抗生剤で痛みが治まった歯(神経なし)の今後の治療について

相談者: がんちゃんさん (46歳:女性)
投稿日時:2011-05-18 18:16:40
こんにちは。
よろしくお願い致します。

20年以上昔に、虫歯のために神経を取り、メタルボンドクラウンをかぶせた左上5番の歯が、先日急にズキズキ痛み出し、夜も眠れないほどになりました。
日曜だったため市の休日診療所に駆け込みました。

そこで小さなレントゲンをとり診てもらったのですが、特に気になる影もないし、歯茎の腫れも歯の動揺もないとの診断でした。

けれど、その歯をほんの少したたいただけでかなり痛かったですし、とにかく急性の炎症を鎮めるため抗生剤と痛み止めをもらって、歯のほうには何もせずに帰りました。

翌日かかりつけの歯科医院に行き、やはり抗生剤と痛み止めを追加で出してもらいました。

薬を飲んで4日目ぐらいからかなり症状が治まってきて、2週間以上たった今は、以前のように全く違和感なく過ごせています。

そこで質問ですが、このような場合は今後何らかの治療をしたほうがいいのでしょうか?

休日診療の当番医の先生は、痛みが治まれば何もせずそのままにしておいたほうがいいと言われました。

一方の先生は、痛みがなくなっても治ったわけではないので、一度クラウンをはずして土台から新しくやりなおしたらどうかとおっしゃいました。

歯の今後の寿命を考えたとき、治療の回数を増やすべきでないのか、反対に手遅れになる前に今の進化した技術と材料でやり直しておくべきなのか判断できないでいます。

アドバイスどうぞよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-05-18 18:28:07
個人的な意見としては、痛みの原因が分かって、クラウンを外す必要があれば、そうすれば良いように思います。

例えば、割り箸などを角度を色々と変えて咬んでみて、痛みを感じるとしたら歯根破折を疑います。
この場合は抜歯になる可能性も考えられます。

或いは、数週間後にレントゲン写真を撮るとはっきりと原因がわかるかもしれません。
或いは、極稀にその歯が原因でないのに痛くなった可能性も考えられます。

回答 回答2
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-05-18 18:30:37
>このような場合は今後何らかの治療をしたほうがいいのでしょうか?

痛みが起こった原因をまず突き止めなければならないと思います、少したたいただけでかなり痛かった、歯茎の腫れ動揺は無かったと云う事なので、急性の根尖性の歯周炎の可能性があります。
他には根破折の可能性もあります。

もし根尖性の歯周炎なら、抗生剤等の服用で症状が一時緩和した、つまり症状が急性から慢性になっただけです。

当然再治療の必要があると思います。

どちらにせよ、しっかりとした診断が必要だと思います、主治医と相談してください。


藤森先生と被りました。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-05-18 18:42:19
炎症、痛みの出た原因究明は必要でしょうね。

そうでないとまた同じ症状に見舞われるような気がします。

きちんと診査をして、診断したときにひょっとしたら保存不可能といわれるかもしれません。
逆に、再度根管治療をしてさらに長く使う事ができるかもしれません。

こればっかりは、机上の空論です。

両先生書かれていますが、今の歯の状態をきちんと把握をして納得して方針を決めてください。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-05-18 20:45:10
こんばんは。

細見先生のおっしゃる、急性化していた炎症が治まり、慢性化したという意見に賛成です。

急性化を起こした原因としては、その歯に過重な負担がかかったとか、身体の抵抗力が弱まった状態であったなど、様々な理由が考えられますが、今後もそれらによって再度急性化を起こす可能性もあると思います。

再治療が必要かどうかはかかりつけの主治医の意見を重視すべきだと思いますが、少なくとも定期的な経過観察は必要だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: がんちゃんさん
返信日時:2011-05-19 17:03:43
藤森先生 細見先生 田部先生 池原先生 
どうもありがとうございました。

一回のレントゲンだけではわからないという事もあるのですね。

再検査をして納得して治療を受けていきたいと思います。

ありがとうございました。



タイトル 抗生剤で痛みが治まった歯(神経なし)の今後の治療について
質問者 がんちゃんさん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 神経の無い(神経を取った)歯の痛み
原因不明の歯の痛み
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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