3歳半、歯周ポケットがあるが歯周病なのでしょうか?
相談者:
ラン丸さん (30歳:女性)
投稿日時:2011-06-03 12:03:32
1歳半の時に母乳+食べ残しで前歯の裏に虫歯を作ってしまい、それから2年の間一生懸命歯ブラシをしてきましたが歯周ポケットを意識せず普通のブラッシングのみでした。
普通の歯ブラシの時は分からなかったのですが、上の奥の1本が割と出血しやすくなったので子供用でも毛先の細い歯ブラシに変えて、ブラッシングをするようにしました。
すると前歯2本の歯茎に毛先の細い歯ブラシを当てると2〜3ミリ入っていきます。
下の歯もぎっちり生えていて磨きづらく以前保健センターでの歯科検診にて歯間糸ようじを勧められ歯に添わせてみると、奥まで入っていく個所もありました。
下の歯茎(とくに前歯下6本)はやわらかいです。
ブラッシングと歯間ブラシで改善した場所もあるはあるのですが、全然変わらない場所もあり不安でたまりません。
今まで出血はその1本以外ほとんどなく歯茎も赤くなく腫れもなかったのですが、歯周病でポケットがあると考えて良いのでしょうか?
歯ブラシで改善されていくのでしょうか?
子供でも歯周ポケットの掃除をしてもらったらいいのでしょうか?
以前通っている小児歯科では子供の歯茎はやわらかいので入って当たり前と言われましたが、入る所入らない所があるので違うかと思いますし、歯周ポケットを意識してのブラッシングはしなかったので骨が溶け始めていたらと考えると申し訳なくて泣きそうです。
母親である私が割と進行した歯周病です。
親が無知な為に歯周病菌を移してしまっています。
よろしくお願い致します。
普通の歯ブラシの時は分からなかったのですが、上の奥の1本が割と出血しやすくなったので子供用でも毛先の細い歯ブラシに変えて、ブラッシングをするようにしました。
すると前歯2本の歯茎に毛先の細い歯ブラシを当てると2〜3ミリ入っていきます。
下の歯もぎっちり生えていて磨きづらく以前保健センターでの歯科検診にて歯間糸ようじを勧められ歯に添わせてみると、奥まで入っていく個所もありました。
下の歯茎(とくに前歯下6本)はやわらかいです。
ブラッシングと歯間ブラシで改善した場所もあるはあるのですが、全然変わらない場所もあり不安でたまりません。
今まで出血はその1本以外ほとんどなく歯茎も赤くなく腫れもなかったのですが、歯周病でポケットがあると考えて良いのでしょうか?
歯ブラシで改善されていくのでしょうか?
子供でも歯周ポケットの掃除をしてもらったらいいのでしょうか?
以前通っている小児歯科では子供の歯茎はやわらかいので入って当たり前と言われましたが、入る所入らない所があるので違うかと思いますし、歯周ポケットを意識してのブラッシングはしなかったので骨が溶け始めていたらと考えると申し訳なくて泣きそうです。
母親である私が割と進行した歯周病です。
親が無知な為に歯周病菌を移してしまっています。
よろしくお願い致します。
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2011-06-03 12:17:15
まずはお二人でかかれる歯科医院を探してみるのはいかがでしょうか?
お母さんが進行している歯周病であればちゃんと治療しなければいけませんよね。
そこで一緒に診ていただければ通院も楽になるかなと思います。
お子さんの進行した歯周病はあまり経験がありません。
小児歯科系の先生からの回答をお待ちしましょう。
お母さんが進行している歯周病であればちゃんと治療しなければいけませんよね。
そこで一緒に診ていただければ通院も楽になるかなと思います。
お子さんの進行した歯周病はあまり経験がありません。
小児歯科系の先生からの回答をお待ちしましょう。
回答2
回答日時:2011-06-03 17:03:14
こんにちは。
お子さんのことで心配ですね。
まず用語についてですが、歯周病という名前の病気の中に、「歯肉炎」と「歯周炎」と言う病態が含まれます。
一般的にはお子さんの場合、いくら歯ぐきが腫れて歯周ポケットが出来て出血があったとしても「歯肉炎」。
30歳前後より後には同じ症状でも実際には「歯周炎」になっていることがほとんどです。
(※かなり稀に、10代から始まる場合もあります)
歯肉炎は単にプラークで歯肉が腫れているだけの状態ですから、ブラッシングの改善だけで全くの元通りの健康な状態に戻りますし、歯周炎の場合は歯の周りの骨も悪くなっているため、既に完全な治癒は望めず、進行を停止させることが治療の目標になります。
テレビCMなどで誤解が生じやすいのですが、歯肉炎であれ歯周炎であれ、歯周ポケットの中までご家庭で磨く必要は全くありませんよ。
歯周ポケットの中は結構デリケートな部分ですから、原則的にはご自身で触るべきではありません。
それと、歯周ポケットが出来る理由に、
1)プラークで歯ぐきが腫れている
2)歯周組織(骨など)が病気で壊され(=歯周炎)、ポケットの底が深くなっている
以外に、
3)歯が完全に生えきっていない
というものもあります。
3)は意外と成人でも見られることがありますし、まして3歳半のお子さんであれば、この可能性も十分考えられます。
>以前通っている小児歯科では子供の歯茎はやわらかいので入って当たり前と言われましたが
は、3)と同じ意味でしょうね。
とりあえず現状では、歯周ポケットは意識せずに全体的にしっかりとブラッシングをして、時々出血をするところがあればそこは少し重点的に清掃する。・・程度の注意の仕方で十分だと思いますよ。
仮に何らかの理由でプラークが十分に取ることが出来ずに歯肉が腫れていて、立派な歯肉炎だったとしても、そのうちまた環境が変わってプラークが取り除ける様になれば全くの健康な状態に戻れる訳ですから、神経質になる必要はない様に思います。
現在の年齢であればむしろかみ合わせ面のむし歯や、歯と歯の間のむし歯の方が100倍問題ですから、そちらの清掃の方を十分に注意してあげて下さい。
>親が無知な為に歯周病菌を移してしまっています。
と、心配されているのはよく分かりますが、そもそも歯肉炎から歯周炎にいつどうやってスイッチが入るのか?
