左下6番抜歯後一年半。今後の治療法として最適なのは?

相談者: AAEさん (29歳:女性)
投稿日時:2011-03-09 22:34:45
昨年までアメリカに住んでおりました。
2009年の11月に左下6番の歯に激痛がし、歯科に行ったところ、根幹治療が必要と言われ、自費で1600ドルかかると言われたのですが、お願いすることにしました。

しかし、根幹治療の専門医に診てもらったところ、根幹がボロボロなので抜歯しかないと診断され、抜歯しました。


アメリカの歯科医の説明では、抜歯後半年以上はそのまま放置するのが普通だし、2011年に日本に帰るなら、そこで治療を続ければよい、とのことでした。

またそこでは、そのまま放置しても少しは歯がずれてくるかもしれないが日常生活に全く問題にはならない、とも言われました。
私は親知らずがないので、抜歯した歯の奥には一本あるのみです。



そこで質問させていただきたいのは、

1)そのまま放置しても今後、歯並びが悪くなる、姿勢が悪くなる、頭痛がするなど、将来何か問題が起こることはないのでしょうか。

2)日本の場合、こういったケースでは、どういう治療が一般的なのでしょうか。


よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
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回答日時:2011-03-09 23:09:07
>1)そのまま放置しても今後、歯並びが悪くなる、姿勢が悪くなる、頭痛がするなど、将来何か問題が起こることはないのでしょうか。

咬み合わさっていなかったり、カリエスが隣接を保持していなかったりしますと反対の歯が挺出や倒れこんでくる可能性は十分にあると思います。
その結果、歯並びが悪くなることは考えられるかと思います。



>2)日本の場合、こういったケースでは、どういう治療が一般的なのでしょうか。

抜歯を余儀なくされた場合、やはり抜歯するのではないでしょうか。ただ、のちの治療がインプラント審美領域での欠損になる場合などは戦略的に抜歯することもあるかと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-03-09 23:43:43
こんばんは。


>1)そのまま放置しても今後、歯並びが悪くなる、姿勢が悪くなる、頭痛がするなど、将来何か問題が起こることはないのでしょうか。

そういう場合もあります。



>2)日本の場合、こういったケースでは、どういう治療が一般的なのでしょうか。

インプラントブリッジ入れ歯が、一般的です。



>2011年に日本に帰るなら、そこで治療を続ければよい、とのことでした。

アメリカ歯科医も、日本に帰国後には、抜歯してできたスペースに歯を入れる方が良いと下記のような理由も考慮し、考えられたのではないかと思います。


日本人なら日本で落ち着いて治療するにこしたことはないこと。

抜歯後半年ぐらいまでは顎堤の変化が大きく、ブリッジや入れ歯と歯ぐきの間に隙間ができやすいこと。

抜歯直後にインプラント手術をする場合もありますが、抜歯後半年以上たてば、より多くのケースでインプラント手術ができること。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-03-09 23:54:55
こんばんは。

1)6番の場合、一般的には放置することは少ないと思います。


2)非常にアバウトな説明ですが、下記を参考にされてください。

http://www.morinagadc.com/category/1253319.html

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-03-10 06:43:09
AAEさまおはようございます。

左下6番を抜歯なさってその後の治療方法についての御質問ですね。

実際に拝見したわけではないので断定は致しかねますが、ブリッジ補綴するかインプラントをなさるかだと思います、個人的にはブリッジのほうがいいように思います。


>1)そのまま放置しても今後、歯並びが悪くなる、姿勢が悪くなる、頭痛がするなど、将来何か問題が起こることはないのでしょうか。

歯並びというか対合歯挺出あるいは7番の近心傾斜の可能性は高いと思いますが、姿勢が悪くなったり頭痛がしたりするようなことは経験がありません。



>2)日本の場合、こういったケースでは、どういう治療が一般的なのでしょうか。

ブリッジあるいは一本義歯やインプラントが考えられます。

ブリッジ 
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1386


回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-03-10 09:05:39
おはようございます。


御質問拝見させて頂きました。

>1)そのまま放置しても今後、歯並びが悪くなる、姿勢が悪くなる、頭痛がするなど、将来何か問題が起こることはないのでしょうか。

歯並びが悪くなるかと聞かれますと、長い目で診ていくと先で歯並びが悪くなる傾向があると、個人的に思います。 

姿勢に関しては厳密にいえば変わるかもですが、すごく体感できるレベルかと聞かれますとう〜んと 思います。

しかし、一部の情報ではなるとありますね。


将来の問題ですか、何を持って問題にするかによると思いますので即答はできないのですが、実際に10年間ぐらいほってる人で普通に生活している人もいますね。。。

しかし、個人的には何もしないのはお勧めしませんね。






>2)日本の場合、こういったケースでは、どういう治療が一般的なのでしょうか。

このサイトにも書いてありますが、一番オ―ソドックスな治療はインプラント 入れ歯 ブリッジだと思います。

しかし、いずれもメリット デメリットがありますので、主治医となる先生とよく相談されることお勧めしますね。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2011-03-10 11:37:55
1)に関しては、皆さんのおっしゃるとおりです

2)ですが、一般的には、ブリッジ入れ歯でしょう。

オーソドックスな治療として、インプラントが入ってくるのは危険な状況だと思います。
インプラントが一般化してきたのはここ5年くらいではないでしょうか?

