歯学部6年生、先生方は自分の専門を決めたきっかけは?

相談者: mh3さん (24歳:男性)
投稿日時:2011-04-04 17:01:24
はじめましてmh3です。
初めて投稿させていただきます。


私は、四月から歯学部の6年生になります。
国家試験に受かれば歯科医師となり、現在不安と期待の日々であります。

こんな質問してよいか悩みましたが、一人でも多くの歯科医師の方の意見をお聞きしたくて書きました。


質問。先生方は自分の専門をいつ決めて、それは何がきっかけでしたか?

この前大学の先生に、

「何科にいくか決めた?」

と聞かれて

「まだ決め手ません。」

と言ったら、ブチ切れされました。
いまの時期に決まってないなら歯科医師になるなと・・・



はっきり言って、ポリクリとは名ばかりの見学を日々やらされただけなのに、この科に行きたいと強く思えるものなのでしょうか?

それは、目的意識を持って患者を見ないからだと言われれば、それまででしょうが、僕の周りでも断言しているひとは、ほとんどいません。


私は、もともと医学部志望でありましたが、受からず歯学部に入ったという過程もあり、将来は口外か歯科麻酔に進もうとは、薄っすらながら思っています。
もちろん、その先生には、そんな事、言いませんでしたが。



そこで、先生方の質問です、保存、補綴矯正、外科、基礎・・・
多くの科がありますが、先生方は、何科に行くといつごろ決めましたか?

それに、決めたきっかけはなんですか?


私の認識に対する甘さに、お怒りの先生もいるかも知れませんがぜひお聞かせ下さい。
大学の先生にも聞いてみます。
切れられたことは、心の中に閉まっておきます。


なんだかんだいっても国試に落ちれば、もともこも無いので、今から勉強します。それでは・・


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-04-04 18:42:01
ま、歯科相談ではありませんが…。 (^_^;)


一応、私見だけ書いておきます。

>まだ決め手ませんと言ったら、ブチ切れされました。
>いまの時期に決まってないなら歯科医師になるなと・・・

コレは無いでしょ。
僕、6年生の12月くらいまで決めてませんでしたよ。
って、言うか、同級生でも早いヤツで10月くらい。


僕が卒業した頃は今と違って臨床研修医制度がありませんでしたから、

 1 大学院
 2 研修医
 3 開業医に就職

と言うのが大まかな進路でした。

僕はオヤジから「学位を取れ」と言われていたので問答無用で大学院に進む事を考えておりました。

ところが、当時の東京歯科大学で学位を取るには

 基礎4年
 臨床6年
 外科10年

と言われていた時代でした。
僕は2年ほど遊んでいたので、これまた問答無用で基礎を選ぶ事になります(笑)。

知り合いの先生の所を回って、どの講座はどんな超歯科を一通り調べ、結局、生化学に残りました。


動機…小学校のころから理科が得意(高校では化学だけは学年ベスト10入り)
   週1回以上バイトができる
   呑みにつれて行ってくれる先生がいる
   などなど…

まあ、一番の決め手は尊敬できる先生がいた事ですかね。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-04-04 18:55:41
こんにちは、一番回答にふさわしくないものですが^^;


>この前大学の先生に、何科にいくか決めた?と聞かれてまだ決め手ませんと言ったら、ブチ切れされました。

同じですよね^^;
進路を聞かれた時、
「田舎の開業医に行ってのんびりやります」
で、ブチ切れました(笑)



>それは、目的意識を持って患者を見ないからだと言われれば、それまででしょうが、僕の周りでも断言しているひとは、ほとんどいません。

そんなものでしょう、実際やってみないと分らないことだらけですよ。

6年生の時、私なんか技工室で「キーホルダー」やら「指輪」作って遊んでいた学生ですから、疑問を持ち考え始めているmh3さんは私に比べれば優等生ですね(笑)



>将来は口外か歯科麻酔に進もうとは、薄っすらながら思っています。

まず飛び込んで3年頑張ればいいと思いますよ。
その後違うと思えば他科に進めばいいだけだと思います。



>そこで、先生方の質問です、保存、補綴矯正、外科、基礎・・・
>多くの科がありますが、先生方は、何科に行くといつごろ決めましたか?それに、決めたきっかけはなんですか?

