5歳、奥歯の歯間にある虫歯。治療か経過観察かで迷う
相談者:
ともいきさん (38歳:女性)
投稿日時:2011-03-24 17:18:25
こんにちは。
5歳 いつも定期健診でお世話になっている歯医者さんにレントゲンをとってもらったところ、奥歯の歯間に何か所も小さい虫歯ができているとのことでした。
治療するかこのまま検診を続けるかどうしましょうか?と聞かれ判断に迷ってしまいました。
そのため、違う歯医者さんに診ていただいたところ、歯間は、白い詰め物だとむずかしいから治療するとなると銀歯で奥歯2本を削ることになりますので今は、削る面積のほうが大きくなってしまうのでこのまま様子を見ましょうということでした。
奥歯の歯間の治療が銀歯になるほど大きくなるまで経過観察でいいのか?
それとも小さいうちに治療したほうがいいのか?
なかなか判断がつかなく困ってしまいました。
先生方のご意見を聞かせていただけるとありがたいです。
お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします。
5歳 いつも定期健診でお世話になっている歯医者さんにレントゲンをとってもらったところ、奥歯の歯間に何か所も小さい虫歯ができているとのことでした。
治療するかこのまま検診を続けるかどうしましょうか?と聞かれ判断に迷ってしまいました。
そのため、違う歯医者さんに診ていただいたところ、歯間は、白い詰め物だとむずかしいから治療するとなると銀歯で奥歯2本を削ることになりますので今は、削る面積のほうが大きくなってしまうのでこのまま様子を見ましょうということでした。
奥歯の歯間の治療が銀歯になるほど大きくなるまで経過観察でいいのか?
それとも小さいうちに治療したほうがいいのか?
なかなか判断がつかなく困ってしまいました。
先生方のご意見を聞かせていただけるとありがたいです。
お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-03-24 17:27:11
難しい問題ですね。
まず虫歯なら削って詰めなければならないと言う事は有りません。
また銀歯で治すか、白い詰め物で治すかも虫歯の状態、担当医の得手不得手etcで変わってきます。
5歳でレントゲンが撮れるとはすばらしい事です、お母様が小さい頃から定期健診等お子様の口腔状態に気を付けられていたからだと思います。
だからこそ急に虫歯が有ると言われて戸惑っておられるのでしょう。
今まで定期健診で診て頂いた先生に相談して下さい、フッ素等の予防で十分生え代わりまで持つ場合もあります。
まず虫歯なら削って詰めなければならないと言う事は有りません。
また銀歯で治すか、白い詰め物で治すかも虫歯の状態、担当医の得手不得手etcで変わってきます。
5歳でレントゲンが撮れるとはすばらしい事です、お母様が小さい頃から定期健診等お子様の口腔状態に気を付けられていたからだと思います。
だからこそ急に虫歯が有ると言われて戸惑っておられるのでしょう。
今まで定期健診で診て頂いた先生に相談して下さい、フッ素等の予防で十分生え代わりまで持つ場合もあります。
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2011-03-24 22:01:22
乳歯の場合はとくに、治療を行うかどうかはむし歯の大きさだけで決めるわけではありません。
ひとつはむし歯の進行スピード。
急速に進んでいるようであれば、早期に治療を行いますし、進行が非常に緩慢もしくは緩慢にできそうであれば、経過観察となる場合が多いです。
それから年齢。2歳3歳の低年齢であればむし歯の進行は早いことが予想されますから治療を行う可能性が高くなると思いますし、(この辺の判断は低年齢の小児の治療をその歯科医院において普通に行えるかどうかでまったく異なります)逆に生え変わり近くになって発見された場合は治療を行わないことが多いです。
5歳で奥歯のむし歯というとその中間ぐらいですので判断は微妙です。
また(治療を行ったからといってそれが永久にもつわけでは決してありませんので)その治療がどのくらいの期間、良好に保てるかといった予測も関係してきます。
乳歯の場合、永久歯との生え代わりまでとゴールは決まってすので、その予想される期間が短ければやり直しになる確立は減りますし、長ければやり直しになる確立が高まります。
5歳ですと、生え変わりまで5〜6年くらいはありますから、治療を行ったすべての歯を良好に保つのは簡単ではありません。
ですので、小さい虫歯であれば、若干むし歯を大きくしてしまってでも治療を先送りにして、やり直しになってしまう確立を下げたいと考える場合も有り得ます。
もちろんこれは、歯の痛みや腫れ、物が詰まるといった症状がない場合の話であって、症状があれば即座に治療を行うのが普通です。
ひとつはむし歯の進行スピード。
急速に進んでいるようであれば、早期に治療を行いますし、進行が非常に緩慢もしくは緩慢にできそうであれば、経過観察となる場合が多いです。
それから年齢。2歳3歳の低年齢であればむし歯の進行は早いことが予想されますから治療を行う可能性が高くなると思いますし、(この辺の判断は低年齢の小児の治療をその歯科医院において普通に行えるかどうかでまったく異なります)逆に生え変わり近くになって発見された場合は治療を行わないことが多いです。
5歳で奥歯のむし歯というとその中間ぐらいですので判断は微妙です。
また(治療を行ったからといってそれが永久にもつわけでは決してありませんので)その治療がどのくらいの期間、良好に保てるかといった予測も関係してきます。
乳歯の場合、永久歯との生え代わりまでとゴールは決まってすので、その予想される期間が短ければやり直しになる確立は減りますし、長ければやり直しになる確立が高まります。
5歳ですと、生え変わりまで5〜6年くらいはありますから、治療を行ったすべての歯を良好に保つのは簡単ではありません。
ですので、小さい虫歯であれば、若干むし歯を大きくしてしまってでも治療を先送りにして、やり直しになってしまう確立を下げたいと考える場合も有り得ます。
もちろんこれは、歯の痛みや腫れ、物が詰まるといった症状がない場合の話であって、症状があれば即座に治療を行うのが普通です。
タイトル | 5歳、奥歯の歯間にある虫歯。治療か経過観察かで迷う |
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質問者 | ともいきさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
小児歯科治療 乳歯の虫歯(むし歯) 子供(子ども)の虫歯 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。