右上2番の歯槽骨が吸収、すぐにインプラント治療が必要と言われた

相談者: がちゃさん (26歳:女性)
投稿日時:2011-02-25 17:13:51
右上2番の歯の歯槽骨が吸収されていました。

2週間程前、右上2番の歯茎口内炎のようなものが出来たため、念のためと思い、歯医者へ行きました。

レントゲン撮影を行ったものの、「口内炎でしょう」とのことで、塗り薬の処方箋をもらい、診断は終了しました。

そして先週、ホットドッグを食べようとしたところ、右上2番に痛みとグラつくような気がしました。

少し嫌な予感がしたので、口内炎の時とは異なる歯医者へ行き、改めてレントゲン撮影をしたところ、右上2番の歯茎と歯の間は写っておらず、すでに吸収されている、との診断でした。

若年性?遺伝、原因、治療法は全て不明ですが、すぐにインプラント治療が必要とのことでした。

口内炎の際に伺った歯医者でも再度確認をしたのですが、治療としては抜歯、インプラントは免れないとのことでした。
ただ、精神的な面を考慮して痛みが出るまで黙っていた、とのことでした。


・歯槽骨の吸収のスピードとは、一刻を争う程の速さなのでしょうか。

そして、すぐにインプラント治療を進める、普段から痛みが出るまで限界まで歯を使う、両極端の医師診断でしたので気持ちの整理がつきません。

・インプラントの際に全て抜歯する、根元は引っ張る、とこちらも診断が別でしたが、どのような違いがあるのでしょうか。

・急に歯が抜けてしまうことはあるのでしょうか。

突然のことで精神的に不安が強くあります。
より多くの所で判断を仰ぎ、より信頼できる技術や先生を見つけて治療をしていきたいと思っています。

アドバイスをお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-02-25 17:48:26
まずその歯は生活歯でしょうか失活歯でしょうか?

生活歯なら、年齢から考えて骨が吸収されるような事は無いと思います。

失活歯なら、根尖病変歯茎口内炎のようなもの、これがフィステルの可能性は有ります)、或いは炎症性の根吸収が有るのかもしれません。

根尖病変では、それほど急激に根が吸収するとは思えませんので、その歯に外傷の既往が有るのなら、炎症性の骨吸収が起こっている可能性が高いように思います。

実際どれくらい根が吸収されているかによって、歯が保存できるか決まります。

セカンドオピニオンを受けられるのなら、出来るだけ早い方が良いですね。

回答 回答2
  • 回答者
当サイト登録医としてふさわしくないと判断したため、ご退会頂きました。(不正請求による保険医登録取り消し、H26.12.10)
回答日時:2011-02-25 22:21:21
>少し嫌な予感がしたので、口内炎の時とは異なる歯医者へ行き改めてレントゲン撮影をしたところ、右上2番の歯茎と歯の間は写っておらず、すでに吸収されている、との診断でした。


歯茎と歯の間の骨が、全周にわたって骨が吸収していたのでしょうか?

文章からから、何が原因かつかみにくいのです。

口内炎と言われていたものは、フィステルであれば根菅治療を試みて保存することもできることもあります。
細見先生が言われるように、急激な吸収は考えにくいです。



>若年性?遺伝、原因、治療法は全て不明ですが、すぐにインプラント治療が必要とのことでした。


若年性であれば歯周病が疑われますが、現在は病名として言わないと思いますが、部位特異性で2番であるなら、1番の方が頻度は高いです。
他の6番にも症状はあるはずです。

治療法が不明など医学的科学的根拠に欠けるようですので、必要な検査はもちろんのこと、ご自身が納得いく説明が受けれるお話を、今の医院や他の医院でもよいのでご相談された方がよいと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-02-26 08:44:16
おはようございます。

御質問拝見させて頂きました。

そうですね。。

文面からでは内容が把握しにくいのですが、先述にもありますが、フィステルであればファーストチョイスは、根管治療になると思われますね。 

でも歯槽骨の垂直?水平?等度合いによっては、抜歯等が必要になるかもしれませんね。

さて仮に歯槽骨の吸収であれば、なぜそのようになったのかを、把握して治療を勧めないと、安易にインプラントすると、後にしっぺ返しがあります。 

前歯のインプラントは、非常に審美性を問うところでありますので、難しくなることがあります。 

まして、骨がかなりなくなっているところですと、なおさら難しくなりますので、期間や治療費、最後のシュミレーションの話は、しっかりされることお勧めします。


不安等がぬぐい切れない場合は、セカンドオピニオンという手も考えられてはいかがでしょうか。。

回答 回答4
  • 回答者
泉川歯科医院(茨城県笠間市)の泉川です
回答日時:2011-02-26 09:44:48
理奈さんこんにちは!

