虫歯治療の詰め物から3ヶ月後、神経が死んで抜髄になり不信感
相談者:
videoartさん (38歳:女性)
投稿日時:2011-03-07 16:48:57
左上前から4番目の歯、詰め物の治療を昨年終了しました。
3ヶ月後、歯茎がぷよぷよして若干の痛みがあったので受診したところ、歯の神経が死んでいるとの診断、神経を抜くことになりました。
質問ですが、
Q1:このように治療完了して間もない歯が、3ヶ月という短時間で神経が死ぬということはありうるのでしょうか?
何が起こってそうなるのでしょうか?
Q2:治療したばかりということで、若干の不信感があります。
それはミスの可能性があるのでしょうか、それともある程度偶発的に起こることなのでしょうか?
Q3:「膿があること=神経が死んでいること」という説明を受けましたが、神経を抜くという判断は妥当だと思われますか?
以上、よろしくお願いいたします。
3ヶ月後、歯茎がぷよぷよして若干の痛みがあったので受診したところ、歯の神経が死んでいるとの診断、神経を抜くことになりました。
質問ですが、
Q1:このように治療完了して間もない歯が、3ヶ月という短時間で神経が死ぬということはありうるのでしょうか?
何が起こってそうなるのでしょうか?
Q2:治療したばかりということで、若干の不信感があります。
それはミスの可能性があるのでしょうか、それともある程度偶発的に起こることなのでしょうか?
Q3:「膿があること=神経が死んでいること」という説明を受けましたが、神経を抜くという判断は妥当だと思われますか?
以上、よろしくお願いいたします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-03-07 16:56:30
>Q1:このように治療完了して間もない歯が3ヶ月という短時間で神経が死ぬということはありうるのでしょうか?
>何が起こってそうなるのでしょうか?
時々起ります、歯の神経が炎症を起こした結果、内圧が亢進して、その結果歯髄に対する血流が無くなってしまった結果だと思います。
>Q2:治療したばかりということで、若干の不信感があります。
>それはミスの可能性があるのでしょうか、それともある程度偶発的に起こることなのでしょうか?
ミスかどうかは判断できません、ただし神経を保存しようとした結果だと思います。
>Q3:「膿があること=神経が死んでいること」という説明を受けましたが、神経を抜くという判断は妥当だと思われますか?
実際は神経は死んでいて、神経を抜くと言うよりも感染根管治療をすると言う事です。
至極まともな治療だと思います。
>何が起こってそうなるのでしょうか?
時々起ります、歯の神経が炎症を起こした結果、内圧が亢進して、その結果歯髄に対する血流が無くなってしまった結果だと思います。
>Q2:治療したばかりということで、若干の不信感があります。
>それはミスの可能性があるのでしょうか、それともある程度偶発的に起こることなのでしょうか?
ミスかどうかは判断できません、ただし神経を保存しようとした結果だと思います。
>Q3:「膿があること=神経が死んでいること」という説明を受けましたが、神経を抜くという判断は妥当だと思われますか?
実際は神経は死んでいて、神経を抜くと言うよりも感染根管治療をすると言う事です。
至極まともな治療だと思います。
回答2
当サイト登録医としてふさわしくないと判断したため、ご退会頂きました。(不正請求による保険医登録取り消し、H26.12.10)
回答日時:2011-03-07 17:18:48
>Q1:このように治療完了して間もない歯が3ヶ月という短時間で神経が死ぬということはありうるのでしょうか?
>何が起こってそうなるのでしょうか?
あると思います。
痛みがあるなし別にして、起こることだと思います。
>Q2:治療したばかりということで、若干の不信感があります。それはミスの可能性があるのでしょうか、それともある程度偶発的に起こることなのでしょうか?
細見先生がいわれるように、歯の神経を残そうとした結果かと思います。
>Q3:「膿があること=神経が死んでいること」という説明を受けましたが、神経を抜くという判断は妥当だと思われますか?
妥当だと思います。
虫歯からの感染が起こっていた可能性もありますし、3か月で起こった変化かも知れませんし、現在は、歯の根の処置は必要と思います。
>何が起こってそうなるのでしょうか?
あると思います。
痛みがあるなし別にして、起こることだと思います。
>Q2:治療したばかりということで、若干の不信感があります。それはミスの可能性があるのでしょうか、それともある程度偶発的に起こることなのでしょうか?
細見先生がいわれるように、歯の神経を残そうとした結果かと思います。
>Q3:「膿があること=神経が死んでいること」という説明を受けましたが、神経を抜くという判断は妥当だと思われますか?