あるいは本当に連続した病気なのかどうか?
さらには「歯周病菌」と呼ばれる菌が本当に歯周病(歯周炎)を引き起こしているのかどうかすら、本当のところはまだよく分かっていません。
お母様ご自身の歯周ポケットには関心を持って頂いた方がいいですが、お子さんの歯周ポケットのことはきれいさっぱり忘れて頂いて大丈夫ですよ。
お子さんのことで心配ですね。
まず用語についてですが、歯周病という名前の病気の中に、「歯肉炎」と「歯周炎」と言う病態が含まれます。
一般的にはお子さんの場合、いくら歯ぐきが腫れて歯周ポケットが出来て出血があったとしても「歯肉炎」。
30歳前後より後には同じ症状でも実際には「歯周炎」になっていることがほとんどです。
(※かなり稀に、10代から始まる場合もあります)
歯肉炎は単にプラークで歯肉が腫れているだけの状態ですから、ブラッシングの改善だけで全くの元通りの健康な状態に戻りますし、歯周炎の場合は歯の周りの骨も悪くなっているため、既に完全な治癒は望めず、進行を停止させることが治療の目標になります。
テレビCMなどで誤解が生じやすいのですが、歯肉炎であれ歯周炎であれ、歯周ポケットの中までご家庭で磨く必要は全くありませんよ。
歯周ポケットの中は結構デリケートな部分ですから、原則的にはご自身で触るべきではありません。
それと、歯周ポケットが出来る理由に、
1)プラークで歯ぐきが腫れている
2)歯周組織(骨など)が病気で壊され(=歯周炎)、ポケットの底が深くなっている
以外に、
3)歯が完全に生えきっていない
というものもあります。
3)は意外と成人でも見られることがありますし、まして3歳半のお子さんであれば、この可能性も十分考えられます。
>以前通っている小児歯科では子供の歯茎はやわらかいので入って当たり前と言われましたが
は、3)と同じ意味でしょうね。
とりあえず現状では、歯周ポケットは意識せずに全体的にしっかりとブラッシングをして、時々出血をするところがあればそこは少し重点的に清掃する。・・程度の注意の仕方で十分だと思いますよ。
仮に何らかの理由でプラークが十分に取ることが出来ずに歯肉が腫れていて、立派な歯肉炎だったとしても、そのうちまた環境が変わってプラークが取り除ける様になれば全くの健康な状態に戻れる訳ですから、神経質になる必要はない様に思います。
現在の年齢であればむしろかみ合わせ面のむし歯や、歯と歯の間のむし歯の方が100倍問題ですから、そちらの清掃の方を十分に注意してあげて下さい。
>親が無知な為に歯周病菌を移してしまっています。
と、心配されているのはよく分かりますが、そもそも歯肉炎から歯周炎にいつどうやってスイッチが入るのか?
あるいは本当に連続した病気なのかどうか?
さらには「歯周病菌」と呼ばれる菌が本当に歯周病(歯周炎)を引き起こしているのかどうかすら、本当のところはまだよく分かっていません。
お母様ご自身の歯周ポケットには関心を持って頂いた方がいいですが、お子さんの歯周ポケットのことはきれいさっぱり忘れて頂いて大丈夫ですよ。
タイトル | 3歳半、歯周ポケットがあるが歯周病なのでしょうか? |
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質問者 | ラン丸さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病その他 歯磨きに関する疑問 小児歯科その他 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。