非抜歯矯正から始まったが、上下4番を抜歯をすることになり不安

相談者: rubbyさん (23歳:女性)
投稿日時:2011-05-20 22:45:16
抜歯矯正から始まって、1年が経とうとしており、ガタガタだった歯もだいぶ綺麗に並びました。

しかし、全体的に上の歯が若干ではありますが突出して並んでいる気がしております。
人からは「言われてみれば出てるような・・・」と言われるくらいなのですが。

もともと、鼻から下の皮膚が分厚いのか、横顔は口元がだいぶ出ており、Eラインは綺麗ではありません。
そのEラインを綺麗にするという理由も含め、上下4番の抜歯をすることになりました。

しかし、決して歯が窮屈そうに並んでいる感じもなく、むしろ、右上2番の横には1ミリ程の隙間があるくらいです。

この状態で上下4本を抜歯し、歯が奥に引っ込み過ぎないか心配になり、ここに相談させてもらいました。

担当の先生からは、抜歯をすすめられ(もちろん先生もレントゲンや歯型等、経過を見ながらお考えになって判断をされたとは思います)、私自身、抜歯する方向ではいるのですが、だんだんと不安にもなりましたもので・・・
他の先生方の意見をお聞きしたいです。

わかりにくい文章かと思いますが、よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2011-05-21 07:55:33
もともと口唇閉鎖不全、口唇部突出のある方は、口唇力は弱く、舌圧が強いことがしばしば認められます。

この場合、4本抜歯矯正をしても、なかなか前歯を後退させるのに苦労します。

特に日本人の場合には、もともと口唇部の突出感が強いため、前歯を引っ込めすぎたということはめったにありません。

いずれにしても、どこまで歯を動かすかの治療ゴールをどう設定するかによります。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-05-21 08:10:04
抜歯、非抜歯は永遠のテーマです。
矯正医の中でも議論が絶えません。

私自身、分析の段階で抜歯か非抜歯か迷う事があります。
双方メリット、デメリットがあるからです。

そんな時は、患者さんとのカウンセリングで、リスクマネージメントを共有して、治療方針を決定するのですが、それでも決まらない場合は、先ずは非抜歯で並べてみて、口元の突出感が気にならなければ、治療は終了。

気になれば抜歯に移行して、前歯を後方に移動させるという流れで進める場合があります。

担当医が抜歯に移行する理由は、口元の突出に尽きると思います。
その突出感を改善させる事も、治療のゴールとされてきたからです。

ただ、この考えは、矯正医のエゴであり、患者さんの意見など反映されていません。
患者さんは作品ではありませんから。
もちろん、その突出感が異常機能を起こすのであれば話は別ですが、それなら診断の段階で抜歯となるはずです。

rubbyさんが、今の口元に不満がなければ、わざわざ抜歯する必要は無いと思います。
ただ、非抜歯で終了させる事で、歯がかえって不安定になる場合がありますが、担当医がその心配をするのであれば、これもまた診断の段階で抜歯を選択しているかと思います。

何故抜歯をするのか?
ならばそれまで何故非抜歯で治療してきたのかを、担当医と話し合って、納得した方向で治療を進めてはいかがでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: rubbyさん
返信日時:2011-05-22 00:08:08
早速お返事ありがとうございます。
お二方とも丁寧にご説明してくださり、大変感謝しております。

やはり、人からは突出感があると言われるので気になるところですが、まだ自分自身決心がつかず、抜歯の治療に入る前に担当の先生にしっかり話してみようかと思います。

本当にありがとうございました。



タイトル 非抜歯矯正から始まったが、上下4番を抜歯をすることになり不安
質問者 rubbyさん
地域 非公開
年齢 23歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 矯正で抜いた・抜く予定
抜歯:4番(第一小臼歯)
歯列矯正の治療法
回答者




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