[写真あり] 保険で詰物をメタルから白へ交換したが銀色が残っている

相談者: なつちゃんさん (35歳:女性)
投稿日時:2011-05-18 18:49:36
こんにちは。

先日、奥歯2本に詰めていたメタルインレー(銀)から白い詰め物保険内の)にかえていただきました。

先生がメタルをはがした後に鏡で見せていただいたのですが、はがし残しのような銀色の部分が何カ所かあったのですが、

「もう少しきれいにしてから詰めていく。」

と仰ったので、何も言わずに様子を見ました。


そして、白い詰め物を入れて、終了したあとにまた鏡で見ると、心配していた通り白い詰め物の中に銀色が埋まっている状態でした。

このメタルの部分はとることができないのかと歯科衛生士さんに(先生はすでに別の患者さんのところに移動済みだったため)伺うと

「これは削り砂です。」

と言われたのですが、拭いてもとれないのでさらに追求すると

「前の銀の詰め物の色移りですね、これはどうしてもとれないんですよ。」

と言われました。



そこで、質問ですが、前に詰めていたメタルの色が歯に移ってしまうということがあるのでしょうか。

もしそいうことがあるのであれば、しかたがないのですが、もし、これがただの手抜きなのであれば先生にやり直しを求めたいと思います。
その場合、私は再度治療費を払わないといけないのでしょうか。


そして、もし、ご自身が今回の先生の立場であれば、患者から何と言われれば納得してやり直しを受け入れるでしょうか。



あと、メタルをはがしたあとフッ素など薬を塗らずにそのまま詰め物を入れられたのですが、交換したことによって虫歯になるリスクはないでしょうか。


ご回答よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-05-18 19:08:37
んんんん…。

難しいですね。


実際に拝見しないと何とも言えません。
例えば、金属イオンが歯に染み込んででしまっているような場合、必要以上に削る事はもったいない場合がありますので、患者さんにご理解をいただいたうえで、あえて残すような場合もあるかもしれません。

しかし、審美目的であれば、そうも言っていられませんので、かなり深く削り込む事もあります。



ただ、「白い詰め物保険内の)にかえて」と言う事ですよね。

基本的に健康保険は審美を目的としているわけではありませんので、「フロスが引っかかる」「咬みにくい」「痛い」など、機能的に不具合が無いのであればやり直しはされないかもしれません。
保険外であれば患者さんの満足度が第一ですのでやり直しはすると思いますが)


担当の先生に直接相談されてみてください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-05-18 19:10:14
>前に詰めていたメタルの色が歯に移ってしまうということがあるのでしょうか。

あります。
特にアマルガムだと色移りしやすいです。
また象牙質修復象牙質だと少し色が濃くなります。

手抜きなのか黒いだけで健全部分なのかは判りません。


>もし、ご自身が今回の先生の立場であれば、患者から何と言われれば納得してやり直しを受け入れるでしょうか。

「黒いのが気になるから健全な部分でも削って欲しい。
それによる弊害は一切引受ける」

とおっしゃるならやり直します。



>あと、メタルをはがしたあとフッ素など薬を塗らずにそのまま詰め物を入れられたのですが、交換したことによって虫歯になるリスクはないでしょうか

充填前にフッ素は使用しません。
接着力が低下することがあります。


ご参考まで・・・

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-05-18 19:38:20
こんにちは、

>前に詰めていたメタルの色が歯に移ってしまうということがあるのでしょうか。

確かに銀を詰めていた歯はたまに変色してしまっていますね。

この変色した歯をレジンで治すのは非常に難しいですし、まず完全に色がマッチすることは・・・
変色の程度、先生の腕にもよりますけど難しいです^^;


杉原先生がおっしゃるように保険のインレーよりアマルガム修復をした歯ほど変色は起ってしまっています。

メタルコアによるものもたまにあります。

画像1などの黒い部分はメタルによる変色です。



タイヨウ先生がおっしゃるように、

>しかし、審美目的であれば、そうも言っていられませんので、かなり深く削り込む事もあります。

解決法としては色々ありますが、基本的に色の濃い部分はどんどん削り込む必要があるので結果神経を取ることになるかもしれません。


奥歯2本に詰めていたメタルインレー(銀)から白い詰め物保険内の)にかえていただきました。

これもタイヨウ先生がおっしゃるように、審美目的で保険で白い物に詰め替えは出来ませんよ^^;

保険の材料を用いても審美治療自費扱いとなってきます。

ですから、今回のように『色』がおかしいという再治療は保険は使えないのでご自身が自費で治療費を負担して頂く必要があると思います。




>(保険外であれば患者さんの満足度が第一ですのでやり直しはすると思いますが)

本当に強い変色であれば物理的に無理な場合もあると思います。

私の場合、殆どの患者さんにメタルによる変色は仕方がないと話します。
また、色がどうしても気になると言われれば大きく削ってセラミッククラウンなどの被せ物で審美的に治す時もあります。
 

まずは担当の先生に話してみて下さいね。


おだいじに
 

画像1画像1

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-05-18 19:48:34
あ、そうそう追加です。

>私は再度治療費を払わないといけないのでしょうか。

仮に機能的に不具合があり、やり直してもらえたとしても保険で「ゼロ円」はありません。
最低限、再診料はかかります。



>本当に強い変色であれば物理的に無理な場合もあると思います。

そうですね…。^_^;

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: なつちゃんさん
返信日時:2011-05-19 23:15:07
先生方ありがとうございました。

井野先生添付の画像のように黒く変色した感じではなく、はがし残しのような銀色なのですが、先生方の話をまとめると審美目的意外では今以上の状態を求めることはできないようですね。

勉強になりました。
どうもありがとうございました。



タイトル [写真あり] 保険で詰物をメタルから白へ交換したが銀色が残っている
質問者 なつちゃんさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
保険のインレー(銀・金属)
詰め物、インレーのトラブル
その他(写真あり)
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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