マイクロスコープを使っても歯の破折の判断は難しいのか?
相談者:
momo7さん (40歳:女性)
投稿日時:2011-05-16 03:58:03
はじめまして。
再根幹治療をするにあたり、冠物をはずし、マイクロと目視で診ていただきましたが、はっきりとした歯の破折はわからないそうで、
「根の先のほうが折れている場合はわかりません。
とりあえず根の治療をこのまま続けていきましょう。」
と言われました。
根の先のほうに最初の先生が入れたお薬がつまっているため、それを全部取りきることは難しいかもしれないと言われました。
折れているかどうかはっきり事前にわかると思ったのですが見せて
もらったカラー写真はとてもぼやけていて、破折を確認することは不可能というくらい全くわかりませんでした。
マイクロでもわからないものでしょうか?
(実際にはルーペのみか、マイクロでも20倍では診ていないのかもしれませんが。
治療の時のことは全くわかりません)。
写真にとったときと実際に見ているときのマイクロの様子は違うのかもしれませんが、マイクロの動画の様子はなしで、レントゲンとぼやけたカラー写真のみを見せてもらいました。
マイクロでの様子(動画)って後からは見せてもらえないものなのでしょうか?
治りがわるければ歯根端切除術をと言われました。
自費で再根幹治療費用も高額ですし、事前に歯根破折があるかどうかわかればよいのですが、今の先生は根の先のほうについてはわからないそうです。
根の先に入っているお薬がとれないとわからないものなのでしょうか?
マイクロで診てもらえばわかると思ったのですが、結局次も根の再治療に行くことになり、このまま治療を続けることになりました
。
これで根の先のほうが破折だと、期待→落胆、そして痛い出費になってしまいます。
事前にわかればこれ以上痛い思いをしながら再根幹治療をする必要もないですし。。。
CTもある医院なのですが、まだとろうとは言われていません。
CTをとれば治療の前に破折は100%わかるものでしょうか?
再根幹治療をするにあたり、冠物をはずし、マイクロと目視で診ていただきましたが、はっきりとした歯の破折はわからないそうで、
「根の先のほうが折れている場合はわかりません。
とりあえず根の治療をこのまま続けていきましょう。」
と言われました。
根の先のほうに最初の先生が入れたお薬がつまっているため、それを全部取りきることは難しいかもしれないと言われました。
折れているかどうかはっきり事前にわかると思ったのですが見せて
もらったカラー写真はとてもぼやけていて、破折を確認することは不可能というくらい全くわかりませんでした。
マイクロでもわからないものでしょうか?
(実際にはルーペのみか、マイクロでも20倍では診ていないのかもしれませんが。
治療の時のことは全くわかりません)。
写真にとったときと実際に見ているときのマイクロの様子は違うのかもしれませんが、マイクロの動画の様子はなしで、レントゲンとぼやけたカラー写真のみを見せてもらいました。
マイクロでの様子(動画)って後からは見せてもらえないものなのでしょうか?
治りがわるければ歯根端切除術をと言われました。
自費で再根幹治療費用も高額ですし、事前に歯根破折があるかどうかわかればよいのですが、今の先生は根の先のほうについてはわからないそうです。
根の先に入っているお薬がとれないとわからないものなのでしょうか?
マイクロで診てもらえばわかると思ったのですが、結局次も根の再治療に行くことになり、このまま治療を続けることになりました
。
これで根の先のほうが破折だと、期待→落胆、そして痛い出費になってしまいます。
事前にわかればこれ以上痛い思いをしながら再根幹治療をする必要もないですし。。。
CTもある医院なのですが、まだとろうとは言われていません。
CTをとれば治療の前に破折は100%わかるものでしょうか?
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-05-16 05:32:10
momo7さまおはようございます。
マイクロを使って歯根破折を調べたが判らないとの事ですね、破折という事ですが歯根破折には歯根垂直破折とそれとは異なった様相を呈する破折があります。
歯根垂直破折であれば歯根の先端からは始まらないと言われています、したがっておそらく歯根端には破折はないと思います。
一方力によって起きた破折は歯根上部に起こります、したがって発見することは難しくありません、また患者さんも折れた瞬間をはっきり自覚できるようです。
このようなことから考えるとマイクロで精査して見つからないのならおそらく破折はないと考えていいように思います。
>マイクロでの様子(動画)って後からは見せてもらえないものなのでしょうか?
