歯科で着色汚れをとると、多少なりともエナメル質が削れてしまう?
相談者:
もも88さん (33歳:女性)
投稿日時:2011-05-06 23:12:56
お茶やコーヒーをよく飲む為、すぐに歯に着色汚れがつきます。
最近は歯を気遣って研磨剤の入ってない歯磨き粉を利用しているせいか、着色がかなり目立つようになりました。
定期的に歯医者に行ってお掃除をすればいいのですが、歯医者によっては雑に扱われ、歯茎のアーチが変形したり表面をゴリゴリ執拗に研磨されるので歯のエナメルまで削られている気がしてなるべく行きたくありません。
そこでお伺いしたいのですが、
1 着色が付きにくい歯にする方法や日常で気をつける事はありますか?
(お茶やコーヒーはやめられません)
2 歯のお掃除で表面の着色汚れを取る作業は多少なりともエナメル質が削られているのでしょうか。
また、エナメル質は削られても若干は復活すると聞いたことがありますが本当ですか?
よろしくお願いします。
最近は歯を気遣って研磨剤の入ってない歯磨き粉を利用しているせいか、着色がかなり目立つようになりました。
定期的に歯医者に行ってお掃除をすればいいのですが、歯医者によっては雑に扱われ、歯茎のアーチが変形したり表面をゴリゴリ執拗に研磨されるので歯のエナメルまで削られている気がしてなるべく行きたくありません。
そこでお伺いしたいのですが、
1 着色が付きにくい歯にする方法や日常で気をつける事はありますか?
(お茶やコーヒーはやめられません)
2 歯のお掃除で表面の着色汚れを取る作業は多少なりともエナメル質が削られているのでしょうか。
また、エナメル質は削られても若干は復活すると聞いたことがありますが本当ですか?
よろしくお願いします。
回答1
回答日時:2011-05-07 00:07:16
こんばんは。
お茶やコーヒーはやめられないとのことですが、そういうものはストローで飲む、という話も聞いたことありますね。
パックのお茶やコーヒーはまだしも、気にされる方は赤ワインなども…^^;
もちろん、着色しそうな物を飲んだり食べたりしたあとには早めに洗い流す(水、ガムなど)のはある程度有効だと思いますし、実践されてるかと思います。
歯のお掃除、一般的にPMTCと呼ばれる処置のことかと思いますが、この処置では通常ほんのわずかに歯面を研磨します。
(やり方にもよりますが、普通は問題にならない程度です)
各種の研磨剤を状態や目的によって使い分けるのですが、着色が強い場合にはやはり粗めの研磨剤から使用した方が見た目にすぐに白くなりますし、その後時間がなければそれで終了されるかも知れません。
そうすると歯面は「ざらざら」になってしまいますから、次はむしろ早く着色することになってしまって、悪循環ですね。
医院によりますしされてるところはある程度限られるのですが、研磨をする場合必要に応じて粗いものから極力細かいものまで段階的に行なうのは当然として、その後アパガードリナメルというPMTC専用のペーストを使用して、いわばトリートメントを行なう、という手法も最近は広がってきている様に思います。
なんか宣伝みたいですけど・・リナメルには、ナノサイズのハイドロキシアパタイト(歯の成分)が沢山入っているので、日頃のブラッシングやスケーリング、PMTCで出来た傷を少しずつ埋めて、まさしく補修していくそうです。
歯磨剤も出ていますので、日頃から使用することで段々と「つるつる」になっていくのが実感でき、着色汚れがつきにくくなります。
市販のリナメル→歯科医院専売のリナメル→PMTC用リナメル
の順でナノサイズハイドロキシアパタイトが、
1倍→2倍→4倍 入っているそうです…。
ただしこの製品には、むし歯予防に確実な効果のあるフッ化物が配合されていない(配合出来ない)ので、むし歯になりやすい方には別のフッ化物との組み合わせを「一応」お勧めしていますね。
(メーカーではナノサイズハイドロキシアパタイトにもむし歯予防効果があると説明していますので、あるのかも知れません)
仮にエナメル質を僅かでも削れば、それは戻りません。
ただ思いっきり、例えば1mmとか削ってもそれだけではまったく問題になりませんので、そてはあまり心配することではないと思います。
「ざらざら」か「つるつる」か、こちらの方が着色汚れやむし歯に対しては問題ですので、少なくとも、手っ取り早く着色汚れだけ落とそうとすると大体失敗することになりますね。
可能な範囲での原因除去や飲食の工夫と合わせて、参考にされて下さいね。
お茶やコーヒーはやめられないとのことですが、そういうものはストローで飲む、という話も聞いたことありますね。
パックのお茶やコーヒーはまだしも、気にされる方は赤ワインなども…^^;
もちろん、着色しそうな物を飲んだり食べたりしたあとには早めに洗い流す(水、ガムなど)のはある程度有効だと思いますし、実践されてるかと思います。
歯のお掃除、一般的にPMTCと呼ばれる処置のことかと思いますが、この処置では通常ほんのわずかに歯面を研磨します。
(やり方にもよりますが、普通は問題にならない程度です)
各種の研磨剤を状態や目的によって使い分けるのですが、着色が強い場合にはやはり粗めの研磨剤から使用した方が見た目にすぐに白くなりますし、その後時間がなければそれで終了されるかも知れません。