私は、国試受かった瞬間から卒業後3年、波乗りばかりして、お金が貯まると海外に波乗り行って歯科の勉強の「べ」の字もしていなかったです(笑)

「クイント(商業誌)」ってなんですか!?
みたいな感じでした^^


卒後3年目の終わりに師匠の所に就職して、初めて「歯内療法」が面白いと思ってその部分だけ濃く勉強しました。

きっかけははじめて「面白い」と思ったからでしたね。

その時は勤務医ですので、入れ歯歯周治療も小児も全部やっていました。

開業するならとりあえず全部がオールラウンドにできないといけない現状がありますから、広く浅く勉強するのも1つだと思います。



現在、なり行きと言うか、なんとなく「歯内療法」と「レジン」で飯を食っていますが、学生時代にもっと人と話したり、他の業種を色々見ておけば良かったということは感じています。



>なんだかんだいっても国試に落ちれば、もともこも無いので、今から勉強します。

そうですね、頑張ってください^^

 

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-04-04 19:00:54
タイヨウ先生や私の時期は卒業してすぐ入局という図式でしたが、今は研修医制度があるので、その期間を通して興味のある科を選ぶなんて事は出来ないのですか?

また、研修医で派遣される歯科医院で影響を受けてそのまま就職なんてパターンもあるので、とにかく今は国試に向けて準備する方がいいかなと思います。


大学院に行く、行かないくらいは早目でもいいかな。

最後の学生生活を充実させて下さい!

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-04-04 19:22:18
こんにちは。

ぼくの頃も臨床研修医制度は無かった頃であったので、結果的には一般開業医へ卒後そのまま就職しました。

ただ大学に残る事も考えはしていました。

個人的には病理学か口腔外科または保存科(ペリオ)にと思っていましたが、何かひとつに特化したというスタイルもいいのですが、出来れば自分に不得手を作りたくないという考えから、外に飛び出したわけです。


ただその就職先を探すのに、国家試験の前年11月頃から探し始めて結局決まったのは国試も終わり合格発表も済んで更に日は経ち、6月の後半くらいにやっと「コレ!」と思える医院にめぐり合えての事でした。


その間いくつもの医院や大学の研究室を見学して、納得できるのは何処なのかと彷徨いましたね。


とここまではただの独り言なんですが・・・




>私は、もともと医学部志望でありましたが、受からず歯学部に入ったという過程もあり、将来は口外か歯科麻酔に進もうとは、薄っすらながら思っています。

医学部志望からの口腔外科の選択は、なんとなくお気持ちは解りますが、実際の場ではそういう比べ方をすると口腔外科はあくまでも口腔外科であり、医科とは別物なのだという事を余計に感じてしまうのではないかと思います。

口腔外科は医科には無いこれまた別のジャンルを含み持っているわけで、「口腔外科医」になるんだというきちんとした思い込みが必要であるように感じます。


またそういった場を、違った視点で数多く見ることの出来るのが麻酔科でもあるでしょう。




別の視点で考えるなら、やはり一般臨床が不得手では困るわけです。

そう考えると、ぼくの場合は補綴などにとどく前の段階が重要と考えエンド・ペリオの知識が自分には必須と思っていました。

ただそういうレベルの高い事を学んでゆける環境があるか無いかが就職先の選定条件だったため、妥協する気にはならずに就職がそこまで遅れてしまったという次第でした。


大学内で、ご自身に親身になってくれそうな中堅の先生をつかまえて、今ここでお書きになっている事を率直にお聞きになってみてはいかがですか。

講座に残って間もない先生だと、とかく自分のいる講座に誘いがちである事も多いと思われるので、広い目で意見をもらえるかが不明ですから、中堅どころの先生が相談相手には向いているように思います。


