歯周病ではないがSRPを薦められた
相談者：
にこちゃんさん (40歳：女性)
投稿日時：2011-03-10 01:20:18
回答1
東京国際歯科六本木(港区六本木)の宮下です。
回答日時：2011-03-10 02:16:57
にこちゃんさん
こんばんは
歯周病とSRPの関係に疑問をもたれていますか？
色々と書かれている内容に問題があるのですが、先生ご自身の勘違いか、説明不足による誤解かが幾つかあります。
まずは、歯周病かどうかの判断の問題。
次に歯周病菌がいるかどうかの検査の問題。
SRPの必要性の問題。
歯周病かどうかですが、これは歯周ポケットの深さだけでは、判断できません。
歯肉に炎症があるかどうか、歯を支えている部分が減ってきているかどうか、の両方で判断します。
歯周病菌では、判断出来ません。
顕微鏡で見える程度の検査では、何もわからないと言っても過言ではありません。
SRPは、一般的には歯石を取る事と認識されていると思いますが、それを勧められたということは、普通に考えると、「歯石がついている」ことが想像されます。
すなわち、
「ブラッシング出来ていない場所があり、歯石がついている」
なので、
『これからも、歯周病が進む可能性がある。』
ですから、私達のクリックでは、歯石が歯周病の原因ではありませんの、先ずは
「ブラッシングの出来ていない部分が出来るようになってもらう」
という流れになります。
こう説明しても中には理解を示さない患者さんが多いので、普通の歯科医院では、『歯石を取りましょう』と言うことが多いかもしれません。
本質ではないですけどね。
「歯石がついているということは、ブラッシングが出来ていないということでしょうか？」とお聞きになってみてはいかがですか？
こんばんは
歯周病とSRPの関係に疑問をもたれていますか？
色々と書かれている内容に問題があるのですが、先生ご自身の勘違いか、説明不足による誤解かが幾つかあります。
まずは、歯周病かどうかの判断の問題。
次に歯周病菌がいるかどうかの検査の問題。
SRPの必要性の問題。
歯周病かどうかですが、これは歯周ポケットの深さだけでは、判断できません。
歯肉に炎症があるかどうか、歯を支えている部分が減ってきているかどうか、の両方で判断します。
歯周病菌では、判断出来ません。
顕微鏡で見える程度の検査では、何もわからないと言っても過言ではありません。
SRPは、一般的には歯石を取る事と認識されていると思いますが、それを勧められたということは、普通に考えると、「歯石がついている」ことが想像されます。
すなわち、
「ブラッシング出来ていない場所があり、歯石がついている」
なので、
『これからも、歯周病が進む可能性がある。』
ですから、私達のクリックでは、歯石が歯周病の原因ではありませんの、先ずは
「ブラッシングの出来ていない部分が出来るようになってもらう」
という流れになります。
こう説明しても中には理解を示さない患者さんが多いので、普通の歯科医院では、『歯石を取りましょう』と言うことが多いかもしれません。
本質ではないですけどね。
「歯石がついているということは、ブラッシングが出来ていないということでしょうか？」とお聞きになってみてはいかがですか？
回答2
回答日時：2011-03-10 03:27:22
こんばんは。
＞歯周病菌がいないか顕微鏡で検査をして貰うと通常の菌はいましたが、歯周病菌は見当たらないので
位相差顕微鏡のことでしょうかね。
・http://www.youtube.com/user/BreathDesign#p/search/17/ITFksbQcbmM
覗けば色んな菌が見えるとは思いますが、それだけで歯周病菌と特定する（同定する）ことは不可能だと思います。
染色したり、培養したり、といろいろやればできるかもですが、菌が同定されたところで、それが原因となっているかも疑わしいですし。
イメージとしては、ヘリコプターに乗って空の上から「誰が犯罪者かなー」と探しているようなもんです。
（パトカーとカーチェイスしてたら分かるかもですが…）
「なんかいっぱいいるなー」位は分かるとは思いますから、「頑張ってキレイにしよう!!」と思うモチベーションにはなるでしょうね （^^）
＞歯周病菌がいないか顕微鏡で検査をして貰うと通常の菌はいましたが、歯周病菌は見当たらないので
位相差顕微鏡のことでしょうかね。
・http://www.youtube.com/user/BreathDesign#p/search/17/ITFksbQcbmM
覗けば色んな菌が見えるとは思いますが、それだけで歯周病菌と特定する（同定する）ことは不可能だと思います。
染色したり、培養したり、といろいろやればできるかもですが、菌が同定されたところで、それが原因となっているかも疑わしいですし。
イメージとしては、ヘリコプターに乗って空の上から「誰が犯罪者かなー」と探しているようなもんです。