動画を記録することが出来るのなら見せていただくことは可能かもしれません、記録できないのなら静止画像しか残せないと思います。
>治りがわるければ歯根端切除術をと言われました。
根の形態や根管治療の状況が判らないので断定は出来ませんが歯根端切除は出来るだけ避けたほうがいいと考えています、通常歯根端掻爬で治ってしまいます、歯根を傷つけるのは出来るだけ避けたほうがいいと思います。
>根の先に入っているお薬がとれないとわからないものなのでしょうか?
根管口まで根管充填剤を除去できれば通常は確認できると思います。
>CTをとれば治療の前に破折は100%わかるものでしょうか?
CTは持ち合わせていないので断定は出来ませんが、マイクロで見つからないのならおそらくCTでは診断は付かないと思います、基本的には目視での確認で診断することになります。
参考になれば幸いです。
歯根破折
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2036
歯根端掻爬
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1810
歯根端掻爬
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2036
歯根端切除
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=150
マイクロを使って歯根破折を調べたが判らないとの事ですね、破折という事ですが歯根破折には歯根垂直破折とそれとは異なった様相を呈する破折があります。
歯根垂直破折であれば歯根の先端からは始まらないと言われています、したがっておそらく歯根端には破折はないと思います。
一方力によって起きた破折は歯根上部に起こります、したがって発見することは難しくありません、また患者さんも折れた瞬間をはっきり自覚できるようです。
このようなことから考えるとマイクロで精査して見つからないのならおそらく破折はないと考えていいように思います。
>マイクロでの様子(動画)って後からは見せてもらえないものなのでしょうか?
動画を記録することが出来るのなら見せていただくことは可能かもしれません、記録できないのなら静止画像しか残せないと思います。
>治りがわるければ歯根端切除術をと言われました。
根の形態や根管治療の状況が判らないので断定は出来ませんが歯根端切除は出来るだけ避けたほうがいいと考えています、通常歯根端掻爬で治ってしまいます、歯根を傷つけるのは出来るだけ避けたほうがいいと思います。
>根の先に入っているお薬がとれないとわからないものなのでしょうか?
根管口まで根管充填剤を除去できれば通常は確認できると思います。
>CTをとれば治療の前に破折は100%わかるものでしょうか?
CTは持ち合わせていないので断定は出来ませんが、マイクロで見つからないのならおそらくCTでは診断は付かないと思います、基本的には目視での確認で診断することになります。
参考になれば幸いです。
歯根破折
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2036
歯根端掻爬
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1810
歯根端掻爬
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2036
歯根端切除
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=150
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-05-16 13:11:45
担当の先生は最大限の努力はされているように思います。
歯根破折はマイクロスコープで確認するのが最も的確な診断になる事が多いのですが、それでも微細な破折は確認できない事もあります。
また、ストレートな根管であれば見えても湾曲しているような場合には見えません。
>マイクロでの様子(動画)って後からは見せてもらえないものなのでしょうか?
山田先生も書かれておりますが、記録装置が装備されてい無ければ静止画のみになりますね。
(動画撮影装置ってかなり高いですからね。
装備されていない場合もあり得ますよ)
>マイクロで診てもらえばわかると思ったのですが、
上述したように、マイクロスコープで診る事は最も確実な方法ではありますが、万全の方法と言うわけではありません。
>CTをとれば治療の前に破折は100%わかるものでしょうか?
感染があれば独特の骨吸収像(透過像)が見られます。
しかし、初期の破折で感染が広がっていない場合には見れません。
>事前にわかればこれ以上痛い思いをしながら再根幹治療をする必要もないですし。。。
こればっかりはやってみないと解りませんね…。
歯根破折はマイクロスコープで確認するのが最も的確な診断になる事が多いのですが、それでも微細な破折は確認できない事もあります。
また、ストレートな根管であれば見えても湾曲しているような場合には見えません。
>マイクロでの様子(動画)って後からは見せてもらえないものなのでしょうか?