究極はタイヨウ先生のお書きになっている、

>まあ、一番の決め手は尊敬できる先生がいた事ですかね。

コレだと思います。

どこの科に在籍していても、同じ建物の中には様々な科がいつでもあるわけですから、いくらでもいろいろ見て回る事は可能だと思います。


大学のシステムにもよると思いますが、まず卒後1年目に悩むよりも研修医を終えてから何処に行くのかを、また大いに悩むべきではないかと思います。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-04-04 19:25:16
mh3さまこんばんわ。

面白い質問ですね、私も同じく医学部崩れで通りもしない医学部を3回受けました、3浪しようと思ったら親に泣きつかれて仕方なく歯学部に入りました。


入ったら入ったで同じような医学部崩れがいることいること、みんなすねていました。

私もほとんどすねていて授業は馬鹿にしていました、しかし再試はお金がいるのでそれだけは避ける程度の勉強はしていました。


しかし5年生くらいになると歯医者で食うしかないのが判ってきて、覚悟を決めざるを得ませんでした。

専門はやりたくなかったので即開業医に勤めましたが、いかんせん当時は矯正はほとんど役に立たない授業だったので、不正咬合の子どもが来たらお手上げでした。

これではいかんと思って矯正を勉強することにして色々探しましたが、この科はずいぶん閉鎖的で勉強するところがありませんでした。



しかし当時阪大の教授選考に敗れた某講師が都落ちすることになって子分を連れて行こうとしましたが誰も付いていかなくて、席が開いたのでのこのこついていったしだいです。

そのあと全身麻酔の勉強をしたくなったときは、某市民病院の研修医になってせっせと通いました。


結局勉強する気さえあればどこでやろうと関係はないと思っています。
要はやる気さえあれば身につけることはできると思います。


大切なのはいい師匠にめぐり合うことです、実はこれがなかなか難しいと思いますよ。

患者さんに慕われる歯科医になってください。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2011-04-04 19:26:02
6年生の時は国試勉強はもうほとんど終わっていて、診療室で形成の練習させてもらったり、模試休んで医院見学に行ったりしてましたね〜

(もちろん学年で僕だけ。当然、変人扱いでした^^;)


自分は歯科医師になると決めたときから、

「日本一、人の役に立つ歯科医師になる!」

という目標がありましたから、人一倍、勉強も努力もしていたつもりです。


ですが・・・


今、何をしているのかというと、歯科臨床は行わずにこのサイトの運営。。。


形成練習なんだったの〜っ?って話ですが、日本一、人の役に立つ歯科医師になるにはサイト運営が必要だと思ってしまったので仕方ないんですよね^^;


実際、何をすればいいのかなんて、学生時代にはわかるわけないと思いますよ。
(わかってると思ったら、たぶんそれは勘違い)


どの科だって必要な科だから存在しているわけで、無駄な科なんてありませんから、


・自分がやりたいことに近い科

・尊敬できる先輩がいる科

・比較的自由に勉強をさせてくれる科

・臨床経験をたくさん積ませてくれそうな科


など、好きに選べばいいのではないでしょうか?
研修医の1年なんてあっという間ですし・・・


研修医が終わる頃には、もう少しいろんなことが見えていると思うので、その後のことはその時に考えればいいのではないかと思います。


歯科業界はいろいろと大変だ大変だと言われていますが、人の悩みを解決して喜んで頂ける、本当に素晴らしい職業ですよ。


とりあえず、まずは国家試験に合格して、こっちの世界にきてくださいね。

お待ちしております。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2011-04-04 19:33:21
田尾先生。
いいね!あ、失礼しました

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2011-04-04 20:18:57
学生の進路ですか。
あつくていいですね〜

