根管治療後の痛みが消えず根尖端切除術か抜歯の選択 (米国)

相談者: komattaさん (44歳:女性)
投稿日時:2011-03-08 19:15:50
はじめまして。
よろしくお願いします。

左下7番の処置、又、左下6番のインプラントの時期に悩んでいます。


昨年4月アメリカに行く前に体調が悪いと痛む左下7番の治療をし始めました。
詰物除去後、初めての根管治療を5月に終えました。

7月末肩こりがひどくなり、左下6番、7番が痛み出し通院。
歯の打診から、6番の響きが一番強く、最初は左下6番を治療し始めました。


十数年以来の2度目の根管治療で日本の出国時には間に合わず、8月末、抜歯しました。

肩こり、頭痛から解放されたかったのです。


ところが、抜歯後も、肩こりが直らず、左下7番の痛みを少し感じていました。

9月渡米、11月に入り噛むと左下7番が痛み始め、一般歯科から専門医を紹介されました。

その歯の歯茎を押すと、少し痛みも感じました。


11月19日、根管治療科で治療を開始しました。
レントゲンの結果、根管の一本が処理されていないとのこと。

その際、クラウンの上を7ミリほど丸く削って、治療。
噛む際の痛みは消えたものの、まだ痛みがが在りました。


12月2日、2度目の処置。

歯茎の痛みはなくなりましたが、1日に何度かズキッとする痛みがあるのが不快でした。


12月22日、痛みは残るものの、これが最後といわれ、3回目の処置を終えました。

この際、1ヶ月たって痛みがあるようであれば、抜歯しかないといわれました。


鎮痛剤なしにはいられない痛みが3日続き、その後上の歯があたったとき少し響く感じがあり、日に何度か痛みを感じました。

3週間後一般歯科に戻ると少し様子を見ようということになりました。

上の歯と当たらないように削ってもらい、夜マウスピースの勧めもありました。



その後も状況が変わらないので、抜歯を勧められましたが納得できず、他の根管治療科に通院。

ここでは歯を上の歯と完全に当らないように削って頂き、やはり様子を1ヶ月ほど見ました。


それでも日に数回、痛みがあること、その歯を使って物を噛もうとすると痛みがあること。

また歯科医が歯茎を下顎の方にたどって当るところ(こんな表現ですみません)を押すと痛みが在るということ。

これらからレントゲンには移っていないが根尖部分が化膿しているのではないかと言われ、根管治療は完全なので、抜歯の前の最終手段として根尖端切除術を勧められています。



私としては、こんな1年足らずの間にここまで歯が悪くなってしまうものかと信じられません。

本来、左下6番のインプラントも1月に入れる予定でしたが隣のはの為に進まない状況で、骨も退化してしまいます。


先生は良心的にいわれているとは思いますが、Apico.で失敗したら半額返しますと言われ、その言葉は、私を更に不安にします。

もう何を優先していいのか分からず、不安でたまりません。


良きアドバイスを是非お願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-03-08 19:27:41
下7番のapico.・・流石は米国専門医ですね!
でも何故、通法の根菅治療の提案がなかったのでしょうか?

念のため、今一度、歯が原因で痛いのかどうかも確認されたほうが良いと思います。
American Academy of Orofacial Pain のHPなどもご参考になさってください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-03-08 20:04:36
こんにちは、異国の地で悩んでしまいますね^^;

診ていないのでかなりいい加減な意見として読んでくださいね。


抜歯の前の最終手段として根尖端切除術を勧められています。

闇雲に根切などの外科をしてもな治らないと思いますよ。


痛みが続いたり、違和感があると外科となりがちですが・・・

病変の有無はレントゲンで分りにくければCT撮影するのも1つです。
CTで見つからなければ根切しても意味がありませんね^^;

処置、特に外科は診断の上に行うものです、痛みがあるから外科は痛みを大きくすることもあります。


また私の経験では、根の病変などで長期にわたり痛みが出ていたものに関してはスパッと痛みが無くなることはあまりありません。

きちんと処置をして、経過を診ているとやがて症状(痛み)に変化が出てくることもあります。
具体的には表せませんが、痛みの出現する時間が短くなったり、頻度が減ったりしてきます。


私は痛み専門の歯科医ではありませんが、年に数症例経験します。
(白黒つけたがるアメリカの医療では難しいかもしれませんが^^;)



