深い虫歯だが神経を残したい。また先に歯周病治療をすることに疑問

相談者: カンペールさん (35歳:女性)
投稿日時:2011-02-18 12:59:01
歯周病虫歯についてです。


歯石がつきやすいので半年に一度歯石取りと虫歯の検査に行っています。

前々回歯石を取った(約半年前)際に上下一度にやってもらい、左6番がしみることを伝え見てもらいましたが、知覚過敏と診断されました。


そしてつい先日別の歯医者に行ったところ、レントゲン写真をとり、先生の診断は左・右6番に神経近くまで虫歯があり、あっさりと

神経を抜くことになります」

と診断されショックでした。
半年前に検診して何もなかったのにそんなことってあるの?って感じです。


何度も先生に神経を抜かずに治療をお願いしましたが、結果はそれしか方法がないということでした。

過去の回答を見ていても、神経を抜かずに治療可能なこともあるということを知り、神経を取る治療に疑問を感じます。


また、それならば歯の清掃よりもこちらを優先に治療していただこうと思いましたが、「虫歯よりも今は歯周病を治すほうが先」ということにも違和感を感じました。

歯科衛生士さんの説明では歯周病といってもそれほどひどいものではなかった(歯周ポケット2〜3、出血あり)印象でしたが、それでも虫歯よりも優先して歯周病を治療するのしょうか?


先生は今治療してもしばらくほっといても治療方法に変わりはないし、もう遅いということなんですが。。。

先生方のご意見お聞かせください。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-02-18 13:32:20
症状しだいのような気がします。

歯髄炎の症状があるのなら抜髄が必要となりますが、現時点でどうなんでしょう。

 持続性の痛みがあるのでしょうか?


 暖かい物で痛みを感じるのでしょうか?

 
今の症状がつかめないので何ともいえません。


ただ、一過性に強くしみるのなら歯髄を温存する方向で考えても良いのかもしれません。


この場ではどちらが良いとは判断できないですね。


出血があるとのことですので歯肉炎症があることには変わりなさそうですね。

僕なら応急的にむし歯の対処をし、その後歯肉のコントロールをします。
その状況を見据えた上で、必要なら歯髄の処置をするかもしれません。


痛みがひどいときはその限りにありませんが・・・・。


参考にしてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: カンペールさん
返信日時:2011-02-18 14:12:58
田部先生、ご返信ありがとうございます。

症状次第では温存の方法もあるということなんですね。


現在は痛みも温かいものでしみることもありません。
半年前に見てもらったときに知覚過敏用の歯磨き粉を勧められ、それを使用するようになってからは、冷たいものでもしみることもなありません。

この症状での温存できる可能性はありますか?


歯周病の治療には約2週間に1度しか予約が取れないので、すべて終わるまで虫歯を放置するには不安があるのが本音です。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-02-18 14:36:39
セカンドオピニオンを求められてはいかがでしょうか?

>半年前に検診して何もなかったのにそんなことってあるの?って感じです。

これは何か問題がありそうです。
検診時のチェックが甘かったのか、今回の診断に問題があるのか…。


>それならば歯の清掃よりもこちらを優先に治療していただこうと思いましたが、「虫歯よりも今は歯周病を治すほうが先」ということにも違和感を感じました。

健康保険での診療ですよね。

保険診療のルールとして「緊急時を除き、歯周病治療を優先しなさい(差し歯入れ歯歯周病の治療が終わってから出なければダメ)」と言うものがあります(地方ルールがあるので、該当しない地域もありますが)。


確かに医学的にもそれは妥当な考え方なのですが、治療を受けられる患者さんにとっては疑問に思いやすいルールだと思います。


しかし、患者さんにいちいち保険のルールを説明する歯科医はいませんよね。
(こう言う事は行政が広く国民に広報すべき事だと思うのですが…)



>この症状での温存できる可能性はありますか?

我々は実際に拝見しておりませんし、レントゲンなども見ていません。
また、ネットでの診断はできませんから、この件に関しては担当の先生に直接聞くようにされてください。

(と、言っても担当の先生は抜髄の診断を下されているわけですよね…)

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-02-18 15:36:34
定期健診をされているところとは違う歯科医院にかかられたのは、なにか理由があったのでしょうか?

定期健診をされている医院の先生と今見ていただいている医院の先生とでは診断がかけ離れていることに疑問をもたれているようですが、実際に拝見していないのでなんともいえません。


田部先生と同じく歯の状態によっては神経の保存もできるかもしれませんね。

必要ならサードオピニオンも考えられますね。


お大事になさってください。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-02-18 15:59:56
レントゲン写真はその角度、現像状況などにより、なかなか虫歯がわからないときがあります。
今回発見できたのは、私の意見ではイイコトだと思います。


先日初診の患者さんに虫歯の診断をしたところ、一ヶ月前に他の歯科医院では異常なしと言われたようで、戸惑っている方がいました。

ただし、それは根の表面に詰めていたものが取れて、詰め物の下の虫歯が見えるようになっただけなので、前の先生の診断が間違っているわけではありませんでした。



神経を残せるか否かは虫歯の進行度、また出来た部位などによりますが、他の先生と同じくセカンドオピニオンを求めてもいいかもしれません。



保険のルールにより歯周治療を行う、というケースもありますが、出血のないきれいな歯肉だと、その他修復治療や根の治療が行いやすいのも事実です。

そういう観点から言っている場合もあるので、なぜ歯周治療を先に行うのか?を訊いてみてはいかがでしょう。

お大事に。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: カンペールさん
返信日時:2011-02-19 09:30:43
タイヨウ先生、水澤先生、大野先生、ご返信ありがとうございました。

歯周病治療を優先させる理由は保険ルールがからんでいたんですね。納得しました。

担当の先生は確かに上下同時の歯石取りをお願いした際、そのようなことを言っていました。
ルールに忠実に従って治療を進めていく方針の方のようでした。


前回の歯石取りがあまりにもひどかったので、歯医者を今回変えました。

でも先生の助言どおりセカンドオピニオンをしてみたいと思います。



そこで再度質問させてください。

この場合セカンドオピニオンで根っこを残して治療可能と診断されたら、やはりマイクロスコープなどの設備がある歯科医のほうがより細かい治療をしていただけるのでしょうか?
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-02-20 23:04:55
カンペール 様

こんばんは。

>何度も先生に神経を抜かずに治療をお願いしましたが、結果はそれしか方法がないということでした。
>過去の回答を見ていても、神経を抜かずに治療可能なこともあるということを知り、神経を取る治療に疑問を感じます。

治療方針など、先生によって考え方はまちまちですので、しっくりいかないようでしたらやはりセカンドオピニオンをお勧めいたします。
カンペール様おっしゃる通り、神経を抜かない虫歯治療法はあります。



>根っこを残して治療可能と診断されたら、やはりマイクロスコープなどの設備がある歯科医のほうがより細かい治療をしていただけるのでしょうか?

神経を救えなかった場合、根の治療が必要になりますがその際マイクロスコープなどは必須ではありませんが、他の治療同様根の治療も術者の技量が問われる部分ですのでマイクロスコープなどの設備があったほうがより良いと思います。


お大事にして下さい。




タイトル 深い虫歯だが神経を残したい。また先に歯周病治療をすることに疑問
質問者 カンペールさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
根管治療の治療法
歯周病(歯槽膿漏)治療
その他(歯科治療関連)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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