私は口腔外科に進んで学位もとって、いろいろな手術を執刀させてもらいましたが。

学生時代はず〜っと矯正に進むつもりでした。
6年の夏くらいまではですかね。

夏〜秋は毎晩友達と飲み歩いて、夢ばっかり語っていたら、気づいたら口腔外科に決めてました。
決心したのはUSJで遊んでたときだったような。

なんか痛くない麻酔を身につけるとか、よくわからない動機だった気がします。



私の場合、学位をとることが大前提でしたので、大学に残るという選択肢しかありませんでした。

ただ、大学に残るなら、一般歯科でない科。
なので、口腔外科か矯正か小児歯科しか頭にありませんでした。

麻酔とか障害者とかはそのとき知識もなく、思いつきませんでした。



今年卒業した親戚には「とりあえず大学に残らないなら病院の口腔外科に行け」と言っておきました。
(給料もそれなりにもらえますし)

口腔外科、病院でないとできないことが沢山ありますから。



口腔外科を考えているのでしたら。

開業するのかどうか?

はある程度はっきりしておいたほうがいいと思います。


とりあえず開業する気がないのでしたら、沢山の大学、病院を見ておくことをお勧めします。

病院の口腔外科で研修医をおくるなら、その病院がどこの大学口腔外科の関連病院であるか、もしくはそうでないのかも調べておいたほうがよいと思います。

研修が終わったあとでも、大学との繋がりがあるほうがその先の選択肢が増えます。
母校にだけとらわれない方がいいと思います。

また、選ぶ基準としてその医局の関連病院の数は重要な因子だと思います。

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2011-04-04 20:33:52
いつだったかクラブの先輩がうちに来いと勧誘?(半分オ○シ)されまして、体育会系ですので答えはハイしかなかったです。
年俸もいつから勤めるも無く決まってしまいました。

今思うのは外科系で多少(2年ほど)修行を積んでおけば良かったかな?と思っています。
やっぱり一開業医にとって外科系(麻酔科系も含む)の研修はなかなか難しいので。




回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2011-04-04 21:01:44
クラブの追い出しコンパで先輩に「うちで働くか?」って誘われ、「はい」って。

何も考えてませんでした(今でも・・・)。


学校は大嫌いだったので、残ることはこれっぽちも考えてませんでした。
卒業して20年以上ですが、一度も母校に行ったことはありません。


臨床でレーザーを使っているうちに、その勉強の必要を感じて工学部の大学院に社会人入学しました。
40歳を過ぎてからですが、自分でも不思議でした。

勉強は興味と必要を感じた時にすると楽しいです。


あせる必要は無いような気がします。


ご参考まで・・・

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2011-04-04 21:52:20
>尊敬できる先生がいた事ですかね。
>勉強は興味と必要を感じた時にすると楽しいです。

ここに集約されていると思います。


私は、技工が好きだったので3年生ぐらいから補綴科に残りたいと考えていました。

決定的なのは、臨床実習で患者さんの技工物を作るのが楽しくて、これが歯医者だ!と思ったわけです。

総義歯部分床義歯の教室は、義歯中心だったのでクラウンブリッジに決めました。

補綴は一つ!と言う教えのため補綴に関してはあらゆる臨床と技工を経験できました。



辛かったこともあります。
夜ですかね・・・。
一軒の店が長いんですよ・・・。
私は弱いんで・・・。

これは、参考になりませんね!


大学に残る人は、3つのパターンがあるように思います。

1.目的があり、しっかり修行する(学位などの勉強もです)。
2.方向性がはっきりしないためとりあえず進む。
3.勘違いしている。

1や2は、問題ないです。
2は、はっきりしないのはどうなのかと思うかもしれませんが、自分の目的を探すためなので方向性が決まってくれば問題ないのです。

問題のあるのは3です。
何のために大学に残るのか?
学生相手に優越感を持ちたいだけのばか者もいるんです。
こうはならないでください。

mh3さんも、大学の中にこのように感じる先生もいるでしょう。
このような人材はどこに行っても通用しません。


大学は、教育の場でもあります。
得た知識や技術を人に教える難しさを学ぶことが修行だと思います。

目移りすることがあってもその中からこれだっ!
と思うものを見つけてください。

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2011-04-04 23:59:51
>>尊敬できる先生がいた事ですかね。
>>勉強は興味と必要を感じた時にすると楽しいです。

