6歳、乳歯反対咬合の歯列矯正方法について

相談者: mohiyuさん (35歳:女性)
投稿日時:2011-05-20 10:42:41
こんにちわ

もうすぐ7歳の娘なのですが、確実に下の歯が前に出ているわけではないのですが、上下ぴったり合わさっている状態の前歯で、かかりつけの歯医者さんに、少し反対咬合の傾向があるから、矯正専門の歯医者さんに相談してみるように言われました

その際に、下あごが上あごよりも大きいが、それほど目立つわけではないし、おそらくマウスピースのような物を装着する程度で治ると思うが、確実に直したいなら、やはり矯正専門のところに見てもらった方が良いといわれました

先日矯正専門の歯医者さんを受診したのですが、完全矯正の必要ありといわれ、1期で反対咬合を治す器具をつけて、2期で歯並びを治すことになるが、時期は、まだ上下共に乳歯だから、上下がはえかわるであろう1年後からでも遅くないといわれました

「あの…マウスピースのようなもので治すことは、もう無理な状態ですか?」

と尋ねたところ

「あぁマウスピースって名前じゃないけど…あれは、確実ではないから…うちでは、一期矯正だけではなく、やはり2期矯正までしたほうがいいと思います」

とのことで…

矯正メニューのパンフレット(小児矯正1期2期で80万円、成人矯正80万円)をくださいました…

どこにも、ムーシールドやチンキャップの項目が無いものでした

ムーシールドは、年齢的にもう無理なのでしょうか?

教えていただけると幸いです


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-05-20 11:01:23
ムーシールドは、矯正医よりも小児歯科でよく扱われているかと思います。
矯正歯科で使う場合も、乳歯列に使うのはあまり聞かないですね。

永久前歯が反対になってからでしょうか。
僕が使わないので情報がないのかもしれませんが・・・

乳歯反対咬合は、永久前歯の生え代わりで自然治癒する可能性があります。
その可能性がありながら、料金を取って治療行為をする事に疑問を感じます。

チンキャップは、矯正歯科界では過去のものになりつつあります。
受け口傾向にある場合は、成長を慎重に見極めないと大変な事になります。
毎日毎日チンキャップを頑張った挙げ句、外科手術併用の矯正治療となった患者さんを多数見ています(もちろん僕担当ではないですよ)。

質問からすると切端咬合の様ですが、完全に反対咬合のお子さんでも永久歯で治ってしまうことがあるので、様子を見て、永久前歯が反対になったら、その時に一期治療開始という、担当矯正医の判断で大丈夫と思います。

情報が錯綜する時代です。
もし、不安であれば、もう一度、担当医になぜ今すぐ始めないのか?ムーシールドは?チンキャップは?と相談されてはいかがでしょうか。

私は今までの経験と先輩、同僚の話しから、患者さんが使わないと効果が得られないような矯正治療は行ないません。

固定式で持続的な力が歯にかかる事が、最高のパフォーマンスだと思っています。

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-05-20 12:30:15
私は、ごく普通の一般歯科医ですので、その立場から回答させていただきます。(一般歯科医の中でも意見は様々ですが・・)


乳歯反対咬合は、永久歯の生え代わりで自然治癒する可能性があります。
>その可能性がありながら、料金を取って治療行為をする事に疑問を感じます。

全く同感です。
私も、自然に改善したケースに少なからず出会ってきました。
一つの指標として、’乳犬歯まで含む乳歯反対咬合は自然に治らない可能性が高い’、’逆に、前歯4本の反対咬合は自然に改善する可能性もある’と個人的には考えています。

しっかりと診て欲しいのは、'上顎の成長が充分か?’といった事です。
相対的に下顎が大きい(前に出ている)というよりも、上顎が小さい(前方に成長していない)場合には、7歳という事で早い時期に成長発育を助けてあげるという意味での拡大をしてあげた方が良いと思います。
ここにスペースが出来る事で、舌が本来のポジションに収まり、そこから機能の成長も見込めるかもしれません。


>ムーシールド

多くの先生が使用されているように思いますが、私も大原先生と同じく使っていません。
「成長方向が(前方でなく)下方になってしまう」と嫌う先生がいらっしゃいます。


チンキャップ

理屈の上からは、’後方への力によって下顎頭の後方に骨添加するのを抑制し、結果、下顎の成長を抑制できる’はずなのですが、効果は’下の前歯を後方に倒す’以外は判りません。

’前方向への成長を下方向に転換している’ように見れば見えなくもないのですが・・。
個人的には、可能な限り、成長を抑制するよりも促進する装置を使いたいと思っています。

回答 回答3
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2011-05-20 13:13:31
現在前歯乳歯でしょうか、永久歯でしょうか。

もし乳歯なら、切端咬合(前歯同士がつきあわせでかんでいる)も正常咬合の範疇になります。


乳歯反対咬合の自然治癒に関しては、

反対被蓋範囲が狭い(できれば上B〜B、下C〜Cまで)
被蓋が浅い
第二乳臼歯の前後的関係がそれほど悪くない

場合には、その可能性があります。


永久歯咬合の場合には、被蓋が浅いことは治療上むしろマイナス要因になります。


治療する場合には、先に矯正装置ありきではありません。

現在の症状(歯の交換状態も含む)、お子様の肉体的、精神的発達状態などを考えた上で、実際治療なさる先生の得意な装置を使うことになると思います。

ちなみに私は、ムーもスライディングプレートもリンガルアーチもチンキャップも上顎前方牽引なども使います。
もちろん一人の患者さんにすべて使うわけではありません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mohiyuさん
返信日時:2011-05-20 15:26:27
先生方、ご回答ありがとうございます

切端咬合というのですね…

正直、近親者に反対咬合の者がいないこともあり、「反対咬合」「矯正の必要?」「80万…」と聞いて、不安になっております;;

現在、前歯はすべて乳歯のままです

いつも診てもらっているかかりつけの先生には、下あごは正常の大きさだけど上あごが少し小さい(成長が遅い)、と言われました

今回診ていただいた矯正歯科では、まだ永久歯が生え始めるまでには半年はあるが、自然治癒の可能性は低いといわれました

また、永久歯が生えてからでも良いが、早めのほうが子供にかかる負担も軽いとも…
(一期の矯正では、上あごを前に引っ張る形の装置を寝ている間つけるらしいです)

検査と説明で2度受診しましたが、正直、信頼して相談できる…という印象はうけませんでした><

このまま放っておいて、永久歯が生える際に自然治癒するのをまち、もし無理であれば80万、それよりは、ムーシールドや他の選択肢も持っている、他の歯科を受診してみたほうがいいのだろうか?と悩んでいる次第です
回答 回答4
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-05-20 16:38:22
>下あごは正常の大きさだけど、上あごが少し小さい(成長が遅い)

成長が止まるのは上あごの方が先になりますから、まず、そちらの成長発育を助けてあげるのも一案のように思われますが・・。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mohiyuさん
返信日時:2011-05-25 11:51:55
藤森先生ありがとうございます^^

一度、かかりつけの先生にも相談してみようと思います

コストの面も大きいですが、できるだけ子供の負担の少ない方法で解決できたらと思っています



タイトル 6歳、乳歯反対咬合の歯列矯正方法について
質問者 mohiyuさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
小児矯正(子供の矯正)
歯の生えかわり(生え変わり)
子供の歯並び
子供の歯列矯正
回答者




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