保険の金属と自費の白いものでは虫歯になる確率が大きく異なる?

相談者: ナカモリさん (19歳:男性)
投稿日時:2011-04-07 19:59:22
先日、歯医者に行って第一小臼歯虫歯があると言われ、保険の金属で治療を受けたのですが、結構見えたので保険の白いのにかえてください(二重請求になりますが、白いのが保険適用だと初めは僕自身知らなかったので。)と言ったら、

「白いのは、金属と比べて虫歯になりやすいんで、虫歯になってもいいなら白いのにいくらでもかえてあげるよ。」

とえらく強い口調で言われたのですが、金属と白いものとでは、それほど虫歯になる確率は違うのでしょうか?

回答よろしくおねがいします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-04-07 20:18:49
どの様な物を入れられたかは解りませんが、基本、小臼歯保険治療でも白く出来ます。


>金属と白いものとでは、それほど虫歯になる確率は違うのでしょうか?

例えばインレータイプの物だとほとんどの場合レジン充填で対応できます。
ただしレジンは術者の技量が大きく作用するので、その先生が詰めるとすぐに虫歯になるんではないでしょうか。

全部被覆冠タイプでも硬質レジンジャケット冠が出来ます。
これもその先生は苦手なのかもしれませんね。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-04-07 20:19:51
インレーレジン充填でしょうか?
クラウンHJKでしょうか?

インレーとレジン充填で形成が違いますので、どちらがと言われても確率的に何%違うとは言えなさそうです。


>二重請求になりますが

二重請求というより保険で請求ができませんので、歯科医の持ち出しというか歯科医が自腹で治す事になると思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-04-07 23:38:05
>全部被覆冠タイプでも硬質レジンジャケット冠が出来ます

硬質レジンジャケット冠(HJK)は確か「条件付き」だったような記憶があります。

・・・で、探してみたら、ありました。

「応分の咬合圧に耐えうる場合に限り、小臼歯に対して硬質レジンジャケット冠により歯冠修復を行った場合には所定点数により算定する」

まぁ、術者判断が入るので「できる」といえばできますが・・・
一般的にはHJKを入れないケースが多いと思います。


ちなみに「二重請求」というのは、「患者が自費で診療したものを、保険診療したとして保険診療報酬を詐取するもの」です。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-04-07 23:54:33
保険医ではない吉岡先生とは反対意見なんですが、保険医のうちではHJKを入れるケースの方が多いです。

タイヨウ先生は1年ぐらいの期間の仮歯で使用すると書かれたような
気がします。

でもうちでは十分に戦力です。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-04-08 00:17:30
>一般的にはHJKを入れないケースが多いと思います。
保険医のうちではHJKを入れるケースの方が多いです。

勤務医の頃も含め、初診の患者さんを見ると

小臼歯にHJKが入っている方”よりも、
”メタルクラウンが入っている方”が圧倒的に多かったので、

「一般的に入れないケースが多いと思う」と書かせてもらいました。

地域差がもしかしたらあるのかも知れませんね。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2011-04-08 00:57:28
すみませんでした、吉岡先生。

つい引っかかりましたので、書いちゃいました。
反省反省。

そうですね、私も開業当時(20年ほど前)にはセットしては割れてしばらく使いませんでした。


最近(ここ5年くらいかな?)は材料が良くなり、接着性のセメントが出てきてから破折は随分減った気がします。

咬合面の摩耗まではあまりチェックしていませんけど。

先生が書かれたとおりHJKはやはり少数派だと思います。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2011-04-08 02:30:26
柴田先生>

なにも気にしてないので、気にされないで下さい (^^)


「応分の咬合圧に耐えうる場合に限り」って、抽象的ですよね。
術者の判断も入りますが、監査する技官の判断も入ったりするんでしょうね。

技官がゴニョゴニョとやかましい地域だと、歯科医師の裁量って狭まってしまうんでしょうね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ナカモリさん
返信日時:2011-04-08 07:40:10
先生方、回答ありごとうございます。

しかし、僕の質問に対しての回答がよくわからないのですが・・・

保険の金属と白いものでは虫歯になる確率は、僕が訪れた歯科医師が言うように、まったく違うものになるというデータはあるのですか?

回答よろしくお願いします。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2011-04-08 08:30:17
こんにちは、

>金属と白いものとでは、それほど虫歯になる確率は違うのでしょうか?

これですね。

部分的な詰め物であれば、先生がおっしゃることも分ります。

結構同じようなトラブル多いですよ^^;

保険のレジンでの適用範囲 (レジン治療時の精度とマイクロ)
【歯科相談室】詰め物、インレーのトラブル


レジンのような詰め物はある程度時間をかけたり、拡大鏡など術野を拡大したりと色々手間暇かけないときいちんと詰めるのは難しいです。


それと、
悲しいお知らせですが、「保険治療は見た目を治すものではない」
ことも知っておかれてくださいね^^


おだいじに
 

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2011-04-08 09:07:51
ナカモリさん、こんにちは。


保険の金属と白いものでは虫歯になる確率は、僕が訪れた歯科医師が言うように、まったく違うものになるというデータはあるのですか?