>ここに集約されていると思います。

同感ですね^^


獣医学部を受けようかなと思いつつ、当時は(今も?)かなりの人気で下手したら医学部よりも狭き門だったので、なんとなく歯学部に行き・・・(とりあえず白衣を着る職業にというレベル)

6年生の秋くらいに(いわゆる”治療”自体に興味がわかなかったので)なんとなく「予防歯科」ってどうなんだろうって、教授に話を聞きに行ったら「とりあえず基礎で研究してもらう」と言われ、「研究はあとからでもできるかな」なんて思って、とりあえず医療法人の勤務医になりました。

「技術的なことは若いうちの方が良いかな」
「ある程度の技術があれば、大学に戻ってもバイトが楽だろうし」

そんなテキトーな理由ですね。



そんな理由で始めた勤務医生活ですが、たまたま研修で習った「口臭治療」ってのが面白く思ったのが、今の原点ですね。
(勤務医になって3年目だったか4年目での話です)

「口臭治療」って「予防歯科」にかなり近いですし、師匠の先生ってのが獣医師免許も持ってたりして、色んな思いがつながった感じでしたね。


最近は「レジン」が面白いな、と。


>必要を感じて工学部の大学院に社会人入学しました。
>40歳を過ぎてからですが、自分でも不思議でした。

そういうのもいいですね^^


やりたいことが見つからないのであれば、幅広く手探りしながら「自分が興味を持てるもの」が見つかる日を待っても良いんじゃないでしょうか。


>とりあえず、まずは国家試験に合格して、こっちの世界にきてくださいね。

ん? ネットの世界ですか (^-^)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mh3さん
返信日時:2011-04-05 01:38:09
勉強終わって見にきたらすごい数の返信ありがとうございます。


タイヨウ先生、うちは親がサラリーマンなので親父に何かやれとは
言われたこと無いですね、何処に行こうが自己責任です。

尊敬できる人、確かに大事ですね。
良いと思う先生は学生からの人気も高いです。
ポロクリもその先生に付きたがる人多くて・・



井野先生、先生もブチ切れされた口ですか。

僕なんかは、SG(スモールグループ)みたいな先生一人と生徒7人位の話し合いの時に何科に行くか聞かれて、トップバッターで、精神崩壊するぐらい切れられて、しまいには、今からでも歯科医師になるのやめたら?と言われ・・正直、驚きました。

これを見た他の人たちは、「私は歯内療法です、精密な治療を必要とするからやってみたい」「僕は、口外です、全身管理できる歯科医師になりたい」「私は義歯です高齢化社会なので・・・」など、ついこないだまで、何やりたいか決まって無いと昼飯の時に、話してた連中が手のひら返したように、その場で思い付きそうな理由をぺらぺらしゃべってましたね。

中には、本心の人もいると思いますが、結局決まって無いと言ったのは、僕だけでしたね。

面白いと思ったものをやる、もっともな意見です。



大原先生、大学院は早めに決めた方が良いんですか・・・



田中先生、口腔外科に行ったら余計医科とは別物だと感じると言う意見には僕もそう思います。

親父にも口外に行ったら医者になりたくなって再受験したい、とか言い出しそうで怖いなと言われました。
僕の大学でも医学部だめで口外入局って人多いです。

でも、僕は口を一個の物として見たく無いんです、体の一部として見たいんです。

全身疾患の患者の歯科治療は必ず口外にきます。
同じ歯科医師なのに保存、補綴の先生は全身疾患の患者=口外に送れば良いと言う考えです。

良く言えば全身管理ができないので下手に手を出さず専門家に任せればよいという事ですが、それでは、大学の授業でやる授業は、何なんだろうと思います、年に1回症例としてでるか出ないかわからないような疾患を覚えさせられて(albright症候群、ガードナー症候群・・・)苦労しているのに・・・もったい無いと思ってしまいます。



