小児の歯科治療で神経治療の判断、レントゲンの必要性について

相談者: utoutoさん (36歳:女性)
投稿日時:2011-02-16 09:30:50
5歳の子供の虫歯の治療を、歯科医院で行っていました。
その歯科医院は2年半通院し、初期虫歯から経過を診て頂いていました。

昨年、11月頃から、痛みがひどくなり、夜眠れずに苦しむ事もあり、何度も相談し、治療もしていただいていたのですが、その時に先生がおっしゃったのは、神経まで虫歯が到達しているかギリギリの状態の歯があるが、できるだけ神経はとりたくないので、様子を見ましょうというものでした。

そして、痛みがひどいので急患で診て頂いた時も、虫歯の詰め物の高さが高いので、神経が圧迫されているだけだと思う。
高さの調整と神経を落ち着かせる薬を入れました。

というのを何度も繰り返し、その度に少し、腫れているが、それ程ではないし、薬を入れて落ち着くなら神経の治療をする必要はないと思うという説明でした。

その間、レントゲンは1度も撮影しておりません。

3ヶ月以上、痛みが続き、週に何度か痛みを訴え、月に数回は夜眠る事も出来ず、カロナールを服用しても効果が無かったので、大学病院を受診しました。

すると、左上下D・右上Dの3本は抜歯の可能性が高い。
そのうち2本は神経はおろか、根がなくなっている状態。
歯茎は腫れ、膿がたまりおできのようになっている。
あごの骨まで炎症が到達しているというものでした。

大学病院の先生も、これほどひどい状態はあまりみたことが無いという事でした。

運動も禁止、幼稚園もお休みして自宅で安静にしているようにという指示でした。

月に2〜3回の頻度で通院し、夜眠れないほどの痛みがあると訴え続けたのにも関わらず、なぜ、ここまで悪化してしまったのか、防ぎようが無かったのでしょうか?

そもそも、レントゲンは1度も撮っていません。

小児の場合、神経の治療が必要かの判断をする際に、レントゲンは撮らないのでしょうか。

素人の考えですが、3ヶ月以上、痛みが続いているのなら、もっとしかるべき対応があったのではないかと思ってしまいます。


更に、さかのぼれば、上の子も、右上1番に犬歯のようにとがった歯が生えてきました。
学校の検診でも、過剰歯と診断され下の子と同じ歯科医院で診察を受けたところ、過剰歯ではなく、奇形歯。

レントゲンを撮ったが永久歯が1本少ないので、抜かずに根が大きくなり、周りの歯が永久歯に生え変わったら、差し歯にして前歯の形に整えましょうと言われ、1年以上放置していたのですが、2番の位置後方にもう1本の永久歯が生えてきてしまい、2本前後に重なった状態。

その段階でやっと1番の位置にに生えていた歯が、過剰歯であると診断が付き、抜歯しました。
この時には、過剰歯の根がかなり成長していて、抜歯は困難を要しました。

結局、
1番の位置に生えていたのは、奇形歯ではなく、過剰歯。
2番の位置にあったのが、本来の1番の歯。
2番の後ろに生えてきたのが、 本来の2番の歯でした。

おかげで前歯がぐちゃぐちゃの状態になり、現在歯列矯正をしています。

先生の説明では、前後に重なっていたので、レントゲンを見ても気がつかなかった。
大学病院等でもっと高度な検査器具を使わないと、一般の歯科では気がつけないレベルだったという説明でした。

であれば、過剰歯が出てきた段階で、心配なら大学病院で詳しく調べてもらった方がよいとアドバイスを頂けていても良かったのではないか、もし、早い段階で過剰歯だと判断されていれば、抜歯の苦痛も多少軽くすみ、歯列矯正も、もう少し抑える事が出来たのではないかと思ってしまいます。


この2件の事例について、やはり、正当な治療の進め方だったのでしょうか、他に手段はなかったのでしょうか。

ご意見を伺えればと思います。
宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
泉川歯科医院(茨城県笠間市)の泉川です
回答日時:2011-02-16 10:29:08
utoutoさんこんにちは!


