抜歯矯正で口元の突出感が改善せず。顎変形症外科手術は可能か?
相談者:
ルナさん (33歳:女性)
投稿日時:2011-06-03 01:38:18
はじめまして。
私はイーラインの改善を目的として現在歯列矯正(4本抜歯済み)をしています。
しかし数年経っても口元の突出感が改善されないため担当医に相談したところ、
「これ以上は変わらない。」
という回答でした。
セカンドオピニオンとして別医師に相談したところ、
「歯だけではなく口元全体が出ているため歯列矯正ではなく顎変形症の手術をすべきだったが、既に4本抜歯をしているため外科手術は出来ない」
と言われました。
理由としては、“これ以上歯の数を減らすと健康面上に影響が出るため”とのことです。
やはり抜歯をしてしまった以上、顎変形症の手術は出来ないのでしょうか?
ご回答頂けますと幸いです。
よろしくお願いします。
私はイーラインの改善を目的として現在歯列矯正(4本抜歯済み)をしています。
しかし数年経っても口元の突出感が改善されないため担当医に相談したところ、
「これ以上は変わらない。」
という回答でした。
セカンドオピニオンとして別医師に相談したところ、
「歯だけではなく口元全体が出ているため歯列矯正ではなく顎変形症の手術をすべきだったが、既に4本抜歯をしているため外科手術は出来ない」
と言われました。
理由としては、“これ以上歯の数を減らすと健康面上に影響が出るため”とのことです。
やはり抜歯をしてしまった以上、顎変形症の手術は出来ないのでしょうか?
ご回答頂けますと幸いです。
よろしくお願いします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-06-03 05:53:01
ルナさまおはようございます。
口元の突出感を治すべく抜歯症例として矯正治療を始めたが、ご希望通り改善されなかったようですね。
実際に拝見したわけではないので正常値と比べてどのような状態か判りかねますが、個人的には抜歯症例として治療したからといって外科矯正が出来ないとは考えにくいように思います。
外科矯正の是非は別としてもう一度しっかり説明を受けて、現状と今後の治療方針を理解なさるよう努めて見られては如何でしょうか。
参考になさってください。
口元の突出感を治すべく抜歯症例として矯正治療を始めたが、ご希望通り改善されなかったようですね。
実際に拝見したわけではないので正常値と比べてどのような状態か判りかねますが、個人的には抜歯症例として治療したからといって外科矯正が出来ないとは考えにくいように思います。
外科矯正の是非は別としてもう一度しっかり説明を受けて、現状と今後の治療方針を理解なさるよう努めて見られては如何でしょうか。
参考になさってください。
回答2
回答日時:2011-06-03 08:46:50
まず現在の担当医に現状の説明、外科矯正を含めた今後の改善策をしっかり確認してください。
目標どおり歯の移動が行われたが、口唇部の突出が改善できなかったのか、目標の歯の移動ができなかったのか、それはなぜかなど。
臨床では目標を定めても必ずそこまで移動できないこともあります。
現状で口唇閉鎖機能はどうなっているのか。
矯正単独による善後策を含めよくご確認ください。
4本抜歯による矯正の後でも外科矯正は考えられます。
例えば、上顎前突、上下顎前突タイプの治療の場合には先に4本抜歯矯正してから顎矯正手術をする治療計画を立てることもしばしばあります。
ただ今まで自費診療をしていたため、このまま顎矯正手術をする場合には保険適用できません。
もし保険での顎矯正手術をお考えでしたら、一旦今の治療を終了させて、後日改めて術前矯正から保険適用で開始する必要があると思われます。
必要なら、顎変形症の保険診療の経験豊富な矯正医にご相談ください。
口唇閉鎖はほとんど問題なく、口唇部突出感が気になる場合には、美容外科的におとがい形成を行うと、相対的に突出感は軽減します。
目標どおり歯の移動が行われたが、口唇部の突出が改善できなかったのか、目標の歯の移動ができなかったのか、それはなぜかなど。
臨床では目標を定めても必ずそこまで移動できないこともあります。
現状で口唇閉鎖機能はどうなっているのか。
矯正単独による善後策を含めよくご確認ください。
4本抜歯による矯正の後でも外科矯正は考えられます。
例えば、上顎前突、上下顎前突タイプの治療の場合には先に4本抜歯矯正してから顎矯正手術をする治療計画を立てることもしばしばあります。
ただ今まで自費診療をしていたため、このまま顎矯正手術をする場合には保険適用できません。
もし保険での顎矯正手術をお考えでしたら、一旦今の治療を終了させて、後日改めて術前矯正から保険適用で開始する必要があると思われます。
必要なら、顎変形症の保険診療の経験豊富な矯正医にご相談ください。
口唇閉鎖はほとんど問題なく、口唇部突出感が気になる場合には、美容外科的におとがい形成を行うと、相対的に突出感は軽減します。
回答3
本郷壱岐坂矯正歯科(東京都文京区)の大原です。
回答日時:2011-06-03 12:28:39
同様に、外科矯正が不可能である事はないと思います。
外科処置で歯が減るってどういうことでしょう?