山田先生、医学部崩れはやばいですね、文句しか言ってません。

さすがに医学部くずれの僕でもさっさと辞めればと思う位ひどいです。
歯科の現状を1日中しゃべってます。
あれじゃ、周りも影響受けてしまいますね。



田尾先生、そっちの世界には行けると思います、一応DES模試の偏差値70近くあるので。
(国試の勉強楽しいです)



井上先生、口外行くとコンプレックスでちゃいますかね・・・



柴田先生、僕は体育会系の部ではないので・・・


杉原先生、勉強は興味と必要を感じた時にやると楽しいには、痺れました、おっしゃる通りだと思います・・・



桜田先生、そう言う先生います。

後、もう定年近い先生で患者にTBIしかしない先生もいて、あれで給料貰うの詐欺だよって陰口言われてる先生もいます。
僕は好きな先生なんですけど・・・



吉岡先生、予防歯科僕も興味あります!
むし歯ば無くなる努力をする素敵ですよね)




先生方、生の声ありがとうございました、大学だと先輩後輩の縛りや、何処の科も下っ端(雑用)が欲しいので良いことしか言ってくれなくて、先生方の意見を参考にさせて頂きます。

この度は、本当にありがとうございました。
回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2011-04-05 01:45:14
こんにちは。

大学を受験するときに親は医学部受験を望んだのですが、歯学部に興味があったので独断で願書を出し歯学部に入りました。

そのため、学生時代は医学部や医者には特に興味はありませんでした。


卒業前に地道に研究をしていそうな感じがしたので予防歯科に残ることになりました。

助教授をはじめ教室員には新入局予定者と歓迎してもらったのですが、ある日教授が(自分が野球部出身で同級生9人が野球部だったため)「今年は野球部員から採用する」と言い出してどんでん返しに合いました。


行き場を失って急遽他に目ぼしい所を探し、診療が面白そうだった口腔外科にしました。
口腔外科を8年間経験し学位もとりました。


開業した現在は口腔外科がらみの診療が多いのですが、予防歯科に軸足を置いた口臭治療や漢方治療にも精を出しており、やっぱり予防歯科に戻ってきたのかなという感じです。

回答 回答14
  • 回答者
回答日時:2011-04-05 13:27:13
こんにちは。


求めておられる回答とはちょっと外れるかもしれませんが……。


どの科に進まれるにせよ、どういう「志」を持つかが大事であると思います。

「やり方」よりも「あり方」が重要だとも言えるかもしれません。


我々は戦争も飢えの心配もない恵まれた日本に生まれ、高い教育を受けることができた、ある意味「エリート」です。

だからそれなりの使命があります。


「社会貢献」がそれだと私は思っています。


学生である今は進む科について、「自分の将来」や「自分の成長」が優先されるのでしょうが、晴れて歯科医師となった暁には、「志」「あり方」「社会貢献」という視点も持って働いて欲しいと思います。

回答 回答15
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-04-05 13:57:02
学位取得に拘らなければ、一般開業医で各々得意とするジャンルを学んでいく道もあろうかと思います。

てっとり早いのが、まず歯科医向け雑誌の後ろに載っている研修会を受講し、そのままそこへ就職してしまうことです。

場合によっては週3〜4回の勤務に留めておいて、残りの3〜4日を他の分野の勤務・研修に当てるのはどうでしょうか(休日が欲しい場合には、その確保と)。
結構温かく迎えてもらえることが多いと思いますよ。


口腔外科も、xx県立中央病院などで研修医を募集しているところがあったと思います。
そこから麻酔科研修に出してもらえる可能性も高いはずです。

ちゃんと給料を貰えると、それを使って、また他の勉強も出来ますしね。

回答 回答16
  • 回答者
回答日時:2011-04-05 15:23:34
>先生方は、何科に行くといつごろ決めましたか?
>それに、決めたきっかけはなんですか?