そうすると歯面は「ざらざら」になってしまいますから、次はむしろ早く着色することになってしまって、悪循環ですね。
医院によりますしされてるところはある程度限られるのですが、研磨をする場合必要に応じて粗いものから極力細かいものまで段階的に行なうのは当然として、その後アパガードリナメルというPMTC専用のペーストを使用して、いわばトリートメントを行なう、という手法も最近は広がってきている様に思います。
なんか宣伝みたいですけど・・リナメルには、ナノサイズのハイドロキシアパタイト(歯の成分)が沢山入っているので、日頃のブラッシングやスケーリング、PMTCで出来た傷を少しずつ埋めて、まさしく補修していくそうです。
歯磨剤も出ていますので、日頃から使用することで段々と「つるつる」になっていくのが実感でき、着色汚れがつきにくくなります。
市販のリナメル→歯科医院専売のリナメル→PMTC用リナメル
の順でナノサイズハイドロキシアパタイトが、
1倍→2倍→4倍 入っているそうです…。
ただしこの製品には、むし歯予防に確実な効果のあるフッ化物が配合されていない(配合出来ない)ので、むし歯になりやすい方には別のフッ化物との組み合わせを「一応」お勧めしていますね。
(メーカーではナノサイズハイドロキシアパタイトにもむし歯予防効果があると説明していますので、あるのかも知れません)
仮にエナメル質を僅かでも削れば、それは戻りません。
ただ思いっきり、例えば1mmとか削ってもそれだけではまったく問題になりませんので、そてはあまり心配することではないと思います。
「ざらざら」か「つるつる」か、こちらの方が着色汚れやむし歯に対しては問題ですので、少なくとも、手っ取り早く着色汚れだけ落とそうとすると大体失敗することになりますね。
可能な範囲での原因除去や飲食の工夫と合わせて、参考にされて下さいね。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-05-09 12:53:28
そうですね…。
もも88さんがどのようなクリーニングを歯科医院で受けられているかによっても結果は違ってくると思います。
当院でもノア先生の提唱されているようにPMTC用リナメルを使ったPMTCを行っておりますが、3〜4カ月に1回程度のクリーニングを3〜4回継続して行う事でステインが付きにくくなっているという実感があります。
(もちろん、セルフケアでも色々と工夫してもらったりもしますが…)
参考にされてください。
>歯医者によっては雑に扱われ、歯茎のアーチが変形したり表面をゴリゴリ執拗に研磨されるので
これはちょっと、考えられた方がよろしいかもしれませよ。^_^;
丁寧にクリーニングしてくれる歯医者さん(衛生士さん)を探しましょう。
もも88さんがどのようなクリーニングを歯科医院で受けられているかによっても結果は違ってくると思います。
当院でもノア先生の提唱されているようにPMTC用リナメルを使ったPMTCを行っておりますが、3〜4カ月に1回程度のクリーニングを3〜4回継続して行う事でステインが付きにくくなっているという実感があります。
(もちろん、セルフケアでも色々と工夫してもらったりもしますが…)
参考にされてください。
>歯医者によっては雑に扱われ、歯茎のアーチが変形したり表面をゴリゴリ執拗に研磨されるので
これはちょっと、考えられた方がよろしいかもしれませよ。^_^;
丁寧にクリーニングしてくれる歯医者さん(衛生士さん)を探しましょう。
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-05-09 19:11:07
ご相談ありがとうございます。
先生方の回答どおり、適切なクリーニングは有効です。
くれぐれも乱暴な処置は受けない方が安全です。
しかしどのようなクリーニングで研磨しても歯の表面は必ず削れます。
といっても、極めて僅かですからあまりご心配はありませんが、自然に歯の表面が再生するよりも多くなります。
クリーニングも正しい選択が大事です。
なお自分で歯の表面を掃除する消しゴムも売っています。
それもやはり多少は削れるでしょうが、乱暴な医院に行くよりは良いかもしれません。
先生方の回答どおり、適切なクリーニングは有効です。
くれぐれも乱暴な処置は受けない方が安全です。
しかしどのようなクリーニングで研磨しても歯の表面は必ず削れます。
といっても、極めて僅かですからあまりご心配はありませんが、自然に歯の表面が再生するよりも多くなります。
クリーニングも正しい選択が大事です。
なお自分で歯の表面を掃除する消しゴムも売っています。
それもやはり多少は削れるでしょうが、乱暴な医院に行くよりは良いかもしれません。
相談者からの返信
タイトル | 歯科で着色汚れをとると、多少なりともエナメル質が削れてしまう? |
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質問者 | もも88さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯の変色・着色 歯磨き(プラークコントロール) その他 ホワイトニングその他 その他(歯科治療関連) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。