虫歯の右下親知らず。歯肉移植をしてからの治療以外の方法は?
相談者:
aki-さん (35歳:男性)
投稿日時:2011-05-18 22:03:54
こんにちは。
右下8番の親知らずの虫歯についてご相談させてください。
近所の歯科に虫歯のチェックに行ったところ、右下8番の外側が歯茎に沿って虫歯になっているとの説明を受けました。
自覚症状はありません。
せっかく生えている歯なので残したいとは思うのですが、歯を残したいのであればかなり大がかりな治療になるとのことでした。
その内容は、親知らずの外側には頬の内側の肉がすぐあるため、ほかの歯のように歯茎を切って治療することができないため、上あごから歯茎を移植し、歯茎が定着してから治療するということです。
大がかりな治療なので、なるべく抜歯を勧めると言われたのですが、抜歯以外では上記のような治療法しかないのでしょうか。
また、上記の治療法では移植元が痛むなど不具合もあるとの説明を受けていますが、実際のところどのような治療なのでしょうか。
お詳しい方よろしくお願いいたします。
右下8番の親知らずの虫歯についてご相談させてください。
近所の歯科に虫歯のチェックに行ったところ、右下8番の外側が歯茎に沿って虫歯になっているとの説明を受けました。
自覚症状はありません。
せっかく生えている歯なので残したいとは思うのですが、歯を残したいのであればかなり大がかりな治療になるとのことでした。
その内容は、親知らずの外側には頬の内側の肉がすぐあるため、ほかの歯のように歯茎を切って治療することができないため、上あごから歯茎を移植し、歯茎が定着してから治療するということです。
大がかりな治療なので、なるべく抜歯を勧めると言われたのですが、抜歯以外では上記のような治療法しかないのでしょうか。
また、上記の治療法では移植元が痛むなど不具合もあるとの説明を受けていますが、実際のところどのような治療なのでしょうか。
お詳しい方よろしくお願いいたします。
回答1
田部歯科クリニック(名古屋市昭和区)の田部です。
回答日時:2011-05-18 22:24:00
お口の中を見たわけではないので何とも言えませんが、僕も抜歯を勧めるかな。
その親知らずはまっすぐ生えているのでしょうか?
それとも斜めに生えているのでしょうか?
それによって方針は変わるでしょう。
さらに上の歯とまっすぐかみ合いますか?
個人的には上下きちんと咬んでいないような親知らずにそれだけの治療をする価値がない様に思えます。
残しておいてもまたむし歯になるのが関の山のような気がしますし。
参考にしてください。
その親知らずはまっすぐ生えているのでしょうか?
それとも斜めに生えているのでしょうか?
それによって方針は変わるでしょう。
さらに上の歯とまっすぐかみ合いますか?
個人的には上下きちんと咬んでいないような親知らずにそれだけの治療をする価値がない様に思えます。
残しておいてもまたむし歯になるのが関の山のような気がしますし。
参考にしてください。
回答2
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2011-05-19 00:11:44
多分遊離歯肉移植は自費診療になると思います。
8番だけではなく4番5番6番7番の状態によっては、8番を残した方が予後が良さそうというケースはあるにはあります。
ただ主治医が抜歯を勧めている以上、部先生が書かれたように抜歯した方がいいかもしれません。
主治医に残すメリットデメリット抜くメリットデメリットを説明して頂いて決定されてはいかがでしょうか?
8番だけではなく4番5番6番7番の状態によっては、8番を残した方が予後が良さそうというケースはあるにはあります。
ただ主治医が抜歯を勧めている以上、部先生が書かれたように抜歯した方がいいかもしれません。
主治医に残すメリットデメリット抜くメリットデメリットを説明して頂いて決定されてはいかがでしょうか?
回答3
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2011-05-19 12:34:41
aki-さん、こんにちは
そうですね。
現在親知らずが虫歯になったと言うことは・・・
もし今回抜歯をしないで治療したとしても、将来虫歯や智歯周囲炎になるリスクをはらんでいます。
最終的には抜歯をすることになったら、残すために治療も無駄になってしまう可能性が高いです。
また、親知らず自身が痛くなくても周りの歯に悪影響を与える可能性もあります。
従って私もおそらく抜歯をおすすめすると思いますね。
参考になれば幸いです。
お大事にしてください。
そうですね。
現在親知らずが虫歯になったと言うことは・・・
もし今回抜歯をしないで治療したとしても、将来虫歯や智歯周囲炎になるリスクをはらんでいます。
最終的には抜歯をすることになったら、残すために治療も無駄になってしまう可能性が高いです。
また、親知らず自身が痛くなくても周りの歯に悪影響を与える可能性もあります。
従って私もおそらく抜歯をおすすめすると思いますね。
参考になれば幸いです。
お大事にしてください。
回答4
みどりが丘歯科クリニックの稲垣です。
回答日時:2011-05-19 13:25:10
こんにちは。
なぜそこが虫歯になったのか、ということを推測してみると、やはり一番奥に生えてくる親知らずが磨きにくいからというのが、一番の理由かもしれませんん。
そこで、その歯をちゃんとなおすなら、再び虫歯になる可能性を少しでも下げるために、せめて磨きやすい環境を整備して治療をしましょう、というのが担当の先生のお考えだと推測いたします。
しかし、そこまでして治療をしてもまた虫歯になる可能性はゼロではありません。
逆に抜歯をしたことによっても、手前の歯までの磨きやすさが確保されるという大きなメリットもあります。
>上記の治療法では移植元が痛むなど不具合もあるとの説明を受けていますが、実際のところどのような治療なのでしょうか。
おそらく、親知らずの頬側が硬い歯肉がなく、可動性の粘膜しかない状態なのかもしれません。