どちらかと言うと外科よりまず、非定型歯痛などの方を疑った方がいいような気がします。
(かなりいい加減にかいています^^;)

他の専門医の所でもう一度診断してもらうのも1つだと思いますよ。



おだいじに
 

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: komattaさん
返信日時:2011-03-09 00:58:28
藤森先生、早速のご回答ありがとうございます。

通常の根管治療が考えられないのは2番目の根管治療科の先生は、昨年12月にされた根管治療科の先生の根管治療がパーフェクトで、これ以上には自分は出来ないといわれました。

そしてもうこれ以上の根管治療は、不可能との事で、今回のApico.を勧められた次第です。


American Academy of Orofacial PainのHPで私も、勉強してみます

一人で悩んでいたところ、専門家の方のご意見が聞けて、本当にうれしかったです。

ありがとうございました。




井野先生、貴重なアドバイスをありがとうございます。

CT撮影で、病変の有無が分かるのであれば、インプラントの専門家
の行うデジタル撮影でも分かるのでしょうか?   

そちらにも行かなくてはならないので、確認してみます。


アメリカでの1回目の根管治療で(日本での治療を入れたら2回目ですが・・)痛みが残ったその後は抜歯なんて、どうしても受けいれられず、セカンドオピニオンを別の根管治療科の先生に求めたのですが、こちらでも抜歯かApico.の二者択一。

ところ変われば文化も変わるのだから、アメリカ生活の中ではアメリカの方式を受け入れるしかないのかしらと思いつつ・・・・

先生方のご意見で又しっかり考えてみる気になりました。


最終的に、自分の気持ちとしかっり通じる歯医者さんにめぐり合えたらいいと思います。

ありがとうございました。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-03-15 07:58:25
komattaさまおはようございます。

根管治療をしたにもかかわらず痛みが残っていて歯根端切除を提案されているようですね、実際に状況を診たわけではないので一般的なお話にはなりますが、おそらく根管治療がしっかり出来ていないため炎症が残っているものと考えます。

したがって井野先生が仰っているように手術が第一選択にはならないように思います。


個人的には通法どおり再根管治療をするのがいいと思います、問題はそれを引き受けていただけるDrをいかにして捜すかだと思います。

参考になさってください。

感染根管治療 
http://yamadashika.jp/infection.html

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: komattaさん
返信日時:2011-03-21 07:07:22
山田先生、ご回答ありがとうございました。

私自身、もう一度根管治療をしたいのですが、ご指摘のとおり、引き受けてくださるドクタ−を探すのが、難しい状況です。

私としては、日本での根管治療が1回目、今回のアメリカ再根管治療を2回目と考えていたのですが、こちらのドクターは、訪問して治療した回数でカウントするので、今回の再根管治療は計4回と考え、もう歯の中からの治療をしても意味がないとおっしゃるのです。


隣の歯左下6番は、昨年8月に抜歯して、インプラントの最良の時期も逃してしまっている状況で、左下6番の歯の痛みは、薬なしで、しのげるので、インプラントを優先させたいのですが、専門家の方から見られると、どうなんでしょうか?

やはり隣の歯にインフェクションがある状態では、インプラントは難しいのでしょうか?

もう、自分でも良く分からなくて困っています。 



アメリカでは、Apicoを試して、もう抜歯と考えざる得ないでしょうか?

根管治療をして一年も経っていない歯が抜歯になってしまうことが、納得できないのです。


アドバイスをよろしくお願いします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-03-22 18:55:02
こんにちは。

だいぶお悩みのようですね。
根管治療は「パーフェクト」である、と言われたとのこと、レントゲン上では綺麗に処置がなされているのだと思います。

ただ、根管治療には限界がありますので、その歯が原因であることが確かなのであれば原因除去としてのApico.(実際には病変部をきちんと除去することが一番大事です)をうけられるのがいいのではないでしょうか。


何度も根管治療を繰り返したり、いきなり抜歯したりでは何にもいいことがありません。

きちんとした病変除去のできるDr.を探すのは大変かもしれませんが、歯を残すためにがんばってみて下さい。


いい結果が出ることを願っています。




タイトル 根管治療後の痛みが消えず根尖端切除術か抜歯の選択 (米国)
質問者 komattaさん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 神経の無い(神経を取った)歯の痛み
虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
抜歯:7番(第二大臼歯)
根管治療の治療法
歯根端切除術
アメリカ(米国)
回答者




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