根管治療中に歯に穴を開けられ、隠していた事が許せません

相談者: ふかふかさん (36歳:女性)
投稿日時:2011-05-12 18:22:33
数年前から左上の5番の歯が痛くなりました。
その歯は昔(記憶に無いくらい)治療した所です。

何箇所か歯医者で診てもらいましたが、虫歯では無いと言われて何もしてませんでしたが、この1年位ほぼ毎日痛むので今年の3月からF歯科に通い出しました。

1人の先生は少し腫れているが虫歯では無いので、と簡単な治療をしましたが、次に担当してくれた先生は

「このまま塞いでも痛みは取れない。
私の責任で神経を抜きましょう。」

と言い、そこまで言ってくれるなら・・と信頼してそのまま神経を抜いてもらいました。(4月17日)

ところが何日経ってもズキズキが治らず、2回治療に行きましたが、まだ出血があるとしか言われませんでした。

おかしいなと思い、最初に診察してくれた先生にどうなっているかと聞くと、言いずらそうに歯に穴が開いていて、歯茎が挟まって出血していると教えてくれました。
このまま出血が止まらないと、最悪抜く事になると言いました。


後日神経を抜いた先生に問いただしてみると

「私が神経を抜いてる時に穴を開けました」

と白状しました。

「言い訳になってしまいますが、普通は穴が開くはずないんですが、思いのほかグッといってしまった」

と。

ちゃんと保障はしてくれるのか、責任持って治してくれるのかと聞くと、もちろんですと答えました。

その日の治療は何をどうしたのかは分かりませんが、とにかくいままで味わった事の無い痛みで、薬を飲んで寝たものの夜中痛みで起きてしまうほどでした。
数日経った今もズキズキ脈うっています。


今までかかった治療費は返してくれて、今は無料で治療してもらっています。
痛み止めも無料でもらえていますが、私は穴を開けた先生に慰謝料を請求したいと思っています。

痛みも許せませんが、医者たる方が自分の失敗を隠していた事がどうしても許せません。

あんなに痛みを訴えたのに「そうですか」と、しらを切っていたんですから。

それとも歯医者さんは皆そんなものなのでしょうか・・だとしたら残念です。


このような場合、慰謝料はもらえますか?

金額の相場っていうのは有るのでしょうか。

全く分からないので教えて下さい。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-05-12 18:43:38
そうですか…。
大変でしたね。

文面からだけの想像では「パーフォレーション」と言う状態なのではないかと思います。

参考:パーフォレーション

神経の治療をするうえで起きてしまう、偶発事故の一つです。

根管治療の得意な先生であれば、MTAセメントなどで穴を埋める事が出来るかもしれません。



>このような場合慰謝料はもらえますか?
>金額の相場っていうのは有るのでしょうか。
>全く分からないので教えて下さい。

これは当サイトでの回答は出来ない事になっております。



参考⇒【必読】相談者の注意事項

■ 相談室利用時の注意事項

医療ミス、裁判等についてのご相談

当相談室では正確な状況の把握ができないため、
「医療ミス」「裁判」等のご相談はお受けできません。

「医療ミス」「裁判」等につきましては必要に応じて
第三者(歯科医師会、弁護士等)にご相談頂きますようお願いいたします。



早く痛みが無くなるといいですね。
おだいじにされてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ふかふかさん
返信日時:2011-05-13 21:41:22
タイヨウ先生、お忙しい中お返事ありがとうございました。

パーフォレーションですね。
見てみました。
多分そうだと思います。
こんな事はよくある事なんですね。

昨日あまりにも痛むので、またF歯科に行ったら、セメントで埋めてみましたと言われました。

抗生剤と痛み止めを飲んでますが、やはりまだ痛みます。
穴が大きいと言っていたので、このまま痛みが続けば抜歯ですよね・・。


最後に一つだけ聞いてもいいですか?

パーフォレーションしてしまった場合、患者に言わないケースもありますか?

そのまま治れば特に問題無いという事で、患者に伝える必要は無いという事だったのでしょうか。

お答え出来る範囲で結構です。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-05-14 11:32:45
これまた回答しにくいご質問で… ^_^;


まず「パーフォレーションさせようと思っている歯科医」は100%いませんからね…。


パーフォレーションさせてしまう状況として考えられる事は

 1 根管を探していたらやってしまった
 2 虫歯が深く、虫歯を除去して行ったらやってしまった
 3 根が曲がっていたが、針(リーマー)がまっすぐ行ってしまった
 4 根管治療自体は上手く行ったがメタルコアを作る時にやってしまった
 5 前の先生がすでにパーフォレーションさせていた
 6 メタルコアが太くて長い場合、除去の際にやってしまった

などが考えられます。

1、3、4、6は「歯科用CT」で3次元的に根管を把握し、「マイクロスコープ」で見ながら、しなやかな「Ni-Tiファイル」を駆使するなどして、根管治療に精通した先生が行えばある程度は回避できるかもしれません。