全く違うものになるというデータはありません。
同じというデータもありません。


仮にデータがあったとしても、データは平均値でしかないので、種々の条件によって変わってきます。

歯科医師自身の臨床感覚です。

回答 回答10
  • 回答者
当サイト登録医としてふさわしくないと判断したため、ご退会頂きました。(不正請求による保険医登録取り消し、H26.12.10)
回答日時:2011-04-08 09:37:04
同じような環境で同じような噛み合わせレジンインレーなどの比較はしにくいと思います。

ただ、接着の技術によりいろいろとできるできない得意とする不得意とする分野も先生によりあるのかもしれません。

回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2011-04-08 10:08:57
>僕の質問に対しての回答がよくわからないのですが・・・

ゴメンナサイ (^^;)


>結構見えたので保険の白いのにかえてください

自分の歯が多く残っていると仮定したら、インレーという詰め物の話でしょうかね。

だとすると、細見先生が回答されたように「インレータイプの物だとほとんどの場合レジン充填で対応できます」です。

また「レジンは術者の技量が大きく作用するので、その先生が詰めるとすぐに虫歯になるんではないでしょうか」だとも思います。

治療って、規格化された工業製品とは違って、色んな要素が絡んできますので、単純な比較は難しいと思います。

メタルインレーとレジンインレーを同じグラスアイオノマー系セメントで装着した(だろう)場合は、レジンインレーは早々にトラブルを起こしているケースを時折見かけます。

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2011-04-08 10:40:08
こんにちは。

小牧先生がお書きになられていますが、

>仮にデータがあったとしても、データは平均値でしかないので、種々の条件によって変わってきます。
歯科医師自身の臨床感覚です。

こちらが大切なところです。
いくらその前の段階で知ってても知らなくても、あるいはそういうご希望があったとしても、臨床上での診断で不適切とその場の医師・歯科医師が判断した場合には、当然そちらが優先される事柄と思います。

健康保険証を持参されて診療を受ける方に対し、保険医は「きちんと治さねばならない」事が義務付けられるので、「審美性」は優先されません。

となればインレーでも充填でも、今目の前にある歯に適しているもの、またそのなかで担当医の得意とするところの方法が選択されます。



どちらが結果的に好結果か?
データ上の差異は主に術者の差と、その歯の重篤度によると思います。
材料などの点での、ひとつところで推し量れるものでは無いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ナカモリさん
返信日時:2011-04-08 21:00:24
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回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2011-04-08 21:34:38
保険でそういう治療を受けられるならば、保険で銀のものと、白いものがありそのメリット・デメリットを治療の前に患者に伝えるべきだと思うのですが

>この僕の考えっておかしい考えですか?

おかしく無いですよ。

しかし、その説明の時間すら確保するのが難しいのが現在の保険システムです。

僕はかねてから保険のシステムは「厚労省などが責任を持って国民に周知させるべき」だと思っていますがね。



>保険は「審美」を重要視しないとのご指摘がありましたが、では保険で白いものを詰めることが可能なのは一体なぜなのでしょうか?いらなくないですか?

これはなかなか回答するのが難しいですね。


まず、ナカモリさんのご相談から考えてみると、

「歯の噛み合わせの部分だけに金属があって、その(表面積の)3分の2ににもいってない」

と言う情報が欠落していたんですよね。

なので、我々回答者も「インレーなのか?クラウンなのか?」の判断ができなかったのです。
(回答2で柴田先生が聞いていらっしゃいましたが)


インレーとクラウンでは考え方が全く異なります。
そこには「咬合力に対する強度」と言う問題があるからです。


クラウンの場合は大きな咬合力が加わる事が想定されるので「保険は審美を重要視しない」のです。

対するインレーにするかレジン充填にするかは「虫歯の大きさ」や「担当医の考え方(技術)」で判断します。

おそらく、どちらでも行ける状態だったのではないかと思います。

削る面積が大きければ強度が必要になりますからレジンよりインレーが適応になります。

レジンは白い材質ですが「強度」と言う面ではインレーに劣りますが、「ある程度の強度と審美性を兼ね備えた材料」と言えます。


>「白いのは、金属と比べて虫歯になりやすいんで、虫歯になってもいいなら白いのにいくらでもかえてあげるよ。」

>「白いのにかえても大丈夫だと思いますよ。虫歯になる率もほとんどかわらないですよ。まぁ、実際に削ってみないことには確実なことはなんとも言えないけど。」

と言うのはその先生の考え方の現れであり、どちらもその先生方の経験から発せられた発言だったのではないかと思います。



と、考えながら僕は書いているのですが、ちなみに10分以上かかっています。
この時間は保険診療ベースだとなかなか確保できない時間ですね。
(診療時間外で暇だからできる事)

多分、ナカモリ さんにとって僕の回答では不十分なのでは?

そうすると、もっと時間がかかっちゃいますよね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ナカモリさん
返信日時:2011-04-09 07:32:47
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回答 回答14
  • 回答者
回答日時:2011-04-09 09:28:49
>先生方は、「まぁその通りだな」と頷けますか?

歯科治療は材料というよりは先生の技術、経験による部分が大きいですので、一概に同じ歯を見ても同じ見解は出ないので、分らない言うのが回答ですね。


第一小臼歯噛み合わせの部分の3分の2にたっしないぐらいが金属で覆われており

これも診てみないと分りません、
頬側咬頭側がないのか舌側咬頭よりがないのかでも私の中では考え方が変わります。

他の先生がどう考えるかは分りません、厳密な線引が出来る訳でもありませんので。

実際診ていないので明確な回答は出ないですよ^^;



それと、
自費専門になればいいと思ってしまうのですが・・・。

タイヨウ先生は自費専門ですよ^^
 

おだいじに
 

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ナカモリさん
返信日時:2011-04-09 09:55:17
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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ナカモリさん
返信日時:2011-04-09 10:43:03
不適切な投稿のため削除されました
回答 回答15
  • 回答者
回答日時:2011-04-09 11:20:15
> あぁ、もうやっぱ、どうでもいいです。

と言う事で答える必要が無くなりましたので、解決とさせていただきます。




タイトル 保険の金属と自費の白いものでは虫歯になる確率が大きく異なる?
質問者 ナカモリさん
地域 非公開
年齢 19歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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