（パトカーとカーチェイスしてたら分かるかもですが…）
「なんかいっぱいいるなー」位は分かるとは思いますから、「頑張ってキレイにしよう!!」と思うモチベーションにはなるでしょうね （^^）
回答3
当サイト登録医としてふさわしくないと判断したため、ご退会頂きました。(不正請求による保険医登録取り消し、H26.12.10)
回答日時：2011-03-10 07:40:13
歯石が付いているかも知れませんね。
基本的には歯肉縁下歯石の除去ですけど、考え方によっては歯石に縁下も上もなく歯石は歯石ということで、歯石除去をＳＲＰスケーリングルートプレーニングと呼んでいる先生もいらっしゃいますので、歯石を取ることの総称だったりもします。
一般的には、歯肉縁下歯石を取り歯の根を滑沢にすることです。
ということは、単に歯石が付いてるのかもしれません。
基本的には歯肉縁下歯石の除去ですけど、考え方によっては歯石に縁下も上もなく歯石は歯石ということで、歯石除去をＳＲＰスケーリングルートプレーニングと呼んでいる先生もいらっしゃいますので、歯石を取ることの総称だったりもします。
一般的には、歯肉縁下歯石を取り歯の根を滑沢にすることです。
ということは、単に歯石が付いてるのかもしれません。
回答4
回答5回答日時：2011-03-10 12:31:04
池原先生の回答に乗じて･･･
間違っていたらごめんなさい。
「ＳＲＰ」ではなく「ＳＰＴ」ではないですか？
間違っていたらごめんなさい。
「ＳＲＰ」ではなく「ＳＰＴ」ではないですか？
相談者からの返信相談者：
にこちゃんさん
返信日時：2011-03-10 14:51:29
宮下先生、
「歯周ポケットが1〜2ならいいけど3〜4は歯周病の疑いがあるので、顕微鏡で歯周病菌がいるか見てみましょうね」
と言われたので、てっきり歯周病菌の有無で決まると思っていました。
歯周病菌はいなかったので飲み薬等はいらないけど、誰でも見えていない歯の部分に歯石があるからSRPをしましょうと言われました。
去年の3月からずっと歯医者に通っていて、何ヶ月かに一度歯石取りをしていましたし、だいたい食後にフロスを使っているので今回も歯石は少ない方ですと言われたので安心していたのです（^_^;）
吉岡先生、
そうです、この「位相差顕微鏡」の動画みたいなものです。
こんなに菌はいっぱいいませんでしたが、多分同じだと思います。
確かにキレイにしなくちゃ！と思いました。
「SPT」ではなく「SRP」とメモに書いてあります。
服部先生、
歯周ポケットを測るときに、超音波とハンドのスケーリング？歯石取り？もしました。
で、歯茎の下の見えない所にもみんな歯石はあるから・・・という説明でSRPをした方がいいと言われました。
池原先生、
PMTCって歯のエステのようなものだと聞いています。
SRPのあと自費になるけどされてみては？と勧められました。
SRPは歯周ポケットが1〜2でもしないといけないものなのですか？
もしくは1〜2でも予防でするものなのですか？
「歯周ポケットが1〜2ならいいけど3〜4は歯周病の疑いがあるので、顕微鏡で歯周病菌がいるか見てみましょうね」
と言われたので、てっきり歯周病菌の有無で決まると思っていました。
歯周病菌はいなかったので飲み薬等はいらないけど、誰でも見えていない歯の部分に歯石があるからSRPをしましょうと言われました。
去年の3月からずっと歯医者に通っていて、何ヶ月かに一度歯石取りをしていましたし、だいたい食後にフロスを使っているので今回も歯石は少ない方ですと言われたので安心していたのです（^_^;）
吉岡先生、
そうです、この「位相差顕微鏡」の動画みたいなものです。
こんなに菌はいっぱいいませんでしたが、多分同じだと思います。
確かにキレイにしなくちゃ！と思いました。
「SPT」ではなく「SRP」とメモに書いてあります。
服部先生、
歯周ポケットを測るときに、超音波とハンドのスケーリング？歯石取り？もしました。
で、歯茎の下の見えない所にもみんな歯石はあるから・・・という説明でSRPをした方がいいと言われました。
池原先生、
PMTCって歯のエステのようなものだと聞いています。
SRPのあと自費になるけどされてみては？と勧められました。
SRPは歯周ポケットが1〜2でもしないといけないものなのですか？
もしくは1〜2でも予防でするものなのですか？
| タイトル | 歯周病ではないがSRPを薦められた |
|---|---|
| 質問者 | にこちゃんさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 40歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
歯周病(歯槽膿漏)治療 歯周病(歯槽膿漏)予防 スケーリング(歯石取り) |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