たしかに選択肢の一つではありますが、インプラント治療はアドバンスが治療であることは頭に入れておく必要があります。


個人的に言えば、両方の歯(5番と7番)が生活歯であれば歯を失った原因などを取り除いて、精度の高いブリッジをすれば、十分長持ちする治療になると思います。

もちろん、「歯を削る」ということはもったいないですしインプラントも良い治療ではあります。

こう言いながら、僕も年間それなりの本数のインプラント治療をしていますがね。


メリット、デメリットを十分お聞きになった上で、後悔の無い選択をされてくださいね。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2011-03-10 11:46:39
すでにみなさんがおっしゃっておられますが、抜いてそのままというのは咬み合わせの問題や7番の歯の傾斜の問題を引き起こしますので、おすすめは出来ません。

じゃあ、どうするの?ってことですが、抜いた両隣の歯(5,7)がすでに被せが被せられている歯なのか、神経が残っている歯なのかによっても、ブリッジ入れ歯の予後の予想は大きく変わってまいりますし、インプラントの場合も抜いた後の部分の骨の状態や歯肉の状態によってもその難易度・予後は変わってきます。


質問者様のお口の中の状況をその周囲の歯や歯肉、かみ合わせの問題も含めてお聞きし、担当医とご相談されたほうがいいかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: AAEさん
返信日時:2011-03-12 09:18:41
みなさま
ご回答ありがとうございました。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2011-03-12 11:17:26
一応ご納得いただけたようですが、私からも個人的な回答をさせて頂きますと、



>1)そのまま放置しても今後、歯並びが悪くなる、姿勢が悪くなる、頭痛がするなど、将来何か問題が起こることはないのでしょうか。


色々な考えがあって様々ですが、特に困らないよ、と言う人もいれば、影響があるという人もいます。


まだお若く将来は長いことを考えると、そのまま放置は普通ならばリスクが高くなっていくと思われます。


まず6番の価値を考えてみますと、食べる以外に、大きな力を発揮して顎をがちっと支えていました。

この役目がいろいろと健康に大きく貢献していることは分かっています。
その役目を、もし失えばそれに伴い、それぞれ失うことが出てくると考えるのも自然かもしれません。


今回は簡単なことだけにしますが、奥歯は他の歯を一生守る役目も持っています。
他に影響が大きいために、たった1本じゃないの、と言っていいかどうか分かれるところです。


例えば、上下左右に大きな奥歯が2本ずつ揃っていると理想的ですが、家で例えると、上下左右の四隅に大黒柱がしっかり支えて100年くらい無事に使える力を出して、他の歯や前歯を支えているとも言えます。

その大黒柱を1本失って、昨日のような大地震が来たとき家は崩れはしないかもしれませんが、ずれたり、ヒビが入ったり、傾かないでしょうか?


そのまま放置した例はたくさん見ていますが、ほぼ歯並びが狂っています。
揃っている人より、他の歯を多めに、しかも早めに失っています。

片噛みの癖がついて、正面から見ると顔が歪んだ人もおります。

ほとんどの人は前歯までが、乱れてきて、隙間や傾きや前突となり、老けて見えます。
あるいは少なくない人が、前歯も早く失っています。

その状態から治療を始める人をたくさん見ていますが、治療がとても大がかりになり大変な割に、若い時と同じには戻せなくなっています。



又身体への影響はご指摘のことも、それいがいもいろいろ出てくることも少なくありません。

最近の研究で、奥歯を失ったり、たくさん削ることで、耳が遠くなることが判明していることはご存じでしょうか?

つまり早く耳が老けるわけです。

奥歯に異常があると、聴力の高音域の聞き取り能力が落ちることが証明されました。


つまり、病気の後始末だけを考えれば、食べる不自由もなれてしまい、1本くらいいらないよ、と言う結論もあり得ます。

逆に、健康のためであれば奥歯は必要ではないかと考えることもできます。

健康って、痛くないだけでいいのか、若さはどうかなどを考えることもできます。



>2)日本の場合、こういったケースでは、どういう治療が一般的なのでしょうか。


以外に、放置している人は多いようです。
その場が、安く、楽して、簡単に、すむからです。

それ以外の方法は、先生方の回答どおりですが、一言で言えば、人工的な治療ですから、良くなると同時に、必ずそれぞれに固有の欠点を伴います。

決して元通りにはなりません。


ご自分で判断する前に、お口や身体の状況をよく調べていただいて、あらゆる可能性と、全てのリスクを、ご自身の将来像の見通しをお聞きの上で、相談しながらお決めになる方法をお勧めいたします。

その上であれば、放置の選択も合理性が見つかると思います。

歯を失った後は、治療はとても困難を伴いますが、ここを乗り切り、もう他の歯は失わないようにすれば、きっと良くなります。




タイトル 左下6番抜歯後一年半。今後の治療法として最適なのは?
質問者 AAEさん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:6番(第一大臼歯)
インプラント治療法
ブリッジ治療法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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