歯肉移植でうまく生着しなかったが、再手術でうまくいく見通しは?

相談者: guriguriさん (39歳:男性)
投稿日時:2011-04-10 00:05:12
相談よろしくお願いします。

高校生の時(22年前ぐらい)から歯肉が退縮し始めました。
しかしそのまま歯医者にいかず、ほったらかしにしていました。

その間、ずっと歯茎が腫れたり、少し出血したりを繰り返してきましたが、歯肉を移植したり、歯槽骨を再生したりする再生治療のことを知り、再生治療を行っている歯科に行くことにしました。


去年の9月から治療を開始し、今年3月12日に、2箇所手術するうちの1つ、左下の犬歯の歯肉移植手術を受けました。
14日に消毒、19日に抜糸、22日に消毒を行いました。
その後4月8日に歯科に行きましたが、先生がいうには、歯肉がうまく付かなかったということでした。


私自身も22日の消毒後、移植した歯肉が下がっていくのが判っていただけに、ショックはありませんでした。

なんとなく手術後の先生の説明(移植歯肉の厚みが薄いため、採りにくかったと言うこと)や、抜糸後の説明時に(移植した歯肉の表面が白っぽくなっていた)難しいのかも知れないと感じていたしだいです。


相談としまして、今後の治療として、先生はもう一度手術を行いたいといっておられます。

今回の移植手術で初めからある歯肉部分の厚みが増しているため、歯茎歯肉を上に上げる手術をするとのことです。



5月にその手術を受ける予定ですが、移植の為に組織を採取した箇所の治りも遅く、移植した歯肉も壊死したようですので、私自身の治癒能力が低いように感じます。


5月に受ける手術は、前回の手術よりは、成功しやすいものなのでしょうか。
また、気をつけなくてはいけないことがあれば、アドバイスをお願いしたいと思います。
長文になってしまい申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-04-10 00:32:14
こんにちは。

「今回の移植手術で初めからある歯肉部分の厚みが増している」ということですので、移植した組織の一部は付いた(生着した)ようですね。前回の手術は「遊離歯肉移植術」か「遊離結合組織移植術」のいずれかで、今後の手術は「歯肉弁歯冠側移動術」の類だろうと思います。

歯肉弁歯冠側移動術の方が前回の手術よりも組織の血行が保たれやすく、組織が壊死しにくいといえます。
そのため、完全に失敗することはないと思いますが、前回の手術とどちらの方がよりよい状態にできるかはまた別の話であり、口の中の状態をみなければ判断できません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: guriguriさん
返信日時:2011-04-11 20:41:06
樋口先生回答ありがとうございます。

5月に受ける手術が、前回の歯肉移植手術より、組織が壊死し難いという事で、少し希望を持つことができました。

再度質問させて頂きたいのですが、歯肉弁歯冠側移動術を行い、前回と同じように歯肉がきちんと付かない場合もあるとおもいます。
歯茎に状態、口内の環境、個人差等(傷が治り難い)

その場合、前回の質問時、書いたのですが、もう一箇所(右上2,3,4)3月に受けた手術(遊離歯肉移植術?)を受ける予定になっています。


今回5月の手術できちんと歯肉が着かないようなら、2箇所目の手術をした場合でも、歯肉移植が付かないリスクが高くなるのではないかと考えます。

場所等によって、歯肉の付き易さ、付き難さがありますでしょうか。
また、口腔内環境が一緒であれば同じ結果になり易いのでしょうか。

アドバイスよろしくお願いします。



タイトル 歯肉移植でうまく生着しなかったが、再手術でうまくいく見通しは?
質問者 guriguriさん
地域 奈良
年齢 39歳
性別 男性
職業 会社員(技術系)
カテゴリ 歯周病その他
歯茎が下がった(歯肉退縮)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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