6歳、斜めに生えてきた6歳臼歯と歯列矯正について

相談者: きたみるさん (35歳:女性)
投稿日時:2011-04-27 06:55:12
こんにちは。
初めて投稿させて頂きます。

6歳の息子が以前よりあごが小さいので、行く行くは矯正が必要だと歯医者さんで言われておりました。
ここ数ヶ月で前の歯が永久歯に生え変わってきている状態です。


ただ、レントゲンで見ると左上の6歳臼歯が手前の歯の方向に斜めに生えてきてしまっていて生えてきません。
(他の箇所の6歳臼歯は生えてきています。)

そのためにその当たってしまっている歯の3分の1を削って様子を見ていたのですがやはりダメなようで(これ以上は神経までいくそうです)、生えてこようとする時期に生えさせてあげないと歯が出て来れなくなる、という説明も頂きました。


そこで、その当たってしまっている歯(6歳臼歯の手前)の歯を抜歯して、まずは6歳臼歯を出してあげて、その歯に25000円から10万の矯正をしましょうと言われました。

25000円のほうは簡単に言えば6歳臼歯をこれ以上傾かないようにの現状維持のようなもの、10万の方は傾いた永久歯をまっすぐの状態にしてあげるものだそうです。


そこで、
・このような場合は、やはり1本抜歯をしてこのような装置を付ける方法しかもうないのでしょうか?


・あごが小さいと言われてあごを広げる為の矯正もしなくてはいけない場合、今回の6歳臼歯の矯正とあごを広げる為の矯正は別々でないといけないのしょうか?
(あごの矯正は永久歯が生えそろっていないので時期的にまだなのもわかるのですが、装置を付ける期間と子供の負担と料金的なこともありまして・・・。)


以上、分かりにくい文章で申し訳ございませんがよろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2011-04-27 08:33:19
臨床ではたまに見られる第一大臼歯の異所萌出です。

軽度な場合には第二乳臼歯のスライスやセパレターなどで放出させることができるのですが、3分の1も削ってもだめなら矯正が必要と思われます。

他の部分のスペース不足もあるようですから、一度矯正歯科にてご相談ください。


部分にこだわるよりも長期的展望に立った治療方針をとる必要がありそうです。

今一番注意していただきたいのはこのような場合には清掃が行き届かないため、第一大臼歯虫歯を作ってしまうことが多いことです。



歯を正しく並べると虫歯が見えてくる患者さんが大勢います。
矯正自体はまだまだ先でも十分可能ですが、虫歯の事を考えると早めの処置が望ましいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: きたみるさん
返信日時:2011-04-27 15:41:49
伊藤先生、早速のご回答、誠に有難うございました。

やはり手前の歯を3分の1削ってもダメということは、抜歯して矯正をしないといけないようですね・・・。

次回抜歯をする予定なのですが、その後に矯正についての相談も可能なようでそこに行く前に他の方のお話が聞きたかったので投稿させて頂きました。


「今一番注意していただきたいのはこのような場合には清掃が行き届かないため、第一大臼歯虫歯を作ってしまうことが多い」ということをアドバイス頂きまして有難うございました。

またこちらで相談させていただく事があるかと思いますので、機会がございましたらよろしくお願い致します。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-04-27 19:25:45
将来的にも矯正が必要な感じでしょうが、6歳臼歯噛み合わせにおいて鍵となる歯ですので、治しておいた方がいいでしょう。

虫歯のリスクは、伊藤先生のおっしゃる通りです

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: きたみるさん
返信日時:2011-04-28 06:15:00
大原先生、この度はご回答誠に有難うございました。

最初は単純に6歳臼歯を抜いたらいいのでは?! という考えも出たのですが、やはりこの歯は大事な歯なようで抜くわけにはいかないですね。

お忙しい中、誠に有難うございました。



タイトル 6歳、斜めに生えてきた6歳臼歯と歯列矯正について
質問者 きたみるさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 矯正で抜いた・抜く予定
小児矯正(子供の矯正)
歯の生えかわり(生え変わり)
子供の歯並び
子供の歯列矯正
歯の生え方、生える位置(乳歯・永久歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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