直接接着する方法があります。
プラスチックというのはファイバー・ポストのことだと思いますが・・・・・・
審美的にも、歯根破折を起こしにくいという点からもファイバー・ポストの方に軍配が上がります。
短所、長所に関しては、担当の先生に詳しくお聞きになってください。
(ここで書きますとまた長くなるので・・・^^;)
一昔に多く見られた方法なのですが、クラウン+コア+ポスト(金属)三位一体化したようなポスト・クラウンというものがあります。
個人的にはあまりお勧め出来ません・・・・「差し歯」と言われたので、ちょっと頭を過りました・・・・・
参考になさって下さい。
相談者からの返信
相談者:
オキナさん
返信日時:2011-02-10 21:04:56
細身先生、王先生早速のご回答ありがとうございます。
治療中の歯は10数年前神経を取った失活歯です。
10年以上経過した後歯の変色が出てきて担当医さんに相談した結果、クラウン治療をしております。
失活歯用?のホワイトニングもあると言われたのですがいずれは元に戻るということで、担当医さんにクラウンがいいと言われ治療してるのですが、自歯は100%残ってる状態でわざわざ大きく削ってまでやったことにいまでは後悔しております。
根の中に土台を形成するのは一般的な方法とのご回答に安心しました。
王先生のご回答通り治療中以外の歯はすべて天然歯です。
前歯なので見た目の問題で自費治療をしておりますが、なかなか合わず作り直しを何回もしてます。
医院によっては技工士さんに来てもらうこともあるんですね。
今度診療の日に担当医さんに技工士さんに来てもらえないか相談してしてみます。
治療中の歯は10数年前神経を取った失活歯です。
10年以上経過した後歯の変色が出てきて担当医さんに相談した結果、クラウン治療をしております。
失活歯用?のホワイトニングもあると言われたのですがいずれは元に戻るということで、担当医さんにクラウンがいいと言われ治療してるのですが、自歯は100%残ってる状態でわざわざ大きく削ってまでやったことにいまでは後悔しております。
根の中に土台を形成するのは一般的な方法とのご回答に安心しました。
王先生のご回答通り治療中以外の歯はすべて天然歯です。
前歯なので見た目の問題で自費治療をしておりますが、なかなか合わず作り直しを何回もしてます。
医院によっては技工士さんに来てもらうこともあるんですね。
今度診療の日に担当医さんに技工士さんに来てもらえないか相談してしてみます。
回答3
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2011-02-10 21:40:26
こんばんは。
色や形態に関しては、
>今度診療の日に担当医さんに技工士さんに来てもらえないか相談してしてみます。
これが一番だと思います。
※ただし出張料金などは発生するかも知れません。
失活歯で変色が進んできた歯を、大きく削ってクラウンにて審美的問題を解決するという事は珍しいというわけではありません。
どの程度の変色であったのかは判りませんが、少なくとも神経の処置をしたという事は、虫歯や外傷でそれなりにある程度歯を削ってあるわけですから、無理なほどに今残っている歯質を温存すると、それこそクラウンの装着後の予後に響きます。
ただどう削るのか。どの程度残すのか。
土台(コア)は実際どのような物を担当医が使おうとしているのか。
何事もさじ加減というものがありますので、今一度今後の方針について、ご自身がよく理解できるまでご説明をいただいてから先に進んだ方がよろしいのかも知れませんね。
よく解らないままでは説明を受けた事にはなりません。
後々後悔しないように、ちゃんと聞きなおしてみてもよいと思いますよ。
色や形態に関しては、
>今度診療の日に担当医さんに技工士さんに来てもらえないか相談してしてみます。
これが一番だと思います。
※ただし出張料金などは発生するかも知れません。
失活歯で変色が進んできた歯を、大きく削ってクラウンにて審美的問題を解決するという事は珍しいというわけではありません。
どの程度の変色であったのかは判りませんが、少なくとも神経の処置をしたという事は、虫歯や外傷でそれなりにある程度歯を削ってあるわけですから、無理なほどに今残っている歯質を温存すると、それこそクラウンの装着後の予後に響きます。
ただどう削るのか。どの程度残すのか。
土台(コア)は実際どのような物を担当医が使おうとしているのか。
何事もさじ加減というものがありますので、今一度今後の方針について、ご自身がよく理解できるまでご説明をいただいてから先に進んだ方がよろしいのかも知れませんね。
よく解らないままでは説明を受けた事にはなりません。
後々後悔しないように、ちゃんと聞きなおしてみてもよいと思いますよ。
相談者からの返信
相談者:
オキナさん
返信日時:2011-02-10 22:01:14
田中先生ご回答ありがとうございます。
先生のおっしゃると通り、虫歯の治療で歯を削り神経を抜いたので自歯が100%残ってるというの間違いでした。
何度も説明は聞いたのですが、今一度説明を最初から受けてみようと思います。
お忙しい中ありがとうございました。
先生のおっしゃると通り、虫歯の治療で歯を削り神経を抜いたので自歯が100%残ってるというの間違いでした。
何度も説明は聞いたのですが、今一度説明を最初から受けてみようと思います。
お忙しい中ありがとうございました。
相談者からの返信
相談者:
オキナさん
返信日時:2011-02-10 22:12:33
ご回答していただいた先生方ありがとうございました。
すごく参考になり不安感が少しなくなりました。
今後は今一度担当医さんに治療方針を確認しようと思います。
ありがとうございました。
すごく参考になり不安感が少しなくなりました。
今後は今一度担当医さんに治療方針を確認しようと思います。
ありがとうございました。
タイトル | 前歯のクラウン治療途中で歯が欠け人工の土台を付けることに |
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質問者 | オキナさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
支台築造その他 ハイブリッドセラミッククラウン |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。