私は素直に臨床実習中ですね。

一番面白いと思ったからです。

当たり前のことなんですが・・・

口腔外科で臨床実習して、歯科って歯を削るだけでなく手術もするんだってその時思いました。



私の場合それでズルズルと18年くらい大学にいました。

おかげで専門医や指導医の資格は取れましたが、開業するためには少し修行をして苦労しました。


まあ、でも今思うのは何か一つでも得意な分野を持っていることは大切です。

将来必ず役に立ちます。


がんばってください。



タイヨウ先生

>当時の東京歯科大学で学位を取るには

> 基礎4年
> 臨床6年
> 外科10年

そうだったんですか?
じゃあ、外科で6年で学位取った私は優秀なのか??

というかラッキーなだけだと思います。

回答 回答17
  • 回答者
回答日時:2011-04-06 00:05:35
田尾先生>
>実際、何をすればいいのかなんて、学生時代にはわかるわけないと思いますよ。
>(わかってると思ったら、たぶんそれは勘違い)

>どの科だって必要な科だから存在しているわけで、無駄な科なんてありませんから、


大賛成!



ちなみに私

卒後すぐに地元に帰りたかった。
知っている大学病院が一つあった。
その大学病院には歯科は一つしか科がなかった。

ということで口腔外科に入りました。

今は何故か小児歯科やってます。
子どもは別に好きじゃありませんし、きらいでもないですが、何となくそうなりました。



あと井上先生

>それから、私の医局にも医学部くずれで、一番医学部っぽいってことで口腔外科に進んできた人たちがいましたが、なんだかあわれに思っていました。

>そういう方達のなかには口腔外科医であることを誇り、歯科医師が歯科医師をよく言わないような人もいました。同じ歯科医師なのに・・・
>現実的に知識はあるけど歯医者だからできないことも沢山あります。
>そういう方達を見ていて、そんな気持ちで口腔外科に進んで、退官するまでの30年以上をコンプレックスのなかで生き続けることはあまり賢明には思えない気がしますがどうでしょうか?

こんなこと書いちゃって大丈夫ですか?
かりにも同窓生で、しかもかなり絞られますよね?

回答 回答18
  • 回答者
回答日時:2011-04-07 10:21:05
静岡のシャッター通り商店街の中で、看板も何も出さずに、入り口も裏通りのわかりにくいところにあり、それでも、いつもお客様があふれている、「岡村浪漫」という居酒屋のオーナーがこんなことを言っていました。

人には3つの仕事がある。

一つは食うためにする「ライスワーク」

もう一つは、好きなことをする「ライクワーク」

最後は、世のため人のためにする「ライフワーク」

です。


でも、夢とか、ライフワークを持たないとダメだ!!

なんてよく言われますけど、もちろん持っていれ、それに越したことはないですが、持ってなかったり、見つかっていなかったとしても、それでいいんです。


まずは、飯を食うために仕事をする。
それを、一生懸命、金のためにする。

そのうち、好きなものが見つかったり、そこに、自分のミッションを見つけていくものだと思います。



スガシカオは、昔サラリーマンでした。
彼は、夢を捨てきれずに、たしか30歳くらいになってからミュージシャンを目指しました。

そんな彼が、夢を持っていない若者にこう言ってました。

まずは、必死で金を貯めろ。

そうすれば、将来、必ず、やりたいことや夢が出てくるから、その時に、今貯めたお金が役に立つと。


歯科の関係の話は皆さんがかいているとおりなので、ちょっと違う目線から書いてみました。




タイトル 歯学部6年生、先生方は自分の専門を決めたきっかけは?
質問者 mh3さん
地域 東京23区
年齢 24歳
性別 男性
職業 大学生・短大生・専門学生
カテゴリ 専門的な質問その他
その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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