妥当だと思います。
虫歯からの感染が起こっていた可能性もありますし、3か月で起こった変化かも知れませんし、現在は、歯の根の処置は必要と思います。
回答3
池原歯科医院(大阪市東成区)の池原です
回答日時:2011-03-07 17:20:58
こんにちは。
もしかしたら、もともと神経は死んでいたのかもしれません。
3カ月前の治療の際、痛みなく治療出来ていたとしたらその可能性もあると思います。
視診やレントゲンでは神経が生きているか、死んでいるか分からない場合もあります。
もし3カ月前の治療の際、既に神経が死んでいた状態だったなら、今、そういう症状が出てきてもおかしくないですし、神経を抜く(感染根管治療)という処置も正しい処置だと思います。
もしかしたら、もともと神経は死んでいたのかもしれません。
3カ月前の治療の際、痛みなく治療出来ていたとしたらその可能性もあると思います。
視診やレントゲンでは神経が生きているか、死んでいるか分からない場合もあります。
もし3カ月前の治療の際、既に神経が死んでいた状態だったなら、今、そういう症状が出てきてもおかしくないですし、神経を抜く(感染根管治療)という処置も正しい処置だと思います。
回答4
みずさわ歯科医院(千葉県鎌ヶ谷市)の水澤です。
回答日時:2011-03-07 17:39:19
その歯の治療時、あるいは詰め物を入れた後などしみる症状はどうでしたか?
何にも症状がなく、歯肉がぶよぶよしてきたのであれば、池原先生と同じく、すでに神経が死んでしまっていたかもしれませんね。
歯の神経を残したくて、深い虫歯でも保存を試みた結果、残念ながら神経が死んでしまったということは、私も何度か経験しております。
死んでしまった以上、感染した根管を治療すれば、問題なくお使いいただけると思いますよ。
お大事になさってください。
何にも症状がなく、歯肉がぶよぶよしてきたのであれば、池原先生と同じく、すでに神経が死んでしまっていたかもしれませんね。
歯の神経を残したくて、深い虫歯でも保存を試みた結果、残念ながら神経が死んでしまったということは、私も何度か経験しております。
死んでしまった以上、感染した根管を治療すれば、問題なくお使いいただけると思いますよ。
お大事になさってください。
回答5
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-03-07 18:00:21
諸先生方と同意見です。
>Q1:
>Q2:
>Q3:
あり得る事です。
ミスとお考えになられるより、むしろ「神経を残そうと努力したが、残念ながら死んでしまった」と思っていただいた方がよろしいような気がします。
気の短い先生であれば3か月前の段階で、すでに神経を殺していたのかもしれません。
(今回の先生の診断が甘かっただけかもしれませんが…)
いずれにしても「神経を残す努力」はされたのだと思いますが、担当の先生に対し、不信感がおありでしたら転院もやむなしかと思います。
おだいじにされてください。
>Q1:
>Q2:
>Q3:
あり得る事です。
ミスとお考えになられるより、むしろ「神経を残そうと努力したが、残念ながら死んでしまった」と思っていただいた方がよろしいような気がします。
気の短い先生であれば3か月前の段階で、すでに神経を殺していたのかもしれません。
(今回の先生の診断が甘かっただけかもしれませんが…)
いずれにしても「神経を残す努力」はされたのだと思いますが、担当の先生に対し、不信感がおありでしたら転院もやむなしかと思います。
おだいじにされてください。
相談者からの返信
相談者:
videoartさん
返信日時:2011-03-07 18:57:50
先生方
まずはお返事へのお礼から。
このようなネットでの相談は初めてでしたが、先生方のスピーディな誠意あるお答え、驚きました。
ありがとうございます。
別の歯医者さんのセカンドオピニオンを求めるべきかなど、ひとりで悩んでいたので、大変心強く拝見いたしました。
お答えの内容も理解した上で一点追加の質問です。
Q4;この歯に関しては、前年6月に一度削って仮詰めをし、深めだったので、他の歯を治療した後、10月に本詰めをしました。
様子を見ていたその間は大丈夫だったけど、偶然詰めてから3ヶ月の間に死んだ、ということなのでしょうか。
すでに神経が死んでいたのではというご意見がありましたが、この歯の治療時には痛みが伴いました。
この歯に関しては、引き続き今の歯科医で治療しようと思っておりますが、今かかっている歯医者さんについて、お時間が許せばお考えをお聞かせください。
・・素人考えの質問、お許しください。
Q5;膿が出ていたから神経が死んだ、という判断でしたが、神経が死ぬという判断に間違いはあまりないのでしょうか?
