前歯の根管治療中、2度目の治療をしてから顔面の一部に痺れ
相談者:
パイナップリンさん (37歳:女性)
投稿日時:2011-04-19 04:18:20
こんにちは。
初めて相談させていただきます。
3月上旬に歯科へ行き、左前歯1番の裏側が虫歯になっていると診断を受けました。
20年ほど前に根の治療をしていたことのある歯で表面が若干変色していたこともあり、レントゲン撮影をして
「根の再治療と表面を白くする治療をします」
と説明を受けました。
もともと虫歯による痛みはなく、医師から説明を受けても素人の私には表面上虫歯になっているとの認識は出来なかったのですが、治療を進めることになりました。
1回目の治療では歯の裏側を削り、以前根の治療の際に詰められていた薬を取り出し治療が終わりました。
現在私の行っている歯科は複数の先生がおられ、日によって担当頂く先生が違う場合があり、2回目は1回目とは別の先生が担当されました。
歯の裏側から神経部分を針で治療をしている最中、脳天を突き抜けるようなズキンとした痛みを3度か4度感じたのですが、先生からは
「根の治療をすると痛む場合がある」
と説明されました。
その日の夜になっても治療した歯に痛みがあり、また痛みの範囲は頬骨の内側から小鼻、鼻孔の奥の方にかけ広く、ひどくなりました。
翌日になっても痛みが続いていたため歯科へ行き、1回目の治療でみて頂いた先生にお願いすることにしました。
先生の説明では
「根の治療をすると痛みや違和感が出る場合があるが、時間が経てば痛みや違和感は消える」
ということだったので、その日は再度根の治療をしていただき、痛みどめと抗生物質を処方してもらいました。
その後の治療については、すべて1回目に担当していただいた先生にお願いすることになり、引き続き5回根の治療を行っていただいております。
この6回の治療中は2回目の治療のように脳天を突き抜けるようなズキンとした痛みを感じることは一度もありませんでした。
ひどく痛みの出た2回目の治療から既に1カ月が経過していますが、いまだに左側の頬骨の内側から小鼻、鼻腔にかけてしびれが続いていおりますが、先生に相談しても
「そのうち消えます」
と言われます。
顔の表面上、見た目には何も問題はありませんが、指で顔の表面を触ると、麻酔が切れかけている時のような“指で触られている感触はあるけどしびれていてよくわからない”という感覚に似ています。
また鼻水が出てきそうになったとき、左側だけうまくすすることができなくなっています。
こういったしびれや違和感はどの程度続くものなのでしょうか?
治療の際に針を刺しすぎて余計な神経に触れてしまったのでは?と考えてしまい、この先治らないのでは?と不安になっております。
20年ほど前に同じ歯を治療した時にはこのような痛みや違和感は全くなく、他の歯についても根の治療を行ったことはありますが、同様に歯根や顎以外の顔の部分に痛みや違和感を感じるようなことはありませんでした。
また、当初
「表面を白くする治療をします」
ということで、私は20年前の治療の際と同様に根の治療を行い、その後歯を白くするための薬を入れるなどして表面をふさぐ処置がされると思っていたのですが、いわゆる差し歯にするという説明を受けました。
私は「表面を白くする」という処置を“差し歯にする”という意味に捉えていなかったため、今後の治療の進め方についても困惑しています。
ちなみに、20年前に治療をいただいた歯科と今回通っている歯科は別の医院です。
歯の治療と顔面の神経のつながりなど良く分からないため、ご教示いただけますでしょうか。
また、前歯の治療で変色が進んでしまった歯について「白くする」という医師からの説明についても、差し歯にするのが妥当な処置であるのかどうかアドバイスを頂けますと幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
初めて相談させていただきます。
3月上旬に歯科へ行き、左前歯1番の裏側が虫歯になっていると診断を受けました。
20年ほど前に根の治療をしていたことのある歯で表面が若干変色していたこともあり、レントゲン撮影をして
「根の再治療と表面を白くする治療をします」
と説明を受けました。
もともと虫歯による痛みはなく、医師から説明を受けても素人の私には表面上虫歯になっているとの認識は出来なかったのですが、治療を進めることになりました。
1回目の治療では歯の裏側を削り、以前根の治療の際に詰められていた薬を取り出し治療が終わりました。
現在私の行っている歯科は複数の先生がおられ、日によって担当頂く先生が違う場合があり、2回目は1回目とは別の先生が担当されました。
歯の裏側から神経部分を針で治療をしている最中、脳天を突き抜けるようなズキンとした痛みを3度か4度感じたのですが、先生からは
「根の治療をすると痛む場合がある」
と説明されました。
その日の夜になっても治療した歯に痛みがあり、また痛みの範囲は頬骨の内側から小鼻、鼻孔の奥の方にかけ広く、ひどくなりました。
翌日になっても痛みが続いていたため歯科へ行き、1回目の治療でみて頂いた先生にお願いすることにしました。
先生の説明では
「根の治療をすると痛みや違和感が出る場合があるが、時間が経てば痛みや違和感は消える」
ということだったので、その日は再度根の治療をしていただき、痛みどめと抗生物質を処方してもらいました。
その後の治療については、すべて1回目に担当していただいた先生にお願いすることになり、引き続き5回根の治療を行っていただいております。
この6回の治療中は2回目の治療のように脳天を突き抜けるようなズキンとした痛みを感じることは一度もありませんでした。
ひどく痛みの出た2回目の治療から既に1カ月が経過していますが、いまだに左側の頬骨の内側から小鼻、鼻腔にかけてしびれが続いていおりますが、先生に相談しても
「そのうち消えます」
と言われます。
顔の表面上、見た目には何も問題はありませんが、指で顔の表面を触ると、麻酔が切れかけている時のような“指で触られている感触はあるけどしびれていてよくわからない”という感覚に似ています。
また鼻水が出てきそうになったとき、左側だけうまくすすることができなくなっています。
こういったしびれや違和感はどの程度続くものなのでしょうか?
