耳鼻科で副鼻腔炎、歯科で歯性上顎洞炎と診断。どちらに従うべきか
相談者:
すがさん (39歳:女性)
投稿日時:2011-05-03 01:12:40
こんにちは。
耳鼻科で軽い副鼻腔炎、歯科では歯性上顎洞炎と診断され、どちらに診断に従ったらいいのか迷っている者です。
花粉症と風邪を続けて2回引いた最後に、顔の右側全体(眉間、目の周り、こめかみ、歯の奥)に痛みを感じ、3〜4日苦しみました。
微熱が出て、多量の鼻水(最後は黄色でしたが、臭いはありません)が出ました。
風邪で疲れているのかな、と思っていましたが、痛みも鼻水も引いてきた5日目に耳鼻科を受診したところ、軽い副鼻腔炎だと診断されました。
ここでは内視鏡のみで、レントゲン、CTの撮影はされませんでした。
抗生剤が出され、そのうち良くなるでしょう、と言われました。
念のため同日歯科にも行ったところ、CT撮影をされ、上顎洞が白く映っており、歯性上顎洞炎だと診断されました。
こちらの歯科で以前治療を受けた右上6番が原因で、おそらく神経は死んでいるということで、根の治療をすることになりました。
セラミックの詰め物を取ってみると、神経は死んでいないようでした。
根の先端に小さい穴をあけたようですが、膿は出てきませんでした。
すぐにでも抜歯をして上顎洞の膿を出し、洗浄した方がいいといわれています。
今回の私の症状は、鼻からなのか、歯からなのか、悩んでいます。
鼻風邪のひどい時に久しぶりに飛行機に乗り(顔面の痛みの出る1週間前)、いつになく耳が痛いように感じました。
抗生剤を服用して3日、現在は鼻水はほとんど出ず、顔面の痛みは全くありません(服用する前から、症状はほとんど収まってきていましたが)。
なるべくなら抜歯をしたくありません。
耳鼻科の抗生剤を服用して、しばらく様子をみてもいいものでしょうか?
耳鼻科の先生は、白い影も消えてくるとおっしゃっていたのですが・・・。
耳鼻科のセカンドオピニオンを受けた方がいいでしょうか?
耳鼻科で軽い副鼻腔炎、歯科では歯性上顎洞炎と診断され、どちらに診断に従ったらいいのか迷っている者です。
花粉症と風邪を続けて2回引いた最後に、顔の右側全体(眉間、目の周り、こめかみ、歯の奥)に痛みを感じ、3〜4日苦しみました。
微熱が出て、多量の鼻水(最後は黄色でしたが、臭いはありません)が出ました。
風邪で疲れているのかな、と思っていましたが、痛みも鼻水も引いてきた5日目に耳鼻科を受診したところ、軽い副鼻腔炎だと診断されました。
ここでは内視鏡のみで、レントゲン、CTの撮影はされませんでした。
抗生剤が出され、そのうち良くなるでしょう、と言われました。
念のため同日歯科にも行ったところ、CT撮影をされ、上顎洞が白く映っており、歯性上顎洞炎だと診断されました。
こちらの歯科で以前治療を受けた右上6番が原因で、おそらく神経は死んでいるということで、根の治療をすることになりました。
セラミックの詰め物を取ってみると、神経は死んでいないようでした。
根の先端に小さい穴をあけたようですが、膿は出てきませんでした。
すぐにでも抜歯をして上顎洞の膿を出し、洗浄した方がいいといわれています。
今回の私の症状は、鼻からなのか、歯からなのか、悩んでいます。
鼻風邪のひどい時に久しぶりに飛行機に乗り(顔面の痛みの出る1週間前)、いつになく耳が痛いように感じました。
抗生剤を服用して3日、現在は鼻水はほとんど出ず、顔面の痛みは全くありません(服用する前から、症状はほとんど収まってきていましたが)。
なるべくなら抜歯をしたくありません。
耳鼻科の抗生剤を服用して、しばらく様子をみてもいいものでしょうか?
耳鼻科の先生は、白い影も消えてくるとおっしゃっていたのですが・・・。
耳鼻科のセカンドオピニオンを受けた方がいいでしょうか?
回答1
おいかわ歯科クリニック(横浜市港南区)の老川です。
回答日時:2011-05-03 01:53:33
すが様。
こんにちは。
花粉もまだ飛んでいますし、上顎洞炎の方が多い季節です。
症状が落ち着いて来ているのであれば、抜歯を焦る必要は無いと思います。
歯を抜くことはいつでもできます。
抜いた歯は帰ってきません。
度々症状がぶり返し、ご自身の気持ちの整理がついたときで良いと思います。
実際、上顎洞炎の方の抜歯を行い、多量の膿が出てきた経験は何度もあります。
抜歯が必要なときがあるのも事実です。
あせらず、少し経過を見てはいかがですか?