神経が死ぬというのは、明確にわかるものなのかが想像できず・・
Q6;神経を残そうという努力の結果だと理解した上であえてお聞きしますが、根っこが炎症を起こすというのは、削り残しが原因とは考えられないのでしょうか?
Q7;今の歯科医は、ここ一年くらいで4本治療した歯科なのですが、削る時間がいつも予想を上回る長さなで、(虫歯の深さもあるとは思いますが)、毎回削り過ぎなのでは?と若干不信感を抱いているのですが。
削る時間の個人差というのはあるものなのでしょうか?
主観的な質問ですみません。
まずはお返事へのお礼から。
このようなネットでの相談は初めてでしたが、先生方のスピーディな誠意あるお答え、驚きました。
ありがとうございます。
別の歯医者さんのセカンドオピニオンを求めるべきかなど、ひとりで悩んでいたので、大変心強く拝見いたしました。
お答えの内容も理解した上で一点追加の質問です。
Q4;この歯に関しては、前年6月に一度削って仮詰めをし、深めだったので、他の歯を治療した後、10月に本詰めをしました。
様子を見ていたその間は大丈夫だったけど、偶然詰めてから3ヶ月の間に死んだ、ということなのでしょうか。
すでに神経が死んでいたのではというご意見がありましたが、この歯の治療時には痛みが伴いました。
この歯に関しては、引き続き今の歯科医で治療しようと思っておりますが、今かかっている歯医者さんについて、お時間が許せばお考えをお聞かせください。
・・素人考えの質問、お許しください。
Q5;膿が出ていたから神経が死んだ、という判断でしたが、神経が死ぬという判断に間違いはあまりないのでしょうか?
神経が死ぬというのは、明確にわかるものなのかが想像できず・・
Q6;神経を残そうという努力の結果だと理解した上であえてお聞きしますが、根っこが炎症を起こすというのは、削り残しが原因とは考えられないのでしょうか?
Q7;今の歯科医は、ここ一年くらいで4本治療した歯科なのですが、削る時間がいつも予想を上回る長さなで、(虫歯の深さもあるとは思いますが)、毎回削り過ぎなのでは?と若干不信感を抱いているのですが。
削る時間の個人差というのはあるものなのでしょうか?
主観的な質問ですみません。
回答6
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-03-07 19:11:33
>Q4
その時治療の痛みが有ったのなら、徐々にダメージで神経が死んでいったんだと思います。
>Q5
電気歯髄診断で反応がなかったり、すでにレントゲンで根尖に病変が出来ていたりすればほぼ確実に診断できます。
>Q6
可能性は否定できませんが、ここでは判断できません。
>Q7
丁寧に時間を掛けて削っているのかもしれませんし、削っている時間だけでは判断できません。
その時治療の痛みが有ったのなら、徐々にダメージで神経が死んでいったんだと思います。
>Q5
電気歯髄診断で反応がなかったり、すでにレントゲンで根尖に病変が出来ていたりすればほぼ確実に診断できます。
>Q6
可能性は否定できませんが、ここでは判断できません。
>Q7
丁寧に時間を掛けて削っているのかもしれませんし、削っている時間だけでは判断できません。
回答7
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-03-07 19:26:24
>Q4;
んんん…。
経過を追って診ていないので何とも言えません。
>Q5;
残念ながら
膿が出ている=細菌感染が起きている
と考えます。
感染してしまった組織(神経)は除去する必要があります。
もし、ご自身で納得が出来なければ、電気的歯髄診断を行ったり、もっと簡便な方法であれば氷をその歯に当ててみたりして、生活反応が無いまたは、希薄であれば、死んでしまったと判断できると思います。
>Q6;
もちろん考えられます。
>Q7;
もちろん「短時間で丁寧に」が出来るのが最高です。
では、どちらかを選んでください
「短時間で雑」
「時間はかかるけど丁寧」
どうですか?
ま、最悪は
「時間がかかって、雑」
なんですけどね…。
担当の先生がどのタイプなのかは、解りませんから。
細見先生とかぶりました。
んんん…。
経過を追って診ていないので何とも言えません。
>Q5;
残念ながら
膿が出ている=細菌感染が起きている
と考えます。
感染してしまった組織(神経)は除去する必要があります。
もし、ご自身で納得が出来なければ、電気的歯髄診断を行ったり、もっと簡便な方法であれば氷をその歯に当ててみたりして、生活反応が無いまたは、希薄であれば、死んでしまったと判断できると思います。
>Q6;
もちろん考えられます。
>Q7;
もちろん「短時間で丁寧に」が出来るのが最高です。
では、どちらかを選んでください
「短時間で雑」
「時間はかかるけど丁寧」
どうですか?