これでは、歯ブラシを挿入しずらく、無理に入れても痛みます。
そこで硬い歯肉を上あごから切り取って、その部位に移植をして補うということでしょう。
移植元がこの場合上あごのことをさしているならば、術後、しばらくは硬い歯肉に覆われていない状態になるわけですから、かさぶたのようになるまでは、痛みを伴います。
なぜそこが虫歯になったのか、ということを推測してみると、やはり一番奥に生えてくる親知らずが磨きにくいからというのが、一番の理由かもしれませんん。
そこで、その歯をちゃんとなおすなら、再び虫歯になる可能性を少しでも下げるために、せめて磨きやすい環境を整備して治療をしましょう、というのが担当の先生のお考えだと推測いたします。
しかし、そこまでして治療をしてもまた虫歯になる可能性はゼロではありません。
逆に抜歯をしたことによっても、手前の歯までの磨きやすさが確保されるという大きなメリットもあります。
>上記の治療法では移植元が痛むなど不具合もあるとの説明を受けていますが、実際のところどのような治療なのでしょうか。
おそらく、親知らずの頬側が硬い歯肉がなく、可動性の粘膜しかない状態なのかもしれません。
これでは、歯ブラシを挿入しずらく、無理に入れても痛みます。
そこで硬い歯肉を上あごから切り取って、その部位に移植をして補うということでしょう。
移植元がこの場合上あごのことをさしているならば、術後、しばらくは硬い歯肉に覆われていない状態になるわけですから、かさぶたのようになるまでは、痛みを伴います。
回答5
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2011-05-19 13:49:33
aki- さん、こんにちは。
>大がかりな治療なので、なるべく抜歯を勧めると言われたのですが、抜歯以外では上記のような治療法しかないのでしょうか。
治療ではありませんが、痛みが無いのならこのまま何もしないでおいて、痛みなどの問題が起こってから抜くと言う選択肢も考えられます。
あまりお勧めはしませんが。
>大がかりな治療なので、なるべく抜歯を勧めると言われたのですが、抜歯以外では上記のような治療法しかないのでしょうか。
治療ではありませんが、痛みが無いのならこのまま何もしないでおいて、痛みなどの問題が起こってから抜くと言う選択肢も考えられます。
あまりお勧めはしませんが。
回答6
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2011-05-19 14:03:01
こんにちは、私も親知らずは抜いた方がいいと言う歯科医師ですが・・・
ただ、昨日抜きたくないと言う患者さんがおられたので、偶然にも小牧先生と同じことを言いました。
>、痛みが無いのならこのまま何もしないでおいて、痛みなどの問題が起こってから抜くと言う選択肢も考えられます。
ただ、状態にもよりますが、悪くなり過ぎてしまった歯は抜歯も大変になりますから、残すのであれば、そのことだけは覚えておかれた方がいいと思います。
おだいじに
ただ、昨日抜きたくないと言う患者さんがおられたので、偶然にも小牧先生と同じことを言いました。
>、痛みが無いのならこのまま何もしないでおいて、痛みなどの問題が起こってから抜くと言う選択肢も考えられます。
ただ、状態にもよりますが、悪くなり過ぎてしまった歯は抜歯も大変になりますから、残すのであれば、そのことだけは覚えておかれた方がいいと思います。
おだいじに
回答7
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2011-05-19 16:32:03
おやしらずに関しては
●手前の7番目の歯の奥の部分の骨の温存。
●清掃性が悪く、虫歯や歯周病的な問題。
といった観点から早期の抜歯をおすすめします。
ただ、抜きたくないのならやめておかれたら良いでしょう。
抜くか抜かないかを決めるのは患者の権利ですから。
●手前の7番目の歯の奥の部分の骨の温存。
●清掃性が悪く、虫歯や歯周病的な問題。
といった観点から早期の抜歯をおすすめします。
ただ、抜きたくないのならやめておかれたら良いでしょう。
抜くか抜かないかを決めるのは患者の権利ですから。
回答8
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-05-19 17:24:09
もし咬み合わせの上で重要な歯であるとしたら、歯茎の内にまで及ぶ虫歯を治療するために、歯茎を下げる手術・上顎から丈夫な歯茎を移植する手術を同時に行って、定着した後に虫歯治療を受けられるべきではないでしょうか。
なかなかそこまでの提案をしてくれる先生は少ないと思います。
(8番への移植手術の難易度は非常に高い場合がありますから)
丈夫な歯茎が定着したら歯磨きしやすくなると思いますから、再び虫歯にしないように頑張ってくださいね。
柴田先生が心配されていましたが、「遊離歯肉移植術」を保険適用の条件に当てはまっているのかをどうか、予め確認しておいた方が良いと思いますよ。
「そこまでやりたくない」のでしたら、抜歯案が懸命だと思います。
なかなかそこまでの提案をしてくれる先生は少ないと思います。
(8番への移植手術の難易度は非常に高い場合がありますから)
丈夫な歯茎が定着したら歯磨きしやすくなると思いますから、再び虫歯にしないように頑張ってくださいね。
柴田先生が心配されていましたが、「遊離歯肉移植術」を保険適用の条件に当てはまっているのかをどうか、予め確認しておいた方が良いと思いますよ。
「そこまでやりたくない」のでしたら、抜歯案が懸命だと思います。
タイトル | 虫歯の右下親知らず。歯肉移植をしてからの治療以外の方法は? |
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質問者 | aki-さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 親知らずの虫歯 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。