[写真あり] 左下6番のセラミッククラウンが3度欠け前歯には隙間が・・・

相談者: きららさん (50歳:女性)
投稿日時:2011-02-12 21:35:12
左下6番にセラミックを被せて頂きました。

7番は同歯科医にて抜歯
8番はレントゲンを見ると歯茎の中で倒れていて1部分も生えていません。

右下5,6,7番ブリッジ (セラミック)、左上4,5,6ブリッジ(噛み合せの部分だけ銀色)も同歯科医院にて以前の物(他院での治療10年以上経っているので)を全部作り変えました。


問題は左下6番に被せたセラミックで2度作り直しております。

1度目は、高さが合わず、2度目は5日程で欠けてしまい、今、3度目を借り留めしているのですが、(担当医さんからは又かける可能性があるから2週間程様子を見てみましょうとの事でした。) 
しかし、実はその後1週間程で又欠けてしまいました。


この3度目を被せる前辺りから 全然関係の無い上前歯1番に隙間が開き始めました。

先生からは寝ている間に強い力で噛んでいると思うのでマウスピースをして寝て下さいと言われ、それも毎晩装着して寝ております。

          
歯は仮に留めているだけなので、特に硬いものも食べておりません。

               
治療に向かう度に先生には憂鬱な顔をされ、実際食べ物も気楽に噛めなく成り、前歯迄隙いて来てしまい、本当に悩んでおります。


        
次の予約が数日で来るのですが、いっその事歯医者さんを換えたほうが良いのでしょうか? 

歯科での歯周病検査で歯周病はありませんでしたが、何故上前歯迄隙間が開いてきてしまったのでしょうか?

たった2週間程で1mm位開いてしまいました。
今迄一度もこんな事無かったのに・・・(涙)


この件も含めて今後どのような治療をしたら宜しいのでしょうか?
宜しくアドバイスお願い致します。

画像1画像1


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-02-13 01:34:34
そうですね確かに開いていますね。
写真を見て言える事はまず50才という年令ですが、歯ぐきの腫れや退縮が少なそうに見えます。

あと左下の前歯に多少プラークがついていそうです。

左上の2番と右上の2番の切端の形が違います。
左の方がすり減っているようです。


ですから右より左で良くものを咬んでいるか、左側で歯ぎしりをしていた可能性があります。

左が欠けるのもそのせいかもしれません。


ただ前歯の隙間の原因とは考えにくいと思います。

この2週間にお口の中での変化の原因は今までとは違う何かの要因があるのでは?と思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-02-13 04:53:28
おはようございます。


この歯科相談室では診断することはできませんが、一部の歯の治療をきっかけに、お口の中全体の咬み合わせのバランスに微妙に変化が生じてきている可能性はあると個人的には思います。


まずは、担当の先生とよく相談なさるとよろしいかと思いますが、他の先生にも診断していただく方が納得できる場合もあるかもしれません。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-02-13 05:26:41
きららさん
おはようございます。

何度も壊れて不安ですね。
悪気は無いと思うのですが、歯科医の先生も憂鬱になると思います。


問題はその原因が力のバランスの崩れのようですね。
ポイントとして、3つほどありますのでそこを解決しておく必要があります。

それでも、夜寝ている間の力の管理は難しい事が多く、私達のクリニックでも、スプリントを入れてもらうようお話します。

この辺りは、歯科医の管理だけで、何とかなるものでは無いので、説明するのが難しい事があります。

また、マウスピースでも、正しく作らなければ歯が動いてくる事があります。
(拝見していませんので私達には歯が動いてきたかどうかはわかりません)



話は戻りますが、きららさんには7番がありません。
ですから、普通に噛んだだけでも6番に大きな力が掛かる可能性があります。

ぎゅーと噛んだ時には、もっと力が掛かる事がありますし、その歯だけがぶつかることもあります。


こういう問題が起こる時は、きららさんが日常生活で顎を動かしている状態がクリニックでは、再現出来ていない事に原因があります。

きららさんのような人では、クリニックで噛み合わせをみてもらう時には、もっと強く色々な方向に顎を動かして、その歯に過剰な力が掛からないようにチェックする必要があります。