山田先生も書かれておりますが、記録装置が装備されてい無ければ静止画のみになりますね。
(動画撮影装置ってかなり高いですからね。
装備されていない場合もあり得ますよ)
>マイクロで診てもらえばわかると思ったのですが、
上述したように、マイクロスコープで診る事は最も確実な方法ではありますが、万全の方法と言うわけではありません。
>CTをとれば治療の前に破折は100%わかるものでしょうか?
感染があれば独特の骨吸収像(透過像)が見られます。
しかし、初期の破折で感染が広がっていない場合には見れません。
>事前にわかればこれ以上痛い思いをしながら再根幹治療をする必要もないですし。。。
こればっかりはやってみないと解りませんね…。
相談者からの返信
相談者:
momo7さん
返信日時:2011-05-17 12:04:05
山田先生
お忙しい中、ご回答いただきありがとうございます。
>歯根垂直破折であれば歯根の先端からは始まらないと言われています、したがっておそらく歯根端には破折はないと思います。
>このようなことから考えるとマイクロで精査して見つからないのならおそらく破折はないと考えていいように思います。
安心致しました。
>根の形態や根管治療の状況が判らないので断定は出来ませんが歯根端切除は出来るだけ避けたほうがいいと考えています、通常歯根端掻爬で治ってしまいます、歯根を傷つけるのは出来るだけ避けたほうがいいと思います。
歯根端切除についてはやめておきます。
今回の治療を無事終えることができた場合でも、また、数年後などに、話すのがつらいなどまた同じような症状がでた場合は、できる状況であれば、まずは再根幹治療か歯根端掻爬を検討させていただきます。
早くご回答いただけたので、早く疑問を解決することができ安心いたしました。
本当にありがとうございました。
-------------------
タイヨウ先生
お忙しい中、ご回答いただきありがとうございます。
>山田先生も書かれておりますが、記録装置が装備されてい無ければ静止画のみになりますね。
>(動画撮影装置ってかなり高いですからね。
> 装備されていない場合もあり得ますよ)
動画撮影装置ってマイクロに必ずついているものではないのですね。
見せていただいたのは通常のカラー写真なのですが、マイクロでとった写真なのか医院に確認してみることにします。
早くご回答いただけたので、早く疑問を解決することができ安心いたしました。
本当にありがとうございました。
お忙しい中、ご回答いただきありがとうございます。
>歯根垂直破折であれば歯根の先端からは始まらないと言われています、したがっておそらく歯根端には破折はないと思います。
>このようなことから考えるとマイクロで精査して見つからないのならおそらく破折はないと考えていいように思います。
安心致しました。
>根の形態や根管治療の状況が判らないので断定は出来ませんが歯根端切除は出来るだけ避けたほうがいいと考えています、通常歯根端掻爬で治ってしまいます、歯根を傷つけるのは出来るだけ避けたほうがいいと思います。
歯根端切除についてはやめておきます。
今回の治療を無事終えることができた場合でも、また、数年後などに、話すのがつらいなどまた同じような症状がでた場合は、できる状況であれば、まずは再根幹治療か歯根端掻爬を検討させていただきます。
早くご回答いただけたので、早く疑問を解決することができ安心いたしました。
本当にありがとうございました。
-------------------
タイヨウ先生
お忙しい中、ご回答いただきありがとうございます。
>山田先生も書かれておりますが、記録装置が装備されてい無ければ静止画のみになりますね。
>(動画撮影装置ってかなり高いですからね。
> 装備されていない場合もあり得ますよ)
動画撮影装置ってマイクロに必ずついているものではないのですね。
見せていただいたのは通常のカラー写真なのですが、マイクロでとった写真なのか医院に確認してみることにします。
早くご回答いただけたので、早く疑問を解決することができ安心いたしました。
本当にありがとうございました。
タイトル | マイクロスコープを使っても歯の破折の判断は難しいのか? |
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質問者 | momo7さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯根端切除術 マイクロスコープ 歯根破折 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。