文面等拝見させていただきました。

utoutoさんのお気持ちは、察することができると思われますが、ネット上での回答は控えさせていただきますが。

何事もそうですが、ある程度前向きにお考えになられた方が、よろしいかと思われます。

ご参考まで。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-02-16 12:02:51
こんにちは

お子様の治療に関して、大変な思いをされてこられたのでしょうね。
夜眠れないほど痛がる様子を、ただ見ているだけというのも辛かったと思います。

ただ、前医の治療方針の正当性については、直接お子様のお口を診断したわけではないので、判断しようがありません。
文面から推察すると、僕とは治療方針が違うようですが…

泉川先生もお書きのように、今の担当の先生と今後について良く話あい、前向きになられた方がお子様のお口の健康につながると思います。

お大事にどうぞ。

回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-02-16 12:37:56
お知り合いの方とかに、良い歯科医院を紹介してもらうのも一案だと思います。
予防にある程度力を入れているところが望ましいですね。
歯磨きの仕方とともに、間食の与え方なども教えて貰ったら良いと思います。

必要な場合には、レントゲン写真を撮ってもらえた方が良いですよね。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-02-16 13:10:53
大学病院の先生も、これほどひどい状態はあまりみたことが無いという事でした。

う〜ん。若い先生ですかね?

小児の急変少なくないですよ。

診断、治療の能力は歯科医師個々でばらつきがありますから、utoutoさんの文面から、担当医の対処法が不適切であり、別の歯科医院にかかっていれば違う結果になった可能性は否定できませんが、大学病院の先生の発言のほうが全面的に信頼できるとも言い切れません。


あと、藤森先生の考えとは異なるんですが、少なくとも小児歯科においては予防と治療はまったく別です。

予防と治療、片方しかできない、あるいは片方だけで良いという意味ではなくて、予防に力を入れているからといって、治療も適切で上手とはまったく言えないと思います。(もちろん、予防も治療も両方とも良い歯科医院がないという意味でもないです)

回答 回答5
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-02-16 13:34:02
なるほど、’予防には力を入れているが、治療は下手な歯科医院’も多く存在するというわけですね。

可能な限り、’予防も治療も両方とも良い歯科医院’を是非探し出して欲しいものです。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2011-02-16 14:56:19
こんにちわ

ご質問拝見させて頂きました。 

そうですね。。 
なんで通院していて痛みがあるといっていたのに、大学病院にいくと、かなり悪いですねとなるんですかっていう感じですね。
お気持ちわかります。

さて、泉川先生や浅野先生と同じでいいか、わるいかは、実際に診てないのでなんともいえませんが、僕なら転院をお勧めしますね。


恐らくすでに信用がなくなっていると思われますし、今後も同じようなことが起こると嫌ですものね。。


僕ならば転院して今後のこと、未来に向かってどうしていけばいいか考えられるほうがいいと思いますよ。


いい病院に巡り合えますように。。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: utoutoさん
返信日時:2011-02-17 20:07:03
先生方、お忙しい中ご回答頂き、誠にありがとうございました。

この3ヶ月間、かかりつけの先生からは、痛みの原因がわからない。
そんなに痛む要素が無いと言われていたので、もしかしたら、歯ではなく、まったく別の病気ではないのか?
精神的なものではないのかと不安でした。

そして、こんなにひどい状況だと知り、精神的にもかなりのショックを受け、取り乱していたと思います。

おっしゃるとおり、一番にすべき事は、今出来る最善の方法を考える事ですね。

噛むと痛みがあるようで、今も食事もまともに出来ず、走り回って遊ぶ事もできず、本人もかなりイライラしていて、みているのも辛い状況です。

なぜこのような結果になってしまったのか、尋ねてみたい気持ちもありますし、もし、治療の方法に原因があるのなら、こんなに苦しんでいる子供に一言謝罪をしていただきたい気持ちもありますが、まずは少しでも早く、症状が良くなるように新しい先生の下で治療を続けて行きたいと思います。

私も、もう1人の子供も同じ歯科医院に通院していたのですが、やはり信頼関係は持てなさそうなので、早急に新しい病院を探したいと思います。

モンスターペイシェントだと思われたくない気持ちから、レントゲンを撮って欲しいと言い出せずにいた為に、このような結果になってしまったのかもしれませんが、今後は、不安に思ったところは、先生に質問する事も必要かもしれませんね。

また、治療を進めていく上で、疑問に思ったこと等ありましたら、質問させていただくかもしれません。

宜しくお願い致します。



タイトル 小児の歯科治療で神経治療の判断、レントゲンの必要性について
質問者 utoutoさん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 小児歯科治療
歯医者への不信感
歯医者への不満・グチ
その他(診断)
乳歯の虫歯(むし歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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