歯根が吸収してしまったんですかね。

どの程度吸収してしまったかは分かりかねますが、失活歯(神経が生きてない状態)の歯根の吸収は何度か診てますけど、未だに原因が分からないんですよね。

根管充填している歯根だと、充填剤が残っていて歯根が吸収しているんですよね。
いろいろな説がありますが、本当の所分かりませんので、担当する先生によっていろいろ選択肢があると思われますので、理奈さんの要望を述べられて見てはいかがでしょうか。

ご参考にされてください。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-02-26 13:57:22
「根が吸収している。」

以前根っこの周りを掻爬したことがあるとか?
正しくは歯根端切除の手術を受けた経験があるのなら、実際の根の長さより短いかもしれませんね。

また、根の先端が破折したということもありえます。

詳しくは原因は分かりまねます。

1:歯の周りの歯槽骨がどの程度吸収しているのかによって

2:歯根の破折の有無によって

難易度が変わるような気がします。

参考にしてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: がちゃさん
返信日時:2011-02-26 23:18:07
お忙しいお時間の中、ご意見を頂きましてありがとうございます。

急にインプラント、と言われた為に大変心落ち着かずにいたので、うれしく思っております。

本日、地元の歯周病専門医のいる歯医者へ行ってまいりました。

レントゲンを見ると歯根3分の1以上はすでに吸収されているように見えました・・・。
まだ神経は残っていますが、歯ぐきでかろうじて支えているだけの状態です。
いつ抜ける、という状態であるとのことでした。

その為、こちらの歯医者さんでも、抜歯・インプラント以外の方法はないとのことでした。
このままでは不衛生に歯が抜けてしまう不安のプラスされてしまうので、抜歯・インプラントへ向けて気持ちを切り替えたいと思っています。


そこで、またお答頂けましたらば、参考にさせて頂きたいと思っております。

・・・抜歯後に関して・・・インプラント・・・

右上2番が歯骨吸収とのことでした。
抜歯は歯冠を抜き、根元を再度ほじり出す、とこのとでした。
歯を抜いたその日に、すぐにインプラントを詰めることが可能とのことでした。

私は、日常とは異なることが起きた時、異なる状況へおかれることへの大変な不安を持っています。
その為に、長時間の治療へ精神・体力的な不安があります。

先生は1日に済ませるか、辛いことは2度あるが時間を短くする為には2回でもいいよ、と教えてくださいました。

そこで、先生方はインプラント治療へ不安のある患者さんへは、どちらを進めることが多いでしょうか?
また、平均して時間はそれぞれどのようにかかりますでしょうか?


最終的には自分で決めなければいけないのですが、より多くの先生のご意見を頂きたいと思っておりますので、宜しくお願い致します。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2011-02-28 09:46:15
>先生方はインプラント治療へ不安のある患者さんへは、どちらを進めることが多いでしょうか?
>また、平均して時間はそれぞれどのようにかかりますでしょうか?

そうですね。

抜歯即時埋入と2回に分けての手術との比較ですよね。


まず、僕ならCTにて骨の状態を正確に把握してから治療計画を立てます。

充分な骨が確認できなければ2回に分けざるを得ません。
また、その時にGBRなどで骨造成を行う必要があるかもしれません。


インプラント治療として有る程度経験のある歯科医にとって、安心確実なのは2回に分けて行う方法です。


ただ、インプラントは「埋入オペをしたら、その場ですぐ歯が入る」と言うわけではありません。
通常、上顎の場合はオペから6カ月程度の固定期間が必要となります。
つまり、その間は「仮歯」で過ごしてもらわなければなりません。

この期間は一般的に即時埋入でも、2回に分ける方法でも変わりません。
(松元先生のように即時埋入、即時負荷のスペシャリストの先生はごくわずかです)

つまり、即時埋入であれば、仮歯の期間は6カ月で済みますが、2回に分ける方法でGBR等の骨造成を行った場合、さらに6カ月、つまり12カ月を仮歯で過ごす事になります。

仮歯と言うのは、「見た目が悪い」「いつ取れるかわからない」「ご飯が食べにくい」「しゃべりにくい」などの負担を患者さんに強いてしまいます。

従って、CT検査により骨の状態が良く、患者さんの負担軽減を考えるなら抜歯即時埋入を選択します。

また、即時埋入には「手術」と言う患者さんにとって肉体的、精神的な負担を「1回で済ませる事が出来る」と言うメリットもあります。

逆に骨の状態に不安がアリ、患者さんの同意が得られれば、術者としては安心確実な2回に分けて行う方法を選択します。


上述したように、CT検査の結果、術者の技量、患者さんがどの程度の負担を受け入れられるか、などの要因を考慮した上で治療計画を立てる必要があります。

担当の先生としっかり相談されて、インプラント治療に臨まれてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: がちゃさん
返信日時:2011-03-02 10:27:23
さまざまなご意見を頂きまして、ありがとうございました。

しっかりと相談をして、じっくり治療をしていきたいと思います。

具体的な原因?はわからないのですが、4つの歯医者さん全て

歯周病ではない」
「歯骨吸収」
「遺伝的要素が高い」
「教科書にのるが実際あまり見かけない」

との症状だけはわかりました。

高い治療なので、後悔?のないように頑張ります。

お忙しいお時間を頂きまして、誠にありがとうございました。



タイトル 右上2番の歯槽骨が吸収、すぐにインプラント治療が必要と言われた
質問者 がちゃさん
地域 非公開
年齢 26歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:2番(側切歯)
歯の異常・トラブルその他
インプラント治療法
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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