歯ぎしりがある場合、インプラントは適さないのでしょうか?
相談者:
しゅうへいさん (35歳:男性)
投稿日時:2011-05-16 13:30:30
10か月前に左下奥から2番目を抜歯して、インプラントかブリッジかで迷っています。
かかりつけの担当医の方は普段(寝ている時)歯ぎしり(自分の場合は歯が結構すり減っているそうです)が多いのでインプラントは薦めないとのこと。
ただ自分としてはブリッジは健康な歯を削らなければいけないので怖さや手間があるもののインプラントの選択肢も捨てきれないという気持ちも持っています。
インプラント専門医のカウンセリングを受けるとマウスピ−スを使って生活すればインプラントも大丈夫とのことです。
(歯を削る選択肢は将来的にもったいないとのこと)
かかりつけの先生からも抜けた状態にできる(歯の移動等はしていません)のもあと3カ月程ということで選択しなければいけない状態もあり、アドバイスを宜しくお願いします。
かかりつけの担当医の方は普段(寝ている時)歯ぎしり(自分の場合は歯が結構すり減っているそうです)が多いのでインプラントは薦めないとのこと。
ただ自分としてはブリッジは健康な歯を削らなければいけないので怖さや手間があるもののインプラントの選択肢も捨てきれないという気持ちも持っています。
インプラント専門医のカウンセリングを受けるとマウスピ−スを使って生活すればインプラントも大丈夫とのことです。
(歯を削る選択肢は将来的にもったいないとのこと)
かかりつけの先生からも抜けた状態にできる(歯の移動等はしていません)のもあと3カ月程ということで選択しなければいけない状態もあり、アドバイスを宜しくお願いします。
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2011-05-16 13:58:21
しゅうへい さん、こんにちは
そうですね。
なかなか難しい選択だと思います。
隣の歯の状態はどうでしょう?
もし、虫歯も何もない歯でしたらインプラントをおすすめすると思います。
しかし、すでに神経がない状態でしたらブリッジの選択も可だと思います。
ただ、ブリッジの場合は隣の歯を削らなければならないだけでなく支台歯の歯(5番か7番)に何か治療の必要性が出てきたときにはすべてやり直しになります。
インプラントの場合、対合歯やかみ合わせの状態によりますがが・・・
歯軋り対策としてはマウスピースの使用もありますが、上部構造の材質を比較的柔らかいもの(ハイブリッドセラミックなど)にすることで、インプラント治療の可能性もあると思います。
参考になれば幸いです。
そうですね。
なかなか難しい選択だと思います。
隣の歯の状態はどうでしょう?
もし、虫歯も何もない歯でしたらインプラントをおすすめすると思います。
しかし、すでに神経がない状態でしたらブリッジの選択も可だと思います。
ただ、ブリッジの場合は隣の歯を削らなければならないだけでなく支台歯の歯(5番か7番)に何か治療の必要性が出てきたときにはすべてやり直しになります。
インプラントの場合、対合歯やかみ合わせの状態によりますがが・・・
歯軋り対策としてはマウスピースの使用もありますが、上部構造の材質を比較的柔らかいもの(ハイブリッドセラミックなど)にすることで、インプラント治療の可能性もあると思います。
参考になれば幸いです。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2011-05-16 15:02:42
十数年前には、歯ぎしり、かみしめの強い人には、インプラントは禁忌というような考え方がありました。
しかし最近ではインプラント自体の性能が向上し、歯ぎしり特にかみしめが強くてもほとんどが耐えられるようになりました。
だからと言ってかみしめたり歯ぎしりをしてもよいというわけではありません。
抜歯部位の骨がしっかりしていたら、サイズの大きめのものを入れると良いと思います。
かみしめのある人にインプラントを植立すると(第一大臼歯)たった1本でも全体の歯牙の動揺が減少するのを経験します。
ですから私は骨の状態がインプラントをできる場合にはインプラントを薦めています。
ですが総合的に診断治療をしてもらうことことが必要でしょう。
しかし最近ではインプラント自体の性能が向上し、歯ぎしり特にかみしめが強くてもほとんどが耐えられるようになりました。
だからと言ってかみしめたり歯ぎしりをしてもよいというわけではありません。
抜歯部位の骨がしっかりしていたら、サイズの大きめのものを入れると良いと思います。
かみしめのある人にインプラントを植立すると(第一大臼歯)たった1本でも全体の歯牙の動揺が減少するのを経験します。
ですから私は骨の状態がインプラントをできる場合にはインプラントを薦めています。
ですが総合的に診断治療をしてもらうことことが必要でしょう。
回答3
尾崎歯科医院(札幌市西区)の尾崎です。
回答日時:2011-05-16 15:21:17
しゅうへいさんこんにちは