歯が原因でも、鼻が原因でも平穏な生活ができれば良いと思います。
ただ、手をつけ始めた歯の治療は何らかの形でしっかりと終えられてください。
治療途中での放置は一番まずい行為です。
では、お大事になさってくださいね。
こんにちは。
花粉もまだ飛んでいますし、上顎洞炎の方が多い季節です。
症状が落ち着いて来ているのであれば、抜歯を焦る必要は無いと思います。
歯を抜くことはいつでもできます。
抜いた歯は帰ってきません。
度々症状がぶり返し、ご自身の気持ちの整理がついたときで良いと思います。
実際、上顎洞炎の方の抜歯を行い、多量の膿が出てきた経験は何度もあります。
抜歯が必要なときがあるのも事実です。
あせらず、少し経過を見てはいかがですか?
歯が原因でも、鼻が原因でも平穏な生活ができれば良いと思います。
ただ、手をつけ始めた歯の治療は何らかの形でしっかりと終えられてください。
治療途中での放置は一番まずい行為です。
では、お大事になさってくださいね。
回答2
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2011-05-03 02:20:36
こんにちは。
軽い副鼻腔炎で自然に症状が改善する程度の状態のようですね。この程度の副鼻腔炎であればそれほど積極的な治療は必要ない場合が多いと思います。耳鼻科の先生に診てもらっているのであれば、その指示に従うのでよいように思います。
さらに理想を言えば耳鼻科の先生と歯科の先生がよく相談して、抜歯をすべきかどうか決定することがよいと思います。
因みに篩骨洞(特に後篩骨洞)や前頭洞のCT所見はどのようなものだったのでしょうか。これらに炎症があるようなら歯性上顎洞炎ではないのですが。
軽い副鼻腔炎で自然に症状が改善する程度の状態のようですね。この程度の副鼻腔炎であればそれほど積極的な治療は必要ない場合が多いと思います。耳鼻科の先生に診てもらっているのであれば、その指示に従うのでよいように思います。
さらに理想を言えば耳鼻科の先生と歯科の先生がよく相談して、抜歯をすべきかどうか決定することがよいと思います。
因みに篩骨洞(特に後篩骨洞)や前頭洞のCT所見はどのようなものだったのでしょうか。これらに炎症があるようなら歯性上顎洞炎ではないのですが。
回答3
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2011-05-03 08:39:29
上顎洞炎は副鼻腔炎の一部(一種類)です。
副鼻腔のいわれる空洞の粘膜が炎症を起こしたものが副鼻腔炎です。
副鼻腔と言われる空洞には上顎洞、蝶型骨洞、篩骨洞、前頭洞などがあり、上顎洞の粘膜の炎症が上顎洞炎です。
上顎洞炎のうち歯(根尖病変)が原因なものを歯性上顎洞炎と呼びます。
老川先生が書かれている
>歯を抜くことはいつでもできます。
>抜いた歯は帰ってきません。
と思います。
副鼻腔のいわれる空洞の粘膜が炎症を起こしたものが副鼻腔炎です。
副鼻腔と言われる空洞には上顎洞、蝶型骨洞、篩骨洞、前頭洞などがあり、上顎洞の粘膜の炎症が上顎洞炎です。
上顎洞炎のうち歯(根尖病変)が原因なものを歯性上顎洞炎と呼びます。
老川先生が書かれている
>歯を抜くことはいつでもできます。
>抜いた歯は帰ってきません。
と思います。
回答4
池原歯科医院(大阪市東成区)の池原です
回答日時:2011-05-03 12:21:49
こんにちは。
私も諸先生方と同意見です。
文面から察するに、花粉症や風邪の影響が大きいように思います。
今現在、症状が治まって来ているならば、もうしばらく様子を見られて、ある程度期間をおいてから再度レントゲン等で確認されたらいかがでしょうか。
私も諸先生方と同意見です。
文面から察するに、花粉症や風邪の影響が大きいように思います。
今現在、症状が治まって来ているならば、もうしばらく様子を見られて、ある程度期間をおいてから再度レントゲン等で確認されたらいかがでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
すがさん
返信日時:2011-05-06 01:00:05
回答5
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-05-09 11:44:48
んんん…。
そうですね。
実際に拝見していないので何とも言えませんが、歯性上顎洞炎でも根管治療をキッチリ行い、症状が消失すれば抜歯を回避する事は可能です。
抜歯を提案された先生に根管治療をお願いしても無理かもしれませんので、サードオピニオンを求め、根管治療で対処できるのかどうかを聞いてみるのはいかがでしょうか?
そうですね。
実際に拝見していないので何とも言えませんが、歯性上顎洞炎でも根管治療をキッチリ行い、症状が消失すれば抜歯を回避する事は可能です。
抜歯を提案された先生に根管治療をお願いしても無理かもしれませんので、サードオピニオンを求め、根管治療で対処できるのかどうかを聞いてみるのはいかがでしょうか?
タイトル | 耳鼻科で副鼻腔炎、歯科で歯性上顎洞炎と診断。どちらに従うべきか |
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質問者 | すがさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 上顎洞炎(蓄膿症) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。