酸蝕歯の改善と予防

相談者: maimaitさん (31歳:女性)
投稿日時:2011-02-19 13:41:10
参考:過去のご相談
右上6番を抜歯、5〜7番のブリッジの費用について



こんにちわ。

酸蝕歯についての予防についてご質問させていただきます。


長年、酸性のつよい食品を食べてきたうえに、歯磨きのしすぎ、歯ぎしり、摂食障害や飲酒による嘔吐、妊娠中のつわりによって(レモンやグレープフルーツ、酢を常食)酸蝕歯がひどくなり、エナメル質はうすく、象牙質が露出してきてしまいました。


現在、嘔吐数は少なくなり、食生活も改善され、フッ素MIペーストで予防しているのですが、効果はあるのでしょうか?

歯科医院では、最終手段として、クラウンなどをかぶせては?といわれております。



最近、かたいものを食べると歯が磨耗するのでは?と思い食べられなくなってしまいました。

食べ物を食べると、エナメル質がうすくなりそうな気がして、食事をするのが、楽しくありません。


酸蝕歯に効果的な食事の仕方や改善策、治療法はあるのでしょうか?



宜しくおねがいいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-02-19 13:57:20
ご相談ありがとうございます。

酸蝕症の程度によっても対策は異なります。
全体の被害度合い、1本ずつの被害度合い、症状の程度、噛み合わせの具合、むし歯のなりやすさ、どこまで治したい気持があるか、等々を見極める必要があります。

食生活が改善されたことは良くなる前兆です。


ただ予防方法についてもお一人で判断することはとても危険です。
ふつうよりも弱っている歯ですから、デリケートな予防と治療になります。

予防とは、これ以上大切なものを失わないことが目的です。
一般の方は、予防の成果の判断をご自分でしていますが、失敗して大切なものを失ってから気がつきます。
そのくり返しでドンドン悪くなります。


専門家は、健康を判断の基準にして、病気になってしまって大切なものを失う前の、健康から病気に曲がる曲がり角の手前の、ちょっとした兆候が見られる段階で予防します。

それを一般の方がご自分で見つけることは不可能です。

必ず専門家の診察をお受けになることをお勧めいたします。


始めに予防計画を立て、それと同時にその後から治療を始めるという順番が大切です。

良くある間違いは、きちんと治療した後で、その後から今度こそ予防を始めようという順番です。

応急処置が一番目で、相談と計画が二番目、治療は予防診療が先、酸蝕歯やむし歯の治療が後、最後にアフターケアとして予防診療です。

回答 回答2
  • 回答者
当サイト登録医としてふさわしくないと判断したため、ご退会頂きました。(不正請求による保険医登録取り消し、H26.12.10)
回答日時:2011-02-19 18:18:00
>長年、酸性のつよい食品を食べてきたうえに、歯磨きのしすぎ、
歯ぎしり、摂食障害や飲酒による嘔吐、妊娠中のつわりによって(レモンやグレープフルーツ、酢を常食)酸蝕歯がひどくなり、エナメル質はうすく、象牙質が露出してきてしまいました。

>現在、嘔吐数は少なくなり、食生活も改善され、フッ素MIペーストで予防しているのですが、効果はあるのでしょうか?


もちろん効果はあるかと思いますが、エナメル質が完全に厚みを増すと言うのは考えにくいです。

食生活が改善される事により、そちらでもいろいろなリスクは減るのではないでしょうか。




歯科医院では、最終手段として、クラウンなどをかぶせては?といわれております。


歯の形態が維持できていなかったり、痛みが出たりすることもありますので形態回復して歯の噛み合わせを作る事も大切です。



>最近、かたいものを食べると歯が磨耗するのでは?と思い食べられなくなってしまいました。

>食べ物を食べると、エナメル質がうすくなりそうな気がして、食事をするのが、楽しくありません。


食後のケア、や予防処置等行われていれば心配されるような急激な変化はすくないと思います。




酸蝕歯に効果的な食事の仕方や改善策、治療法はあるのでしょうか?


歯に酸がついたからといってすぐおこる変化ではないかと思います。

唾液の緩衝能により中性に戻そうとする力もありますし、プラークコントロール

日々のケア、食生活の改善で十分な予防は出来るかと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-02-19 21:20:59
maimaitさまこんばんわ。

酸性の食品や摂食障害の影響で酸蝕症になってしまって、楽しかるべき食事が楽しくなくなってしまってさぞお辛いことだと思います。

摂食障害のほうは如何でしょうか、辛いことだとは思いますが何とかうまく乗り越えられるといいですね、あまり無理をなさるとよくないように思います、うまく付き合っていければ治っていくような気が致します。


酸性の食品や酢はやめようと思えばおそらくやめることはできそうな気も致しますが・・・、何とかやめる方向に持っていってお口の中に入らないようにすればそれだけでも違ってくると思います。

食事のほうもエナメル質の磨り減りは気になさらず、食事をしていただいたほうがストレスも減るのではないでしょうか。



個人的には出来るだけストレスをためないで日常生活を過ごせるようになれば、摂食障害もなくなってくるのではないでしょうか。

ご自分の気持ちをありのままに受け入れていくのも解決方法になるかもしれません、参考になれば幸いです。

酸蝕症 
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=120




タイトル 酸蝕歯の改善と予防
質問者 maimaitさん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 酸蝕歯(酸蝕症)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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