[写真あり] 根管治療の土台にアマルガム、体への影響は?(アメリカ)

相談者: muramiさん (37歳:女性)
投稿日時:2011-03-03 08:30:58
こんにちは。

奥歯に大きな虫歯が出来てしまい、神経に触る痛さなので根管治療を受けました。

アメリカ台湾人のドクターですが、根っこの治療が終わりクラウンをかぶせる前の土台を、アマルガムでしていました。

私は日本で歯科助手の経験があり、根管治療後の土台に使うのは、型をとってはめる金属か白い充填であり、こういうケースは初めてです。

コアとしてアマルガムを使うことはあるんでしょうか?

かなりたくさんの部分カバーしてありますが、実際のところ強度や身体への影響はどうなんでしょうか?

水銀が体に与える悪影響についての記事も読みました。
妊娠を望んでいるためこのことも気になっています。

どうぞよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-03-03 09:02:14
アマルガムコアは、最近日本ではあまり使用されませんが、ちゃんとした治療としてあります。

残存歯質の量などの兼ね合いもありますが、強度的には問題無いと思います。


アマルガムの水銀は無機水銀です、有機水銀(水俣病の原因)のような毒性は有りません。
アメリカでは、充填などもアマルガムで行う事も多いようです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-03-03 09:06:30
こんにちは、

>コアとしてアマルガムを使うことはあるんでしょうか?

ありますよ。
昔の方法で、今はあまりやらないですね^^;


>水銀が体に与える悪影響についての記事も読みました。

どこに書いてありました!?

過去にも同じ相談はきていますが、

参考⇒妊娠とアマルガム除去の影響

私も問題ないと思っている1人です^^



妊娠を望んでいるためこのことも気になっています。

あまり気になれば、アマルガムは避けられた方がいいでしょうね。


個人的な意見では、レジンなどの材料は昔に比べると良くなっていますので、歯を黒く染めることがあるアマルガムをわざわざ土台に使用しなくてもいいと考えています。


ただ、治療は担当の先生が提示するものの中から選ぶのが原則なので、気になれば他の材料はないか聞かれた方がいいと思いますよ。


おだいじに
 

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-03-03 09:14:02
水銀化合物をイヤリングやネックレスにはしたくないのでは?
体内でもっとも口腔内が敏感です。

ましてアマルガムは、金属間化合物といって完全な‘化合物’ではなく、少し水銀特性を残しています。

できるだけ生体親和性の高い材質のほうが良いのでは?

アメリカでは、おおくの訴訟が起きているそうです。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-03-03 09:50:57
アメリカアマルガムを使うのは、レジン自費だからです。
良い材料かどうかは一歯科医師が決めることではなく、政治的な意味合いが大きく影響します。

無機水銀との見解も同意です。

アメリカで、良い材料で治療を望むのであれば、費用負担を覚悟することが必要です。


アマルガムの水銀を嫌う歯科医師は多いですが、レジン系材料の高分子材料による化学物質アレルギーも存在します。
どっちもどっちです。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-03-03 10:48:53
アマルガム肯定者です。

私は現在もアマルガム充填を多用していますが、アマルガムコアはやりません。

歯根が黒くなるからです。
歯肉を通しても分かるぐらい黒くなることがあります。

特に害はないので奥歯でしたら問題ないと思います。

コア材料としてアマルガムを使用するメリットは、あまり無いとは思います。


ご参考まで・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: muramiさん
返信日時:2011-03-03 11:06:24
細見先生、井野先生、越久村先生、タカタ先生、杉原先生
早速のご回答ありがとうございます。

強度的に問題がないことが分かり安心しました。
ネットで読んだ記事で、びっくりしたものがありました。

http://www.white-family.or.jp/htm/sukusuku/tokusyu1.htm

http://www.holistic-dental.com/emi/tumemono.html

自分ならまだしも胎児に影響があるなら・・・と考えてしまいました。

アマルガム治療は一般に行われているようですし、私が心配しすぎなのかもしれませんね。
回答 回答6
  • 回答者
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-03-03 12:17:46
こんにちは。

出身校である台湾大学歯学部の卒業生の1/4が、奨学金を取ってアメリカに渡っていくというほど、あちらには多くの台湾人ドクターがいると思います。

先輩や知り合いだったりするかもですね^^;


>私は日本で歯科助手の経験があり、根管治療後の土台に使うのは型をとってはめる金属か白い充填であり、こういうケースは初めてです。

日本では確かにそうですね。
でも、日本では少数派になってしまっていますが、使用されている先生もちゃんといらっしゃいますよ。


>コアとしてアマルガムを使うことはあるんでしょうか?