治療の際に針を刺しすぎて余計な神経に触れてしまったのでは?と考えてしまい、この先治らないのでは?と不安になっております。
20年ほど前に同じ歯を治療した時にはこのような痛みや違和感は全くなく、他の歯についても根の治療を行ったことはありますが、同様に歯根や顎以外の顔の部分に痛みや違和感を感じるようなことはありませんでした。
また、当初
「表面を白くする治療をします」
ということで、私は20年前の治療の際と同様に根の治療を行い、その後歯を白くするための薬を入れるなどして表面をふさぐ処置がされると思っていたのですが、いわゆる差し歯にするという説明を受けました。
私は「表面を白くする」という処置を“差し歯にする”という意味に捉えていなかったため、今後の治療の進め方についても困惑しています。
ちなみに、20年前に治療をいただいた歯科と今回通っている歯科は別の医院です。
歯の治療と顔面の神経のつながりなど良く分からないため、ご教示いただけますでしょうか。
また、前歯の治療で変色が進んでしまった歯について「白くする」という医師からの説明についても、差し歯にするのが妥当な処置であるのかどうかアドバイスを頂けますと幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
回答1
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2011-04-19 13:53:12
>歯の治療と顔面の神経のつながりなど良く分からないため、ご教示いただけますでしょうか。
上顎1番の根管治療で顔面の神経を傷つける可能性は低いと思いますが、炎症が広範囲に広がっているのかもしれません。
しびれが続くようなら、口腔外科で麻痺の検査を受けられてはどうでしょうか。
>また、前歯の治療で変色が進んでしまった歯について「白くする」という医師からの説明についても、差し歯にするのが妥当な処置であるのかどうかアドバイスを頂けますと幸いです。
健康な歯が多く残っていれば「詰める」処置で済むかもしれません。
この判断は歯科医によって大きく違いますので、説明に納得できないならセカンドオピニオンを求めてはどうでしょうか。
しびれが早く治まると良いですね。
ご参考まで・・・
上顎1番の根管治療で顔面の神経を傷つける可能性は低いと思いますが、炎症が広範囲に広がっているのかもしれません。
しびれが続くようなら、口腔外科で麻痺の検査を受けられてはどうでしょうか。
>また、前歯の治療で変色が進んでしまった歯について「白くする」という医師からの説明についても、差し歯にするのが妥当な処置であるのかどうかアドバイスを頂けますと幸いです。
健康な歯が多く残っていれば「詰める」処置で済むかもしれません。
この判断は歯科医によって大きく違いますので、説明に納得できないならセカンドオピニオンを求めてはどうでしょうか。
しびれが早く治まると良いですね。
ご参考まで・・・
相談者からの返信
相談者:
パイナップリンさん
返信日時:2011-04-21 02:04:26
杉原先生
ご回答ありがとうございます。
しびれについて顔面の神経損傷の可能性は低いとのことで一安心いたしました。
早くしびれと違和感が治まるよう祈るばかりですが、1-2か月経っても続くようであれば口腔外科で検査を受けてみようと思います。
また「白くする治療」については、根に金属を入れるということで、前回の治療の際に裏側からガリガリ削られてしまい、歯そのものの厚みは健康な歯の3分の1もしくは4分の1程度になっているように思います。
根に金属を入れるということ自体、さんざん削られ、型を取る際に説明を受けたので、正直なところ何もかもが納得いかないのですが、既に削られてしまっているので今更何を言っても仕方ありませんが。。。
先生から今後の治療に関し説明を受けた際、
「どうしてもということであれば残すことはできるけど、かたいものを食べた時に割れてしまう可能性がある」
というお話をいただきましたが…仮に歯が割れてしまった時、運悪く歯根にヒビが入ってしまうようなことがあれば、次は抜歯しか治療の手段がなくなってしまいますよね。。。
以前通ったことのある歯科へ行って、セカンドオピニオンを求めてみようと思います。
アドバイス、ありがとうございました。
ご回答ありがとうございます。
しびれについて顔面の神経損傷の可能性は低いとのことで一安心いたしました。
早くしびれと違和感が治まるよう祈るばかりですが、1-2か月経っても続くようであれば口腔外科で検査を受けてみようと思います。
また「白くする治療」については、根に金属を入れるということで、前回の治療の際に裏側からガリガリ削られてしまい、歯そのものの厚みは健康な歯の3分の1もしくは4分の1程度になっているように思います。
根に金属を入れるということ自体、さんざん削られ、型を取る際に説明を受けたので、正直なところ何もかもが納得いかないのですが、既に削られてしまっているので今更何を言っても仕方ありませんが。。。
先生から今後の治療に関し説明を受けた際、
「どうしてもということであれば残すことはできるけど、かたいものを食べた時に割れてしまう可能性がある」
というお話をいただきましたが…仮に歯が割れてしまった時、運悪く歯根にヒビが入ってしまうようなことがあれば、次は抜歯しか治療の手段がなくなってしまいますよね。。。
以前通ったことのある歯科へ行って、セカンドオピニオンを求めてみようと思います。
アドバイス、ありがとうございました。
タイトル | 前歯の根管治療中、2度目の治療をしてから顔面の一部に痺れ |
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質問者 | パイナップリンさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
神経の無い(神経を取った)歯の痛み 歯科治療後の歯の痛み 根管治療後の痛み 根管治療に関するトラブル |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。