[写真あり] 神経に近くにあり埋まっている親知らず抜歯について

相談者: tkt98さん (44歳:男性)
投稿日時:2011-05-09 09:08:39
親知らずが原因で、毎年右下奥が腫れ、痛みます。
その都度、歯医者さんに行き、抗生物質と痛み止めを飲んできます。

この痛みの原因を取り除くには、親知らず(横たわって、埋まった状態)の抜歯しかないと言われています。
但し、神経に近くにあり、抜歯提案をする歯医者さんがいる傍ら、極力避けた方がよいという歯医者さんがいます。

そもそも神経に近い親知らずの抜歯におけるリスクと、判断ポイントを教えてください。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-05-09 09:16:58
親知らずの抜歯の判断は、症状が有れば抜歯の適応になると思います。

症状が有る(有った)親知らずは、地雷の様なものです。
それ自体の存在が危険ですし、除去にも多少リスクは有ります。(元々リスクの無い医療は存在しません)

神経に近い親知らずと云う事なので、抜歯後の麻痺が一番考えられますが、CT等で神経の位置と親知らずの位置関係を、3次元的に把握すればそのリスクは下がると思いますよ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-05-09 11:28:06
tkt98さん、こんにちは

細見先生に同意です。

神経に近い親知らずと言うのはCTを撮影しない限り、一方向だけのレントゲン写真のみでの判断です。

例えばこのような親知らずがあっても、実際には神経(下顎管)と親知らずは離れていることも多いです。

CTを撮影して本当に近接している場合は、抜いて来る方向や骨を削るときに注意が必要です。

いずれにせよ何回も症状が出ているのであれば、早めに抜歯するのが賢明な選択のように思います。

お大事にしてください。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-05-09 19:24:54
ご相談ありがとうございます。

先生方の回答どおり、治療にリスクはつきものです。
それをできるだけ減らすことはできます。

心配するほど親不知の抜歯が、神経に与える影響は多くはないものです。
この場合は特に、歯科医師ならば誰でも良い訳ではありません。
事前にリスクとその後の見通しを聞いて、腕前の良い歯科医師に委ねましょう。

また抜歯の決断ポイントの1つには、親不知の隣のとても重要な歯への影響度合いがあります。
健康のためには、隣の歯を一生使いたいものですが、その障害となるならば、あえてリスクをとっても抜歯する価値は高いものです。


どうせいつかは抜いて終わりにできる歯と、もし手遅れで失うようなことになれば、前歯も含めて他の多くの歯を一生支えてくれる、大事な隣の歯を助けられる時期かどうかと、天秤にかけることもあります。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-05-09 20:40:35
>神経に近くにあり、抜歯提案をする歯医者さんがいる傍ら、極力避けた方がよいという歯医者さんがいます。

どうしても抜歯には不快症状を伴うことが多いので、そのリスクを歯医者自身が受け止めるのか、あるいは紹介をして別の歯科医に背負ってもらうのかは、歯科医のスタンスの違いだと思います。


>神経に近い親知らずの抜歯におけるリスクと、判断ポイントを教えてください。

反対に抜かないと起こりうるリスクを上げます。

炎症が波及して骨膜炎や骨髄炎を起こすかもしれない。
右下7番に虫歯ができるかもしれない。
右下7番の歯槽骨の吸収を起こすかもしれない。
右下7番の外部吸収を起こすかもしれない。
転倒時に下顎骨骨折のリスクは高くなる。

等々です。

抜くリスク抜かないリスクを両天秤にかけて判断されて下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tkt98さん
返信日時:2011-05-09 22:40:51
ありがとうございました。
CTでの検査を実施し、抜歯を検討してみます。



タイトル [写真あり] 神経に近くにあり埋まっている親知らず抜歯について
質問者 tkt98さん
地域 神奈川
年齢 44歳
性別 男性
職業 会社員(管理職)
カテゴリ 親知らずの痛み
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず)
親知らずの抜歯
親知らずの痛み
その他(写真あり)
水平埋伏知歯(横向きに骨に埋まった親知らず)
回答者




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