仮に欠損部位が小さく、又は二面性の欠損ぐらいであれば、アマルガムを使用することがあります。
欠損が二壁を越えないというのが条件になっています。

日本では、昔の方法のように受け止められている風潮が強いようですが、欧米を含めた海外では今尚使われている方法です。
物事の基準はたった一つしかないというわけではありません。

鋳造法ではない場合に使う材料は、ご存じのレジン以外にも色々とあります。
アマルガムとグラスアイオノマーセメントをミックスした製品を使う先生もいます。

考え方の違いかもしれないのですが・・・・
根管治療を施した歯で、欠損面積もさほど多くない歯の場合は、レジンやアマルガムの修復補強で十分なことがありますが、それでも大きく形成して頑丈な鋳造式の金属コア(最悪な場合にはプラス太くて長いポスト)を入れる先生がいます。

この様な場合、もし将来的に根管をやり直さなければならない状態に陥った時は、この頑丈なコアが再治療の障害になって治療不可になってしまう確率が非常に高いと言えますが、アマルガムだと比較的に除去しやすいというメリットはあると思います。

まぁ、肝心要の根管治療をしっかり施すのが一番大切なことですが、臨床でよく見られる症例として、不備な根管治療+とても頑丈な鋳造型金属ポスト・コア+根尖病巣・・・・
ここまで頑丈に入れる必然性が本当にあったのかどうかと、頭を傾げるような症例を見ることもあります。


>かなりたくさんの部分カバーしてありますが、実際のところ強度や身体への影響はどうなんでしょうか?

「かなり沢山」の欠損面積がどれ位なのか、実際に診てないのでコメントの仕様がありませんが、強度的に問題ないと判断されて使用されているわけですから大丈夫だと思いますよ。
強度的に問題になるような欠損面積であれば、初めからレジンか鋳造型の土台を選択するはずだと思います・・・・


>水銀が体に与える悪影響についての記事も読みました。

こういう記事というのは日本国内に多いですね。

海外ではそんなに取り上げられていませんが・・・・


妊娠を望んでいるためこのことも気になっています。

タカタ先生が仰るようにレジンもどっちもどっちですし、現時点でわざわざやり替える必然性がないように感じますが、心因的にどうしても受け付け難いというのであれば、担当医にその旨お伝えしてご相談してみられたら良いと思いますよ。

アマルガムに限らず、鋳造型の金属コアも歯肉歯根を黒く染めてしまうことがあります。

この点に関して云うのであれば、レジンなどの材料を使用されたほうが無難だと思います。



参考になさって下さい。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2011-03-03 12:36:22
少し安心されたみたいですね^^

アマルガムの土台で、このように変色することもあります。
銀合金の土台でもたまにこうなりますけど^^;)

画像1
上:変色歯にレジンコア(下の黒い部分は虫歯ではありません)
パンダみたいですが^^;
下:マスキング効果の高いジルコニアクラウン

今の技術でも、金属により一度変色した歯の色は元に戻せませんので気を付けてくださいね^^


おだいじに
 


>特に臼歯部の充填処置に、歯科医師は依然好んで選択している。
>その割合は92%と高い。

嘘でしょ!?^^;


考え方は色々ありますが、多くの歯科医師はこう考えていませんね。


画像1画像1

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: muramiさん
返信日時:2011-03-04 11:26:13
王先生、丁寧なご回答ありがとうございました。
井野先生、写真つきで分かりやすかったです。