最後に歯茎の退縮が1ミリ起こったことですが、歯が移動した場合にも起こる事はありますが、写真によれば歯と歯の間のコンタクトの部分には隙間が出来てないようですね。

その他に2つ考えられます。
歯周病が進行中か、歯周病が治癒に向かっているかです。
これ以上は検査をしていないのでわかりません。

こういう細かな変化は、細かく、時間を取って検査を行わないと見逃す事になります。

年齢を考慮しても、しなくても、かなり綺麗な歯と歯茎をしていると思います。
しかし、歯と歯の間に茶色くなっている部分が見えますよね。
ブラッシングが行き届いていないからです。

ですから、今までのお口の管理の結果、少し歯茎が退縮してきたことも考えられるのです。

ですが、これからでも適切なブラッシングをマスターすれば全然問題ないですから。

回答 回答4
  • 回答者
当サイト登録医としてふさわしくないと判断したため、ご退会頂きました。(不正請求による保険医登録取り消し、H26.12.10)
回答日時:2011-02-13 12:08:06
奥歯に欠損歯があるといういうことで奥歯の噛み合わせ状態はいかがでしょうか?

奥歯の噛み合わせが少ないもしくは咬みにくい、咬んでいない状態ですと前歯に負担がかかり前歯が開いてくることがあります。


機能的にみても前歯は物を引きちぎる歯をしての役割が多い形態をしており、奥歯は物を噛み砕く歯としての形態をしております。
その前歯で知らず知らず咬まなくてはいけない状態が続きますと、前歯に通常より噛み合わせる力がかかるため前歯が開いてしまう事があります。


奥歯、前歯、また全体的な歯の治療を総合的に考えなければ歯の歪みや過大な噛み合わせる力が歯に加わる事によって、修復物は割れてしまうリスクが高くなります。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-02-14 09:11:51
そうですね。

諸先生方が詳しく書かれているように「奥歯咬み合わせ」「食い縛り(ブラキシズム)」がキーポイントなのではないかと考えます。

吉岡先生が解りやすい動画を作ってくれました。
参考
http://www.youtube.com/user/BreathDesign#p/u/34/hZ-r5eV6CbI


一般の方は前歯と奥歯を別に考えてしまうのですが、実は密接に関係しており、奥歯での咬み合わせ(バーティカルストップ)が確立していないと、前歯の歯並びは簡単に狂ってしまいます。

また、そこには「力」が関係してきます。
特に歯軋り、食い縛り(合わせてブラキシズムと言います)」は通常考えられないほどの力がかかります。
今後の対策としてはブラキシズムのコントロールが必要かと思います。


僕は当院にいらっしゃる方の80%にブラキシズムがあると思っています。
そして、ほとんどの方が「私は歯軋りなんかしていない!」と言われます。
しかし、「こんな事はありませんか?」といくつか聞いて行くと「ああ、それは心当たりがあります…」と。

人間はリラックッスしている時、奥歯は接触していません。
奥歯が触れているだけでも「ブラキシズムの始まり」なのです。
Teeth Contacting Habit(歯を接触させる悪い癖)と言います。


多くの方が1週間気にしているだけでブラキシズムを自覚されます。
そして、1週間意識を変えるだけでブラキシズムが軽減されます。



宮下先生も書かれておりますが「歯科医の管理だけで、何とかなるものでは無い」です。

ブラキシズムのコントロールはご自身の「意識改革」と「自己暗示」が必要となります。

参考にされてください。
歯軋りの原因、治療・対策、歯ぎしり防止マウスピースなど




タイトル [写真あり] 左下6番のセラミッククラウンが3度欠け前歯には隙間が・・・
質問者 きららさん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ オールセラミック(陶器の被せ物)
クラウン(差し歯・被せ)のトラブル
歯軋り(歯ぎしり)
その他(写真あり)
クラウンが割れた・壊れた・欠けた
歯並び(歯ならび)その他
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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