抜歯にいたった歯も歯ぎしりでだめになったのでしょうか。
ブリッジにすると抜歯になった歯の分も前後の歯で負担しなければならなくなるので将来的には前後の歯もだめにする可能性が大きいと思われます。
インプラントを行なうのに十分な骨があるのであれば、インプラントを行う方が良いと思います。
もちろん歯ぎしりがあると上部構造(冠)の破折などが起こりやすく、冠を作成する際に十分に調整する必要があります。
マウスピースも有効だと思いますので、ちゃんと術後メンテナンスを行うことでインプラントは長く機能することが出来ると思います。
抜歯にいたった歯も歯ぎしりでだめになったのでしょうか。
ブリッジにすると抜歯になった歯の分も前後の歯で負担しなければならなくなるので将来的には前後の歯もだめにする可能性が大きいと思われます。
インプラントを行なうのに十分な骨があるのであれば、インプラントを行う方が良いと思います。
もちろん歯ぎしりがあると上部構造(冠)の破折などが起こりやすく、冠を作成する際に十分に調整する必要があります。
マウスピースも有効だと思いますので、ちゃんと術後メンテナンスを行うことでインプラントは長く機能することが出来ると思います。
回答4
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2011-05-17 17:35:34
歯軋りが強いなら、私はブリッジよりインプラントをお勧めします。
健全な歯を削ることは勿体ないですし、ブリッジにする事で余計な負担が掛かり、歯軋りとかが強いなら余計心配です。
インプラントも、現在は太さと長さでチャンとしたものを使えば、特別に負けるとは思いません。
マウスピース、ナイトガードの励行は良いと思います。
全体的な歯の擦り減りとか壊れるのを予防してくれる、と思います。
お大事に。
健全な歯を削ることは勿体ないですし、ブリッジにする事で余計な負担が掛かり、歯軋りとかが強いなら余計心配です。
インプラントも、現在は太さと長さでチャンとしたものを使えば、特別に負けるとは思いません。
マウスピース、ナイトガードの励行は良いと思います。
全体的な歯の擦り減りとか壊れるのを予防してくれる、と思います。
お大事に。
回答5
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-05-17 19:38:25
諸先生方と同意見です。
僕も前後の歯が健康な場合、削ってブリッジにするよりもインプラントにする事をお勧めいたします。
松山先生の書かれているように、歯軋り(ブラキシズム)の人にインプラントは出来ないと言われたのは過去の物だと認識しております。
むしろ、周囲の健康な歯を守ると言う意味ではインプラントの方が有利だと思います。
ただ気になるのは「マウスピ−スを使って生活すれば」と言うヒトコトです。
ナイトガードは歯やインプラントを守るためには有効な手段だと思いますが、それではブラキシズムの改善には繋がりません。
ブラキシズムを抑えるには「意識改革」と「自己暗示」が有効だと思います。
参考にされてください。
⇒参考:歯ぎしり
僕も前後の歯が健康な場合、削ってブリッジにするよりもインプラントにする事をお勧めいたします。
松山先生の書かれているように、歯軋り(ブラキシズム)の人にインプラントは出来ないと言われたのは過去の物だと認識しております。
むしろ、周囲の健康な歯を守ると言う意味ではインプラントの方が有利だと思います。
ただ気になるのは「マウスピ−スを使って生活すれば」と言うヒトコトです。
ナイトガードは歯やインプラントを守るためには有効な手段だと思いますが、それではブラキシズムの改善には繋がりません。
ブラキシズムを抑えるには「意識改革」と「自己暗示」が有効だと思います。
参考にされてください。
⇒参考:歯ぎしり
回答6
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-05-17 19:58:45
その歯が何故抜歯に至ったかの理由が気になります。
仮に力の問題だとすると、今後もその部位に特有の力がかかり続けるかもしれません。
今後、その力ををマウスピースで上手く他の部分へと配分出来たり、更には、タイヨウ先生の手法で軽減出来れば良いのですが・・。
仮に力の問題だとすると、今後もその部位に特有の力がかかり続けるかもしれません。
今後、その力ををマウスピースで上手く他の部分へと配分出来たり、更には、タイヨウ先生の手法で軽減出来れば良いのですが・・。
タイトル | 歯ぎしりがある場合、インプラントは適さないのでしょうか? |
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質問者 | しゅうへいさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
インプラントその他 歯軋り(歯ぎしり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。