右下6番を抜歯予定、7番が内側に倒れていて今後どうしたら?
相談者:
zahnさん (56歳:女性)
投稿日時:2011-05-27 13:41:00
初めまして。
右下6番は虫歯から歯槽膿漏ということで10年程処置していただいていましたが、2年程前に抜歯するように言われました。
その後痛みもなく色々なことが重なりそのままになっていました。
先週痛みだし、引越した関係で近所の歯科医にみて頂きました。
結論として、漏がひどく化膿している。
レントゲンをみた結果6番下骨がほとんどなく、化膿が収まったら抜歯をと言われました。
ご質問はその後の処置です。
・5番はすでにブリッジ(ドイツで処置)
・7番はかなり内側に倒れてはえています。
・親知らずは抜歯済みです。
以前の歯科医は3本ブリッジか、インプラントという選択があるとおっしゃっていました。
喫煙者ですので、ブリッジにしたいと思っていました。
今回の歯科医は、骨の様子を見て判断しなくてはいけないが、ブリッジは無理、インプラントも無理かもしれない、義歯か、放置、矯正も考えた方が良いととおっしゃていました。
というのは右上6番とのかみ合わせが合っていないからとのことです。
禁煙もしなくてはいけないとは思いますが、なかなか難しい状況です。
義歯は選択技に入れたことはなかったのですが、色々調べたところ食事をするのに不便だと読みました。
こちらのサイトで矯正もそんなに簡単ではないと読みました。
今後の方針がわからぬまま抜歯するのは大変不安です。
どのような処理が可能か教えて頂けると大変助かります。
どうぞよろしくお願い致します。
右下6番は虫歯から歯槽膿漏ということで10年程処置していただいていましたが、2年程前に抜歯するように言われました。
その後痛みもなく色々なことが重なりそのままになっていました。
先週痛みだし、引越した関係で近所の歯科医にみて頂きました。
結論として、漏がひどく化膿している。
レントゲンをみた結果6番下骨がほとんどなく、化膿が収まったら抜歯をと言われました。
ご質問はその後の処置です。
・5番はすでにブリッジ(ドイツで処置)
・7番はかなり内側に倒れてはえています。
・親知らずは抜歯済みです。
以前の歯科医は3本ブリッジか、インプラントという選択があるとおっしゃっていました。
喫煙者ですので、ブリッジにしたいと思っていました。
今回の歯科医は、骨の様子を見て判断しなくてはいけないが、ブリッジは無理、インプラントも無理かもしれない、義歯か、放置、矯正も考えた方が良いととおっしゃていました。
というのは右上6番とのかみ合わせが合っていないからとのことです。
禁煙もしなくてはいけないとは思いますが、なかなか難しい状況です。
義歯は選択技に入れたことはなかったのですが、色々調べたところ食事をするのに不便だと読みました。
こちらのサイトで矯正もそんなに簡単ではないと読みました。
今後の方針がわからぬまま抜歯するのは大変不安です。
どのような処理が可能か教えて頂けると大変助かります。
どうぞよろしくお願い致します。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-05-27 14:17:01
基本欠損補綴ですので
1.ブリッジ
2.可撤性義歯
3.インプラント
4.放置
の4種類になると思います。
喫煙をなされているのならインプラントは除外し(放置も除外します)ブリッジ、義歯の2種類になると思いますが。
7番が内側に倒れているとのことでブリッジが難しいと判断されたのではないでしょうか。
となると矯正で倒れている歯を起こしてブリッジ、或いは義歯と云う事になると思います。
1.ブリッジ
2.可撤性義歯
3.インプラント
4.放置
の4種類になると思います。
喫煙をなされているのならインプラントは除外し(放置も除外します)ブリッジ、義歯の2種類になると思いますが。
7番が内側に倒れているとのことでブリッジが難しいと判断されたのではないでしょうか。
となると矯正で倒れている歯を起こしてブリッジ、或いは義歯と云う事になると思います。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-05-27 14:27:55
ご相談ありがとうございます。
処理は、いくつか選択できそうです。
専門家と相談しながら進めれば迷わず選べます。
ただお話だけでは状況がよく分かりません。
特に今すでにあるブリッジと、その後に計画が出てきた3本ブリッジとの設計の関連が全く不明ですから、一般的に説明いたします。
大きく分けて、二通りにまず分かれます。
1.健康のための治療
検査結果の診断により決定されますが、早めの抜歯になりそうです。
放置すれば骨や隣の歯などさらに失うものが増えるからです。
また歯周病菌が身体に周り、がんなど重篤な病気を起こすことがよく知られており、大きな健康のためには小さな病気を早く切り捨てた方が得だという考えです。
その後は、目的によって人工の歯を入れることになります。
インプラントもブリッジも義歯もそれぞれ特徴、つまり長所短所があり、目的を絞れば良い結果を得られます。
もっとも、どれも人工物ですから、決して元通りにはならず、自然の歯とは違いが出ます。
そのなかでも義歯は一番不便であるとも言えます。
しかし、長所もあり、自分で外せることです。
また削ったり手術をしなくて済むという負担の軽い治療はメリットです。
それらの歯を失った後始末とはべつに、歯を失った原因に対する治療も同時に並行させることで、もう歯をこれ以上失わずに済むようにする必要も出てきます。
矯正治療も必要ならば組み合わせを初めから計画する必要があります。
健康のための治療の特徴として、ご自分の歯が残り、嫌なことは終わりになり、元気で若々しく暮らせて、将来困らないようにできるはずです。
反面デメリットとして、今は面倒です。
2.病気の後始末が目的の治療