しかし、2,5は自分(歯科医)のせいじゃないですからね…。

また、ほんのわずかなパーフォレーションだと出血も少なく、担当医自身が気が付いていない事もありますからね。

言うか言わないかは「その先生のキャラ次第」ですよね。


ウチは現在、マイクロスコープで治療を行う際は、僕が見ている画像のほとんど全てで録画しています。
また、希望があればグラストロンでリアルタイムに治療を見せる事もしておりますから、嘘のつきようがないですね。

なので「やってしまった!」と言う時には、正直に言わざるを得ません(笑)。


ただ、そのような機器は高価で、マクロスコープを持っている歯科医院自体が少ないですから、なかなか全ての歯科医院で同じ事を提供すると言うのは難しいですよね。

また、パーフォレーションの説明は、患者さんに理解していただくまでに時間もかかります。

ウチは保険医療機関を辞退しておりますので、一人の患者さんに最低1時間の時間を確保しますが、保険診療中心の歯科医院の場合、1時間に何人も診なければいけないので、そのような説明の時間を確保する事自体が難しい場合もあります。

特に人気がある歯科医院では、何人も患者さんが待っているわけですからね…。
他の患者さんとの兼ね合いもありますし…。
(そうは言っても説明してほしいですよね)

う〜ん。
最終的には、担当の先生の言葉を信じるしか無いのですが…。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-05-14 12:21:17
>「パーフォレーションさせようと思っている歯科医」は100%いませんからね…。

ですね。


ところで、今の医院は「最初に診察した先生(A先生)」と、「神経を取った先生(B先生)」がいらっしゃるわけですよね。

雰囲気からすると、A先生の方が先輩なのかな、と読み取ったんですがどうなんでしょうかね。


B先生は「思いのほかグッといってしまった」ようですが、特に問題になるような状態ではないと判断していた。

ところが症状が落ち着かないということでA先生が診察してみたところ「どうやらパーフォレーションしているようだ」と判断した。

で、A先生はB先生に「おいおい、どうやらパーフォレーションしてるみたいだぞ」と。

そういうやりとりが医院内であった上で「私が神経を抜いてる時に穴を開けました」と説明があったのではないかな、と思います。
(本人は横穴を開けるつもりもなかったし、開いたとも思ってなかった)


実際は分からないですが、ありえる話だと思います。


文面からするとB先生は、マジメで責任感が強そうに感じるんですが、そういう先生だからこそ「一生懸命根管を探していたら、パーフォレーションしてしまった」んではないかな、と思うのですが。。。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ふかふかさん
返信日時:2011-05-14 18:56:02
タイヨウ先生、吉岡先生、回答しずらい質問に答えてくれてありがとうございます。
m(_ _)m

もちろんレントゲンは、神経を抜く前と抜いた後に撮りましたが、その他の機械はありませんでした。
仕方ないですよね。


私が感じた事は、神経を抜いている時B先生は何やら困っている様子で、「うーん」と何度か口にしていました。
随分長い時間かけていたようです。

きっとうまく神経が取れないんだろうと思い、治療が終わった後

「ホントに大丈夫ですか?」

と聞いたくらいです。

その後痛みが取れないのでB先生に治療してもらったら、激痛が走る場所があり

「そこの痛みは何ですか?
それが原因で痛みが取れないんじゃないですか?」

と尋ねると、口を濁して

「まだ出血してるので薬を入れておきます」

と言われ、痛み止めを出されました。

詳しい説明も無いし、神経が抜けているのに激痛が走るなんて、とそこで疑い初めた次第でございます。


勝手な解釈ですが、B先生は分かっていたと思います。


B先生は本院の院長で、私が通っていたF歯科はデパートの中に入っている分院でした。

小さな歯科で治療をする先生は1人だけで、日曜日だけB先生、後は毎日A先生が居ます。

ちなみにA先生は30代くらいの女の方で、B先生はカーネルサンダーのようなおじさんです。

多分院内に毎日院長が居たら、A先生は教えてはくれなかったかなと思いました。

言いずらいですもんね。


素人考えですが、虫歯では無かったし神経は抜けている、レントゲンで見た感じまっすぐ神経が抜けていた、なので

>4 根管治療自体は上手く行ったがメタルコアを作る時にやってしまった
>6 メタルコアが太くて長い場合、除去の際にやってしまった

のどちらかかな、と思いました。

しかしながらお2人の先生が言うように、一生懸命にやっていたのがこのような結果になった、と言うのは分かります。


でも言って欲しかった・・。
隠さないで欲しかった・・。

とりあえず治療はお任せして、抜歯となった時にまた考えようかと思います。
そうならないといいんですけど。


愚痴のような話に付き合って下さってありがとうございます。
このサイトが無かったら毎日モンモンと過ごしていたと思います。

専門の方の意見を直接聞けるって素晴らしいですね。

少し気分が軽くなりました(^−^)

これからもお仕事頑張って下さい!



タイトル 根管治療中に歯に穴を開けられ、隠していた事が許せません
質問者 ふかふかさん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 神経の無い(神経を取った)歯の痛み
歯科治療後の歯の痛み
根管治療後の痛み
根管治療に関するトラブル
歯科/医療ミス
歯医者への不満・グチ
根の穴・穿孔(パーホレーション)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい