6番の根と根の股の部分にパーフォレーション。保存を諦めたくない
相談者:
たかみつさん (16歳:男性)
投稿日時:2011-05-17 02:00:00
3、4年ほど前に右上の6番の歯が虫歯になり、神経を抜く治療をしてもらい土台をつけて銀歯の冠をかぶせてもらいました。
それからずっと快適に過ごせていたのですが、去年12月頃から歯の奥の方が痛みだし歯茎にできもののようなものが出来たので歯医者で診てもらいました。
話を聞くと神経の根の部分に穴が開いているようなのですが、おそらく根の奥の方ではなく根と根の間(股の部分?)に穴があいてるらしいです。
(パーフォレーション)
その歯医者では治療できないとのことで抜歯と言われましたが、どうしてもあきらめきれません。
そこで別の歯医者に行こうと思ってます。
その別の歯医者のHPを見てみると「根に穴が開いてしまった場合の治療」をしてくれると書いてあるのですが、根の奥ではなく股の部分に穴が開いていても治してもらえるものなのでしょうか?
もちろん、そこでお医者さんに聞いてみないと分からないとは思いますが参考程度までに教えていただけると嬉しいです。
また、この場合の治療は保険外になるのでしょうか?
この歳で抜歯宣告をされて凄く落ち込んでいます…。
どうにか治せないのでしょうか?
それからずっと快適に過ごせていたのですが、去年12月頃から歯の奥の方が痛みだし歯茎にできもののようなものが出来たので歯医者で診てもらいました。
話を聞くと神経の根の部分に穴が開いているようなのですが、おそらく根の奥の方ではなく根と根の間(股の部分?)に穴があいてるらしいです。
(パーフォレーション)
その歯医者では治療できないとのことで抜歯と言われましたが、どうしてもあきらめきれません。
そこで別の歯医者に行こうと思ってます。
その別の歯医者のHPを見てみると「根に穴が開いてしまった場合の治療」をしてくれると書いてあるのですが、根の奥ではなく股の部分に穴が開いていても治してもらえるものなのでしょうか?
もちろん、そこでお医者さんに聞いてみないと分からないとは思いますが参考程度までに教えていただけると嬉しいです。
また、この場合の治療は保険外になるのでしょうか?
この歳で抜歯宣告をされて凄く落ち込んでいます…。
どうにか治せないのでしょうか?
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2011-05-17 05:54:02
基本的な手技は同じだと思います。
こういう場合に使われる材料の中には保険外になるものもあります。
すると保険外診療になることはありますね。
ただ12才前後に抜髄になったとすると、食生活やブラッシングの習慣に問題があったかもしれません。
そちらの問題も解決した方がこれからの人生にプラスになると思います。
こういう場合に使われる材料の中には保険外になるものもあります。
すると保険外診療になることはありますね。
ただ12才前後に抜髄になったとすると、食生活やブラッシングの習慣に問題があったかもしれません。
そちらの問題も解決した方がこれからの人生にプラスになると思います。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-05-17 06:02:18
たかみつさまおはようございます。
右上の6番にできもののようなものが出来て、診てもらったらパーフォレーションだろうとの事だったようですね。
文面から推測するとできもののようなものはおそらくフィステルではなかろうかと思います。
フィステルだとしたら可能性として一番高いのは感染根管です。
感染根管なら根管治療をやり直すことになります。
もちろんパーフォレーションでもフィステルは出きるので、パーフォレーションなら塞いでやる必要があります。
塞ぐ場合は使う素材によって健康保険の適応にはならないことがあります。
具体的にはMTAセメントということになります。
いずれにしてもできもののようなものの原因を特定してから治療方法を決めることになるでしょう。
>根の奥ではなく股の部分に穴が開いていても治してもらえるものなのでしょうか
股の部分は比較的簡単だと思います。
参考になれば幸いです。
フィステル
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=87
パーフォレーションリペア1
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1825
パーフォレーションリペア2
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1850
右上の6番にできもののようなものが出来て、診てもらったらパーフォレーションだろうとの事だったようですね。
文面から推測するとできもののようなものはおそらくフィステルではなかろうかと思います。
フィステルだとしたら可能性として一番高いのは感染根管です。
感染根管なら根管治療をやり直すことになります。
もちろんパーフォレーションでもフィステルは出きるので、パーフォレーションなら塞いでやる必要があります。
塞ぐ場合は使う素材によって健康保険の適応にはならないことがあります。
具体的にはMTAセメントということになります。
いずれにしてもできもののようなものの原因を特定してから治療方法を決めることになるでしょう。
>根の奥ではなく股の部分に穴が開いていても治してもらえるものなのでしょうか
股の部分は比較的簡単だと思います。
参考になれば幸いです。
フィステル
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=87
パーフォレーションリペア1
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1825
パーフォレーションリペア2
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1850
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-05-17 11:46:01
そうですね…。
>根と根の間(股の部分?)に穴があいてるらしいです。
という事はタイトル通りパーフォレーションという状況なのでしょう。
パーフォレーションはセメントで埋めれば保存できる場合があります。
しかし「パーフォレーションリペア」という治療行為は健康保険で適応にはなっていなかったと記憶しております。
(「必要とあればサービスでやれ」という意味かもしれませんが…)
パーフォレーションリペアに使うセメントはレジン系のスーパーボンドを使われる先生と山田先生の書かれているようにMTAセメントを使われる先生がいらっしゃいます。
スーパーボンドは保険適応材料ですが、MTAセメントは保険適応材料ではありません。
従ってMTAセメントを使われる先生がパーフォレーションリペアをした場合には必然的に保険適応外になります。
しかし、ここで難しいのは「スーパーボンドを使えば保険適応になるか?」という事です。
スーパーボンド自体は保険適応材料ではありますが、「パーフォレーションリペアに使用しても良い」という記述はどこにもありません(と記憶しております)。
「たまたまスーパーボンドでパーフォレーションリペアや歯根破折の接着修復を行ったら成績が良かったよ」という臨床報告があるくらいです。
保険治療は国の決めた材料を国の決めた方法で応用するのが原則です。
保険適応のスーパーボンドを使ったからと言って保険適応になるとは限りません。
(このあたりは僕の判断では何とも…)
注)
MTAセメントも薬事申請は「パーフォレーションリペア材」では無く「直接覆罩剤」として認可を取っています。
なので、MTAセメントをパーフォレーションリペアに応用する事は「歯科医の採択権」の範囲で使う事になります。
従って
>その歯医者では治療できないとのことで抜歯と言われました
これは多くの歯科医院で言われる事だと思います。
>どうにか治せないのでしょうか?
根管治療を得意としている歯科医院の場合、パーフォレーションにも多く遭遇されている事でしょうから、根管治療に力を入れている歯科医院さんを探されるとパーフォレーションリペアの実績も多いかもしれませんね。
>この場合の治療は保険外になるのでしょうか?
上述のように保険外になる事も予想されます。
>根と根の間(股の部分?)に穴があいてるらしいです。
という事はタイトル通りパーフォレーションという状況なのでしょう。
パーフォレーションはセメントで埋めれば保存できる場合があります。
しかし「パーフォレーションリペア」という治療行為は健康保険で適応にはなっていなかったと記憶しております。
(「必要とあればサービスでやれ」という意味かもしれませんが…)
パーフォレーションリペアに使うセメントはレジン系のスーパーボンドを使われる先生と山田先生の書かれているようにMTAセメントを使われる先生がいらっしゃいます。
スーパーボンドは保険適応材料ですが、MTAセメントは保険適応材料ではありません。
従ってMTAセメントを使われる先生がパーフォレーションリペアをした場合には必然的に保険適応外になります。
しかし、ここで難しいのは「スーパーボンドを使えば保険適応になるか?」という事です。
スーパーボンド自体は保険適応材料ではありますが、「パーフォレーションリペアに使用しても良い」という記述はどこにもありません(と記憶しております)。
「たまたまスーパーボンドでパーフォレーションリペアや歯根破折の接着修復を行ったら成績が良かったよ」という臨床報告があるくらいです。
保険治療は国の決めた材料を国の決めた方法で応用するのが原則です。
保険適応のスーパーボンドを使ったからと言って保険適応になるとは限りません。
(このあたりは僕の判断では何とも…)
注)
MTAセメントも薬事申請は「パーフォレーションリペア材」では無く「直接覆罩剤」として認可を取っています。
なので、MTAセメントをパーフォレーションリペアに応用する事は「歯科医の採択権」の範囲で使う事になります。
従って
>その歯医者では治療できないとのことで抜歯と言われました
これは多くの歯科医院で言われる事だと思います。
>どうにか治せないのでしょうか?
根管治療を得意としている歯科医院の場合、パーフォレーションにも多く遭遇されている事でしょうから、根管治療に力を入れている歯科医院さんを探されるとパーフォレーションリペアの実績も多いかもしれませんね。
>この場合の治療は保険外になるのでしょうか?
上述のように保険外になる事も予想されます。
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-05-17 12:06:19
相談者からの返信
相談者:
たかみつさん
返信日時:2011-05-17 20:35:23
回答5
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2011-05-17 20:53:08
こんにちは、
ひとまず抜かずに済みそうですね^^
>完治
「完治」という表現はあまり適切ではない気が個人的にはしますが・・・
元の状態とは程遠い所が治療のゴールですから、元の健康な状態に戻るイメージは止めておかれた方がいいですよ。
原因の場所が上手く処理出来れば当面は問題なく使うことが出来ると思います。
>抜歯したことによる後遺症?
後遺症はないですが、強いていうなら今まで以上に歯ブラシが重要になってきます。
1本根が無くなるとそこの部分が陥没するので、汚れが貯まりやすくなり、あまり汚れが長く停滞するとまた炎症を起こしたりすることがあります。
>歯の頑丈さが落ちるなどあるのでしょうか?
3本の根があって初めて1つの歯が構成されてますから、、1本の根を失えば多少強度面は弱くなります。
トライセクション(3本のうち1本を抜く)は延命処置的なもので考えられた方がいいと思います。
ただ、歯磨き次第で10年持つケースもありますから、今後は歯磨きなど頑張られてくださいね^^
おだいじに
ひとまず抜かずに済みそうですね^^
>完治
「完治」という表現はあまり適切ではない気が個人的にはしますが・・・
元の状態とは程遠い所が治療のゴールですから、元の健康な状態に戻るイメージは止めておかれた方がいいですよ。
原因の場所が上手く処理出来れば当面は問題なく使うことが出来ると思います。
>抜歯したことによる後遺症?
後遺症はないですが、強いていうなら今まで以上に歯ブラシが重要になってきます。
1本根が無くなるとそこの部分が陥没するので、汚れが貯まりやすくなり、あまり汚れが長く停滞するとまた炎症を起こしたりすることがあります。
>歯の頑丈さが落ちるなどあるのでしょうか?
3本の根があって初めて1つの歯が構成されてますから、、1本の根を失えば多少強度面は弱くなります。
トライセクション(3本のうち1本を抜く)は延命処置的なもので考えられた方がいいと思います。
ただ、歯磨き次第で10年持つケースもありますから、今後は歯磨きなど頑張られてくださいね^^
おだいじに
相談者からの返信
相談者:
たかみつさん
返信日時:2011-05-18 17:01:58
しっかり歯を磨いて出来るだけ長く使えるように頑張ってみます!
この度はみなさんありがとうございました!
この度はみなさんありがとうございました!
タイトル | 6番の根と根の股の部分にパーフォレーション。保存を諦めたくない |
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質問者 | たかみつさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 16歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根の穴・穿孔(パーフォレーション) 根の穴・穿孔(パーホレーション) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。