痛いとか何か困っていることがあれば治療をするし、結果も痛くないなら良い治療という考えです。
今痛くないようですから、徹底的に一番楽をしたいのであれば、放置です。
どうせ今まで削って抜いてのくり返しだったかもしれませんから、同じことをいつかするだけです。
もっと歯を失うかもしれませんが、数が増えるだけのことと思うと楽かもしれません。
タバコが身体に良くないことは耳が痛いほどお聞きでしょうが、悪いことは何も起きない人もおります。
これからも、私は気にしない、大丈夫、と思えれば放置が今はお互いに楽ができます。
反面、もししっぺ返しが来れば、将来は今よりも大変になります。
その時にはたぶん、想定外の事態になった、と思われるでしょうが、専門的にはほぼ想定内のこととなります。
処理は、いくつか選択できそうです。
専門家と相談しながら進めれば迷わず選べます。
ただお話だけでは状況がよく分かりません。
特に今すでにあるブリッジと、その後に計画が出てきた3本ブリッジとの設計の関連が全く不明ですから、一般的に説明いたします。
大きく分けて、二通りにまず分かれます。
1.健康のための治療
検査結果の診断により決定されますが、早めの抜歯になりそうです。
放置すれば骨や隣の歯などさらに失うものが増えるからです。
また歯周病菌が身体に周り、がんなど重篤な病気を起こすことがよく知られており、大きな健康のためには小さな病気を早く切り捨てた方が得だという考えです。
その後は、目的によって人工の歯を入れることになります。
インプラントもブリッジも義歯もそれぞれ特徴、つまり長所短所があり、目的を絞れば良い結果を得られます。
もっとも、どれも人工物ですから、決して元通りにはならず、自然の歯とは違いが出ます。
そのなかでも義歯は一番不便であるとも言えます。
しかし、長所もあり、自分で外せることです。
また削ったり手術をしなくて済むという負担の軽い治療はメリットです。
それらの歯を失った後始末とはべつに、歯を失った原因に対する治療も同時に並行させることで、もう歯をこれ以上失わずに済むようにする必要も出てきます。
矯正治療も必要ならば組み合わせを初めから計画する必要があります。
健康のための治療の特徴として、ご自分の歯が残り、嫌なことは終わりになり、元気で若々しく暮らせて、将来困らないようにできるはずです。
反面デメリットとして、今は面倒です。
2.病気の後始末が目的の治療
痛いとか何か困っていることがあれば治療をするし、結果も痛くないなら良い治療という考えです。
今痛くないようですから、徹底的に一番楽をしたいのであれば、放置です。
どうせ今まで削って抜いてのくり返しだったかもしれませんから、同じことをいつかするだけです。
もっと歯を失うかもしれませんが、数が増えるだけのことと思うと楽かもしれません。
タバコが身体に良くないことは耳が痛いほどお聞きでしょうが、悪いことは何も起きない人もおります。
これからも、私は気にしない、大丈夫、と思えれば放置が今はお互いに楽ができます。
反面、もししっぺ返しが来れば、将来は今よりも大変になります。
その時にはたぶん、想定外の事態になった、と思われるでしょうが、専門的にはほぼ想定内のこととなります。
相談者からの返信
相談者:
zahnさん
返信日時:2011-05-28 10:58:57
細見先生、さがら先生
早速のご回答ありがとうございます。
処置の方法だけでなく、基本的な治療の方向性を明示して頂いたことも大変参考になりました。
分かってはいることばかりですが、どうしても先送りをしていました。
今後は健康になるための治療を受けたいと思います。
前の先生が、インプラントとブリッジのことしかおっしゃらなかったのと、こちらのサイトでもそのようなご意見が多かったものですから、義歯についての知識があまりありません。
不便だそうですが義歯も選択の一つかと理解しました。
かかりつけの医師は抜歯後様子をみてどの処置が出来るか考えましょうとおっしゃられています。
過渡的に処置として義歯の選択もあると思います。
初歩的な質問で申しわけありませんが、義歯にも色々あると聞いています。
下6番に適したものとかあるのでしょうか?
又不便なりにもより使い心地のよいものなどご推薦頂ければ助かります。
どうぞ宜しくお願い致します。
早速のご回答ありがとうございます。
処置の方法だけでなく、基本的な治療の方向性を明示して頂いたことも大変参考になりました。
分かってはいることばかりですが、どうしても先送りをしていました。
今後は健康になるための治療を受けたいと思います。
前の先生が、インプラントとブリッジのことしかおっしゃらなかったのと、こちらのサイトでもそのようなご意見が多かったものですから、義歯についての知識があまりありません。
不便だそうですが義歯も選択の一つかと理解しました。
かかりつけの医師は抜歯後様子をみてどの処置が出来るか考えましょうとおっしゃられています。
過渡的に処置として義歯の選択もあると思います。
初歩的な質問で申しわけありませんが、義歯にも色々あると聞いています。
下6番に適したものとかあるのでしょうか?
又不便なりにもより使い心地のよいものなどご推薦頂ければ助かります。
どうぞ宜しくお願い致します。
タイトル | 右下6番を抜歯予定、7番が内側に倒れていて今後どうしたら? |
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質問者 | zahnさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 56歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病で抜けた・抜く予定 抜歯:6番(第一大臼歯) ブリッジその他 部分入れ歯 その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。