伊藤先生のおっしゃる通り、Eラインを重視するのであれば、鼻を高くするか、オトガイ形成で相対的に対処する事もできますが、美容整形になってしまうのでそこはルナさんのお気持ち次第ですね
外科処置で歯が減るってどういうことでしょう?
伊藤先生のおっしゃる通り、Eラインを重視するのであれば、鼻を高くするか、オトガイ形成で相対的に対処する事もできますが、美容整形になってしまうのでそこはルナさんのお気持ち次第ですね
相談者からの返信
相談者:
ルナさん
返信日時:2011-06-04 14:30:07
山田先生、伊藤先生、大原先生、お忙しい中ご回答頂きありがとうございました。
説明がわかりにくくて申し訳ありません。
追記しますと、セカンドオピニオンとして相談した別医師から私は“上下顎前突”であり「矯正ではなく顎変形症の手術をするべきだった」と言われました。
“歯の数が減る”についてですが、顎変形症の手術では口元自体を下げるスペースを作るために歯と歯茎を垂直方向に同時に切る必要があるということです。
(しかし既に抜歯をしているため、更に歯の数を減らすことは健康に影響を及ぼすので望ましくないということでした。)
また口唇閉鎖機能についてですが、矯正前に比べると改善されているものの上の歯に唇が引っかかり口が閉じにくく、意識をして閉じる状態です。
特に寝ている時などは口呼吸もしてしまいます。
噛み合わせも良くないのか、肩凝りや頭痛等の症状もあります。
顎矯正手術は保険でと考えております。
先生方に頂いたアドバイスによると抜歯をしていても外科手術は可能とのお話しですので、一度保険診療ができる経験豊富な矯正医を探して相談してみたいと思います。
説明がわかりにくくて申し訳ありません。
追記しますと、セカンドオピニオンとして相談した別医師から私は“上下顎前突”であり「矯正ではなく顎変形症の手術をするべきだった」と言われました。
“歯の数が減る”についてですが、顎変形症の手術では口元自体を下げるスペースを作るために歯と歯茎を垂直方向に同時に切る必要があるということです。
(しかし既に抜歯をしているため、更に歯の数を減らすことは健康に影響を及ぼすので望ましくないということでした。)
また口唇閉鎖機能についてですが、矯正前に比べると改善されているものの上の歯に唇が引っかかり口が閉じにくく、意識をして閉じる状態です。
特に寝ている時などは口呼吸もしてしまいます。
噛み合わせも良くないのか、肩凝りや頭痛等の症状もあります。
顎矯正手術は保険でと考えております。
先生方に頂いたアドバイスによると抜歯をしていても外科手術は可能とのお話しですので、一度保険診療ができる経験豊富な矯正医を探して相談してみたいと思います。
タイトル | 抜歯矯正で口元の突出感が改善せず。顎変形症外科手術は可能か? |
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質問者 | ルナさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 外科矯正 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。