ま、最悪は
「時間がかかって、雑」
なんですけどね…。
担当の先生がどのタイプなのかは、解りませんから。
細見先生とかぶりました。
回答8
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2011-03-07 21:14:58
Q4;
歯牙を削ったりすると、歯髄の中での防御反応が3ヶ月位すると始まると記憶しています。
主治医はあせらず4ヶ月待った訳です。
そこで10月の時点で歯髄の状態を診断します。
ただ細胞を取って顕微鏡下で診断できるわけではないので、検査結果から大丈夫という診断で詰め物をしたんだと思います。
ただ不幸にして神経が死んでしまったということです。
Q5;
膿がどこから出ているかによって、歯周病ではないことを確認された上での判断なら、神経が死んでいる可能性は高いと思います。
Q6;
可能性はありますし、そうではないとも考えられます。
Q7;
Q7とQ6とはなんか反対のような気がします。
う蝕検知液は使われているのでしょうか?
ちゃんと使えば、虫歯の削り残しの可能性はかなりひくくなると思います。
歯牙を削ったりすると、歯髄の中での防御反応が3ヶ月位すると始まると記憶しています。
主治医はあせらず4ヶ月待った訳です。
そこで10月の時点で歯髄の状態を診断します。
ただ細胞を取って顕微鏡下で診断できるわけではないので、検査結果から大丈夫という診断で詰め物をしたんだと思います。
ただ不幸にして神経が死んでしまったということです。
Q5;
膿がどこから出ているかによって、歯周病ではないことを確認された上での判断なら、神経が死んでいる可能性は高いと思います。
Q6;
可能性はありますし、そうではないとも考えられます。
Q7;
Q7とQ6とはなんか反対のような気がします。
う蝕検知液は使われているのでしょうか?
ちゃんと使えば、虫歯の削り残しの可能性はかなりひくくなると思います。
相談者からの返信
相談者:
videoartさん
返信日時:2011-03-13 22:11:48
先生方
どうもありがとうございました。
おかげさまで安心して後日歯科医にての治療を再開しました。
治療を再開しての質問なのですが・・
Q8;神経の穴は2つあるのですが、死んだはずの神経の1つに清掃のため針?を差し込むと激痛が。
そのようなことは起こりうるのでしょうか?
またそれは我慢すべきでしょうか?
Q9;完治まで7〜8回、週1とすると2ヶ月コースと言われたのですが、これは標準的ですか?
丁寧なのでしょうか?
どうもありがとうございました。
おかげさまで安心して後日歯科医にての治療を再開しました。
治療を再開しての質問なのですが・・
Q8;神経の穴は2つあるのですが、死んだはずの神経の1つに清掃のため針?を差し込むと激痛が。
そのようなことは起こりうるのでしょうか?
またそれは我慢すべきでしょうか?
Q9;完治まで7〜8回、週1とすると2ヶ月コースと言われたのですが、これは標準的ですか?
丁寧なのでしょうか?
回答9
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2011-03-14 02:13:07
Q8 はい十分考えられます。
根尖孔という穴から血管神経等が歯の中に入ってきますので、片方の根管内の歯髄が死んでいても、もう一方の歯髄が生きている事はあります。
いえ我慢せずそのことを歯科医に伝えれば、多分麻酔をして抜髄をして頂けると思います。
Q9 私もそれぐらいと説明します。
根管治療後コアの印象、コアのセット、クラウンあるいはHJKの印象、クラウンあるいはHJKのセットと4回必要ですから、その前に根管充填を含めて4回です。
回数は1回にかける時間、術者の技量&考え方によると思いますので、見方によって標準とも言えるし丁寧とも言えるし遅いとも言えると思います。
根尖孔という穴から血管神経等が歯の中に入ってきますので、片方の根管内の歯髄が死んでいても、もう一方の歯髄が生きている事はあります。
いえ我慢せずそのことを歯科医に伝えれば、多分麻酔をして抜髄をして頂けると思います。
Q9 私もそれぐらいと説明します。
根管治療後コアの印象、コアのセット、クラウンあるいはHJKの印象、クラウンあるいはHJKのセットと4回必要ですから、その前に根管充填を含めて4回です。
回数は1回にかける時間、術者の技量&考え方によると思いますので、見方によって標準とも言えるし丁寧とも言えるし遅いとも言えると思います。
タイトル | 虫歯治療の詰め物から3ヶ月後、神経が死んで抜髄になり不信感 |
---|---|
質問者 | videoartさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯科治療後の歯の痛み 根管治療中の痛み 根管治療その他 歯医者への不信感 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。