賛否両論あるネットの情報ばかり見て、心配になってしまいましたが、こうして先生方の意見を直接お聞きでき安心しました。

以前にも似たような質問が出ていましたが、もしアマルガムを除去することにしたとしても、水銀が体に与える影響はそれほど気にしなくてもいいということでしょうか。

これもネット情報でアマルガムを削るときには完全防備していないと、体に水銀が入り込んで害になるととても怖いことが書かれていました。

私のドクターは気にしなさそうです。。。

たびたびすみません。
ご意見をいただけたらうれしいです。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2011-03-04 12:24:22
>これもネット情報でアマルガムを削るときには完全防備していないと、体に水銀が入り込んで害になるととても怖いことが書かれていました。

私見ですが、気にしなくていいですよ^^
(因みに、魚にも重金属は入っています、これ気にしています!?)

実際ここまでしている歯科医院知りませんし、そこまで毎回しているとは思えません^^;

私は、11年アマルガム週に1本ぐらいは外していますが、何にもないですよ、健康被害。

ネットに書いてあることは、あまり鵜呑みにしない方がいいですよ。


おだいじに
 

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2011-03-04 12:30:23
越久村先生お久しぶりです。お元気そうで(??)・・。

ある本によると、アマルガム周囲で細菌は棲み難い環境のはずだったのだが、そこに棲み付くように進化(?)した奴が現れたらしいです。

私にとっては詳しい分野ではないのですが・・。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2011-03-04 12:34:54
こんにちは。

最初の方で細見先生も書かれておられますが、アマルガム充填物の水銀は無機水銀です。
有機水銀のような毒性はありません。

近年アマルガム中の水銀が取り沙汰されるのは、いわゆる廃棄物となった場合、環境問題としてどうなの?という意味で使用頻度が減ってきているのです。


ただ金属アレルギーなどの強い症状の出る方などでは水銀に限らず問題が出るときもあるため、ラバーダムなどの手段を講じてからの除去作業が必要でしょう。

ごく普通には(アレルギーは別として)、害になんかなる事は滅多にないように思います。


もしアマルガム中の水銀で中毒症状を起こす事が「よくある話」であったのなら、日本なんかよりこの手の事には敏感で行動も早いアメリカなどでは、あっという間に使用中止になると思います。

むしろ滅多に無いので話題になりTVやネット上でさも恐ろしい事の様に書くのではないでしょうか。

回答 回答11
  • 回答者
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-03-05 00:36:11
>>これもネット情報でアマルガムを削るときには完全防備していないと、体に水銀が入り込んで害になるととても怖いことが書かれていました。

>>マスコミやネットが流す根拠のない情報を鵜呑みにしないほうが良いと思います。

>私のドクターは気にしなさそうです。。。

でしょうね・・・・台湾人ドクターですから^^;

台湾の歯科教育はアメリカの流れを汲んでいますので、アマルガム自体への評価は肯定的だと言えます。

ただ、除去時に際しては、全ての金属に当てはまりますが、金属粉の飛沫を嚥下させないために、出来ればラバーダムで隔離した状況下で取り除くことが望ましいと云えます。
(ちなみに、ラバーダムは中国語で「橡皮防濕障」と言います。)


今後は環境保護への配慮からアマルガムに限らず、水銀を含む医療機器が段階的に少なくなってくるのではないでしょうか。

水銀体温計、血圧計も段階的に太陽電池製品や電子機器に切り替えられて行くと思いますし、アマルガムに関しても適正廃棄・回収が不可欠ではないかと思います。

コア材料の変換については、ご自分が納得いくように担当の先生ともう一度相談されながら決めていかれたら良いと思いますよ。

お大事に。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: muramiさん
返信日時:2011-03-05 08:01:00
田中先生、王先生

ご回答ありがとうございました。

先生方の回答を読んでゆっくり考えてみたら、ここ訴訟の国アメリカで今実際に使われているのだから、今入っているアマルガムをこのままキープしてクラウンをかぶせてもらおうかな・・・と考えがまとまってきました。

いろいろ親切に教えてくださり本当にありがとうございました。



タイトル [写真あり] 根管治療の土台にアマルガム、体への影響は?(アメリカ)
質問者 muramiさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 支台築造その他
アマルガム
その他(写真あり)
アメリカ(米国)
妊娠希望・不妊治療中
回答者




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